スポーツ酒場“語り亭” 放送90年特集「日本が沸いた!〜スポーツ実況90年〜」 2015.03.30


歓声に沸くスタジアムのすぐそば。
愉快なお店がオープン。
夜な夜な交わされる白熱のスポーツ談議。
お酒は出さずにトークで酔わせます
私ミッツ・マングローブが皆様を魅惑の世界へいざないます
(実況)力道山の相次ぐ荒技!放送が始まって90年。
今夜の「スポーツ酒場」は特別版!
(実況)投げた!インサイドに…。
(実況)マラドーナ〜!記憶に刻まれた数々の名場面!
(実況)伸身の新月面が描く放物線は…思わず涙。
そして絶句!放送90年。
今宵はアスリートとアナウンサーが名実況の裏側をとことん語り尽くします!宵の口から盛り上がる語り亭。
ミッツママの伯父様が初めてのご来店です。
営業時間も今日から変わりましたから改めましてよろしくお願い致します。
よろしくお願いします。
こちらこそ…。
そしてね今月はちょっと意表をついて「実況」っていうのを…「スポーツ実況」。
早速なんですけれどもちょっとうちの親族経営が…。
ついにミッツママの伯父様が。
「本当は」って…本当に修平です。
やりにくい。
むちゃくちゃ頭がいい。
(工藤)まずそこが聞きたい感じですね。
そしてQちゃんですよもう。
高橋尚子さん。
そんな国民栄誉賞の方がね来店されるようなお店じゃないかもしれないです本当に。
お酒はいける口ですか?そのとおりですね。
そして実況でおなじみのNHK工藤アナウンサーと刈屋アナウンサーもご来店。
スポーツ実況といえば何と言ってもオリンピック!まずは思い出のシーンからご紹介します。
(河西)前畑頑張れ!頑張れ頑張れ!頑張れ頑張れ!頑張れ頑張れ!頑張れ!競泳女子平泳ぎ200メートル前畑の金メダルを応援する名実況です。
(河西)勝った勝った!勝った!前畑勝った!勝った…!1964年東京オリンピック開会式。
これは名文句だね〜。
(北出)しんがりは94番目日本選手団の入場であります。
堂々の行進であります。
「であります」ってのがいい。
女子バレーボールチーム決勝戦。
ここで有名なフレーズが生まれます。
(鈴木)サーバーは宮本。
(徳光)あ〜来たね!この声!うれしいね〜。
このひと言は流行語にもなりました。
そしてこの試合の視聴率66.8%はスポーツ中継の歴代1位の数字です。
(鈴木)さあどうか?日本のチャンスだ!流れた。
しかしここでやめ。
あっとファウルとられました!日本優勝しました!そして次々と名実況が生まれていきます。
(石川)北島強い!北島強い!そして2000年シドニーの高橋尚子さん。
35キロ地点のこのシーンです。
(解説)サングラス今投げましたね。
ここで高橋さんは一気にライバルを引き離します!
(藤井)あと高橋100メートル直線!あれはですね別に合図でも何でもなかったので後で見て…自分では全く…。
そのシーンがこちら!高橋さんが投げたサングラス。
確かに沿道に届かずコースに戻ってきてしまいました。
「あ〜戻ってきた!」ってすごくショックを受けている時に差があるのを見つけたのであとづけ…
(刈屋)本当ですか?拾いに行かなくてよかったですね。
本当ね。
(高橋)慌てて…。
何で外そうと思ったんですか?あの時。
もともと30キロ過ぎに小出監督がどっかにいて下さるっていう約束を前日までにしていたんですね。
なのに小出監督は22キロの地点で姿を見て…祝杯挙げてた…。
そうなんです。
あのスパートはなかったですね。
選手の皆さんはどうなんですか?終わったあとにやはり先ほどのサングラスではないですけれども話題になってるとこっていうのはやはりテレビで見させてもらったり見直したりして「あっ何かこういうふうな表現をしてもらえるのか」というふうに自分の中に残りますよね。
意識します?やっぱ。
だっていわゆる…恐る恐る店の様子をうかがうこの人影は?こんばんは。
こんばんは〜いらっしゃいませ。
よろしくお願いします。
爽やかな。
アテネオリンピック体操団体で金メダルを獲得した米田功さんです。
あの米田さんちょっとずれたお願いになっちゃうんですけど…すみません。
出る範囲で構わないんですけど。
現役時代と変わらぬ肉体美。
ミッツママも…くぎづけです!
(刈屋)日本金メダル!アテネ体操団体28年ぶりに王座を奪還した日本代表。
そのキャプテンが米田さんでした。
前の年の世界選手権では代表から外れた米田さん。
アテネオリンピックに体操人生を懸けていました。
刈屋アナは「米田さんが金メダルの鍵を握る!」そう考えていました。
1種目目はゆか。
米田さんの演技。
(刈屋)団体の予選ではあん馬でミスがありましたがそれ以外は高得点を連発しました。
…成功しました!
(解説)あとは着地です。
(刈屋)月面!一歩でとどめました。
(刈屋)精神的な強さも十分にあります米田。
そして決まった時のその迫力のある…ドリックス!迫力十分ですね!
(解説)そうですね。
高得点を連発。
エース冨田も美しい演技で応えます。
(刈屋)足先までしっかりと伸びています。
ひねって着地。
うん!一切表情を変えない冨田さんの演技を涼しいと表現した刈屋アナ。
(刈屋)冨田のすごさは苦しげな表情を全くしません。
その実況は選手の事を知り尽くした刈屋アナならではだと冨田さんは言います。
いや苦しいですね。
さすがに苦しいですけどやっぱそういうところも…日本は5種目を終えて2位。
1位ルーマニア3位アメリカとは僅かな差。
最終種目は鉄棒。
日本は最後の演技。
しかしここでライバルたちは…。
(刈屋)ああっと落下〜!ラズバン・セラリウ落下!
(刈屋)おっとちょっとぶれた!
(解説)失敗ですね今のは。
会場は異様な雰囲気。
日本の1人目はキャプテン米田。
(刈屋)さあ頑張れ!
(刈屋)離れ技はコバチ!
(刈屋)成功した!
(拍手と歓声)
(解説)落ち着いて。
(刈屋)フィニッシュは伸身の新月面!止めてきました米田!大役を果たし最高の形でエースにバトンをつなぎます。
そして…。
(刈屋)離れ技はコールマン。
(刈屋)これさえ取れば…よし取った!さああとは最後の伸身の新月面。
(刈屋)着地に向かう!さあ冨田…
(刈屋)勝った!
(解説)勝った!
(刈屋)勝ちました!
(解説)よくやった。
(刈屋)日本金メダル!28年ぶりの王座奪還!
(拍手)お仕事ですよ今。
本当にねいい時代になりましたけど。
いや〜でもこれ…恐らくテレビの向こう側でやっぱり涙してる人いるよ。
今実況を聞いてると切り札だって刈屋さん…。
もしリアルタイムでそれ知ってたらプレッシャーなっちゃってましたかね?見られないと力が出ない。
(徳光)そうなんだ。
なので勝負がついてしまうと自分から投げ出したりとか勝負が懸かるとスイッチが入ったり。
へえ〜そうなんだ。
でもそれであの団体のキャプテンだった訳じゃないですか。
いやだからあの団体のキャプテンになる…あのさ一ついい?米田さんがね鉄棒を見てまばたきもせずにずっと見てたんですけどもあの時は何を考えてたんですか?あれは何となくこの会場がザワザワしてる感じで自分飛びつくのが嫌なんです。
自分が飛びつくのをちょっと待ってくれるまで待つような感じ。
ここで恒例のお宝自慢!米田さんのメダル!そして高橋さんのメダル!語り亭に並んだ2つの金!う〜んぜいたく!そしてここからは刈屋アナが伝えたあの実況の誕生秘話に…。
あの「栄光への架け橋だ」っていうのタイミングばっちり合わせてらっしゃるじゃないですか。
「架け橋だ」なんですけどコトンってなったらどうするつもりだった?でも多分あそこでコトッとなってたらあの言葉は誰も耳に入ってないです。
実況は全く耳に入ってなくて何て言ったか誰も覚えてない。
ただ「大丈夫なのか!?」ってみんなが思ってしまって言葉はもう全くないです。
栄光の架け橋って言葉はゆずの「栄光の架け橋」はどっかしらでお使いになろうというふうに思っていたんでしょうけれどもあそこで出てくるあそこで降りてきたっていうところが…。
その時にこう…本当ごめんなさい。
何かね…すごい何かね懸念を抱いてしまった。
でもそういう声はいろいろと聞きました。
確かに。
え〜あるんですか?もちろんそういう批判は当然あってしかるべきだと思いますし。
(高橋)どうなるかって分かんないじゃないですか。
もちろん選手も戦ってますけれども刈屋さんもあの一瞬の間にすごい戦ってらっしゃったんだなと。
何かそのすごい戦いがすごくガチ合ったからこそ私たちのところに飛び込んできたんだなっていうのはすごい今感じました。
「栄光への架け橋」以外にも数々の名場面を実況してきた刈屋アナ。
その一つがこちら。
あ〜そっか!それはほかの選手とも比較して?ほかの選手との比較とそれまでの1週間の選手の調子をずっと見てて荒川さんが最高なんです出来が。
でも荒川さんが勝つっていう事はどういう事なんだろうと。
つまりこの10年間スルツカヤの方が上だった訳ですよ。
10回やったらスルツカヤサーシャ・コーエン荒川静香の順番なのに…本当の巡り合わせみたいなね。
でも…それは伝わりました。
そのタイミングで今の言葉。
もう絶妙な表現だったんですよ。
続いてはこの実況。
(工藤)風が来た!さあ原田…
(工藤)91.5キロ!高いぞ!長野オリンピックスキージャンプラージヒル個人。
原田雅彦さんが銅メダルを獲得した大ジャンプと実況した工藤アナ。
そこにはアスリートと実況アナの2大会に及ぶ物語がありました。
始まりは94年リレハンメルラージヒル団体。
日本はアンカーの原田さんを残してトップに立っていました。
金メダルに向かいます。
風はいいですよ。
少し弱いですが…。
原田どうだ?高さはある!金メダルに向かう。
どうか〜?金メダルを逃した日本ジャンプ陣。
喜びよりも悔しさの方が大きい銀メダルでした。
4年後迎えた長野。
日本ジャンプ陣最初の戦いはノーマルヒル個人。
メダルを期待されていた原田さんの1回目。
(工藤)風は向かい風来た!
(工藤)ド〜ンと。
高さはある高さはある!そして伸ばしてきた〜!K点をこえてきた!全てのプレッシャーを本当に全部期待も含めて受け止めながら1回目。
まずここでトップ。
楽しくてしょうがないですね。
もうね。
最高ですね。
もう一本いきますよ。
期待して下さいね!あおりますね。
しかし2回目…。
(工藤)スタート!
(工藤)強く行って!原田の高さはどうか?ランディングギリギリの所ですが。
距離的にもそしてランディングも厳しい84メーター50。
原田5位に落ちてソイニネンの金メダル。
現在雪印メグミルクジャンプ部で監督を務める原田さん。
工藤アナの実況を鮮明に覚えています。
もうほとんど付きっきりで我々の取材をされてたんですね。
当然その…実況してた工藤さん一番がっかりしたんじゃないかなと。
原田さんが個人のメダルを獲得するチャンスはラージヒルを残すのみ。
1回目。
(工藤)原田1回目。
向かい風来た!89キロ台!あっと揺れながら揺れながら粘れ粘れ!ギリギリのところ。
K点近くまではもってきました。
120メーター。
我慢した!1回目を終えて6位。
メダルを取るためには大ジャンプが必要でした。
(工藤)さあ原田因縁の2回目。
工藤アナが伝えた…17年たった今も原田さんにとって忘れられない言葉です。
工藤さんの思いが伝わってきますよね。
(工藤)91.5キロ!ものすごいジャンプできました!136メートルの大ジャンプ。
(工藤)あっ今原田のポイントが出ましたが…理想的には程遠いですけどね。
この日の最長不倒を記録し銅メダルを獲得した原田さん。
工藤アナはこんな言葉で締めくくりました。
これはもう印象的ですね。
これはあれですかやっぱりちょっと感極まって?しゃべってる時はもう本当に刈屋さんと同じでねもうそれどころじゃなくて一生懸命しゃべってるだけです。
今こうやって見返して思うのは…
(工藤)さっきの月面じゃありませんけどあれ転んでたら…。
でもね実はあのラージヒルでメダルを取った日なんですけれどもおめでとうを言いたくて。
シャンペンを持って。
買ったんですよ自分で。
原田選手が僕のとこに来て「工藤さん…」言われたんですか?覚えてないかもしれないけど。
グサッと来たのかなと思いました。
反省しました。
でも因縁の2回目でしたねまさしくね。
あの言葉以外ないなと僕は思いましたけど。
あのフレーズっていうのは思わず出てしまったものなんですか?因縁の2回目はその前にちょっと自分の頭の中では1回よぎりましたね。
ただ「立て立て立ってくれ」ってああいう感じは行った瞬間に「危ない!」っていう気持ちがあった事は事実です。
だからそこは本当にリスキーだというか。
例えば失敗しちゃったりとかベストなパフォーマンスができなかった時の実況っていうのはやっぱりフォローもしていかなきゃいけない。
実況はよく思うんですけども…その時に終わってその選手を応援していた例えば…あれが一番難しいと思います。
選手としてもやはりうれしいですよね。
駄目な時って駄目なのが分かってるのは一番自分自身が分かってるんですよね。
その中でも光を見せてくれる。
この人私の事見ててくれるんだなって。
やはり生きた言葉というのが絶対伝えられると思うので。
そんな工藤アナの思いやりが感じられたのがこのインタビュー。
去年のソチ。
金メダルを期待されながら4位だったスキージャンプ女子の梨沙羅。
インタビューを担当したのは工藤アナでした。
今まで支えて下さった皆さんに感謝の気持ちを伝えるためにこの場所に来たのでそこでいい結果を出せなかった事はすごく残念です。
気丈な答えに工藤アナが最後にかけたひと言は…。
(工藤)ありがとうございました。
ありがとうございました。
ねぎらいの言葉でした。
沙羅ちゃんへのあの「頑張りました」もあれ見るとちょっとうるっと来ちゃいますね。
あれは勇気いりますよねあの「頑張りました」というのはどう伝わるかっていうのは…。
最後のひと言はまあ特にあんまり考えずについ出てしまった言葉だったんですが…17歳ですけれども。
ワールドカップでも勝ち続けている彼女に対してメダルを取れなかった時に「よく頑張りましたね」っていう。
言った瞬間に彼女がちょっと表情変わるんですよ。
見てる方もやっぱりこれだけ勝ち続けてきてもプレッシャーがあったんだろうなという思いをやっぱあのひと言に凝縮して…放送席にいた原田さんがそれこそ下りてきて「工藤さん…」「よく頑張りましたね」というのも工藤さんに言われるのとまた違う記者に言われるのとか…。
お前に言われたくねえよって人もやっぱりいる訳ですね。
こんばんは。
いらっしゃいませ。
続いてのご来店はサッカー実況でおなじみ元NHKアナウンサー山本浩さんと元日本代表現在はJリーグガイナーレ鳥取のゼネラルマネージャー岡野雅行さん。
岡野さんもお変わりないですね。
いやもうだいぶ変わったと思いますけど。
いや〜本当に。
そんな2人には忘れられない試合があります。
1997年11月16日。
日本が初のワールドカップ出場を決めた試合。
(山本)打ってきた!こぼれ球。
岡野〜!最後は岡野!この時を待っていました日本!歴史的な決勝ゴールを決めたのが岡野さんでした。
この試合衛星放送の実況を担当した山本アナウンサー。
4年前ドーハの悲劇の実況も担当していました。
(山本)同点!同点になりました!無念さに言葉を失いました。
悔しさを乗り越えてたどりついたフランスワールドカップアジア最終予選日本対イラン。
運命の一戦に挑む日本代表。
岡野さんはベンチスタート。
出番を待ちます。
勝てばワールドカップ初出場が決まる一戦はまさに死闘でした。
(山本)ダエイ来ます。
ダエイのヘディング!イラン逆転!日本ダエイにやられました。
追い込んでくる。
城のシュート!同点ゴール!日本追いつきました!試合は2対2のまま延長戦。
両チームどちらかがゴールを決めた時点で決着がつきます。
ここで山本アナは…。
岡田監督は岡野さんを投入。
そのスピードを生かし度々チャンスを作ります。
(山本)岡野行く!岡野来る!岡野〜!岡野絶好のチャンス。
(解説)さあ岡野ですよ。
(山本)岡野が走った。
岡野だ岡野だ!待っていた岡野だ!抜けてきた!岡野だ岡野だ!岡野から流した…あ〜!力入りますね。
最高のパスだったのになあれ。
決定的なチャンスをなかなかものにできません。
日本中をやきもきさせた岡野さん。
しかしついにその時が来ます。
(山本)打ってきた!こぼれ球。
岡野〜!延長後半13分中田選手がシュート。
キーパーがはじいたところに岡野さん。
初のワールドカップ出場を決めた瞬間でした。
夢にまで見たワールドカップ。
扉を開く鍵を見つけたのは岡野さんでした。
(拍手)でもね最初に外されちゃったんですよね。
何か今ご覧になっててあん時は日本に帰れないかと思ったっておっしゃってました。
僕はあの試合が初めて出てるんですよ実は。
ずっと僕がこういう性格だったんで…
(笑い声)言ってた自分がいたんですけどだんだん後半試合終了間際になってくると…もうすごい雰囲気だったので…。
あそこで出たからこそ一番の見せ場な訳でしょ。
でも本当に出た時は夢の中でやってる感じでしてこれ入れたらヒーローだけど外したら家に帰れないのかなとか。
自分がサッカーした事に一番恨んだ試合でしたね。
何でこんな事してるんだろうと思いました。
その前の岡野さんの横へのパスで隣の松木さんが机を思いっきりたたいたんですよ。
そうですね。
1回目外してたので。
走ってたら何も聞こえないんですよ音も。
スローモーションの中で走ってて…相手が転ぶんですよ。
「何で転んでんだろう?」と。
「追いかけてきてよ最後まで」みたいな感じで。
でも本当ここしか見えてなくて…またパスしたあとにバ〜ンって現実が戻るんですよ。
(山本)最後決めた時はどうだったんですか?真っ白になりましたし真っ白でワ〜ッて喜んでたら…みんながホッとしたっていう。
そうですね。
サッカーってやっぱ独特なのが日の丸の背負い方のプレッシャーが全然多分ほかの競技と違うじゃないですか。
山本さんの実況で「私たちそのものです」っていうあのひと言で…おれは十数年何で負け続ける試合をやってきたんだ。
それを同じような思いで思ってる日本でずっとテレビ見てる人…。
そうなんですよ。
だから多分あのひと言なんでしょうね。
ちょっと責任重大ですよ。
あの盛り上がりはここから始まった。
今年に入ってすごいJリーガーの人と知り合う機会が多くてね札幌に稲本来るっていうから。
小野さんもいるんでね。
それも応援しにいかなきゃいけないし忙しいんですよ。
サッカー全然分からないのに。
鳥取ですか?鳥取も是非。
うそか誠か世界中を大捜索。
スポーツ界の都市伝説を紹介します
まずは特別編。
テレビ界の生き字引徳さんが選ぶ「テレビスポーツ2人のヒーロー」。
その1人目が力道山。
テレビ放送が始まった1953年プロレス中継は大人気でした。
(実況)ロープへ詰めて1発空手打ち。
2発目空手打ち。
マイク大いに弱りました。
向こう側のロープにもたれたところもう一発!新橋駅前黒山の人だかり。
なんと力道山の活躍を街頭テレビで見ようと集まった人たちなんです。
後にプロレス中継を担当する徳光さん何がそこまで人々を引き付けたのでしょうか。
やっぱり戦後9年10年たってない頃ですからね。
そうしますとやっぱり列強大国のアメリカに対してね敗戦国の日本の小男が大男をなぎ倒すという。
こんな快感はなかった訳でありますよ。
そんなような実況があったぐらいでしたからね。
(拍手)そしてテレビが映したスポーツ界最大のヒーローといえばこの人ですよね。
ミスタープロ野球長嶋茂雄です。
その人気は学生時代から絶大だったんです。
両チーム無得点の5回裏立教の4番長嶋の出番です。
第8号ホームラン。
(実況)長嶋いよいよワンスリーです。
(徳光)もう本当に長嶋さんの一挙手一投足を中継したくてアナウンサーになったんですよ。
野球中継ができなくてプロレスに回されて8年間。
分かんないね人間の運っていうのはね。
今日幸いねああいうふうに出て本当に僕もうれしい気持ちでいっぱいですよ。
何も言う事ないですよ。
一番喜んでくれたのは誰でしょうね?そりゃあまあ〜うちのおふくろ辺りが喜んでくれたんじゃないですかね。
(徳光)さわやかですねミスター。
大学卒業後には巨人に入団。
プロ野球に黄金時代が到来します。
1959年の4月には皇太子殿下のご成婚をテレビで生中継。
(徳光)当然キャッチコピーが「世紀の祭典を茶の間で見よう」。
それでテレビが売れるんですよ。
そして同じ年の6月25日巨人阪神戦プロ野球史上初の天覧試合でした。
4対4の同点で迎えた9回裏。
打席には長嶋。
(徳光)これグリップをちょっと余すんですよ。
(実況)投げた!インサイドに…。
入った入ったか!ホームランか!サヨナラサヨナラサヨナラ!
(徳光)それが劇的にサヨナラホームランになった訳であります。
そういうタイミングだったんですね。
(徳光)そういうタイミング。
(徳光)話を伺いますと。
日本テレビの街頭受像機あるだろう?当時37インチだったんだけど…。
37!?それがね…おじいちゃんだよな。
亡くなったおじいちゃんは…。
うちらのね。
テレビもらえるんですか?うん。
それでなんだ〜。
当時都営アパートに住んでたからさ…来たんですって。
そば屋の出前みたいなのこんな持って見てたりして…。
伸びちゃってるんじゃないかと思いながら。
そのくらいとにかく知らない人まで家に来てた。
そんな時代がありました。
さて続いてまいりましょう。
皆さん熱いとは思いますけど…。
ご覧下さい。
白熱の勝負に解説者が我を忘れてしまう事も。
長野オリンピック女子モーグル。
里谷選手の金メダルレースを解説した…
(実況)これは大きなコザック。
来た〜決めた!
(山崎)おっいいですね〜。
これはいいでしょう。
さあ走れ!
(実況)最後のターン最後のターン最後のターンフィニッシュ!
(山崎)よしやった!
(実況)32秒10はここまでのトップタイム!会心の滑りにタメ語で大興奮。
(実況)25点台。
すごいポイントです。
気分は友達。
(山崎)やりましたね。
続いては2010年バンクーバー。
カーリング女子。
カナダとスイスの準決勝。
絶妙のショットに…。
(実況)抜けるか?抜ける!おや?外国の方…ではありません。
カーリング人気を広めた解説の…あまりのテンションの高さにアナウンサーからツッコミが入ります。
(実況)抜ける!
(実況)すごいショットが…。
とはいえ絶対に会場が日本でも「ThisisCurling!」って言ってたはずです。
続いては氷上の障害物競走スキークロス。
解説の…豪太はすごいからな。
ゴール直前先頭を行く選手が転倒し大混乱!
(三浦)うわ〜転んだ!なんとニードラー後ろからさっと抜いてきた!え〜っ忍者って?まきびしですかね〜。
そんな訳はないでしょう!
(三浦)ペリ−ネが転びながらくぐってる。
なかなか見ないですよこの光景!お〜すごい。
手を伸ばしてる。
もう止まりません!横にああいう大興奮している解説の方がいるとアナウンサーの皆さんは…。
どうなんでしょうね?僕も…いやいやいやいや…。
なるほどね〜。
新人の頃ね相撲の中継のサブアナっていうのをやってたんですよ。
CMに入る時に黙りっていうの出す訳ですよ。
そうするとアナウンサーも解説者も黙る訳です。
新人で僕が出したんですよね。
そしたら先々代の琴錦関が解説者で突然…
(徳光)生放送で。
放送でですか?ええ。
そんな事ありましたけどね。
今だからいろんな…解説者もそこで個性出す事で変な話いろんな仕事のあれが決まってくる訳じゃないですか。
その現実はありますよね。
キャラ立ちしなきゃいけないみたいなね。
やっぱり見てる人がどういうふうにというところを一番に考えますね。
自分の個性を出すっていうよりも何を聞きたいのかとか何を知りたいのかとか…。
解説者しか言えない事ってあるんですよね。
その時にやはり私が体験した時の思いだったりそこを重きは置いています。
(徳光)それ伝わってくるんだよQちゃんのは。
いやでもあれは本当に…。
ダメ出しですか?ダメ出し?個性の話で…。
絶対直さないであれは。
あっ覚えときます…。
失礼な事言っちゃって。
徳光家の願いだそうです。
時代と共に進化する放送技術。
スポーツ中継と実況はどう変わるのか。
そして今注目を集めているのがスーパーハイビジョン。
次世代のテレビです。
その場にいるような臨場感です。
そっか。
なるほどね。
より鮮明にいろんなものがつぶさに見えてしまうとなると…。
そっかそこもフォローしていかないといけないっていう…。
でもスポーツアナウンサーやっぱそこを目指していかないと現場とお茶の間を結び付ける重要な役目を果たしていけるんじゃないかと。
その部分をしっかりしていけば。
今日は本当に皆さんすごい話し手のプロの方々の話を聞きましてやはりその現場を見てる人たちにもっと楽しんでもらえるような本当に生きた言葉を伝えれるように私も頑張りたいなと改めて思いました。
じゃあもう今日は実り多かったです。
楽しいお話をありがとうございました。
本当に?あっよかった。
本当いい番組。
これからもたくさんの名場面と名実況が見られる事を願って乾杯!
(一同)乾杯!ありがとうございました。
またこの企画頼むよ。
こぼさないでよさっきから。
「スポーツ酒場語り亭」今夜はこれにて閉店。
皆さんのご来店お待ちしていますね。
(犬の遠ぼえ)2015/03/30(月) 14:05〜14:54
NHK総合1・神戸
スポーツ酒場“語り亭” 放送90年特集「日本が沸いた!〜スポーツ実況90年〜」[字]

放送90年記念!テーマは、「スポーツ実況」。日本中を熱狂させた五輪やサッカーの名場面について、アスリートと実況アナウンサーがその舞台裏をとことん語り合う。

詳細情報
番組内容
放送90年記念!テーマは、「スポーツ実況」。日本中を熱狂させた五輪やサッカーの名場面をさかなに、アスリートと実況アナウンサーが、とことん語り合う。女子マラソンで金メダルを獲得した高橋尚子さんや、元サッカー日本代表岡野雅行さんの驚くべき秘話、実況席の意外な舞台裏など、思わず涙の感動ストーリーから爆笑のエピソードまでもりだくさん。力道山や、ミスタープロ野球長嶋茂雄の懐かしい映像も続々登場!
出演者
【出演】ミッツ・マングローブ,山本浩,徳光和夫,高橋尚子,刈屋富士雄,工藤三郎,米田功,岡野雅行,【司会】西島まどか

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
スポーツ – スポーツニュース
ドキュメンタリー/教養 – スポーツ

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