また本のタイトルや著者の名前などを書いて出典を明らかにします。
こんにちは中江有里です。
今日のテーマは対話です。
対話と会話って同じようで実は違うんですがかもめんたるの2人はその違い分かります?う〜ん何となくニュアンスは分かるんですけれど具体的に説明しろって言われるとちょっと難しいですね。
そんなの簡単じゃん。
カイワってサラダとかによく載ってるあのひょろっとした野菜だよね。
それはカイワレ!じゃあタイワは?え〜っとえ〜っと…。
何なのそのキャラ。
それだったらタイワのボケもちゃんと用意しといてよ。
はい。
明るくまとまったところでね。
今日はねその対話と会話の違いや効果的な対話の方法について学びます。
皆さんよろしくお願いします。
(4人)よろしくお願いします。
じゃあ今日も頑張りましょう!
(4人)オ〜!上手な対話は言葉の連携プレーなんです。
では会話と対話の違いをこのボールを使って説明していきましょう。
よく言葉のキャッチボールなんていいますもんね。
そうですね。
ではお二人準備はよろしいでしょうか。
(2人)は〜い。
まずは会話です。
会話はただ単にボールをやり取りしてるだけです。
いくよ。
よいしょ。
へ〜い。
おい来た。
優津季おい来た。
(優津季)お〜。
どこに投げてんのよ。
このようにね自分の言いたい事をそれぞれが自由に言っている状態それを会話といいます。
それに対して対話はどうでしょうか。
じゃあここはちょっと青空のような青を投げてみようかな。
お〜。
いいねいい色ね。
じゃあちょっと気分を変えて黄色よ。
おっ。
相手は女装されてる方だからピンクとか好きなんじゃないかな。
わあ。
そう私ピンク大好きなの。
えいっ。
この会話と対話の違い分かりますか?優津季さん。
…というふうに感じました。
おっしゃるとおりですね。
こうしたやり取りをしながら……のが対話なんです。
ちなみにですね…こうなります。
ちょっと!何なのよあんた。
この野郎えい!
(岩崎)顔面…顔面当たれ。
これはいけませんね。
会話と対話の違いが分かったところで次に良い対話をするためにはどうすればいいのかを考えてみたいと思います。
突然ですが圭祐君槙尾さんと対話してみませんか?はい。
ではどうぞ。
ねえ今度さ遊園地行くじゃん。
最初にさどのアトラクションに乗る?ローラーコースター以外ありえなくない?私観覧車に乗りたいんだよね。
観覧車って別に待ち時間そんなないじゃん。
5分ぐらいじゃんせいぜい。
たとえばローラーコースターとかだと混んでくるんだよ昼になったりするとね。
だからさ今のうちに乗っとかないと。
最初は観覧車に乗りたい。
時間の無駄じゃんはっきり言ってさ。
観覧車って回ってるだけだよ。
別にそんな面白くないじゃん。
じゃあもう遊園地行かない。
どうにもかみ合わない2人でしたけどこの対話のどこが悪かったか。
何か気になったところありましたか?そうですね。
この対話はですねお互いに相手の言葉や気持ちを一切受け取ってない。
自分の言いたい事だけ言ってる。
そこが問題でしたよね。
(岩崎)女心が分かってねえな圭祐。
俺が手本を見せてやるからどけ。
では岩崎さんにお手本を見せて頂きますか。
任せて下さい。
はい。
ではスタート。
ねえ今度遊園地行くじゃん。
最初にさアトラクション何乗る?槙子はさ何が好き?え〜私はやっぱり観覧車かな。
観覧車か。
槙子らしくていいね。
でも俺どっちかって言うとさローラーコースターがいいんだ。
ローラーコースターか…。
絶叫マシン好きだもんね。
でもさローラーコースターってさやっぱり私怖いんだよね。
それよりさやっぱり最初はゆっくりさお話しできて景色もきれいな観覧車に乗りたいな。
そうだ。
あのさ前に槙子と行った遊園地にさすごくいい景色が楽しめるコースターが新しく出来たんだって。
圭祐っていう未成年のやつが言ってたから。
でもさコースターって事はやっぱり怖いんじゃないの?高い所に上るんだけどそれが全然怖くないんだって。
そうなの?えっじゃあ景色もきれいだしコースターで2人のいいとこあってそれいいね。
何かそれ乗りたくなってきちゃった。
何か今度はうまく話がまとまってよかったですね。
秀太朗君2人の対話いいところどういうとこでしたか?そうですね。
良い対話ってなかなか難しそうですね。
後半は生徒同士で対話に挑戦します。
みんな頑張ろう。
(茉愛羅)言葉の…。
(一同)言葉のプロに聞いてみよう。
日本文学の研究者であり日本文化にも造詣が深いロバートさんに日本人の対話力について聞きました。
いわゆる対話っていうのと普通のおしゃべりっていうのの大きな違いってどういうところでしょうか。
相手の話を聴く事。
うん。
聴くためには人にそれを…大切な事を一番伝えたい事を言わせるというか言ってもらうような問い…。
問うたり答えてもらったり自分から答えをしたりするという事をある程度まとまった話をゆっくり語り合うというのか交わすっていうのが僕は対話じゃないかなっていうふうに思うんですね。
…という気はするんですね。
多いと思います。
多いんですよ。
特に特別な何かエピソードがある訳でもないのに何を話したらいいのかっていう…。
褒めてもけなしてもいけない。
そう。
自分が思ったとおりの事をえ〜と…年上の人であっても年下の人であっても透明にストレートにやっぱりできれば論理的に伝えるっていう事はこれからの時代日本語の中で日本人同士でもすごく重要なスキル感覚になっていくと思うので特に…効果的な対話を学ぶ今日の演習。
相手を尊重する事が良い対話の基本だという事を学びました。
さて後半は?講師の藤森先生です。
よろしくお願いします。
(藤森)よろしくお願いします。
上手な対話のためにはどんな事を心掛ければいいんでしょうか。
さっき秀太朗君も言ってくれたように自分と考えが違うからといって相手を否定してしまっては対話は進みませんよね。
ですから一番大切なのは相手を尊重してそして相手の気持ちや意見をきちんと受け止めてあげる。
こういう姿勢なんですね。
相手を尊重しながら対話を発展させるコツっていうのはあるんでしょうか。
それじゃあこちらの図を使って対話を発展させる4つの言葉を皆さんにお伝えしましょう。
まずこの真ん中に「テーマ」と「自分の思い」っていうのがあってその周りに…この4つの言葉が取り囲んでいますね。
でこの「テーマ」と「自分の思い」というのは対話をしている間中ずっと意識していなければなりません。
これに対してこの4つの言葉は対話の場面場面に応じて使って下さい。
まず「たとえば」。
自分はこんなふうに思ってるんだとかあるいはこんな事をすればいいんじゃないかっていうまず自分の意見を言いますね。
で次に今度「つまり」。
これは「つまりこういう事なんだね」っていうふうに相手の言いたい事を自分の中で理解します。
でお互いにそうやって分かり合ったあと「でもこういう事はどうなんだろうか」というふうに角度を変えてお互い考えを交換しますね。
そうしていくうちにだんだん考えが煮詰まってそして「もしかしたらこういうふうに考えたらいいんじゃないか」って新しいアイデアを生み出していく。
これが対話のやり方なんですね。
つまり…そのとおりです。
ちなみにこの図チョウチョの形に似てますよね。
はい。
私はバタフライマップって名付けています。
対話に限らず何か皆さん表現する時には心の中にねこのチョウチョを羽ばたかさしてみて下さい。
はい。
じゃあこの4つの言葉を意識しながらみんなも対話してみましょう。
(4人)はい。
では2人1組になって対話をやってもらいます。
まずは圭祐君と秀太朗君。
対話のテーマは「会って謝れない人におわびをする時の最良の手段」です。
では圭祐君は電話で秀太朗君は手紙で謝った方がいいという立場で対話をして下さい。
それでは用意…電話っていうのは直接声で伝えられるからやっぱりそれが…何て言うのかな字にして表すよりもより伝わるのかなって思う。
たとえば相手が電話に出られない状況だったりしたらやっぱり好きな時に読んでもらえるのが手紙。
やっぱり相手に時間を取らせないっていうのはやっぱり手紙の利点だと思う。
つまり相手に気を遣うっていう精神を見せられるって事。
そういう事。
う〜ん…。
たとえば手紙って推敲できるじゃん。
ああ…。
丁寧さをより出すんだったらやっぱり手紙の方がいいのかなっていうのは…。
それはすごく分かるんだけどそれと…電話の利点としてもう一つ挙げられるかなって思うのはたとえば相手が出られる状況だったらすぐに伝えられるっていうのがあって…。
でも文字っていうのもすごく大事だと思うし…。
そうだねその2つを合わせるとしたら…。
メール!メール?メールだったらさコストもかからないしそれに世界中いろんな所でも送れるからたとえば外国の人に謝るっていうケースだった場合は手紙でもコストとか時間とかかかっちゃうかもしんないけどでもメールだったら世界中どこでも低コストで送れるからすごくいいと思う。
利点として。
はいOK。
すごく優しい2人組だったね。
う〜ん。
なかなかいい感じだったと思いますけど先生いかがでしたか?そうですね。
ちゃんと「たとえば」「つまり」「でも」を上手に使いながらお互いどういう立場なのかっていうのを確認してやがてじゃあ2人の考えを合わせたらどんなふうな方向性があるかって事でやがてね外国人の人に謝るなんてところまでいきましたよね。
ただお金の話になっちゃったところがねちょっと残念でしたけどもう少し対話が続くとまたこれが更に深まってくだろうなって思って…。
いいんじゃなかったでしょうかね。
では続いて理乃さんと優津季さんお願い致します。
対話のテーマは…2020年には東京オリンピックがあって外国からたくさん観光客が来ると思うけどオリンピックだけじゃなくここも見てほしいっていう意見を出し合って下さい。
では理乃さんは伝統的な文化を優津季さんは現代的な文化を紹介したいという立場で対話をして下さい。
(2人)はい。
それでは…う〜ん私は漫画とかアニメとかプリクラとかカラオケの現代の日本の文化を紹介したいな。
ああいいね。
カラオケとか一緒に行って楽しんでみたいな…。
そう。
盛り上がるかなって思って。
それは楽しい。
(優津季)一緒に楽しめるし…。
私は相撲とかさ歌舞伎とか日本の伝統文化を知ってる人多分少ないからまずそれを知ってもらいたいなっていう気持ちもある。
思ったのは日本の漫画ってさたとえば家もさ和室だったり…。
漫画を読んでたらそういうのも知れるよね。
うん。
それ漫画いいね。
そう。
だから漫画とかアニメとかから入って理乃ちゃんが言った歌舞伎とか相撲とかも知ってもらって日本の…日本はどうやってここまで来たのかじゃないけど何があってこうなったのかっていうのを知ってもらえるかなと思って。
いいね。
あと和食とかも知ってもらいたいなと思うけど…。
きれいなやつじゃない日本のって。
あっお刺身。
ああ確かに。
漫画とかじゃ分からないよね。
絵が薄いし白黒だからアニメでも立体的じゃないし。
来てもらいたいよね。
うん。
はいOK。
なかなか苦労してる部分もあったみたいですけどいかがでしたか?頑張りましたよね。
2人ともかなり早い段階で伝統的なものを素材にした漫画を読めばいいっていう形で合意しましたでしょう。
でもそれを2人で合意してるうちにもう一回「でも」という形でそれだけでいいんだろうかって…。
対話っていうのはただ合意してそれでOKじゃなくてもう一度それを「でも」って問い直して何回も何回も繰り返していく中に新しい発見が生まれてくるんですよね。
とてもよかったと思いますそこは。
先生今日の演習はどうでしたか?よりよい対話の条件ってね今日は特にこういった論理的な面に注目しましたけどどうしたらいいのかっていう「もしも」の思考をね2チームとも協力してたところがねとてもよかったと思います。
今後はね表情とか声の調子などそれ以外の面も気を付けてみるといいんじゃないかな。
どうも先生ありがとうございました。
(一同)ありがとうございました。
皆さん今日の演習どうでしたか?理乃さん。
話をしてる時にどうしても相手に遠慮してしまうんですけど遠慮じゃなくて尊重しないと対話は楽しくなくなっちゃうなって思いました。
そうですね。
自分の思いというのも大切に持っておかなければいけないですよね。
はい。
じゃあ圭祐君。
僕は基本的に自分の意見を突き通すかもしくは「どうでもいいから勝手に決めて」みたいに言う事が多かったので一緒に意見を育てていくっていう事の重要性を今日学んだので生かしていこうと思います。
では岩崎さん例のものをお願い致します。
うあ〜…これでみんなも対話の達人じゃ〜。
じゃ〜。
バイバ〜イ。
(4人)バイバ〜イ。
2015/03/30(月) 14:20〜14:40
NHKEテレ1大阪
NHK高校講座 国語表現「対話のすすめ」[字]
読む、書く、聞く、話す。あらゆる教科で必要な表現の基礎力を養います。ユニークな演習や様々な分野で活躍する表現の達人へのインタビューで、表現のコツを学びます。
詳細情報
番組内容
お互いに言いたいことを言っているだけでは「対話」は成立しない。対話を発展させるためには、相手の意見に対して「応じる言葉」が大切である。今回は対話の意義と対話を成立させるためのテクニックについて学ぶ。【出演】中江有里、かもめんたる、藤森裕治(信州大学教授)、【ゲスト】ロバートキャンベル(東京大学教授)
出演者
【講師】信州大学教授…藤森裕治,【ゲスト】東京大学教授・国文学者…ロバート・キャンベル,【出演】中嶋理乃,佐藤優津季,斉藤圭祐,吉田秀太朗,【司会】中江有里,かもめんたる,【語り】田中杏沙
ジャンル :
趣味/教育 – 中学生・高校生
趣味/教育 – 生涯教育・資格
バラエティ – その他
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