200年以上に及ぶ鎖国状態にあった日本に欧米列強が開国を迫った。
江戸幕府大老に就任した井伊直弼は通商条約締結は避けられぬものと開国へとかじを切る。
一方開国に反対する勢力は天皇を中心として京に集結。
外国を打ち払う事を主張した。
開国か攘夷か。
途方もない嵐がこの国に吹き荒れようとしていた。
そのころ萩の松下村塾で祝言を挙げた文と久坂玄瑞であったが程なく久坂は渦中の江戸へと旅立っていったのである。
(文)旦那様おはようございます。
「江戸の暮らしはいかがでございますか?松下村塾は相変わらず寅兄様と塾生の方たちが学んだり議論をしたり皆お元気に暮らしております。
前原一誠様が目出村から萩へ戻られ少し変わった塾生も加わりました」。
(前原)「地雷火」?大筒や鉄砲のように敵を狙い撃ちするのではなくあらかじめ地中に埋め込んだ火薬を爆発させるのです。
(寅次郎)待ち伏せて討ち取るわなのような?発火は離れた場所からエレキテルを用います。
(利助)エ…エレ…?
(小野)エレキテルとは銅で作った細い糸の中を流れていくものです。
「長崎で洋式砲術を学んだ小野為八様は朝から晩まで何やら難しい話をなさっています。
増えたんは塾生だけじゃありません。
姉上が男の子を産みました。
次男の久米次郎です」。
「旦那様も江戸での暮らしくれぐれもお体にお気を付けて」。
(稔麿)久坂さん!やはり朝廷は幕府とアメリカの条約をお認めにならんかったようです。
(玄瑞)そうか。
お文さんからの手紙!違う。
お文さんの花嫁姿きれいやったでしょうね〜!違う!いや…それはまあきれいっちゅうか…。
ちゃんと返事は出してあげて下さいね。
いや…。
(桂)久坂出かけるぞ。
はい。
水戸藩の者たちに引き合わせる。
あの井伊大老がおとなしゅう朝廷に従うはずがない。
幕府が暴れ出した時に抑えられるんは水戸の斉昭公しかおられん。
はっ!きれい…。
何かお探しでございますか?江戸の旦那様に手紙を書くんです。
そりゃあよろしゅうございますな。
ああこれもきれい。
(きく)うちの。
干物が売れたらおっ母さんが買うてくれるって。
そう。
楽しみやねえ。
浜から商いに来ちょる者の娘でございます。
おきくちゃん。
おっ母さんならとっくに買うて帰ったよ。
その辺で見かけんかったかね?
(風鈴の音)逃げろ!こら何しとんじゃ!あっあの…この子のおっ母様知らんですか?知らんのう。
すみません。
この子のおっ母様知らんですか?さあ?
(小野)お文様。
あっ小野様。
これから塾に?はい。
誰ぞお捜しですか?この子の母親を。
商いに出たまま戻らんのです。
どっかでけがなどしとるんじゃないかと…。
ひょ…ひょっとして…父のところにおるんかもしれません。
お父上?ごめんくださりませ。
往診じゃろうか…。
あっ!おっ母さんじゃ!
(山根)近づいてはならん!
(小野)父上。
あの者はコロリを患うておる。
コロリ?先生!いきなり腹を壊して何を食うても吐いてしまうんじゃ。
そこへ。
早う離れろ。
お手伝いしましょう。
ならん!離れろ!
(テーマ音楽)・「愚かなる吾れのことをも」・「友とめづ人はわがとも友と」・「吾れをも友とめづ人は」・「わがとも友とめでよ人々」・「吾れをも」・「友とめづ人は」・「わがとも友とめでよ人々」・「燃ゆ」あの…コロリとはいかなる病なのでございますか?かかると腹を壊し三日三晩吐き続けて衰弱し死ぬる。
そねぇな…。
長崎に停泊中のアメリカ船ミシシッピー号で発生し東に広まっとるらしい。
異国から持ち込まれた病…。
こら!近づいちゃならんと言うたろう!おきくちゃんはもうおっ母様に近づく事はできんのですか?おっ母様に鶴を折りましょう。
ねっ?初代長州藩洋学所師範松島剛蔵は小田村伊之助の兄である。
元は長崎で学んだ藩医であった。
コロリに薬はない。
キニーネという薬にいささか効力ありと説かれておるが高価な上品不足じゃ。
長崎でも手に入らん。
じゃあ病人をどうすれば…。
(剛蔵)これを。
「虎狼痢…」。
(剛蔵)「治準」。
適塾の緒方洪庵先生が記されたもんじゃ。
ええか?患者には絶対近づくな。
まずは己がコロリに関わらんよう気を付ける事。
はい。
お文さんはその本を塾生たちに届けろ。
俺は伊之助のところへ行く。
兄上の?萩中がコロリでやられる前に手だてを考えねば。
(靖)入浴でまことにコロリが防げるんでしょうか?ご本にはそう書いとるんです。
(晋作)文句を言わんと黙って入れ。
「もしそれらしい兆候が現れた時は油に浸した布で体を摩擦し外気に触れさせない。
熱めの風呂で体を温め布団でくるむ」か。
要は大根になったつもりでおとなしゅう煮られておればええんじゃ。
(寺島)なるほど大根か。
よっしゃ。
よっしゃ!熱っ!熱っ!熱っ!
(品川)ああもう脱ぐな!飛び出すな!
(笑い声)真面目になされませ!病はそこまで来とるんです!小野さんはお父上を手伝わんでええんですか?兵学を志した時から父には見放されとります。
藩医の道を捨て攘夷を志すか。
誰かと似ておるのう。
そういやあ先生は?ここにおられたんですか。
どうされましたか?怖いんです。
コロリがですか。
コロリで揺らぐこの国がです。
異国からもたらされた病にその場しのぎの策しか持たん。
薬すら手に入らん。
我々はすでに無力のまま彼らの脅威にさらされとる。
おきくちゃん。
握り飯持ってきたよ。
わあ!上手じゃねえ。
先生に頼んでおっ母様に届けてもらおう。
先生。
ちょうどよかった。
この鶴を…。
(雷鳴)まさか…。
おっ母さん…。
おっ母さん!おっ母さん!おきくちゃんいけん。
おっ母さん!いけん!おっ母さん!おっ母さん!おっ母さん…。
(間部)コロリでございますか。
(井伊)西国の方でまたぞろはやり始めているらしい。
異国の病が広がれば攘夷を唱える公家連中がますますつけあがりましょう。
「それ見た事か。
やはり夷狄は打ち払わねばならぬ」と。
浅はかな…。
小手先の攘夷で病は消えぬ。
今の日本に欠かせぬものは病に打ち勝てる西洋の知識と文明じゃ。
しかし天子様のお許しなく条約を締結する訳には…。
このままではこの国は前に進む事ができぬ。
異国との戦を避け前に進むには…。
6月。
井伊は勅許を待たずにアメリカとの修好通商条約を締結した。
条約締結?ありえん!天子様のお許しもなく条約を結ぶなど正気の沙汰とは思えません!港が開かれれば交易が始まる。
いらんもんを買わされ国内の富はすぐにも吸い取られていくでしょう。
(彦介)もはや一刻の猶予もなりません!殿様に建白書を差し上げましょう!今すぐ!むだじゃ!外様大名の殿は幕府の政に口を挟めません。
じゃあどうせえと!建白書は書きましょう。
じゃがそれだけでは足りん。
(亀太郎)ほかに何が?異国に対し決して侵略は許さんという強い意志を見せなければ。
(小野)地雷火。
今こそ敵をひるませ侵略をためらわせる新しい武器がなくては。
そのような備えがあれば殿もきっと心強く思われるに相違ありません。
(山根)あいつは昔から新奇なもんを見ると我を忘れるたちでな。
兵学を志すと言うた時から医者にするんは諦めた。
私の夫も医業を捨て武士として生きようとしております。
愚かな。
槍や鉄砲が何になる。
この者たち一人救えんではないか。
病人に入り用なんは医術と薬。
死んだあとは念仏だけじゃ。
私には医術の心得もありません。
そしたらもうここには来んな。
これ以上病人が増えてはかなわん。
しょせん人は人に何もできん。
死にゆく者を前にしてわしはいつも思う。
何もできん。
(山根)何べん言うても家に帰ろうとせんのじゃ。
あの奥から元気になったおっ母さんが戻ってくると思うとる。
鶴を手渡すまではと。
私を京へ行かしてつかぁさい。
井伊様が天子様を彦根におうつしするんではといううわさがあります。
私も聞きました。
攘夷を吹き込む公家連中から天子様を引き離すためとか。
このまま捨て置く訳にゃいきません。
己の目で耳で確かめに参りたいんです。
(来原)ならん!お前には医術修業ちゅう藩命が下されちょる。
何とぞ!
(桂)藩命に背けばただじゃ済まんぞ。
松陰先生を思い出せ。
あれほどのお方が脱藩によりどれほど苦難の道を強いられたか。
私は志のために萩を出たんです。
己が信じる果ての苦しみなら恐れる事は何もありません!こん大バカ者が!大概にせえ!久坂が京都へ向かったという知らせは吉田稔麿によって萩にももたらされた。
あの石頭!藩命に背くなどらしゅうない事をしおって。
それだけやむにやまれん思いだったんでしょう。
天子様を彦根におうつしするなどいくら井伊でもするはずがない。
やるかもしれません。
あの井伊です。
そう思うとる者は大勢おります。
じゃからこれを利用したらいかがでしょうか?利用?藩のお歴々にこのうわさを広め探索のため京へ人を送るようしむけるんです。
京へ…。
これからは京が争いの中心になります。
公家や他藩の内情を探索する者が必ず入り用となります。
そん中には当然お前も加わるっちゅう魂胆じゃな。
できますれば。
京…。
これでお前と俺はそろって萩に取り残された。
煙が…。
コロリで死んだ者を荼毘に付す煙じゃ。
辛気くそうてかなわんのう!何もかもが異国に振り回されっ放しじゃ。
病も政も。
あれを眺めとるとよう分かる…。
皆で夕げを囲んでその日あった事を笑いながら語らい眠る…。
そねな当たり前の暮らしがどれほど大切な宝物か…。
京ですか。
手紙もよこさんでどこにおるんかと思うたら。
回想
(玄瑞)誰にバカにされようと笑われようと本気で思うとる!武士でない自分にもできる事があると!しょせん人は人に何もできん。
(滝)どうしました?あっ…いえ。
せわぁない!えっ?手紙が来んのはお達者な証しです。
うちには…何もできんのでしょうか。
字を?はい。
読み書きを教えてやりたいんです。
これから一人で生きていくのに少しでもこの子の力になれば。
(富永)筆は持った事はあるか?ああ?怖くはありませんよ。
フフフフフフ!「い」。
「ろ」。
くるっと回して…「は」。
このころ幕府の横暴に危機感を募らせた寅次郎は一つの建白書を書き上げた。
(周布)寅次郎が差し出した建白書じゃ。
(長井)公方様を討てと言うておる。
(伊之助)「征夷は天下の賊なり」。
公方様を賊と…。
勅許を得ず条約が結ばれた事を天子様への大逆と断じ討ってしかるべしと書き立てておる。
そのような過激な文がご公儀の目に触れたら何とする!我が藩に謀反の疑いありと思われてしまうではないか!お待ち下さいませ。
確かに捨て置けぬ内容なれど寅次郎は焦燥に駆られしたためたものに相違なく…。
実は井伊大老が天子様を彦根におうつしまいらせるのではとのうわさがございます。
彦根に…?江戸の桂からもそのような知らせが届いておる。
なればまずは京へ人をやり寅次郎の憂慮が真か偽か確かめる事こそ先決かと。
うまい。
お文様の握り飯は格別です。
小野様は何で兄のとこにいらしたんですか?家業の医術を捨ててまで…。
私は筋道を立てて考えれば必ず答えが見つかるそういう学問が好きなんです。
筋道を尽くしてもどうにもならず苦しむ父を見てきましたから…。
確かに何かにたどりつく。
そういう道を目指そうと。
「確かに何かに」…。
(破裂音)何じゃ!どねぇした!?地雷火の火薬が!大丈夫です。
すぐ消えます!
(寅次郎)伊之助!何をしておった?異国の侵略に備え新しい武器が出来んかと皆で知恵を凝らしておっただけじゃ。
なっ。
はい。
約束してくれ。
殿にいくら意見をしてもよい。
時勢をいくら論じてもよい。
じゃがせっかくつくり上げたこの福堂からむやみに飛び出してはならぬ。
生涯僕にここから出るなと?そねな事を言うとるのではない。
ここを壊すなと言うとるんじゃ。
お前とこの場所を福堂とする塾生たちのためじゃ。
お前は塾生の何を知っておる?書をめくるだけならば一人座してすればええ。
ここへ来るんは皆それだけじゃ満たされんもんがあるからじゃ。
身分に泣き飢えに苦しみ世に受け入れられずそれでもやまれん思いを何かに注ぎたいとここへ通う。
僕もその一人じゃ。
意見をするんも戦道具を工夫してみるんもそのためじゃ!軽挙はするな。
思いがあればなおの事。
論じるだけでは国は変わらん!伊之助!ここを踏み出す一歩がいずれ世の中を変える!僕らは信じとる。
まことを尽くせばこの狭い座敷からでも世の中は変えられると!長州の久坂玄瑞でございます。
(雲浜)待っておったぞ。
久坂殿は藩命に背き処罰を覚悟で京に参った。
(一同)おお!もはや京におらねば時勢は語れんと。
政を論じるのに逃げ隠れはいらぬ。
はい!
(赤禰)久坂。
表に。
なるほど。
それが藩命に背いた者の面か。
どうするつもりじゃこれから。
入れ。
梅田雲浜先生に引き合わしちゃる。
こっちの話が先じゃろう。
当分ここで朝廷や他藩の動きを探る。
やはり京は違う。
攘夷の機運がみなぎっちょる。
そねな事は俺たちがやるんじゃ。
お前は江戸に戻れ。
せめてお文さんに手紙を書け。
文は元気か?
(晋作)コロリで母を亡くした娘に読み書きを教えとる。
お文さんは待っとる。
決して口にはせんが俺には分かる。
今大きゅう何かが動く。
その流れにやっと手が届いたんじゃ。
今ここを動く訳にゃいかん。
そのために里心を戒めとるっちゅう訳か。
違う。
それともおなごへの手紙の書き方が分からんか?何じゃと?お前はただの石頭じゃ。
朴念仁が。
違う!出てった?
(百合之助)親戚の者が来てのう引き取られていった。
おきくちゃんが…。
お前が帰るんをず〜っと待っていたんじゃが諦めてたっていった。
ああ文。
これをお前に。
おお。
これは元気のええ。
うん。
これならどこへ行ってもせわぁない。
元気でやれる。
おきくちゃん…。
(鈴の音)私に?これで最後です。
ここに火薬を爆発させる仕掛けを差し込み離れた所の発火機とつなぎます。
ほんでエレキを通せば。
爆発するんですね?すごい!すごいからくりです!こねな戦道具が作れるとは小野様はすごい!まだです。
まことに爆発するかどうか確かめねば。
実際に発火させるというんか!今夜やらせてもらえませんか?今夜ですか?私が今まで学んできた事が少しでも皆さんの…いやこの国のお役に立てるかどうか皆さんに見極めて頂きたいんです。
ですがそれは…。
河原はどうでしょう?夜明け前の河原ならあるいは。
ここを出る事ができん先生にも上がった煙で成果を見せる事ができます。
前原さん…。
我々にまことに何かをなす力はあるんかこれはそれを確かめるための大切な第一歩です。
私も知りたい。
力を尽くせばまことに我々に世を動かす事はできるんか。
やりましょう。
試すんなら早い方がええ。
すぐに準備を!先生…。
小野様。
どうされました?父上がお倒れに。
コロリです。
早く診療所へ。
(読経)病がうつる事も覚悟しておけ。
遅うなって…。
地雷火を作っておった。
出来たんか?明け方に試す。
わしの方はどうやら異国に負けたらしい。
父上…。
医術も己も何の役にも立たん。
大丈夫でございます。
私がおります。
仲間もおります。
皆で必ず国を変えいずれ病も滅ぼしてみせます。
お前の作ったもんがその力に?そのつもりです!でなければ医術を捨て打ち込んできた意味がありません!ならば待とう。
わしも…夜明けを。
(靖)気ぃ付けて運びましょう。
はい。
小野さんが戻るんを待って明け方とともに河原で発火させます。
文。
小野様の父上が亡くなられました。
父上が…。
教えてつかぁさい。
これも…異国のせいなんですか?突如現れて我々の暮らしに牙をむく。
我々の力だけじゃ押し戻す事も振り払う事もできん。
やから戦うんですか?地雷火を使うて。
文。
戦いとはただ戦の事を言うんではない。
戦いとは屈しない心を持つ事を言うんじゃ。
屈しない心…。
(寅次郎)お前も戦うたではないか。
きくに字を教え送り出した。
戦いを教えたんじゃ。
あの子が生きるために。
(小野)先生。
小野様。
そこで皆さんと行き合いました。
これから地雷火を試します。
父上についとらんでええんですか!?先生をお連れしようと。
僕を?いけません。
兄は蟄居の身です。
この家を出てはいけないんです。
足を着かなければええんです。
地面に。
そねな…。
私が背負ってさしあげます。
君が?うちが代わりではいけませんか?私も見とうございます。
それが兄上や小野様や…旦那様が進まれるという道なら…。
これから私たちに何が起きてどのようなもんが襲ってくるんか。
おなごは危ない。
首尾よく爆発すればここで煙が見れます。
それが証しです。
ここでお待ち下さい。
ですが…。
「夜明けを待つ」と父に言われました。
待たずに父は逝きました。
見届けて頂きたいんです。
父の代わりに。
お乗り下さい。
負わせて下さい。
父のつもりで。
(風の音)
(水音)小野君下ろして下さい。
えっ…。
ええんです。
下ろして下さい。
先生…。
この一歩がいずれ…。
あれが…。
旦那様…。
あれはいかなる火になるんでしょう…?
(玄瑞)「昨夜ふとお前の顔を思い出そうと思うてしばらくじっと考えとった。
いつの間にかそのまま眠ってしもうた。
夢の中のお前はそれは楽しそうで幸せそうで…」。
「いつまでもその顔を見ていたいと思うた」。
一人残らず捕らえよ。
一網打尽に致せ。
久坂さんは生死も分からんと…。
親に背いても主君に背いてもやらねばならん事があるんです。
寅次郎!父を殺せ!
(稔麿)先生の大義のためには死ねません。
松下村塾は閉鎖となります。
若狭湾を望む福井県小浜市。
港町として栄えたこの地に小浜藩士の子として生まれたのが梅田雲浜です。
後に尊王攘夷運動の先頭に立って活躍しました。
藩校順造館で学び…
ペリー来航後はいち早く攘夷を主張。
全国を遊説して回り松陰とも親交を深めました。
京都で活動をしていた雲浜の邸宅には久坂や伊藤博文西郷隆盛など多くの志士たちがその教えを聴くために集まったといいます
雲浜が残した歌には勤王家としての熱い心情が込められています
雲浜の働きで勢いを増す尊王攘夷運動。
しかし安政の大獄という嵐が近づいていたのです
2015/03/29(日) 20:00〜20:45
NHK総合1・神戸
花燃ゆ(13)「コレラと爆弾」身近に迫る脅威に兄はほえ妹は覚悟す▽大河[解][字][デ]
江戸に旅立つ玄瑞(東出昌大)を見送った文(井上真央)。そのころ、萩では伝染病のコレラが流行し、猛威をふるう。文は、コレラにかかった母を抱えた一人の少女と出会う。
詳細情報
番組内容
江戸に旅立った玄瑞(東出昌大)を見送った文(井上真央)は、手紙をしたためながら夫の帰りを待っていた。その頃、伝染病のコレラが外国船から流入し、猛威をふるう。文は一人の少女と出会うが、少女の母はコレラでひん死の状態で、松下村塾の塾生・小野為八(星田英利)の父で医師の山根文季(平田満)が治療に当たっていた。不治の病を前に無力感にさいなまれる中、文のもとに夫が藩命に背いて京都に向かったとの連絡が入り…。
出演者
【出演】井上真央,大沢たかお,伊勢谷友介,東出昌大,高良健吾,優香,森永悠希,瀬戸康史,劇団ひとり,佐藤隆太,大野拓朗,音尾琢真,鈴木伸之,阿部亮平,内野謙太,冨田佳輔,檀ふみ,奥田瑛二,長塚京三ほか
原作・脚本
【脚本】宮村優子
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
ドラマ – 時代劇
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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