「女性がイケメンと判断するのは“眉毛”の印象が大きい。」というのはご存知でしょうか?
顔の造作が整っていても、ボサボサ眉はNG.!眉の印象で、目の印象、さらには顔の印象まで、野暮ったく暗く見えてしまいます。キレイに整えられた眉は、ほかのパーツを見ないでも、身だしなみがキチンとしている男性だとイメージに。
「男が眉の自己処理やメイクなんて!」
と思われるかもしれません。ただ、年齢を経るごとに、ホルモンバランスの変化によって、眉毛は太く長くなり、しかも下方向へ伸びるので、よけに老けこんだ印象になるので、どうしても眉毛の手入れは必要になってきます。
確かに、あまりに不自然に細いアーチ型だったりすると、女性の好みも分かれます。整えられていて、かつ自然な眉がキライな女性は、まずいないでしょう。そこで、やりすぎない眉毛の整え方を、分かりやすくご説明します。眉毛がキレイに整えば、きっと、自分自身で、顔の印象の変化におどろくでしょう。
これを覚えればイケメンに!?眉の“黄金バランス”とは?
眉には、もっとも顔の印象が良くなる、左右の幅や描くアーチの“黄金バランス”があります。この“黄金バランス”は、目と鼻の位置が関係してくるので、人それぞれ異なってくるので、一概に眉の幅が何㎝、アーチの高さが何㎜と決まっているワケではありません。
鏡とにらめっこしながら、自分のベストなバランスを見つけ出していきましょう。
これが眉の黄金バランスだ!
眉頭(まゆがしら)
小鼻中央の垂直延長線上に作る。
垂直に切りそろえるのではなく、目頭あたりから鼻筋に自然につながるようにして。
眉山(まゆやま)
鼻中心と瞳の中心を貫くライン上に作る。
黒目の外側から目尻の間で、眉弓筋が一番高いところが目安になります。
適当に決めると仕上がりに大きく左右するので、事前によく確かめておきましょう。
眉尻(まゆじり)
唇中央から小鼻を通り、目尻を結んだ延長線上に作る。
眉尻の終点は、スッと伸ばすより、少し短めの方が男性らしくなります。
眉弓筋
目の上の骨のラインに沿った筋肉。
基本のアーチは、目の上の骨の出っ張ったところを主軸にするようにすると、顔に似合った自然なアーチになります。
実践!眉を整えてモテ顔を手に入れる
2−1.これでカンペキ!眉の手入れ7つ道具
眉用コーム・毛抜き・眉用ハサミ・眉用カミソリ・乳液
アイブロウペンシル・アイブロウパウダー
「眉用コーム・毛抜き・眉用ハサミ」は、メンズのドラッグストアなどの身だしなみグッズコーナーにあります。
「乳液」は、いつも顔に使っているもので構いません。
「アイブロウペンシル・アイブロウパウダー」は、眉が薄い・短い人はもちろん、あやまって刈り込み過ぎてしまったときのために、眉を描き足すための必須アイテム。
髪の色に合わせて、髪の色と眉の色がアンバランスにならないカラーを選んで。黒髪・白髪ヘアなら濃いグレーかダークブラウン、明るい髪色ならライトブラウンが合います。
「アイブロウパウダー」は、添付のチップブラシがなければ、細い平筆状のメイクブラシを使うとカンタン。
(男性用メイクコーナーになければ、女性用のコーナーへ、立ち寄りづらい場合は、ネット通販を利用しても。)
2−2.ボサ眉からモテ眉へ カッコいい眉に整える9つのステップ
眉間の毛を毛抜きで抜く
眉間の毛は、伸びるのがとても早いので、抜いた方が良いでしょう。眉間の毛があると、アカ抜けない・不潔な印象を持たれます。抜き残しがないようにしましょう。
(人相占いでは、眉間をスッキリさせると、良い運気が流れるそう。)
コームで、毛流れに沿ってラッシングをして、毛流れを整える。
カットの前に眉毛のクセを直し、毛流れを戻すことで、手入れをしやすくします。コームが肌に当たらないように、軽くでOK!
コームを眉に上からくぐらせ、コームからはみ出た毛をハサミで切りそろえる。
眉頭からスタートし、眉頭より眉尻が下がっていれば、その部分はすべてカット。眉毛をトラ刈りにしてしまうと、不自然・怖い印象になるので要注意。慣れないうちは少しづつカットしていきましょう。
眉下を、自然なアーチになるようにカットする
眉頭より眉尻が下がっていれば、その部分はすべてカット。眉尻が細くなるようにすると、クールな印象になりますが、あまり細すぎるとチヤライ感じになるので、この段階では大まかなカットに抑えて。
眉上を、産毛を1列残して、自然なグラデーションになるようにカットする。
眉上は、眉下よりもカットしすぎると、アーチを作りにくくなるので慎重に。
眉に関係ないムダ毛を抜く
眉の周辺にムダ毛が残っていると、ボサ眉の印象のまま。眉毛から離れたムダ毛は、すべて抜くようにします。
眉毛に乳液を少し塗り伸ばす
男性の眉は太くて硬いので、乳液で柔らかくし、細かい部分の手入れをしやすくします。眉用カミソリが肌に当たっても、肌が荒れにくいのもメリット。
眉用カミソリで基本のラインからはみ出た産毛を剃る
ハサミで切れない産毛や、まだはみ出ている毛を剃ります。眉の手入れの中では、もっとも最新の注意が必要なステップ。くれぐれも剃り落とさないようにしましょう。
アイブロウペンシル・アイブロウパウダーで眉を描き足す。
眉毛が薄かったり短い人は、眉を描き足すことで、理想的なアーチが手に入ります。また、毛を刈り込みすぎてしまったり、剃り落としてしまった場合でも、アイブロウペンシルとアイブロウパウダーがあれば、人の目が気にならなくなります。アイブロウペンシル・アイブロウパウダーは、眉山を起点に、眉尻・眉頭に向かって描くと、自然に見えます。また、アイブロウペンシルは、1本1本毛を描き、肌が見えているところを埋めるイメージで。
整った眉をキープするコツ
こまめなペースでカットする
少し伸びた程度なら、整えるのがラクになります。
- 産毛や眉の外のラインの毛は、キッチリカットする。
- 眉専用の道具を揃え、正しく使用する。
眉用の道具は、すべてが細かな作業ができるようになっています。顔用カミソリや普通のハサミを使うと、失敗の原因に。
- 今の眉が似合っているか、写メで確認。
眉毛は、鏡で遠目から見ても、自分に似合っているか、自然に仕上がっているか判断が難しいパーツ。写メなら、客観的に眉と顔全体のバランスが、良いかどうかがチェックできます。
2−3.なりたい眉になる 基本に慣れたら自分流にアレンジ
基本の眉作りに慣れたら、さらに自分に似合う、好みに合う眉を作ってみましょう。眉毛は早く伸びるので、短期間で練習できます。眉の上下左右の幅やアーチの曲線を少し変えるだけで、全然顔の印象が違ってきます。眉尻のデザインは、基本の形から大きくズレさえしなけば、アレンジがききます。眉用カミソリ・ハサミ使いが上手くなったら、このような眉尻のアレンジ例も。自分に似合う眉を手に入れ、顔の魅力を最大限引き出せれば、強力な武器になるでしょう。
まとめ
整った眉を手に入れるには、
- 「眉の黄金バランス」を見つける。
- 眉のハサミ・カミソリ使いに慣れる。
- 整えられた眉をキープする。
ことが重要です。
眉を手入れするには、道具を揃えたり、少し慎重にしなければならない作業が必要ですから、ボサ眉を諦めてしまいたくなるかもしれません。ただ、ファッションやヘアスタイルに凝るより、ずっと投資は少なく、維持費もほとんどかけずに、イケメンになるたった一つの方法なのです。
「眉の黄金バランス」を手に入れたアナタは、もう“イケメン”の仲間入り。眉を整えると、自分に自信が出て、自然と立ち居振る舞いも変化してきます。自信のオーラをまとった“イケメン”のアナタは、きっと女性の目にもステキに映るハズですよ。