(場内手拍子)
(奥重)ああ〜着いた着いた!
(幸恵)わあ〜すてきな旅館ね!
(恵美・伊賀)いらっしゃいませ。
(奥重)予約していた奥重です。
(森田)森田です。
(伊賀)お待ちしておりました。
どうぞお掛けになってください。
すぐにお茶をおいれしますね。
(奥重)あっすんませ〜ん。
(伊賀)宇都宮さんお願いします!・
(まき)は〜い!お待たせしました!
(森田)すみませ〜ん。
(まき)こちらのお茶は山城地方の寒暖の差が激しい地域で育ったお茶っ葉でその環境が深〜い香りととても芳じゅんな味わい…。
聞けよ〜!
(奥重)痛ぁ〜!あんた何すんねん!
(まき)だって説明してんのに全然聞いてくれへんから!
(伊賀)だからってたたいたらあかんねん!申し訳ございません。
どうぞお掛けになってください。
ああ〜それにしても遅いなぁ…。
(恵美)どうかしたんですか?
(伊賀)今日から働くアルバイトがまだ来ぇへんねや。
茂造さん初日から遅刻って何考えてんねやほんまに。
・
(茂造)ああ〜遅れてしもた〜!すみません遅れました〜!
(一同)うわ〜!
(場内拍手)
(みゆき)ええっ!?
(伊賀)あんた何やっとんねん!めっちゃ飛んだなぁおい。
(伊賀)やかましいわお前!お客様のかばんや蹴ったらあかん。
申し訳ございません。
(伊賀)茂造さん初日から遅刻ってどういうことや。
どうせ寝坊やろ。
誰が寝坊や。
失礼なこと言うな!えらいことやったんやぞ。
若い男と中年男性がケンカですわ。
若い男がキレて中年男性をバ〜ンと殴った拍子に道路に転がっていったんや。
パッと振り返ったら10トントラックがやってきてん。
それでどうなったん?そこで目が覚めたんや。
(伊賀)夢の話かい!怖かったわ〜。
「怖かった」言うてる場合か。
結果は寝坊やないかい!やる気ないんやったらクビにすんぞ!言い過ぎちゃうんか!?
(一同)うわっ!
(場内笑い)言い過ぎちゃうんか?
(みゆき)大丈夫?はははっ。
人間は本当に痛いときは笑ってしまうんですね。
(伊賀)なんの説明や!
(森田)何すんねん!?八つ当たりじゃほんま!するなあほ!なんちゅうじじいや!茂造。
(伊賀)名前聞いたんちゃうねん!大変申し訳ございません。
お詫びにサービスさしていただきます。
(森田)分かりました。
許しますよ。
はははっあほや。
(伊賀)いらんこと言うな!お部屋にご案内して。
はい。
どうぞ。
茂造さんお客様を部屋に案内するときは「何々の間です」と説明しないと。
何々の間?
(伊賀)はい。
「お母さん最近太ったん違う?失礼なこと言ぃな!私ダイエットしてんねんで!でもお母さんおなか三段腹やで間っ!」。
(伊賀)そんな部屋ないねん!「お母さん聞いて聞いて。
クラスのヨシコちゃん万引きして捕まったらしいで間あ〜」。
(伊賀)そんな部屋もない!申し訳ございません。
桜の間とつつじの間でございます。
(奥重)ああ〜…。
(まき)奥重様は1階です。
森田様はお2階へどうぞ。
(奥重)行こう行こう。
(みゆき)楽しみね。
(森田)ほな幸恵ちゃん行こか。
(幸恵)ねえ〜私のルパ〜ン。
うふふっ。
この旅行を楽しいものにしたいんだったら私のハートを奪ってみなさ〜い!不二子ちゃ〜ん!君のハートを奪ってやるぜぇ〜い!行くぜ次元。
(伊賀)誰がや。
・タラッツタラッツタラッツタラッツ
(「ルパン三世のテーマ」)・タラッツタラッツルパン・ザ・サードバン!うわっ!
(伊賀)この階段どうなっとんねん!?わしの手作り。
(伊賀)勝手に作るな!ほんでなんで落としたんや!?あんたも理由分かってるやろ。
ルパンのミニコントめっちゃむかついたやないかい。
(伊賀)お客様落とすな。
はよ戻せ。
バン!
(森田)うわっ!申し訳ございませんお客様。
こちらからも行けますのでどうぞ。
ほんまええかげんにせぇよ。
バン!
(森田)うわっ!
(伊賀)これも作ったんか!?うん。
(伊賀)「うん」やあるかい!申し訳ございません。
もう大丈夫ですので。
茂造さんちゃんとしてや!はいはい。
「はい」は1回。
(伊賀)自分で言うな!・
(一の介)どないしたんや?騒がしいぞ!
(一の介)おじゃましますぅ〜。
(伊賀)けったいな挨拶やめて…。
(一の介)すまんすまん。
なんや?このハゲ。
(伊賀)偉そうやな!えっ?
(一の介)あんたもハゲてるぞ。
はっ!
(伊賀)今気付いたんかい!オーナーや。
自己紹介して。
アルバイトの茂造や。
(伊賀)偉そうにすな!オーナーの島田一の介です。
頑張りたまえ。
(伊賀)偉そうにすな!オーナー聞いてください。
茂造さんがお客様を怒らしたんです。
(一の介)まあまあ初日やからなまあ大目に見てあげなさい。
(平山)裏庭の掃除終わりました。
ご苦労さん。
(伊賀)なんで偉そうやねん。
(平山)こちらは?アルバイトや。
(伊賀)偉そうにすな言うてんねん。
(平山)平山です。
お父さん疲れたでしょ。
えっ親子?
(一の介)ああ平山さん親子はな1週間前から住み込みで働いてくれてんねや。
しっかり頑張っててなうちとしては助かってる。
(平山)ありがとうございます。
あっ番頭さん。
ご飯を炊くまきを割りに行ってきます。
私たちは宴会の準備しましょ。
はい。
(伊賀)そろそろ来る時間ですね。
えっ誰が?
(伊賀)後輩が来ることになってる。
あっそうなんや。
(伊賀)あっ徹郎!
(徹郎)伊賀先輩!徹郎〜!
(徹郎)いや誰〜?
(伊賀)そらそうなるわ!アルバイトや。
(伊賀)偉そうにすな言うてんねん!後輩の徹郎です。
(一の介)ああ〜そうかそうか。
どうもオーナーの島田です。
(徹郎)どうもはじめまして。
あの〜今日は無理言ってほんまにすみません。
なんかあったんですか?うちの社長のお嬢さんとNGKコーポレーションの次期社長との縁談があるんです。
あの大きな会社?はい。
この縁談がうまくまとまればうちの会社に投資をしてくださる。
そこでお二人の親睦を深めるためにもすてきな旅行をセッティングしろと言われまして。
で先輩に相談したらここの旅館を。
オーナーほんとに助かりました。
(一の介)いやいやもうお役に立ててよかったです。
僕会社のリストラ候補に入ってましてこの縁談がうまくまとまらなかったらクビになってしまう…。
まとまらんかったらクビ?
(伊賀)何たくらんでんねん!それに結婚したい人もいててこの前プロポーズしたらオッケーしてくれたんです。
でもリストラされてしまうとその話も破談になってしまう…。
(一の介)あっ…。
そうならないように協力してあげなさい。
(伊賀)分かりました。
(徹郎)ありがとうございます。
じゃあわし奥で仕事してくる。
(徹郎)はい。
とにかく社長たちは散歩しながらこちらに向かってますんでもうそろそろ来られるはず…。
あっ言うてたら社長が来られました。
粗相のないようにお願いします。
(伊賀)いや茂造さん!なんでこけたんや?いやギャグしたらこけなあかんやろ?
(伊賀)この顔はギャグと違うねん!わし「顔」言うてへんで。
(あき恵)徹郎。
あなたの先輩が働いている旅館はここなのね。
なかなかいい所じゃない。
(徹郎)ありがとうございます。
(伊賀)いらっしゃいませ。
徹郎の先輩で番頭の伊賀と申します。
お待ちしておりました。
どうぞお座りください。
こんにちは!
(伊賀)何をしてんねん!「こんにちは」言うたらどう言うねん!?「こんにちは」言うたら「こんにちは」やろ!挨拶もできんの。
あんた社長やろ。
「こんにちは」言うたら「こんにちは」!こんにちは!こんにちは!こんにちは〜!
(伊賀)やかましいわお前は!
(あき恵)何!?このおじいさんは!アルバイトや!
(伊賀)偉そうにすな!申し訳ございません!どうぞお座りください。
(あき恵)はぁ〜。
こんにちは!絶対言えへんやん。
(徹郎)あの〜社長お二人は?こんにちは!
(あき恵)真希とまさじさんは…。
こんにちは!散歩を楽しみながらこちらに向かってるわ。
こんにちは!なかなかいい雰囲気よ。
こんにちは!今日ね…。
こんにちは!今日ねまさじさんが真希にプロポーズするみたい。
いろいろ…。
こんにちは!こんにちは!いろいろなプランを考えてるってそう思うわ。
あんた挨拶した方がもう楽やろ。
(あき恵)徹郎もしもこの縁談…。
こんにちは!
(あき恵)この縁談がうまくまとまらないときは営業成績の悪いあなたはクビですからね。
(徹郎)はい誠心誠意努めます。
こんにちは!絶対言えへんやん。
(伊賀)もうええから!挨拶はちゃんとせなあかんやろ。
「こんにちは」言うたら「こんにちは」や!「こんにちは」言うたら「こんにちは」や!なんで挨拶できへんねん。
あぁ〜あ…。
(安井)こんにちは!こんにちは!
(伊賀)「こんにちは」言えたからってうれしそうにすな!お待ちしておりました。
どうぞお座りください。
(あき恵)真希。
まさじさんとゆっくりお話しできた?
(真希)はい。
真希さんこんにちは!なんや?この親子。
なんで言えへんねん。
(安井)真希さんは…。
こんにちは!こんにちは!
(安井)真希さんは僕の3歩後ろを黙ってついてきてくれるまさに大和撫子と呼ぶにふさわしい女性です。
お母様の教育がすばらしいのでしょう。
(あき恵)あら嫌ですわ。
おっほっほっほっほっ!真希お褒めの言葉を頂いたわよ。
真希どうしたの?ぼう〜っとして。
(真希)ごめんなさい。
どうしたんですか?真希さん。
こんにちは!絶対言えへんやん。
心配したったのに言えへんやん。
(あき恵)どうやらまさじさんの前でこの子緊張してるみたいですわ。
(安井)真希さん。
こんにちは!こんにちは!
(伊賀)絶対言いますやん。
(安井)真希さん僕は必ず真希さんを幸せにします。
これ婚約指輪です。
うわっ!まあ…500万の安物ですが。
(伊賀・茂造)500万!?
(真希)ちょっとここでは…。
あっ…少し焦り過ぎましたね。
すごいですやん。
これ何カラットですか?いやそんな大したものでは…。
おい!
(伊賀)何してんねんお前は!おいこら返せ!
(徹郎)ちょっと待ちなさい!
(伊賀)ほんまに何すんねやもう!申し訳ございません。
(安井)頼みますほんとに。
あれ?指輪を着けるな〜!何をしてるんだ!?怒ってます?
(安井)怒ってるよ!こんにちは!
(安井)こんにちは!
(伊賀)挨拶したよ!真希さん今夜ゆっくりと温泉に入ったあとにおいしい食事をとりながら二人の将来について語り合いましょう。
(あき恵)そうさせていただきましょ。
楽しみですね真希さん。
こんにちは!社長こんにちは!ははっ。
お前ら親子に何があったんや!?
(伊賀)もうええから!なんで「こんにちは」言われへんねん!
(やまだ)真希!ひろあきさん!社長!
(あき恵)じいさん!今のはまじでびっくりしたやろ?あなたは誰ですか?
(やまだ)真希!
(2人)うわっ!
(やまだ)どうかしたんですか?顎が刺さるかなと思って。
いや刺さるかぁ!
(あき恵)まったくしつこい男ね。
こんな所まで追いかけてきたの?真希!なんで急に別れるなんて言いだしたんや?顎出てるからや。
(伊賀)違うわ!理由を教えてくれ!しゃくれてるからや!
(伊賀)違うって!どうして分からないの?あなたは平凡なサラリーマンでしょう?それに比べてまさじさんはNGKコーポレーションの次期社長よ。
誰がどう考えたってこちらを選ぶでしょう?真希もそう思ったのよ。
そんなのうそや!真希!結婚の約束もしてたやないか!
(安井)しつこいなお前は!真希さんが嫌がってるじゃないか。
帰れ!こんにちは!
(安井)こんにちは!
(伊賀)絶対言うやん!
(安井)帰れ!
(やまだ)帰らない!
(安井)よし分かった!じゃあここはひとつ一発ギャグで勝負しようじゃないか。
一発ギャグ?
(安井)より爆笑を取った方が真希さんと結婚できる。
どうだ?
(やまだ)分かった。
分かったんかいな!それではまいりましょう。
真希ちゃん争奪一発ギャグ対決〜!勝敗を決めるのはそう…あなたたちの拍手だ〜!それではまいりましょう。
まさじ君からです。
どうぞ!「ピンピョロピョンピョンピョンダンス」。
・ピンピョ〜ロピョンピョンピョン・ピンピョロピョンピョンピョン・ピンピョロピョンピョンピョン・ピンピョロピョンピョンピョン・ピンピョロピョンピョンピョ〜〜〜ンはははっ。
理解できましたか?続きましてひろあき君です。
どうぞ!「これをやったら危険なギャグ」。
ヘイヘイヘイヘイ!・ヒッチハイク逆にして・車来てド〜ン!勝敗は見えてますが一応お願いします。
まさじ君がよかったと思う方拍手!パチパチ…
(場内拍手)おお〜!ひろあき君がよかったと思う方拍手!パチパチパチパチ!勝利!ありがとうございます。
なんなの?この茶番劇は!私も同意見ですよ。
こんなことで娘の結婚相手決められますか?そらそうでしょう。
あいつが言いだしたんですやろうって。
おい!何知らんふりしてんねん。
無視すな!無視すな!こんにちは!こんにちは!あっ言うてくれた。
真希!ごめんなさい。
そんな!そんな…。
うわぁ〜〜〜!キキィーー!ドーン!人がはねられたぞ!
(あき恵)えっ!うわ〜!顎がちぎれた〜!えっ!きゃあ〜〜〜!あっもしもし?
(伊賀)いや着信音かい!着信音!?悩んだんや。
「顎がちぎれた」か「顎が取れた」で悩んだんやけど「顎がちぎれた」でオッケーやったな。
どっちでもええわそんなもん。
もう紛らわしいから替えといて!まぁ〜。
なんちゅう替え方や。
(あき恵)失礼いたしました。
(伊賀)ではお部屋にご案内します。
はい。
それではお部屋の方は「お母さん今日も唐揚げ?もう毎日唐揚げやんか。
もう飽きたわ。
おなか減ってるから我慢して食べるけど。
もう…。
お母さんこの唐揚げまだな間」。
(伊賀)そんな鍵ないねん!「お母さ〜ん!お母さ〜ん!お母さ〜ん!ただい間」。
(伊賀)いやそんな部屋もない!申し訳ございません。
さつきの間と紫陽花の間でございます。
階段でどうぞ。
(あき恵)参りましょう。
んっ!
(観客たち)あぁ〜。
すみません期待に沿えず。
だってあのブサイクなオバハンのパンツ見えたら罰ゲームやもん!うわっ!そら罰ゲームや。
でも落とそうとすな!はいはい。
(和子)ごめんください。
どなたですか?社長の桑原和子です。
いや違うでしょう?八千草薫でしょうが。
ありがとう。
(伊賀)なんやおい。
(由美)ごめんやしておくれやしてごめんやっしぃ〜!
(伊賀)えっ?ダブルでけったいな挨拶やめてもらえますか?
(由美)恐れ入りますどうも。
責任者の方いらっしゃいますか?お呼びしましょう。
ハゲ!ハゲ!
(伊賀)なんちゅう呼び方や!どないしたんや?
(伊賀)出てくるんかいほんで!お客様でございますハゲ。
おい!あっどうもいらっしゃいませ。
オーナーの島田といいます。
こちら「NGK開発」の社長でございます。
社長の桑原です。
(一の介)あっそうですかどうも。
(和子)あなたも挨拶なさい。
あの〜私は社長秘書で元ミス・ユニバースの末成由美と申します。
元ユニットバス?へっ!ユニットじゃない。
元ミス・ユニバース。
ああ〜「失敗」のミス?へっ!いや「失敗」じゃなくて美を競うコンテストのことです。
あっ病気を競う?へっ!へっ!へっ!あっご一緒に。
(観客たち)へっ!たくさんしていただいて。
子供さんが。
はい。
いや…じゃなくて美しさを競うコンテストのことです。
これは失礼いたしました。
もう若い頃ですけど。
ふふふっ…はっひっふっへっほっ!
(一の介)ああ…。
(和子)由美ちゃんおやめなさい。
肝心の仕事のことを…。
(一の介)どうぞお掛けください。
(和子)申し訳ありません。
(一の介)それであの〜お話というのは?
(由美)はい。
実はあの〜私どもはこの度この辺りでリゾートマンションを建てる計画がございます。
でその開発会社に頼まれましてこの土地の買収の依頼にやってまいりました。
ああ〜すみません何をおっしゃってるんですか?この土地は売りませんので。
えっ?いえいえもう相場よりも高い金額を用意してございますので。
いやお金の問題じゃないんです。
(和子)はっ?
(一の介)絶対に売りませんからお帰りください。
(和子)ああ〜さようでございますか。
うん…。
由美ちゃん。
(由美)はい分かりました。
お願いします〜!・
(アキ・珠代)は〜い!・
(アキ)はいはいはいはい。
(珠代)はいはいはいはい!はいはいはいはい〜!どうもどうも〜こんにちは〜。
(伊賀)体軟らかいな!
(アキ)お呼びでしょうか?
(和子)お願いよ。
この土地を絶対に「売ります」と言うまでは辛抱しなさいよ。
(アキ)分かりました。
(和子)分かったね?頼みますよ!
(アキ)はい!
(由美)頼むわよ。
(和子・由美)と言って二人は去っていく。
(アキ)おい!よう聞かんかい!お前さん!お前さんはええねや。
交渉はあてが行く…。
おい待て待て待て。
お前ら夫婦か?
(アキ)そうや夫婦や!夫婦で地上げしてんの?
(アキ)そうや!どっちかが注意せぇよ!珍しいパターンやろ〜。
(珠代)あてらはなものすご〜い仲のええ夫婦なんや。
大丈夫か?そのキャラ最後まで。
(アキ)そ…そうや。
(珠代)なんや?「そのキャラ最後まで大丈夫か?」とはどういう意味やそれは!分かれへんなぁ。
あはっ。
あんさん。
あてらはなんせ夫婦茶碗を使っとるなぁ?そうやで。
使うとるあんた。
夫婦茶碗な。
なあ今度交換してみぃひんか?夫婦茶碗を。
あっ…茶碗をか?うん交換しよう…なっ。
うん。
おい待てピンクこらぁお前!お前急に訳分からんこと言うから黄色おどおどしとるやないか!何がじゃい!意味分からへん。
なんで夫婦茶碗交換すんねんお前。
ちっちゃいかおっきいかだけやろこらぁ!愛し合ってるからその交換の…あれ…。
あっぷあっぷやないかお前!はよ地上げせぇや!土地売ってもらわなあかんねや。
そうや。
あてが行ってくる。
あんたはここにおっときぃ。
手ぇ汚したらあかん。
あんたはあてにとっての火の鳥や。
そうや火の鳥や。
火の鳥か?ひ…火の鳥やで!いや〜そう。
なっ?ああそうや。
ははっ…。
ほな行ってくるで。
お…おう。
行ってこい!土地売ってもうてこい!
(珠代)売りなはれ。
やっと来たんかい。
売りなはれ!
(一の介)売りません。
なんでや!なんでや売りなはれ!売れへん…。
売りなはれ!売りなはれ!
(一の介)しつこいなぁほんまに。
売りなはれ!
(一の介)どっから顔出すねんもう。
おいこらぁピンク!最初にお前訳の分からんことやり過ぎるからお前の本ネタ全然ウケへんやないか!いっつもおもしろいのに。
訳分からん火の鳥とか変なこと言うて。
そんなん言うからみんな不安になんねん。
「あれ?あの子いつもと違う」みたいな。
(アキ)おい土地売らへんかったらこんな時間が何時間も続くで。
やめてくれよおい!やめてくれ!おい!おい!お前その動きになんの意味があるんや?
(アキ)生きてる証拠や!それが生きてる証拠になるかぁそんなもん。
(アキ)おい土地売らへんのか?そうですよ売りませんよ。
売らへんかったらどうなるかきっちり教えたろうやないかい!Aaow!・BecauseI’mBad,I’mbadフゥ〜!・I’mbad−comeon,youknow・AndthewholeworldhastoAnswerrightnow・Justtotellyouonceagain,あっもしもし?
(伊賀)着メロかい!
(アキ)もう〜!安心感と安定があるわ。
おじいさ〜ん!ど…どうしたん?なんで通話止めんのよ…着信音。
マイケル・ジャクソンやから僕好きやから今調子乗って踊って最後の「・Who’sbad…」ってきめるとこあったのに。
「・Who’sbad…」あった?きめるとこあったよ!まだあったん?すみません!いいよぉ。
(伊賀)ええっ!?許すんですか?
(アキ)いいよぉ。
(伊賀)えっ?
(アキ)今聞いたでしょ?お年寄りの人が「すみません!」って。
あんまりお年寄りの人が「すみません!」って大きな声で言わへんよ。
だいたい「すみません…」とか。
でも「すみません!」って言うたでしょ?ほな「いいよぉ」って。
(アキ)全然そういう若い人の「すみません!」とお年寄りの…。
すみません!
(アキ)あっ…いいよぉいいよぉ。
いいよぉ。
長生きしてよ。
ねっ?
(珠代)あんた!あんた!どうした?あんた〜…。
ふふっ…どうした?いいなぁ本ネタウケて。
おい黄色!本ネタとかそんなんない…。
ピンクに言うとけ。
なんじゃい!自業自得やで。
おい黄色頼むわ。
お前また来るやろ?土地売ってもらわなあかんからな!ピンクはもう連れてくるな。
お前一人で来てくれ頼むから。
夫婦でやっとんねん。
あかん!もしお前が一人で来るんやったら土地は売る。
(一の介)ちょっと待ておい!茂造さん勝手に決めんといて。
もうピンク嫌やもん。
(一の介)確かにピンクは嫌や。
おいお前お前一人で来たらちょっと考える。
(一の介)一人で来たら考える。
(アキ)考えろよ!ええ答え待ってるぞ。
会議してくる。
お前が一人で来るんやったら楽しみにしてるで。
何を?お前のダンスを。
ありがとう。
「ありがとう」なん?ああ〜疲れた。
もう頑張ったから時給上げろよ。
ありがとうありがとう。
ほんとによう頑張ってくれた。
オーナー今の人たちは?
(一の介)いや〜ここの土地を売れいうてな来たんやけどまあ茂造さんが追い返してくれたんや。
今の出来事はひと言では説明できひん。
(一の介)ほんまや。
じゃあわしはちょっと仕事行ってくるから。
すみません観光マップもらいたいんですけど。
おやじ!徹郎!番頭!茂造!って何さすねんこれ!ええっ?
(徹郎)僕のおやじです。
お父さん?
(徹郎)おやじ1週間前から連絡取られへんかったから心配しとったんやぞ!なんでここに?いや…今な住み込みで働かしてもらってるんや。
はあ?それやったらそうとちゃんと言うてくれよ!宴会の準備終わりました。
(伊賀)あっ恵美ちゃん。
徹郎の妹やったんか。
(恵美)えっ?えっ妹?いやあの〜僕一人っ子ですけど。
(茂造・伊賀)えっ!ほなあんた誰や?恵美はわしの恋人です。
(徹郎・茂造・伊賀)ええ〜っ!?はじめまして。
恵美です。
(伊賀)どういうことですか?実は恵美の親に結婚を反対されて駆け落ちしたんです。
(徹郎・茂造・伊賀)駆け落ち!?
(徹郎)おやじはええ年して何を考えてんねや!ほんで俺より若い子やないか。
おやじちゃんと説明してくれ!ああ…分かった。
かまどにまきを入れてくるから待っといてくれ。
(徹郎)おやじ…。
えらいことやがなもう。
(徹郎)ほんまに…。
ほんとにもういつまで時間がかかってるのあなた…。
(徹郎)すみません社長。
(あき恵・真希)恵美!
(恵美)お母さん!お姉ちゃん!
(安井)恵美ちゃん!
(恵美)まさじさん!
(2人)訳分からん。
ええ〜?どういうこと?
(恵美)私の母と姉です。
ええ〜っ!おもしろくなってきた〜!
(伊賀)おもしろがるな!1週間も連絡取れないからどれだけ心配したと思ってるのあなた…。
なんなの?その格好。
あなたここで何してんの!?駆け落ちしたんや。
(伊賀)言うな!
(あき恵)恵美が駆け落ち!?あぁ…なんてこったパンナコッタ。
今の聞いた?「なんてこったパンナコッタ」聞いた?何?今のダジャレ。
「なんてこったパンナコッタ」やて。
「なんてこったパンナコッタ」やて。
「なんてこったパンナコッタ」やて!
(伊賀)もう分かったから!
(あき恵)まだあのおっさんと別れてないんか!絶対に別れない!あなたよりも年上の子供がいてるらしいじゃないの!お前のことやで〜。
(伊賀)黙っとけ!さあおっさんがここに来たらどうなるんでしょうか〜!
(伊賀)楽しむな!来た〜〜!!
(伊賀)うるさい!お母さん!こらぁおっさん!よくもうちの大事な娘をたぶらかして駆け落ちなんかしてくれたな!!
(平山)お願いします!僕たちは真剣なんです。
(あき恵)絶対に許さん!
(平山)必ず幸せにします。
(あき恵)娘に触れるな〜!バシ!
(徹郎)ちょっとやめてください!
(あき恵)どうしてかばうの!?徹郎の父親や。
(伊賀)おい言うな!
(あき恵)娘をたぶらかしたおっさんお前の父親やったんか!!お前は今すぐクビや!!
(徹郎)いやそんな〜!ははっなんでこうなったんや。
(伊賀)お前が言うたからや!えっわしが言うたん!?わしが言うたん!?なんてこったパンナコッタ。
(伊賀)言うてる場合か!
(一の介)へえ〜平山さんと恵美ちゃんが駆け落ちやったとはなぁ。
茂造さんがばらすからえらいことになったやないかい。
なんてこったパンナコッタ。
それを言うな!はやらすねん。
はやるかぁ!
(あき恵)徹郎!こんにちは!
(伊賀)それも言わんでええねん!絶対言えへん。
今すぐその二人を別れさせなさい!そうしないとほんとにクビにするからね!
(徹郎)おやじ頼む。
別れてくれ!
(真希)お母さん!こんにちは!
(伊賀)もうええって!愛し合う二人を別れさすのはかわいそうよ!真希!
(安井)よし分かりました!こんにちは!
(安井)こんにちは!
(茂造・伊賀)絶対…。
(安井)ここは浅香さんとこの男で一発ギャグ対決をして決めるっていうのはどうでしょう?
(あき恵)えっ?社長。
社長やりましょう!えっ?いいんですか?あんなおっさんに娘を取られて。
大切な娘なんでしょ?娘のために一発ギャグやりましょう!ふふっ…。
社長!やります。
さあルールはご存じですね。
それではまいりましょう。
平山さんからです。
どうぞ!「陸上競技」。
位置に着いて用意ドンドドン!チャンス!浅香社長です。
どうぞ!突然一発ギャグをやれと言われてもそんなむちゃぶりをされたって私どうしたらいいのか…どうしたらいいのか・わけワカメ〜わけワカメ〜さあよろしくお願いします。
平山さんがよかったと思う方拍手!パチパチパチ…おお〜。
浅香社長がよかったと思う方拍手!パチパチパチパチ!勝利!勝ったわ!今すぐ別れなさい!
(恵美)お母さん嫌よ!
(あき恵)恵美いいかげんに…。
(一の介)すみません社長!社長落ち着いてください。
どうですかあの〜今からお部屋の方でお互い納得するまで話し合ったら。
(あき恵)分かりましたそうさせていただきます。
はははっ。
社長勝ち損やな。
(伊賀)いらんこと言わんでええ!
(あき恵)ついてらっしゃい!
(伊賀)平山さん。
おやじ。
バン!ガタン!バン!ガタン!あとからあいついろんな意味で殴ったる。
(伊賀)殴るな!
(一の介)ちょっと茂造さんもむちゃしたらだめですよ。
おい!来た〜!
(アキ)土地売る気になったんかい!売る要素どこにあんねん?
(アキ)そうか〜。
(珠代)お前はん!ほら。
連れてくるからや。
お前はんはあてにとっての火の鳥や。
いやいや聖徳太子でもあるあてにとっての。
聖徳太子?聖徳太子やで。
そうや。
あてが行く。
(アキ)えっ行くか?おまはん。
(一の介)はっ?売るんやったら売る売れへんねやったら売れへん。
はっきりするのが天下の台所大阪人の心意気ちゃいますのんか?
(アキ)うん。
通天閣が泣いてます〜。
(アキ)おおっ。
あべのハルカス笑うてます〜。
(アキ)ふふふっ。
展望台は別料金でっせ。
お前なんの宣伝やねんそれ。
だから「売るんやったら売る売れへんねやったら売れへん」って売れへん言うとんねん!知らん知らんうふふふっ。
なんや!?それ。
(珠代)知りません…。
あんさん。
(アキ)うんどうしたんや?
(珠代)出ましたで。
昼下がりや…昼下がりやまたあれや。
ふっ!
(アキ)ど…どうした?
(珠代)ふっ!ピョピョッピョッ。
ふっ!止めな。
出ましたわ。
(アキ)なんや?なんや?それ。
(珠代)ビラビラ病が出ましたわ。
(アキ)ビラ…ビラビラ病?これはすぐに…すぐにな人にうつりよる。
えっ?えっ?
(アキ)ビラビラ病ってなんや?ああ〜!ああ〜ちょっと!
(伊賀)宇都宮さん!
(アキ)うそつけ!
(一の介)あっ…ああ〜!おい。
おい。
(アキ)あはははっ。
(一同)ああ〜〜!やめてくれ…やめてくれ〜。
(一の介)ああ〜〜!うわ〜〜!ああ〜〜!
(アキ)あはははっはははっはははっ。
誰が止めんねん!おいこらぁ!土地売らへんかったらどうなるかきっちり教えたろうやないかい!Aaow!・BecauseI’mbad,I’mbad・ありのままの・姿見せるのよ・comeon・雪だるまつくろう・大きな雪だるまあっち行ってアナ。
・わかったよ・I’mbad,I’mbadおかしなこと言ってもいい?ふふふっ。
僕と結婚してくれ。
もっとおかしなこと言ってもいい?もしもし?
(アキ)ああっ!安定感あるわ。
そして安心できる。
(アキ)もう〜。
安定と安心。
おじいさんなんで止めんの?着メロ今!どういうこと?「アナと雪の女王」のいいシーンでまだもうちょっとあったのに!えっまだセリフあった?あったよ!すみません!いいよぉ。
(伊賀)いいんかい!
(アキ)いいいいいい。
いいよぉ。
(珠代)あんた!なんや?あんた。
なんでおじいはんばっかり許すんや?あてには家で厳しいのになんでおじいはんだけそうやって甘やかすんや?なんやおじいはんが好きなんか?あいつしゃべったら凶器に変わる。
(珠代)どこや?目か?鼻か?口か?口好きか。
(アキ)言うてないよ。
(珠代)おじいはんとチュウしたいんか。
分かった。
悔しい。
ほんだらあてがおじいさんとチュウしてあんたと私がチュウしたらええんちゃうんか。
分かった分かった。
おじいはんチュウしよう。
訳分からんこと言うな。
お前…。
あほかお前は!お前急に何するんじゃおらぁお前は!
(アキ)足掛けるなお前!お前暴走し過ぎやろ!ほんでおかしいやろ。
お前がキスしたいんやったら直接来い!
(アキ)何がや?嫌やわお前。
あのブサイクやったら男の方がええわ。
(珠代)おい!お〜い!もう…。
ほんまにあんた…あんた何すんねやほんなら。
(徹郎)もうはよ帰れやもう!!何ごちゃごちゃやってんねん!こっちは会社クビになるかもしれんねん!はよ帰れ!はよ!はよせぇや!ガン!ガン!
(伊賀)どないやねんおい!
(徹郎)もう!よかった。
(徹郎)なんですかあいつら。
よかったよ徹郎君新しいキャラが出来て。
(徹郎)いや…キャラじゃないです。
真希は!?なんや?次から次へともう〜。
何なん?
(伊賀)お掛けになってください。
一体どうしてしゃくれたか説明してください。
(やまだ)関係ないやん!あんたもしゃくれてるで。
はっ!
(伊賀)今気付いたんかい!一体何があったんですか?
(やまだ)実は…。
カタン!
(やまだ)なんですか?顎が当たったんや。
いや当たるわけないでしょ!さっきからもう!ねえ?
(伊賀)痛っ。
(やまだ)あなたまで!
(伊賀)痛いわ〜。
(やまだ)おかしいでしょ。
(2人)痛っ。
(やまだ)いや届くかい!二人で何してるんですか!ほんまに…。
ねえ?そんなしゃくれてない。
(やまだ)いやなんかしてよ!なんですか。
真面目にしゃべってもらえますか。
(やまだ)いやあなたらが変なことするからでしょ。
何があったんですか?
(やまだ)ああ…すみません。
実は突然真希が一方的に別れるって言いだして…。
絶対に何か理由があるはずなんです。
僕は真希の本当の気持ちが知りたいんです!あなたしゃべると唾が上に飛びますね。
(やまだ)うるさいな!ピュッピュッ。
(やまだ)今関係ないでしょそれ。
(伊賀)あっどうでした?話も聞いてくれませんわ。
(あき恵)何をしてんのよ。
戻ってきなさい!
(恵美)嫌よ。
(あき恵)二人の結婚は絶対に認めません!
(やまだ)真希!
(安井)しつこいなお前は!もう真希さんに近づくな!こんにちは!
(安井)こんにちは!
(伊賀)絶対言いますやん。
いやちょっと落ち着いてください。
ねっ。
落ち着いて。
(和子)失礼します。
あっまた来た。
また来た〜!
(和子)お願いよ。
今度こそ土地を売ると言わせなさい。
(アキ)はい。
(和子)でなかったらこれよ。
(アキ)分かりました。
おい土地売る気になったんかい?なんでなんねん?なんでビラビラ病でなる?
(アキ)ならへんのかい。
そうか〜。
土地売ってもうたらな莫大な報酬が手に入るんやったんやけどな。
おい強引にいくしかないなこらぁおい!おい来いお前こらぁ!どけこらぁ!
(あき恵)きゃあ〜!
(アキ)おい!おいこいつどうなっても知らんぞ!
(あき恵)きゃあ〜!
(徹郎)社長!
(アキ)動くな!ええか?よう聞けよ。
ちょっとでも動いたり音立てたらこの女の顔をこの警棒でボコボコに殴るぞ!はい!・パンパカパンドンドンドンドン!ガン!ガン!ドンドン!
(アキ)お〜い!はいストップ!
(珠代)お〜い!ドン!ドン!
(アキ)ストップ!ドン!
(珠代)ちょっと!
(アキ)スト〜ップ!やめ〜!
(アキ)ええ〜?聞いてたかお前ら今!俺はちょっとでも動いたり音立てたらこいつをボコボコに殴るって言うたんや!だからやってるんや。
(あき恵)おかしいでしょ!
(アキ)えっ?
(平山)なあ待ってくれ。
(アキ)動くな気持ち悪い!ふふっ…「気持ち悪い」の意味が分からんわ。
なあ待ってくれ。
その人はわしの大切な人のお母さんなんや。
(アキ)それがどないしたんじゃい。
(平山)だから放してくれ。
ボキッ!
(骨が折れた音)骨折れた!骨折れた!骨折れた。
固定して。
(アキ)言うこと聞かなこうなるぞ。
固定して。
(アキ)おい。
おい。
頼む。
お母さんを放してくれ代わりなら俺がなるから。
(アキ)動くな!ボキッ!痛い痛い痛い!痛い!
(伊賀)顎折れたん!?
(アキ)気持ち悪い顎やで。
固定せな。
(アキ)おい!おいじっとせぇこらぁお前ら。
おい。
ううぅ〜。
(アキ)なんやねん?これ。
顎折れたから固定です。
(あき恵)あなたたち…。
(アキ)おい!顎の治療見せんなこらぁ。
お前が顎折るからやろ。
(アキ)こいつどうなっても知らんぞ。
今すぐ助けたるわい!バン!
(3人)うわっ!
(伊賀)あれなんや!?防犯システム。
(伊賀)勝手に改造すな。
はよ戻せ。
バン!
(アキ)何してんねんもう。
なんや?これ…このシステム。
おい立てこらぁ。
(伊賀)浅香さん今逃げれたでしょ!
(あき恵)腰が抜けたのよ。
そら腰が抜けるやろ。
還暦まであと1年7か月。
(あき恵)ちょっと待って…。
いらんこと言ぃな。
(アキ)そうか〜1年7か月か。
1年7か月やな。
お前…別に今興味ないやろお前は。
(アキ)興味ないけど1年7か月やろ?なんべんも言わんでええわ!おいすぐ助けたるわ。
(アキ)なんじゃいこらぁ!バン!バコン!
(あき恵)きゃあ〜!ああっ!
(伊賀)あれもなんやねん!?茂造スマイル!
(伊賀)言うてる場合か!
(アキ)なんじゃ!?これ〜。
いちばんええやつ使うたんやなこれ。
お前何写真褒めてんねん。
おい!誰が作ったんじゃこれ!わしや!
(アキ)お前か!器用なやっちゃで。
また褒められた。
(アキ)お前だけは許さへんぞ!なんじゃいこら。
やるんか?
(アキ)お前こらぁ!Aaow!・BecauseI’mbad,I’mbad
(「自由」)
(「自由」)
(「自由」)あっもしもし?
(伊賀)着メロかい!お前ら!3つつっこむ。
まず1つ目や。
なんで2人参加したんや?ダンス好きか?2つ目ピンク。
お前めちゃめちゃおいしいやないか。
どうも。
3つ目黄色。
ピンク抱っこしたときにもう腰がグダグダになっとったやろ!
(アキ)めっちゃ重たいんじゃ。
(珠代)あんた!
(アキ)ああ…はいはい。
(珠代)あてのこと重い思うて抱っこしとったんか!
(アキ)いやあの…。
(珠代)そうや。
あては肥えとる。
まるまると肥えとるわ!そやけど肥えとるがゆえにあんたが抱っこしたときにパンツが食い込むんや!
(アキ)食い込んだん知ってるよ。
(珠代)ぐっと食い込むんや。
(アキ)食い込んだな。
(珠代)おじいはん。
なんやねん?
(珠代)食い込んだパンツの女は好きか?
(珠代)おじいはん。
(アキ)答えんかいこらぁ!初めてやわそんな質問。
お前はほんまにドキドキさすなぁ。
わしは普通が好きや。
守りに入ったなぁ。
あいつさっきから何を言うとるんや?
(アキ)おらぁ!食い込み損やないかい。
食い込み損?お前が抱っこしたからや。
パンツ伸ばすな!こらぁ。
(アキ)すてきやね。
どこがすてきやねん。
(アキ)お前こらぁ!うっ!ううっ!うっ…。
(伊賀)あんた一体何者や?越後のちりめん問屋です。
(伊賀)なんでやねん!それ水戸黄門やろ!
(一同)ははあ〜。
(伊賀)いやせんでええねん!おらぁどうすんじゃい!はぁ〜い!・珠ちゃんはあほやから分かりましぇ〜んお前それで帰るつもりか?
(珠代)ふふふっ。
お前がそれで帰るんやったら黄色お前はどうするつもりや?
(珠代)はぁ〜い!・珠ちゃんはあほやから
(珠代・アキ)・分かりましぇ〜ん・あ〜ほやあほやあほ祭り〜黄色。
(アキ)・あほ祭り〜黄色!ほんまはそんなんしたくないんやろ?うっ…うっ…。
ぶつかった。
ぶつかっとるやないかお前。
どうするんやオバハン!はぁ〜い!やりよった!・由美ちゃんもあほやから分かりませ〜ん・あっ由美ちゃんもあほやから分かりませ〜ん
(由美)ほい!わあ〜…。
何さすねん!・由美ちゃんもあほやから分かりまへん由美ちゃんも…
(和子)ああ〜!嫌や〜嫌や〜!ダジャレやというて…。
待て待て待て!あんただけリズムちゃうやないかい!・もしもしもしもし一生懸命やってるわい
(和子)・こんな踊りは年寄りには不向きじゃ不向きじゃおいあんた今年で何歳やねん?・今年で79歳です・恥ずかしい・国民の皆さんさようなら
(真希)お母さん恵美を見て思った。
私自分の気持ちにうそはつきたくない。
私ひろあきさんのこと愛してる!
(あき恵)真希!あんなやつのどこがええねんお前。
女手一つで私たちのことを育ててくれたお母さんの夢をかなえるためにまさじさんとの縁談をお受けしました。
でもやっぱり私はひろあきさんと結婚したい!そうだったの。
あぁ…娘のほんとの気持ちにも気付けないだなんて私は母親として失格ね。
お母さん…。
分かったわ。
二人の結婚認めましょう。
(真希)あっ…。
(あき恵)ひろあきさん真希のことどうか幸せにしてやってちょうだいよ。
はい!必ず幸せにします!お前もうしゃべるな!しゃべったら羽ばたいてる白のハトに見えんねん。
(やまだ)真希。
(真希)ひろあきさん。
(あき恵)まさじさんほんとに申し訳ございませんでした。
このような結果になってしまいました。
今回の投資の話なんですが私きっぱりと諦めます。
僕は浅香さんが窮地に陥ったとき怖くて動けませんでした。
こんにちは!こんにちは!
(伊賀)絶対言うやん。
(安井)僕の完敗です。
真希さんは諦めます。
しかしビジネスとプライベートは別です。
浅香さんの会社へは投資させてもらいます。
(あき恵)本当ですか!?
(安井)はい。
(あき恵)ありがとうございます!
(真希)ありがとうございます!いや〜よかったですね。
続きまして平山さんと恵美ちゃんです。
どうぞ!
(伊賀)なんの司会やねんそれは!出てくんのかいほんで!
(平山)お願いします結婚を許してください。
(恵美)お願いします。
浅香社長
(なまって)許してやったらどぉやぁ。
(伊賀)なんや?それは。
(あき恵)平山さんあなただったらこの先恵美に何が起こってもきっとこの子を守って幸せにしてくれるだろうってさっきのあなたの態度を見てそう確信しました。
二人の結婚許します。
(平山)ありがとうございます。
(恵美)お母さんありがとう。
よかったですね。
社長こんにちは!こんにちは!言うてくれた!言うてくれた。
(やまだ)これからよろしく恵美ちゃん。
(恵美)はいお義兄さん。
あっそういう関係になるんか。
(やまだ)よろしく昌雄君。
義弟!?あのおっさん義弟?
(平山)よろしくお義兄さん。
気持ち悪いわ!
(やまだ)よろしくお義母さん。
(あき恵)よろしくひろあき君。
よかったね。
(平山)よろしくお義母さん。
(あき恵)よろしく昌雄君。
おっさんやないかお前。
よろしくお義母さん。
(恵美)よろしく徹郎君。
若いお義母さんやおい。
よろしく真希伯母さん。
よ…よろしく徹郎君…。
真希伯母さんめっちゃ嫌がってるやん。
よろしくおばあちゃん。
あっおばあちゃんか!よろしく孫。
おかしいやろ!名前で呼んだらな…。
(伊賀)あの〜浅香さん徹郎のリストラの件なんですが…。
リストラなんかするわけないでしょ私の孫になったんだから。
(徹郎)ほんとですか!?ありがとうございます!やった〜。
これで結婚もできます!よかった。
(みゆき)いいお湯やったわね〜。
(奥重)ほんまやな。
みゆき!
(みゆき)徹郎さん!オーナー!
(一の介)うっ…えっ?ははっ…。
こらハゲ!お前ちょっと休んどったやろこら!どんどんアドリブも入っていくぞお前は!ええ〜誰?
(徹郎)僕の彼女です。
(一同)えっ!
(徹郎)みゆきその男なんや?俺という男がいながらそんなやつと浮気しとったんか!
(奥重)みゆきは俺と結婚するんや。
(徹郎)みゆきは俺のもんや。
なんであのブサイクモテるん?
(伊賀)ほんまや。
(安井)よし!ここはみゆきさんを懸けて二人で一発ギャグ対決しましょう。
分かりました。
それではまいりましょうか〜。
まずは徹郎君からです。
どうぞ!ええ〜「新しい追いかけっこ」。
・膝と膝の追いかけっこ続きまして奥重さんです。
どうぞ!ん?何すんねん?
(奥重)「Tバックギャグ」。
すみませ〜んここのお店Tポイント使えますか?さっあなたたちの好みだ。
さあまいりましょう。
徹郎君がよかったと思う方拍手!パチパチパチパチ!奥重さんがよかった方拍手!パチパチパチ…あなた全員を敵に回しましたね。
勝利〜!
(奥重)くっそ〜。
(みゆき)まったくおもしろくないわ!
(奥重)ん?
(みゆき)なんなの!?これ。
あんたらとは遊びやったのよ。
私を手に入れたかったら私に見合う男になりなさい。
周り見てみぃドン引きやでおい。
あんまり男なめんなよこらぁ!ほんま!
(アキ)おい!また来た〜!なんやねん?
(アキ)じじい!お前のせいで俺仕事クビになったやないか!知るかそんなもん!お兄ちゃん!
(アキ)あっみゆき!珠代義姉さん!
(珠代)みゆきちゃん!お前の妹か?
(みゆき)お兄ちゃん私殴られたの!
(アキ)殴られた!?おい妹殴ったんどいつじゃい!このオバハンです。
ちょっと待ってって。
(アキ)おいオバハン!
(あき恵)ちょっと待って…。
(アキ)何笑うとんねん?
(あき恵)だってそんなあほな…。
(アキ)「そんなあほな」って殴られとんねんこっちは!なんで笑うてるか説明しよか。
ほんまは一の介に行くはずやったんがこっちに行ったからや。
(アキ)こらぁオバハン。
(あき恵)ははっ!
(アキ)何笑うとんねんこのぼけ!
(あき恵)ああ〜!
(アキ)反対やこらぁ。
こっち来いこらぁ!ボコボコにしたる!
(あき恵)ちょっとなんとか言ってよ!なんてこったパンナコッタ。
(伊賀)やかましいわ!4月28日から5月11日まで祇園花月でよる芝居「茂造の美しき謎」を行います。
7回目となる今回は茂造最大の謎が明らかに!チケットは好評発売中。
皆さん笑って
(なまって)感動しにきたらどぉやぁ。
2015/03/29(日) 13:54〜14:54
MBS毎日放送
よしもと新喜劇 春休みスペシャル〜茂造は見た!恋の湯けむり旅館〜[字]
旅館アルバイトの茂造。とある会社の社長がやって来る。そこで従業員が駆け落ちしてきた事が判明!その上地上げ屋が「旅館を売れ」と大暴れ!ピンチをどう乗り切るのか!?
詳細情報
番組内容
【茂造は見た!恋の湯けむり旅館】
旅館アルバイトの茂造。
とある会社の社長がやって来る。そこで従業員が駆け落ちしてきた事が判明!!
その上地上げ屋が「旅館を売れ」と大暴れ!果たして茂造はこのピンチをどう乗り切るのか!?
出演者
辻本茂雄/島田一の介/伊賀健二/宇都宮まき/松村恵美/平山昌雄/新名徹郎/浅香あき恵/前田真希/安井まさじ/やまだひろあき/アキ/島田珠代/桑原和男/末成由美/奥重敦史/たかおみゆき/森田展義/鮫島幸恵
ほか
ジャンル :
劇場/公演 – 現代劇・新劇
バラエティ – お笑い・コメディ
福祉 – 文字(字幕)
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