大岩ゆり
2015年3月30日11時02分
東京大学や米国立衛生研究所などの研究チームは、エボラ出血熱の感染を防ぐワクチンの開発を進め、霊長類のカニクイザルで効果がみられたと発表した。
研究チームの河岡義裕・東大医科学研究所教授らは、エボラウイルスの遺伝子を操作して増殖できないようにし、さらにそのウイルスを化学処理して毒性をなくしたワクチンをつくった。
そのワクチンをカニクイザル2匹に4週間あけて2回接種し、その4週間後に致死量のエボラウイルスを投与した。2匹とも発症せずに生き残ったという。
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