[ 特集 ] 2001年04月24日 第356号

‘ベトナム戦真実委’キャラクター商品製作予定… ‘平和歴史館’後援者募集にも拍車 

写真/昨年12月15日、ベトナム戦真実委員会と軍事評論家協会が共同主催した‘ベトナム参戦 再照明討論会’.(カン・チャングァン記者)

さる1月中旬から販売され始めた<ごめんなさい, ベトナム>CDは、商業的流通網を経ずに電話注文だけを通じ、現在国内で1700枚以上が売れた. 製作全量が消化されて, 追加製作も検討中であると知らされた. 特に、200余枚は‘国連人権委員会’‘世界キリスト教協議会’等、世界30余国の平和人権団体に送られた. 

このCDを作ったのは、昨年1月28日に発足した国際民主連帯傘下の‘ベトナム戦 真実委員会’(以下、真実委員会, 共同代表 イ・ヘドン/カン・ジョング). 真実委員会は、短い間にいろいろなしっかりとした事業とイベントを非常に成功的に行ってきた. 昨年7月6日には、‘サイゴン, その日の歌’というタイトルの平和文化祭を成功裡に終え、12月15日には参戦軍人たちと共に、終戦以後初めて‘ベトナム参戦 再照明のための共同討論会’を開くこともした. 

真実委員会が中長期的に最も力点をおく事業は、ベトナム現地に平和歴史館を建てることだ. 国際民主連帯 キム・スギョン(35) ベトナム事業チーム長は、“平和歴史館のコンセプトは、‘平和’”とし、“戦争を通じて平和の歴史を開いていく教育のコンテンツを整えること”だと伝えた. 

2004年竣工を目標に、約4億余ウォンがかかると予想されるこの平和歴史館の財源は、現在5300万ウォン程度が用意されている. 日本軍 慰安婦 出身 故 ムン・ミョングムおばあさんが出した国家補償金4300万ウォンに、一般市民たちの後援金がすこしづつ付け加わった結実だ. 真実委員会は、来る5月から発起人募集を通じた後援金確保により一層拍車をかける予定だ. 

真実委員会は、これと共にベトナム戦終戦26周年を迎えて、色々な大衆事業も模索している. その初めての計画は、Ｔシャツ・帽子等、キャラクター商品の製作普及だ. <ごめんなさい ベトナム>というロゴと平和の可愛い絵を半袖Ｔシャツ等にデザインして販売する予定だ. それと共に、枯葉剤による苦痛を受けている参戦軍人のための医療機関との共同支援事業も計画している. 


後援及び発起人参加問い合わせ: ベトナム戦 真実委員会(02-3675-5810)