米軍上陸70年、沖縄で慰霊祭 不戦の誓い新たに太平洋戦争末期に日本最大の地上戦が展開された沖縄戦の初期、那覇市の西約40キロに点在する慶良間諸島へ米軍が上陸してから70年を迎えた26日、座間味島(座間味村)で慰霊祭が開かれた。関係者は犠牲者に鎮魂の祈りをささげ、不戦の誓いを新たにした。 曇り空から時折光が差し込む中、村民ら約100人が参加。戦争体験者を代表して平田文雄さん(85)が「今なお当時をしのび、痛恨の情に堪えず合掌している。歴史を風化させないよう努める」とあいさつした。 村の中学生3人も「美しい島々で起きた悲劇を次の世代に語り継ぎ、平和で住みよい村づくりを目指す」と宣言した。 【共同通信】
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