English Program for Junior High
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動名詞

動詞のing形には2つの用法がある。ひとつは進行形になるもの(現在分詞)、もう一つが動名詞。
動名詞の意味 〜すること
文の中での役割

1.主語になる。 2.動詞の目的語になる。 3.前置詞の目的語になる。
   ※主語は「〜は」や「〜が」となるもの 目的語は「〜を」や「〜に」となるもの。

主語になる

(例)
Reading books is important for us. 本を読むことは私たちにとって重要です。
例の場合 Reading が動名詞で、この動名詞を含んだReading books が主語になっている。意味は「本を読むことは」このように動名詞単独ではなくほかの語とセットになって主語になることが多くある。

例文
Watching TV is a lot of fun. テレビを見ることはとても楽しい。 
Making breakfast is easy for Yumi. 朝食を作ることはユミにとって簡単だ。

動詞の目的語になる

(例)
Ken started reading the book two hours ago. ケンは2時間前にその本を読み始めた。
例ではreading 「読むこと」が動名詞で、この動名詞がstartedの目的語になり、「読むことを始めた。(読み始めた)」となっている。

例文
I like watching TV. 私はテレビを見ることが好き。
Yumi finished making breakfast ten minutes ago. ユミは10分前に朝食を作り終えた。

前置詞の目的語になる

※前置詞・・・in, on, at, with, without,after, beforeなど

(例)
Yumi studies English before making dinner. ユミは夕食を作る前に英語を勉強する。
例ではmaking 「作ること」が動名詞で、この動名詞がbeforeの目的語になり「作ることの前に(作る前に)」という意味になる。

例文
I'm interested in reading books. 私は本を読むことに興味がある。
Ken left home without eating breakfast. ケンは朝食を食べずに家を出た。

書き換え

「 〜すること」の意味を表す用法は他に不定詞(to+動詞の原形)があり、動名詞と不定詞は書き換えができる場合もある。

1.主語になる場合にはすべて動名詞と不定詞の書き換えができる。
2.動詞の目的語になる場合には書き換えができる場合とできない場合がある。
3.前置詞の目的語になるのは動名詞だけの用法なので不定詞と書き換えはできない。

動名詞が主語になる場合 (すべて不定詞で書き換えられる。)
Reading books is important for us. → To read books is important for us.
Watching TV is a lot of fun. → To watch TV is a lot of fun.
Making breakfast is easy for Yumi. → To make breakfast is easy for Yumi.

動名詞が動詞の目的語になる場合 (動詞により書き換えできる場合とできない場合がある。)
I started reading the book. →  I started to read the book.

動詞がstartの場合動名詞でも不定詞でも目的語になるので書き換えできるstart のほかにはlike beginなども書き換えができる

I finished reading the book.

動詞がfinishの場合 目的語は動名詞のみ。 stop, enjoyも目的語は動名詞のみ。

I want to read the book.

動詞がwantの場合 目的語は不定詞のみ。 hope, decide も目的語は不定詞のみ。

動名詞が前置詞の目的語になる場合 (不定詞で書き換えることはできない。)
前置詞の目的語になるのは動名詞だけ。
Thank you for calling me.
前置詞forの後ろなので動名詞のcallingになる。

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