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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

原子力規制委員会の内部文章がランサーズ経由で漏洩!?

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クラウドソーシングサービスののランサーズを見ていると以下の案件が掲載されていた。
至急 30日早朝まで 原子力パワーポイントスライド翻訳(ランサーズ)(ミラー

至急 30日早朝まで 原子力パワーポイントスライド翻訳の依頼詳細
原子力関係のパワーポイントスライドの翻訳をお願いします。
翻訳はスライド上の日本語の上に英語を上書きする形になります。
納期は明日30日の早朝ですので、
至急ご対応いただける方がいましたらぜひご連絡ください。
どうぞよろしくお願いします。

と書かれており、実際に翻訳してほしいパワーポイントが、某ファイルアップロードサービスにアップされていた。どんなファイルか気になり、ダウンロードしてみると

※担当の名前の部分はぼかしをいれてます

なんと「原子力規制委員会」のロゴが入った、50ページにわたる「原子力基礎研修テキスト」だった。
表紙には「機密性2」という文字書かれている。これが、どれぐらいのレベルなのか調べてみると、内閣官房情報セキュリティセンターが公開している「「情報の格付け及び取扱制限に関する規程」策定手引書」というPDFファイルに詳しく書かれていた。

機密性2情報
行政事務で取り扱う情報のうち、秘密文書に相当する機密性は要しないが、漏えいにより、国民の権利が侵害され又は行政事務の遂行に支障を及ぼすおそれがある情報

この資料には「文書の種類に基づく分類例」として、情報類型:公開前会議資料の場合「複製禁止、配付禁止」、各省協議では「暗号化必須」の扱いとなっているので、堂々と第三者もできる場所にアップし、しかもクラウドソーシングで第三者に翻訳依頼を出していいのだろうか? 「機密性2」でググるといろいろな文章がヒットするが……

発注者のmatsushita2ミラー)の過去の発注案件を見ていると「原子力がらみのパワーポイント翻訳」の仕事がたくさんありますが、大丈夫なのだろうか?