ＨＫＴ指原が受付最終日に総選挙立候補「てっぺん取りにいきます！」

指原莉乃

「第７回ＡＫＢ４８選抜総選挙」に出馬するか否かが注目されていた人気アイドルグループ「ＨＫＴ４８」指原莉乃（２２）が２９日、立候補した。受付最終日となるこの日、届出をし、午後１時１５分に受理された。

　７回目にして首都圏を離れ、ＨＫＴのお膝元である福岡で開票イベント（６月６日、ヤフオクドーム）が行われることで“追い風”という声があることに反発。本紙にも「ＨＫＴに得なことはない」と断言し、「出馬するかどうか迷っている」と不出馬の可能性を示唆していた。

　そんな中、出馬の決断をした指原はこの日午後３時３０分すぎに１年５か月ぶりに公式ブログを更新。「実は本当に迷っていました。去年の総選挙の雰囲気、会場の雰囲気。思い出しただけで今でも涙が出てくるくらい、怖かったです。毎日毎日、逃げ出したかったです」と正直な思いを告白。

　さらに「去年の公式ガイドブックに書いてあった評論家の方の、自分が一位だと思ってる指原が二位になって崩れる瞬間がみたいという言葉。指原退治というワード。今でも引っかかっています。忘れられません」と苦しい胸の内をつづった。

　昨年の総選挙でＡＫＢ４８・渡辺麻友（２１）に敗れたにもかかわらず、今年もまた周囲は「さしこ打倒」のムードになっている。

　出馬を迷った理由について指原は「他のメンバーが言ってくれる指原がライバルという言葉にもいつもビクビクしていました。正直、すごく嫌な気持ちになるときも多かったです。誰かのライバルになるのが今もすごく怖いです。だからね、怖かったんです。ずっと迷ってました」と説明。

　しかし握手会などでのファンの激励が後押しになったという。「ＨＫＴの地元、福岡での総選挙開催！　ＨＫＴを盛り上げるためにも、今年はてっぺん取りに行きます！　頑張ります！　いや頑張りましょう」と女王奪取を宣言した。