信用毀損容疑:異物混入装った小学校教諭を逮捕 宮崎県警
毎日新聞 2015年03月29日 23時02分(最終更新 03月29日 23時03分)
コンビニエンスストアで購入したおにぎりに銀歯が入っていたとうその新聞報道をさせ店の信用を傷付けたとして、宮崎県警は29日、同県日向市比良町2、小学校教諭、黒木明容疑者(46)を信用毀損(きそん)容疑で逮捕した。
逮捕容疑は、2月25日、自宅に毎日新聞の記者を呼び「セブンイレブン日向南町店で購入したおにぎりを食べていたら銀歯が出てきた」とうそをついて全国に報道させ、店の信用を傷付け業務を妨害したとしている。
県警日向署によると、黒木容疑者は同日、署に「おにぎりに銀歯が入っていた。自分のものではない」と相談。警察は翌日、店と黒木容疑者双方から事情を聴き、後日調べたところ、銀歯は黒木容疑者が治療した歯に埋めていたものと判明した。黒木容疑者は「事実ならば申し訳ない」と話しているという。【菅野蘭】
毎日新聞西部本社代表室の話 取材を尽くしましたが、新たな事実が判明し、関係者にご迷惑をかけたことをおわびします。今後、取材はいっそう精査し、慎重を期します。