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「異物混入」とうそ、小学教諭逮捕=翌日に報道、信用毀損容疑―宮崎県警

時事通信 3月29日(日)17時14分配信

 コンビニで購入したおにぎりに異物混入があったと新聞記者にうそを言い、それを報道させて店の信用を損なわせたとして、宮崎県警捜査1課と日向署は29日、信用毀損(きそん)の疑いで、同県日向市立小学校の教諭黒木明容疑者(46)=同市比良町=を逮捕した。容疑について、あいまいな供述を繰り返しているという。
 逮捕容疑は2月25日午後3時ごろ、毎日新聞の記者を自宅に呼び寄せ、「セブンイレブン日向南町店」で購入したおにぎりの中から銀歯が出てきたなどと虚偽の内容を説明。翌日の朝刊紙面で報道させ、同店の信用を毀損し、業務を妨害した疑い。
 同課によると、黒木容疑者は異物混入について日向署にも相談。鑑定の結果、歯の詰め物とみられる金属製の異物は、同容疑者のものだと判明した。
 毎日新聞西部本社代表室は「関係者にご迷惑をかけたことをおわびします。今後取材はいっそう精査し、慎重を期します」とのコメントを出した。 

最終更新:3月29日(日)18時59分

時事通信