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墜落独機副操縦士 現場上空グライダーで飛行 精神疾患薬を押収

2009年9月、ランニング大会に参加したルビッツ副操縦士
2009年9月、ドイツ北部ハンブルクのランニング大会に参加したアンドレアス・ルビッツ副操縦士
Photo By ゲッティ=共同

 フランス南部でドイツ旅客機を故意に墜落させた疑いが持たれているアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)が、アルプス山中の墜落現場付近の上空をグライダーで飛んでいたことが29日までに分かった。英BBCなどが報じた。訓練生時代の仲間によると、ルビッツ副操縦士は、休日に何度かアルプス上空を飛行していたという。子供の頃、家族とアルプスで休暇を過ごしていたといい、現場付近に土地勘があり、思い入れがあった可能性がある。

 捜査当局は関係先の捜索で、新たに精神疾患の治療薬を押収した。視力悪化に悩んでいたとの情報もあり、苦労して得た操縦士の職を健康上の問題で失うのを恐れ、思い悩んでいたとみられる。

 ルビッツ副操縦士は、2008年に始まった養成訓練を長期間中断。精神的問題が理由と報じられている。訓練を再開して試験に合格後、1年近く客室乗務員を経験してから、13年にようやく副操縦士になった。

 また、ルビッツ副操縦士が、墜落直前に女性関係で悩んでいたとの情報もある。英デーリー・メール紙(電子版)は、ルビッツ副操縦士には結婚を前提に長年交際していた女性教師がいたが、墜落事故の少し前に別れたと報じている。ルビッツ副操縦士の不安定な性格に、女性が恐怖を感じたためとしている。

[ 2015年3月30日 05:30 ]

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