イラク戦争で死んだ自衛隊員35名。帰国後も25名が自殺。この件についてマスコミはさして報道せず。
なんとしてでも戦争を起こしたい安倍首相。ついポロリと本音をこぼしたのを慌てて前言撤回した模様です。
【以下、読売新聞より転載】
安保法制懇は15日の報告書で、多国籍軍への参加や国連平和維持活動(PKO)での武器使用などを全面的に認めるよう提言したが、安倍首相は、これらの集団安全保障に関する提言は採用しないことを明言した。
懇談会が報告書を提出した当日に提言内容を打ち消したのは、「地球の裏側で戦争ができる国になる」といった批判が広がりかねないと懸念したためだ。
「自衛隊が武力行使を目的として、湾岸戦争やイラク戦争での戦闘に参加するようなことは、これからも決してない」
首相は記者会見でこう強調した。PKOなどの集団安全保障の場合でも、自衛隊が行う活動には憲法9条の制約がかかるというのが、現在の政府の憲法解釈だ。
【転載ここまで】
戦争で大切な人を失いたくない一般庶民。なんとしてでも戦争で人を殺したくて仕方がないユダヤ金融資本。その両者の攻防戦がこれからますます激化しそうな勢いです。マスコミもこぞって戦争臭の漂うニュースばかり報じていますが、恐らくこれも一種のプロパガンダなのでしょう。今のうちから国民に戦争への身構えをさせておこうとしているとしか思えません。
しかも、幸福の科学の三橋ナントカさんは「中国や韓国と戦争になっても、日本の自衛隊はとても強力なので、日本人からさして犠牲者は出ない」とうそぶいておられますが、一人でも犠牲者が出てほしくないというのが我々国民の考えです。しかし、戦場で一人も死なないということは絶対にあり得ないことです。
実際、非戦闘地域にしか送らなかったはずのイラク戦争でも、派遣された自衛隊員が35名も死んでいます。しかも、そのうちの16名は自殺したそうです。例え敵の銃弾に当たらなくても、精神がおかしくなって自ら命を絶ってしまうケースもあるということです。
さらには帰国した自衛隊員の中からも25名の自殺者が出たそうです。マスコミはこういったことをほとんど報道しませんが、もちろん上から報道するなとのお達しがあったのでしょう。
これが戦争の実態です。ですから、戦争をしても大した被害を受けることはない、というのは単なる妄言です。三橋貴明という人には、いい加減、この国のことを思う振りして、この国に危害を加えるような発言はやめてほしいと思います。もしそんなに戦争に勝つ自信があるというなら、自分が真っ先に戦場に行って戦ってください。
【以下、ウェキペディアより転載】
社民党の照屋寛徳議員が国会において、インド洋やイラクなどへの派遣任務に就いた自衛官の中に、自殺等による死者が多数に上っている点を問題視して、質問を行なったのに対して、延べ約1万9700人の自衛隊員のうち、16人が在職中に自殺していたことが、政府が閣議決定した2007年11月13日の答弁書で明らかにされている。
在職中の死亡者は計35人で、内訳は海自20人、陸自14人、空自1人とし、そのうち自殺者は、海自が8人、陸自が7人、空自が1人で、それ以外は病死が、計7人、事故死・死因不明が、計12人となっている。
だが、2万人近い自衛官が一度に派遣されて、そして一度に戻った上で直後に16人が自殺したというわけではなく、それぞれ数十人あるいは数百人ごとに代わる代わる交代して任務を行っている。
この答弁書が作成されるまでの間に、派遣任務という因子以外にも数多くの因子が付加されてしまっている。その為、派遣任務が即自殺に繋がったわけではないが、海上自衛隊だけを取って見ても厚生労働省が発表した10万人当たりの自殺者数よりも多く自殺者が出てしまっている。
今後、自衛隊内における精神面のカウンセリング体制の整備が求められている。
イラク特措法に基づき派遣された隊員のうち在職中に死亡した自衛隊員数(2007年10月末現在)
陸上自衛隊 14人(うち自殺7人、病死1人、死因が事故又は不明6人)
海上自衛隊 20人(うち自殺8人、病死6人、死因が事故又は不明6人)
航空自衛隊 1人(うち自殺1人)
2007年11月13日防衛省発表
2014年4月16日現在の自衛隊イラク派遣後の自殺者合計が28名と放送される。
【転載ここまで】
〈参考リンク〉
○シリア内戦の死者は15万人超。我々は戦争の恐ろしさをもっと知るべきだ。