【清州聯合ニュース】韓国中部の忠清北道が道内の清州国際空港を経て日本を訪れる中国人観光客を取り込もうと、同空港を団体客対象のノービザ乗り継ぎ空港に指定するよう政府に申し入れたことが29日、分かった。
日本を訪問する中国人観光客数は2013年の131万5000人から昨年は240万9000人と83.2%増加した。清州空港をノービザの乗り継ぎ空港に指定し、日本に向かう中国人客を取り込むことが狙いだ。中国、日本と連係した観光商品を開発すれば、3カ国の民間交流も活性化するシナジー(相乗)効果も期待できるとしている。
清州空港は昨年4月、済州島を訪れる中国人客がノービザで72時間滞在できる乗り継ぎ空港に指定され、同9月に滞在期間が120時間に拡大された。清州空港を利用して韓国を訪れる中国人客は12年の約3万2000人から昨年は約18万人に増えた。