/堀切つけそば照久@堀切菖蒲園にてつけそば(小)/コーヒーの店コロラド堀切菖蒲園店にてコロラドコーヒー/らーめん大堀切店@堀切菖蒲園にて赤らーめん/
気持ちの中ではかなり遠くに感じてしまう東京の東側、区で言えば足立区、江戸川区、葛飾区辺り、行かれなくはないけど、行くには前日くらいから構えておかないと。
京成線が個人的にネックなのでして、今日は京成線に乗らずに綾瀬から25分ほど歩いてみました。
一度訪問した際はさらっと振られた堀切つけそば照久@堀切菖蒲園(葛飾区堀切)、糀やを2007/3からスタートさせ、中華そば清水を2010/8からマリアージュし、そして2015/3/6にリニューアル(3/2-5は300円でプレオープン)されました。
この地で昼営業(11:00-15:00)のみですと平日に伺うのは絶望的ですが、「夜営業は考えていません」とのことです。
つけそば専門店かと店先に貼り出されたメニューを見るとらーめんも用意されています。
それぞれ小(200g)、並(300g)、中(400g)、大(500g)とラインナップ(50円刻み)、トッピングは特製辛味噌50円、生ニンニク50円等々。
ビールも用意されていましたが、とりあえず今回は見送ってプラ券(食券)を買い、10席のカウンター、手前の空いていた席に座ってプラ券をカウンター台に置きます。
お冷やを頂きながら卓上の調味料をみると胡椒、一味、酢、ラー油と意外なほど少ないですね。
つけそばの出来上がりを待っていと清水店主さん登場、清水さんと会うのは三度目ですが、いずれもパーティー会場でしたので、こうしてお店でお見かけするのは初めてで、別人かと思うほどの印象です。
仕事されている姿はとても凛々しく、それでいて話してみるととっても気さくで、私もそんな大人になりたかったなぁ(もう、全く間に合いませんが)。
さて、つけそば(小)(生麺200g)700円、噂通りの丸長インスパイア、個人的には丸長リメイクと感じました。
豚骨清湯スープに魚介出汁を合わせ、鶏ガラ出汁で味を微調整されてから、酢や唐辛子を入れるという、まさに丸長のつけ汁。
つけ汁にはチャーシューの細切りではなく豚バラ肉、メンマ、そしてそして一番大切ななるとの細切り、薬味ネギ、と。
緩やかに波打った極太麺はつるりとした麺肌、一口分手繰ってつけ汁をくぐらせれば、一口目は懐かしささえ感じるオールドスタイルの印象です。
程々の甘さと酸っぱさと辛さの中、二口、三口と食べて進めると、古いだけではなく、かといって最先端でもない、現代風のつけ麺、いや、つけそばに仕上がっています。
六厘舎時代以降につけ麺に接した人なら「つけ麺のつけ汁は熱くないと」と残念がるほどのぬるさ、しかしして「もりそば」「つけそば」であればこの温度でも熱いと感じるほどです。
店主さんに伺うと、ご自身が大好きな目白と桜台の丸長を何度か食べ、この地のお客さんの味覚に合わせて味付けを微調整されたとのこと。
麺を食べ終わってスープ割りを頂きながら、ふと、これは故きを温ね新しきを知る、なんだな、と。
古きをまんまコピーしても二番煎じになるだけなので、古きに潜んでいる新しきを探し出して、磨いて元に戻す、と。
故にインスパイアではなくリメイク、今風に言えばリボーンですか(言い過ぎか)。
美味しいつけそばをご馳走様でした、なんとからーめんも食べてみたいです。
コーヒーの店コロラド堀切菖蒲園店にてコロラドコーヒー、意外と一人客が多いんですね。
無事待ち合わせて例のブツを頂き、良かった良かった。
さて、らーめん大全店訪問が済んだので二周目の記念すべき一店目としてらーめん大堀切店@堀切菖蒲園(葛飾区堀切)、先の店から三軒隣のらーめん大本店。
厨房では天井に頭が届きそうなくらい大柄な外国人さんが、ジャッジャッとデポを振っています。
2005年3月以来の訪問ですので10年ぶり、10年も経てば全く違う店と思った方がいいですね。
券売機でプラ券(食券を)を買います、お冷やだけでは心許ない人は隣の自販機でお好きな飲み物をどうぞ。
メニューはらーめん、塩らーめん、つけめん、煮干しらーめん、黒らーめん、赤らーめん、油そば(限定20食)、油そばは売り切れていました。
カウンター12席、空いている席に座ってプラ券をカウンター台に置き、お冷やを飲みながらラーメンの出来上がりを待っていると、「トッピングはどうしますか?」と聞かれます。
無料トッピンとして茹で野菜、刻みニンニク、背脂、醤油ダレを追加できますので、「ヤサイニンニク」と答えます。
赤らーめん780円、スタンダードのらーめんに辛みダレを合わせたような感じです。
真っ赤だな、とても辛そうだけどどうせ唐辛子だけだろうと、レンゲで味見すると花椒たっぷりで痺れるほど。
私は他人より辛さや痺れに対して我慢強い方なので、返ってワクワクするほどの痺れですが、普通の人ならば一口で「もう、ムリ」になりそう。
ベースのスープはいわゆるらーめん大の豚骨スープ、意識か無意識か分からないけど、あっさりめに仕上げられていて、返って辛さと痺れが強調されてとても美味しく感じます。
麺は安定の丸山製麺の極太麺、ごわごわした食感が実にスープによく合います。
トッピングはスタンダードのチャーシュー、茹で野菜、そして無料トッピングの刻みニンニク、この辛さだったら茹で野菜は「野菜増し」でも良かったかも知れません。
さらっと食べてしまって御馳走様でした、ああ、美味しかった。
帰りも綾瀬駅まで歩いて戻ってきて、千代田線に乗って代々木上原で乗り換えて、って、唐木田行多摩急行が次じゃないか。
途中で目が覚めたらどこかに寄ろうかと思いつつ、ぐっすり寝てしまって帰宅。
近くの畦道で採ってきたつくしを醤油で炒めて晩酌のアテにしました。
とても美味しく頂きました。
2015年03月28日
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インスパイアとリメイクの違いを教えてください。