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藤波辰爾がWWE殿堂式典 英語スピーチで大声援に感謝

東スポWeb 3月29日(日)19時32分配信

【カリフォルニア州サンノゼ28日(日本時間29日)発】当地のSAPセンターでWWE殿堂「ホール・オブ・フェーム」記念式典が行われ、日本人として“燃える闘魂”アントニオ猪木(72)に続く史上2人目の殿堂入りを果たした“炎の飛龍”藤波辰爾(61=ドラディション)が登壇した。

 インダクターの“ネイチャーボーイ”リック・フレアー(66)は、いわずと知れた米国を代表するレジェンドレスラー。それでも藤波に対し惜しみない敬意を払った。

 1991年3月の東京ドーム大会で藤波に敗れ、NWA世界ヘビー級王座を失ったフレアーは「IWGPとNWAの両王座に就いた、日本で最高のレスラー」と最大級の賛辞を込めて藤波を紹介し、ステージに呼び込んだ。

 タキシード姿の藤波は「ここに立つことができて大変光栄です。本当にありがとう」と切り出すと、レスラーとしての覚悟を熱く語った。「私はデビューして43年、61歳になりましたが、まだまだ現役で試合もしています。それは私にとって『使命』だからです。WWEの殿堂に入ることができましたが、挑戦と冒険を続けていきたいと思っています」などと英語でスピーチした。

 会場には藤波とIWGPヘビー級王座を争ったビッグバン・ベイダー(59)も駆けつけ祝福。ステージで人気俳優アーノルド・シュワルツェネッガー氏(67)ら今年の殿堂入りメンバーと並んだ藤波は、感激の面持ちで大声援に応えた。

 藤波は29日(同30日)に開催されるWWE年間最大の祭典「レッスルマニア31」(同州サンタクララ)でも、ファンの前に姿を見せる予定だ。

最終更新:3月29日(日)23時17分

東スポWeb