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シリアIS支配地域で英の学生らが活動か
3月23日 12時18分

シリアIS支配地域で英の学生らが活動か
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アフリカのスーダンで医療に携わっていたイギリス人9人を含む若い学生らのグループが、シリアに渡って過激派組織IS=イスラミックステートの支配地域にある病院で働いているとみられることが分かり、家族がシリアから戻るよう説得を続けています。
22日付けのイギリスの新聞「オブザーバー」などによりますと、アフリカのスーダンで医療に携わっていた10代から20代前半の学生ら10人余りのグループがシリアに渡り、過激派組織IS=イスラミックステートの支配地域にある病院で働いているとみられることが分かりました。
グループは今月12日、トルコのイスタンブールからバスで国境に向かい、翌日、シリアに渡ったとみられています。グループの中の9人はスーダン系イギリス人で、このうち19歳の女性はイギリスの家族に「心配しないで。私たちはトルコに着き、これから傷ついたシリアの人たちを助けに行くところです」と、携帯電話でメッセージを送ってきたということです。
家族らは、トルコに入って詳しい居場所の確認を急ぐとともに、携帯電話のメッセージを通じてシリアから戻るよう説得しているということです。
家族を支援しているトルコの国会議員は、若者たちはISにだまされ、洗脳されているとしています。
また、この国会議員はロイター通信の取材に対し、「若者たちは毎日、『大丈夫だ』などと家族にメッセージを送っている。家族は自分の子どもが戦闘地域にいることを心配している」と話しています。

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