君死に給うことなかれ。

6年前、私が労働組合の分会長だったとき、自殺者が二人出た時、全組合員に向けて直接に発したメッセージです。組合は、あなたを守る。あなたは一人ではない。決して、途方にくれないように、と伝えたのです。自殺に追い込んだ研究所幹部を、組合交渉で,厳しく追及しました。その幹部は、自殺に追い込んだ罪の意識はゼロでした。勝手に死んだ、と言い放ちました。組合の追及の直後に、彼は、霞が関に戻り、その後閑職に回され、公務員を辞め、今マスコミに出ているのは、腹立たしいこと、この上なしです。

小保方さんにも「死に給うことなかれ」、とブログ記事で呼びかけました(文献1)。マスコミの異常な追及により、Stap騒動で、科学者の自殺が出ないように願っていましたが、ついに自殺者が出てしまいました。悲しいことです。

笹井芳樹理研副センター長が8/5午前に、職場で、首をつって自殺したそうです(文献2)。たかが、研究論文の不正「疑惑」ごときで。我が研究所の二人の若き前途洋々の研究者も、職場で首をつって自殺しました。


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30歳の若造(小保方さん)に、Natureの論文が書けるとは思えません。Stap論文の実質的著者は、ノーベル賞候補と言われる業績を上げている笹井氏と考えて間違いないでしょう(文献3)。


研究不正疑惑がかけられ、著者により撤回されたnature論文ですが、有り余る研究業績のある笹井氏に、研究不正を行わねばならない理由はゼロです。私ですら、レベルの低い論文を書くことはしないのに、彼が、意図的に、不正までして論文を書く必要はないでしょう。


自信を持ってNatureに投稿した彼としては、大いに自信があったからこそ、大々的な宣伝をした(文献4)彼には、不正疑惑は、青天の霹靂、だったでしょう。

終わることのない、執拗なマスコミの取材から逃れるには、死しかない、と追い詰められたのでしょう。

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真理を追究する科学者は、政治家、株家、弁護士、経営者、などとは対極の人間です。一部の例外を除き、大半が、幼児のごとく純粋です。とても傷つきやすいです。私とは異なり、多くが小さい時からエリートとして扱われ、逆境に会ったことはないので、一寸したことでも、相当に傷つくでしょう。へこたれるでしょう。


研究不正がなんだ、研究費の不適正支出がなんだ。世の中のあらゆる不正の中で、最も軽微な過ちだ。


科学者よ。何があっても、決して、死ぬこと勿れ。どんなに厳しい逆境にも耐えて生き抜くことは、ノーベル賞以上に、重要なこと。


80歳、100歳まで現役の研究者であり続けること、これが、私の目標です。


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(参考文献)

1)

2014031708:00 「精神的に参っている小保方さんーー組織防衛の力に負けず、君死に給うことなかれ」

http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52143406.html

2)

理研・笹井氏が自殺 関係者あてに複数の遺書

STAP論文の指導役 2014/8/5 11:37

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG0500R_V00C14A8CC0000/

3)

2014031820:00「コピペNature 論文を書いたのは、小保方さんではなく、笹井芳樹副センター長?恋した小保方さんを大舞台に上げようと奮闘したが、セクハラで訴えられていた?」

http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52143649.html


4)

2014020813:03「”巻き髪の美しすぎるリケジョ”小保方晴子さんの快挙。細胞が弱酸の刺激で初期化され万能細胞に。STAPと命名」

http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52139457.html