Googleのアルゴリズム変更
サイトのトラフィックが急激に落ちた…そのような場合には、Googleのアルゴリズム変更に伴うペナルティを疑った方がいいかもしれません。
今回、Googleのアルゴリズムの変更と、記事・サイトの作成・運営方法について解説していきます。
アルゴリズムとは
Googleの検索順位を決定している仕組み・手順のことを「アルゴリズム」と呼びます。特定ワードで検索上位を狙いたい場合には、Googleのアルゴリズムをよく理解し、逆算しながら記事を書いていくことが大事になってきます。どのようにサイトを構築して記事を書いていけばいいのか…その方法の総称が「SEO」です。 ※SEOについては連載で何度か取り上げているので、関連記事をご覧ください。
過去のアップデート
Googleは、これまで何種類かの大幅なアルゴリズム変更を行っています。
- ・パンダアップデート
- ・ペンギンアップデート
- ・ハミングバード
などです。この他にもアメリカだけで導入されているもの(ピジョン)や、日本で導入されたと噂されているもの(ヴェニスアップデート)などがあります。
パンダやペンギンなどでペナルティを受け、検索順位が大きく下がってしまったというサイトも少なくありません。逆に、パンダ・ペンギンに適合した結果、トラフィックが増大したというケースもあります。
1.パンダアップデート
パンダは、低品質なコンテンツを検索上位から排除するために行われたアルゴリズム変更です。
他のサイトからのコピペ記事や、ボリュームの少ない(文字数の少ない)記事などがあるとペナルティを受ける可能性があります。
Webライティングではパンダに引っかからないような執筆を常に心がけなければなりません。
ポイントは…
- ・コピペは絶対にしない(○%がオリジナル記事だ、ということまでGoogleは簡単に把握できる)
- ・過度にSEO的な手法は避ける(同じワードを過剰に盛り込むなどはNG)
- ・一定の文字数を確保する(600~1000文字が最低限だとわたしは思っています)
パンダでは、そのほか、回遊率(UUに対するPV数)やリピート率なども考慮されると言われています。
2.ペンギンアップデート
ペンギンは、低品質な被リンクに対してペナルティを与えるアルゴリズム変更です。
昔のSEO業者がよくやっていたような、外部サイトからのリンクを大量につけるっていう手法。これがペンギンでターゲットにされ、駆逐されたわけです。
無料ブログサービスなどでサテライトサイト(衛星サイト)をつくって被リンクを稼ぐっていう手法。現在でも有効ではあるようですが、ペンギンのターゲットになりかねないってことは常々意識しておく必要があるでしょう。
個人的には、オーガニックリンク(自然についた被リンク)を増やすように、コンテンツの質を高めていくってのが筋かなぁと思っています。
3.ハミングバード
ハミングバードは、「会話型の検索結果」の実現を目指したアルゴリズム変更です。
「日本一高い山」と検索した場合に、「富士山」との検索結果が表示されるっていうイメージ。
ハミングバードの導入により、ワード同士の関連性がより重要になってきました。キーワードを何個も詰め込むよりも、関連するようなキーワードを詰めるようにした方が効果的ってこと。不自然な文章じゃなくて、自然な文章、読者が必要とするであろう情報を網羅していれば、検索も増えてくるってことです。
ただ、ハミングバードはまだ完全ではありません。狙いたいキーワードについては、ある程度の数記事の中に入れておくようにするのが無難でしょう(わたしは1000文字で5個くらいのイメージで作っています)。
今後も、新たなアルゴリズム変更が起きる可能性があります。Googleに翻弄されないためには、地道で王道的なオリジナル記事で勝負するのが一番でしょう。
関連記事
この記事へのコメントはありません。