乗客乗員計150人、日本人2人も犠牲になったドイツ機墜落事故は、航空機事故の恐怖をまざまざと見せつけた。フランス当局は「パイロットの意図的な操作」と指摘したが、GWに海外旅行を検討中の人々にとっては不安だろう。
昨年は、マレーシア機行方不明、インドネシア・エアアジア機墜落など航空機事故が相次いだ。国際航空運送協会が公表した昨年1年間の飛行機事故に関するデータによると、ジェット機の100万フライト当たりの事故率は0.23回。440万回に1回の計算だ。
だが、これは全体の統計で、世界には過去に何度も事故を起こしている航空会社もある。少しでもリスクの低い会社を選びたい。
■JALには厳しい評価
別表は、ドイツの調査機関JACDECの「航空会社 安全性ランキング 2015年度版」(対象は世界60社)から、日本に乗り入れる航空会社をピックアップしたもの。