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【ゴルフ】

渡辺彩香1打差3位 3週連続予選落ちから一転

2015年3月28日 紙面から

第1日、18番でラインを読む渡辺彩香=宮崎・UMKCCで(沢田将人撮影)

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◇アクサ・レディス<第1日>

 ▽27日、宮崎市・UMKCC(6494ヤード、パー72)▽曇り、気温15・9度、風速2メートル▽賞金総額8000万円、優勝1440万円▽108選手(うちアマ3人)▽観衆2956人

 期待の飛ばし屋・渡辺彩香(21)=ユピテル=が4バーディー、ノーボギーの68で、首位と1打差の3位につけた。スイング改造の影響もあり、開幕から前週まで3週連続予選落ちの苦汁をなめたが、1年前にツアー初勝利を飾った場所で、一気に復活の気配だ。5アンダー首位にO・サタヤ(タイ)とイ・ボミ(韓国)、渡辺と並ぶ4アンダー3位に酒井美紀(23)=国際スポーツ振興協会=が続いている。

 沖縄、高知、佐賀。開幕からの3週間、どんよりと曇っていた渡辺の心が一気に晴れ上がった。

 スタート1番から300ヤード級のビッグドライブを連発。3番、7番でバーディーを決めた後、10番485ヤードのパー5では残り197ヤードを4番アイアンで楽々2オンにしてバーディー。続く11番401ヤードのパー4では残り111ヤードを49度ウェッジでピンそば1メートルにつけ、連続バーディーを奪った。

 「昨日、樋口(久子LPGA相談役)さんに言っていただいたことが、やっぱりすごく自信になってます」。ツアーデビュー以来、2年ぶり2度目の3週連続予選落ち。その裏には、オフから取り組んで来たスイング改造への不安があった。だが、前日のプロアマ戦で一緒に回った、通算72勝の“世界のチャコ樋口”が「去年よりいいスイング。軌道がスクエアになったし、それならボールを押す力も強くなるから飛距離ももっと出るわね」と太鼓判を押してくれたのだ。

 「初優勝した大好きなコースだし、いいイメージが膨らんできた」と渡辺。昨年は劇的チップインイーグルでのVだったが、今年の残り2日間はどんなドラマを演出するのか。 (月橋文美)

 

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