マツコ史上初オールロケ　「夜の巷を徘徊する」テレ朝系４月２日スタート

　タレントのマツコ・デラックス（４２）が夜な夜な巷（ちまた）を徘徊（はいかい）する−。マツコがテレビ朝日系の新バラエティー番組でタイトルもズバリ、「夜の巷を徘徊する」（４月２日スタート、木曜深夜０時１５分、一部地域を除く）に出演、このほど初回ロケが行われた。

　マツコが夜の街を気の向くままさまよい歩く番組で、マツコ史上初のオールロケ。初回は、近年さまざまなランキングで「住みたい街ナンバーワン」などに選ばれた東京・吉祥寺が登場する。

　ロケは、夜１０時すぎに井の頭恩賜公園からスタート。途中、小雨が降り出すなど不測の事態も続いたが、マツコは「プライベートでは出歩かないし…なんだかんだいって、しっかり歩いたのはいつ以来なんだろう…？　少なくとも１５年は前だね」と“体当たり”で挑んだ様子。「住めと言われたら住めるくらいになったかな」とそれなりに堪能したようだ。

　ロケは、暗闇の中で歩き始めたマツコが、数分ですぐにベンチで休憩する一幕も。公園近辺の店はことごとく閉店準備の状態で、スナック街のパブでは、お客さんの中年男性に手を握られ口説かれる事態もあった。

　テレビレギュラー番組は今回で９本目を数えるマツコは、同番組で新たな一面を披露しそうだが「太った女装が夜に歩いているのを誰が見たいのかとは思うけども…」とし、「この番組がどこかで大化けするとか、そんなことは絶対期待しないで！」と謙遜している。