超党派「格差是正に取り組む有志議員の会」

9月11日、国民新党の亀井久興幹事長らと島根県内の病院を視察

9月11日、国民新党の亀井久興幹事長らと島根県内の病院を視察

小泉内閣から続く構造改革路線によって、富める人はますます豊かになる一方で、日々の生活もままならない貧困層が拡大しています。また、都市と地方、正規雇用と非正規雇用の労働者など、さまざまな分野で格差が広がっています。

そこで、8月10日、私たちは、民主党、社民党、国民新党の3党による「格差是正に取り組む議員有志の会」を立ち上げました。

「格差の会」では、最初に島根県の病院を視察。そこで見たものは、小泉改革の財政第一主義により、切り捨てられた地方の病院の実態でした。診療報酬の切り下げにより、努力しても経営は厳しくなり、医師を減らさざるを得ない上、誤った研修医制度の見直しにより、医師が都会の病院に集中してしまったのです。医療の荒廃は、地方で暮らすことをますます難しくし、過疎化を促進する恐れがあります。

医療問題は、都市部でも起こっており、人口一万人あたりの医師数は、OECD加盟30カ国中27位。G7中で最下位という状況の中で、名古屋市内の病院でも医師・看護師さんの偏在の問題が起きています。

私たちは超党派の有志でこの問題に取り組み、それぞれの党の合意を形成し、自公政権に対抗する政策を提示していきたいと考えています。

■閉じる