米倉初挑戦！！　洋画ＣＭ　アカデミー４部門受賞「バードマン」

　女優の米倉涼子（３９）が、米アカデミー賞の作品賞など４部門を受賞した映画「バードマン　あるいは（無知がもたらす予期せぬ奇跡）」（４月１０日公開）のＰＲ活動を展開する“バードマン・アンバサダー”に就任した。

　テレビ朝日系、フジテレビ系などで、東京・名古屋・大阪地区をメーンに４月３日から放送されるＣＭに出演。米倉は洋画のテレビＣＭは初挑戦だ。ＣＭでは、ナレーションで「こんな興奮、初めてです」などと視聴者に呼び掛ける。

　作品は、スーパーヒーロー“バードマン”を演じたリーガン（マイケル・キートン）が主人公。映画シリーズ終了から２０年、その後はヒット作に恵まれず、失意のリーガンが、再起や家族の絆を取り戻そうと、ブロードウェーの舞台に立つという筋立てだ。

　米倉は、２０１２年にミュージカル「ＣＨＩＣＡＧＯ」でブロードウェー主演経験がある。最近は女性雑誌「ＦＲａＵ」で映画コラムの連載も手掛ける中、このほど見た「バードマン」に、ブロードウェーの臨場感が見事に表現されていると感銘を受けたという。

　出演者のエドワード・ノートン（４５）の大ファンでもあり、この“ブロードウェーつながり”から今回のコラボレーションが実現。ＣＭナレーションでは「ブロードウェーのあの臨場感！」「父と娘のドラマ」「さすがアカデミー作品賞！」などとＰＲする。

　ＣＭ撮影後、米倉は「今踏ん張っている人しかり、道が開けている人しかり、自分の人生を思い返させてくれるようなドラマ。でも単純にブロードウェーを味わってください、という思い」とコメントした。