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【大相撲】大翔丸 遠藤先輩に負けない 十両昇進 来年は幕内だ2015年3月26日 紙面から
遠藤先輩、頑張りました−。日本相撲協会は25日、大相撲夏場所(5月10日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を開き、2013年のアマチュア横綱で、14年春場所で幕下15枚目格付け出しデビューした川端改め大翔丸(23)=追手風=、錦木(24)=伊勢ノ海=の新十両昇進を決めた。堺市北区の追手風部屋宿舎で会見した大翔丸は、地元・大阪で行われる来年春場所に幕内で凱旋(がいせん)することを誓った。 故郷で新十両昇進を決め、新しいしこ名ももらった。二重の喜びに大翔丸が真ん丸い顔をクシャッとさせた。「気に入っています。体も丸いので、自分に合っているなと思って。丸い体を丸めて下から攻めていきたい」。新たなしこ名のごとく意気込んだ。 「大翔丸」は師匠の追手風親方が現役時代に名乗った「大翔山」と真ん丸の体格から名付けられた。追手風親方は「みての通り大翔丸って感じですよね」と笑い飛ばしながらも、「何かが欠けたら丸にならない。自分の相撲を完全に取り切っていくということで丸、円ですね」との意味も込めた。 教訓が生きた。遠藤が2013年夏場所後に新十両昇進を果たしたときはあまりのスピード出世にしこ名を決めていなかった。それだけに追手風親方は大翔丸の入門時からしこ名を温めていた。 春場所は先輩のアクシデントに奮い立った。金沢学院東高−日大で1学年先輩の遠藤が春場所で途中休場。「場所前もいっぱい稽古をつけてもらったので、出られない分、ちゃんと結果を出そうと…」。西幕下筆頭で5勝2敗と勝ち越し、関取の地位を手にした。遠藤からは千秋楽翌日の23日に「おっ、大翔丸関」と喜んでくれたという。会見後は宿舎のある百舌鳥八幡宮で絵馬にこう書いた。「次の大阪場所に帰ってくる時は幕内になっています」。有言実行で遠藤に負けないスピード出世を目指す。 (永井響太) PR情報
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