ん。
金本さんは序盤のこの岩田、どのようにご覧になりました?
最初ね、緊張感丸出しというかね、ちょっと硬くなってるのが目に見えて分かりましたけど。
なんとなくうまく、切り抜いているような印象はありますね。
そして、かつてはチームメートとして、レフトのポジションで、この岩田を見守っていたと思うんですけれども、そのころからの印象というのはどうだったんですか?岩田。
2007年、8年ぐらいはね、僕はね、パワーピッチャーの印象があるんですね。
2008年は特に10勝しましたね。
力のあるまっすぐ、スライダー、縦割りのスライダーなんですよね。
横にも縦にも曲がるスライダーで、ジャイアンツのラミレスなんかは、結構ワンバウンド振ってたんですよね。
フォークボールのように見えるスライダーだったと思うんですよね。
今はやっぱりイメージ変わって、ツーシーム中心に、まっすぐ、まっすぐ、ほとんどないんですかね。
…ますよね。
あんまり動かしすぎても、バッター、慣れてきますからね。
僕、このカーブがいいと思うんですよね。
僕は、もっともっと使ってほしいですね。
球速は緩急という意味では、あまり遅くはないんですけれども、そういう軌道の球がありますよね。
もっとまっすぐ、速いにこしたことはないんですよね。
ああ、ここは三球三振、落としました。
4回の裏、タイガースの攻撃は、4番のゴメス。
ゴメス、マートン、福留という中軸です。
初対戦の中日先発、新外国人のバルデス相手に、タイガースは序盤、3イニングス、ヒット2本、鳥谷とそしてゴメスのヒット、2本のうち1本のヒットをこのゴメスが放っています。
尾山さん、そのバルデスに関して、タイガースの関川バッティングコーチなんですが、コントロールがいいし、テンポがいいねと。
フォーム的には、後ろ、テイクバックが小さいんで、タイミングが取りづらいんだというふうに分析していますね。
差し込まれることが多いから、タイミングをできるだけ早く取っていくことという、ポイントを挙げています。
という関川コーチの談話を、小澤アナウンサーが伝えてくれましたが、金本さんはどんな印象ですか?
のらりくらり、たまにぴっとインサイド来るみたいな、こういう感じで。
変化球のイメージが強いと思うんですよね。
変化球のイメージが強いからこそ、インサイドの速い球に対応しにくいとか、当たり前のことなんですけどね。
どうでしょう?1回り目、今度、2回り目に入りましたね。
もう、打席経験していますし。
もうそうですね。
初物とかね、昔、交流戦が始まったころ、見て見てっていうね。
やっぱりなんとなくですけども。
さあ、振っていったゴメスがセンターライナー。
1アウトです。
先頭バッターの4番ゴメスはセンターライナーに倒れて、1アウトです。
5番、きのう、サヨナラヒットのマートンを迎えました。
金本さん、見るのではなく、振っていこうという話がありましたが、そういえば、こうりゅう戦で金本さんが、打率が非常によかったときっていうのは、そういう感じでしたよね。
そうですね、2005年ですかね、月間取ったんですかね。
交流戦の。
最初見ていってからいってたんですよね。
見ても一緒だから、ふらな一緒だなと思い始めて、やっぱり振ってバットに当てていかないと、やっぱり次の打席でも感覚が分かんないんですよね。
という意味では、この打席のマートンは、第1打席は、全くもって振りませんでしたね。
あれ、合わなかったのか、見ていこうという意識が強かったのかね、どちらか分からないんですけど。
この打席はどうでしょうか。
今、空振りでやっとバットを出しましたが。
これで1ボール2ストライク。
もしかしたら振っていこうという意識があったのかも分からないですね。
おー、これも見逃しの三振。
2打席連続です。
藪さん、似たようなコースでしたね。
そうですね。
今のは変化球待ちといいますかね。
全く、さっきと同じような降り方なんですね。
ひざが前出てるんですよね、軸足が。
後ろ側の足ですね。
キャッチャー寄りの。
前に出ましたもんね。
あー、出てますね。
結構ね、まっすぐをイメージしてて、変化球イメージしてて、ずばっとまっすぐ来るとああいう見逃しになっちゃうんですよ。
そうなんですね。
期待のゴメス、マートンと倒れました。
これで2アウトです。
打順、2回り目に入って、さあ、これからというところかもしれませんが。
この2回り目は誰も出塁していません。
タイガース打線です。
さあ、そしてホームランが1本出ますと、今シーズンの1号が出ますと、日米通算250本塁打という福留を迎えています。
ここ、ランナーいないのでね、どんどんどんどん振っていってほしいですね。
やっぱり一発もあるんでね、2アウトでも、下位打線になっていくんでね。
もう狙ったスイングでいいと思うんですよね。
三振かホームランで。
今は大きな縦割りのスライダー、空振りです。
それは僕は賛成ですね。
やはり、パ・リーグの選手はよく振って振ってというスタイルですよね。
今のは、一打かどうか分からないですけど。
3塁線はファウル。
なかなかこんからね、ヒット3本出てもね、短打が3本出ても、1点入らないです。
2アウト1、2塁、大和。
次のピッチャー。
こうなりますと、大きなものを期待したい、福留。
もう大体この初対戦のバルデスの球筋も、なんとなく分かってきているころかと思いますが、果たしてどうか。
引っ張って1、2塁間。
荒木のグラブの下。
2アウトから福留出塁です。
タイガース3本目のヒット。
きのうに続いて、開幕戦、開幕2戦目、ヒットのランプ、Hのランプをともしました、福留です。
金本さん、福留が去年の、9月以降ですかね、本当にかつてのような輝き、バッティングを見せてくれています。
そうですね。
そんな内容よくないですよね。
そうなんですか?
ヒットはヒットですけど、荒木も自分の内側でボール抜けてるんですよね。
どっちかといえば、これ、エラーに近いヒットですから。
どこがよくなったんですか?福留は?
やっぱり体が平行に回り始めましたね。
肩でもないベルトのラインが、地面と平行に近い形であったんですよね。
そしてまだヒットの出ない梅野。
これもピッチャーゴロ。
2アウトから福留、出ましたが、そのあと、続きませんでした。
5回の表、中日の攻撃はすでに1アウトです。
この回、先頭バッター、8番のキャッチャー、松井雅人。
1ボール2ストライクからの4球目を打って、ショートゴロに倒れました。
1アウトです。
ラストバッター、ピッチャーのバルデスを迎えています。
先ほどもご紹介しましたが、非常にバッティングのいいピッチャーです。
メジャー時代は3割8分5厘、放ったというバルデス。
ナゴヤドームのライトスタンドに、フリーバッティングで4本の打球を放り込んだというつわものです。
構えが素人じゃないですね。
やはりね。
なんか打つ気満々な感じですよね。
しかしこれはファウルボールです。
岩田は4回を投げて、12個のアウトのうち、半分の6つがゴロアウト、奪った三振が5つ、フライアウトが1つ、そして、ランナーは出しますが、得点は与えていません。
この回、先頭もショートゴロでしたので、13個のアウトのうち7つ、ゴロアウトで、藪さん、そういった意味では岩田らしさが出ている序盤ですね。
出てますね。
非常にいいと思いますね。
球数もそれほど多くないですし、省エネ投法といいますかね、イニングが伸びてきますよね。
尾山さん、そのあたり、タイガースの中西ピッチングコーチなんですが、序盤、3イニングに関しては、緊張感が最初、1回、2回はあったんだろう、それまではいろんなボールを使えていなかったんで、緩急がついてなかったという見方をしていますね。
金本さんと同様に、カーブを有効に使ってほしいということですね。
サードゴロ。
西岡、これで2アウトです。
またゴロアウトです。
という中西ピッチングコーチの立ち上がり、
岩田が8番、9番、2アウトを取りまして、1番の大島を迎えます。
ドラゴンズは2回り目、打順、3回目のアットバットです。
おっと、セーフティーバント、してきました。
金本さん、このあたり、なんとか揺さぶろうという思いですかね。
そうですね。
それにしてもドラゴンズはこの大島が元気でオープン戦から、好調、もちろん、日本代表にも選ばれたんですが、この大島が去年、おととし、ちょっとけがもありまして。
そうですね。
ですから、ことしは元気ということで、これは、相手からしても要注意な選手ですよね。
きょう、全く合ってないですよね、岩田に。
そうですね。
2打席連続の三振と。
2回はノーアウト3塁が2アウト3塁になって、この大島を三振にしとめたタイガースバッテリー。
受けるキャッチャーは、きのうに続いて2年目の梅野です。
岩田、梅野のバッテリー。
そしてドラゴンズも松井雅人という若いキャッチャー。
これはバットが止まっています。
2ボール2ストライクになりました。
挟んでいます。
これが左バッターにとっては有効という金本さんのお話もありましたが。
バルデス、岩田も非常にテンポのいいピッチャー。
ショートの、ああ、これはうまく合わせました。
センター、大和の前に落ちました、2アウトから足の速い大島、出塁です。
これが2回にエルナンデスに3ベースを打たれて以来のヒットという形になりました。
岩田です。
こうなりますと、ドラゴンズは金本さん、ちょっと仕掛けてくる可能性ありますね。
もう2アウトで、これバッター、荒木なんで、もう、すごく高い確率で僕は走ってくると思いますね。
岩田はどれぐらいクイックするかによるんですけど、左ピッチャーなんで、そこまで早いけん制ができないんで、距離度もやっぱり大きいですよね。
もうすでにアンツーカーから左足、出ています、大島。
初球は動きありません。
ストライク先行。
藪さん、この岩田のクイックはどうですか?
ことしはね、キャンプから右足をそれほど高く上げないような、スライドステップというんですか、それを非常に練習してますよね。
ですからだいぶ速くなっているとは思いますけどね。
去年は28個の盗塁。
2012年の盗塁王でした、大島、1塁ランナー。
カウントからすると、走りにくいんですよね。
やっぱり、…アウトしてくる、キャッチャーがね、外にまっすぐで。
基本的には1球待つのがセオリーなんです。
またけん制球です。
山口ピッチングコーチは、そのクイックがもちろん練習をしているんだけれども、あともう少し精度を上げてほしいという話をしてます。
低い重心のままのクイックというのを、もう少しという注文をしていましたが、果たしてこの場面、どうでしょうか。
ランナースタート。
梅野が投げる!いい球だ!タッチアウト!みごとに刺しました、
俊足、大島を見事、盗塁、刺しました、キャッチャーの梅野。
藪さん、バッテリーの共同作業いかがでしたか?
岩田のね、クイック速いですよね。
速かったですね。
そして、金本さん、このセカンドへの送球ですね、梅野は、ことし本当によくなりました。
そうですね。
今、明らかにさっき言ったように、外してるんですけれど、意外と岩田が、すぐに投げなかったんですよね。
低い所に投げてしまったんで、そのわりにはセカンド、いいボール放りましたよね。
さあ、ここでまたこういう流れの中で、この回、先頭は8番の大和ですけれども、藪さん、きのうの試合は、この大和がイニングの先頭バッターというパターンが多くて、この大和がチャンスメイクということになりますと、今度、上位打線つながっていきますよね。
そうなんですよ。
1番の鳥谷が3番になりますので、2番でピッチャーがちょうど送るというね、理想的な形になるんですけど、そのためには、この大和が、是が非でも出塁するということが大前提になってきますよね。
そうですね。
ただ、金本さん、ことしの大和、オープン戦で苦しみましたね。
うーん、さっきも言ったように、オープン戦と本番、違いますから。
でも大和クラスになると、まだね、オープン戦と本番とスイッチ入れ替えるというレベルに行ってないですよね、今月とかね。
けれどもやっぱり波ってありますから。
オープン戦は悪い時期で、シーズン入ればよくなるってことも考えられるんですけど。
きのうもバッティング練習見てたら、やっぱ、よくはないですね。
そうですか。
形がちょっとだめですね。
だめっていうか、前に出てますね、もう、体も。
去年もおととしも、スランプの時期はあったんだけれども、そのときよりも悪かったと。
自分で。
そのとき、去年、おととしのスランプは、まだバットに当たっていたんだけれど、今回のはなかなかバットにも当たらなくて、タイミングも取れてなくて、非常に苦しんでいましたが。
見よう見ようとし過ぎてるんですよね。
そうなんですね。
芯に当てよう、確実に芯に当てようということばかり、頭にあって、なんて言うのか、縮こまってバッティングをしてるんですよね。
そうなんですね。
フリーバッティングですらそういうバッティングですから。
きのう、大和と話して、インサイド見えないでしょ、手が出ないでしょって言ったらもう、はいって言ってました。
そうですか。
インサイドのボール気味のところをくるっと回ってね、レフト前に落とすのが大和のいいところなんですけど。
上手ですよね、そうですよね。
それ、たぶん、今、恐らくできないと思います。
ただきのう、なんとかヒットが一本出て、ほっとしたと同時に、ああ、これは本当に貴重な、1本と、本人はね。
外の変化球、なんとか。
格別な一本というふうに話してましたけど。
打ったんですけれど。
ああいうボールしか打てないかなっていうのが、正直な感そうですね。
なるほど。
ただ、大和が少し、バッティングで上がっていかないというタイガース打線ではありますが。
さあ、2アウトになりまして、こちらもバルデスに対して、3回り目に入ります。
鳥谷です。
第1打席ヒットのあと、見逃しの三振は第2打席。
関川バッティングコーチは、テイクバックが小さいので、タイミングが取りにくく、ややさしこまれている序盤だったというふうなリポートが先ほどありましたけれども。
アバウトでいいと思うんですよね、打ちにいって。
どんどんどんどん打ちにいく、振りにいくってしたほうがいいと思うんですよね。
これはボールスリーになりました。
どうでしょうか、ボールスリーですが、次、ゾーンに来たら、鳥谷は打っていっていいところですか?
ここは待てでしょうね。
ここは待て?1球待ちます。
これで3ボール1ストライク。
鳥谷が長打力あるんだったら、打てですよね。
打っていいと思いますけどね。
2アウトランナーなしから、きのうも8回、この鳥谷のああっと、見逃しで、これでフルカウント。
ちょっと今は、あっという表情を見せました。
ボールくさいですけどね。
ボールですね。
プレートの一番3塁側寄りを踏んで投げているバルデス。
打ちました、鳥谷、セカンドゴロ。
荒木が処理します。
森野に送って3アウトです。
この回、
阪神、中日の開幕第2戦。
きのうのサヨナラ勝利の余韻が残っている京セラドームです。
さあ、そのほかの球場はどうなっているでしょうか。
山本アナウンサー、お願いします。
お伝えします。
まずは東京ドーム、巨人対DeNAです。
2回の裏まで、巨人はDeNAに3点リードされていましたが、さらに3回の表、DeNA、ロペスの犠牲フライがありまして、1点を追加されました。
現在、4対0、DeNAがリードしています。
続きましては、マツダスタジアム、広島対ヤクルトです。
こちら、広島が先制しました。
3回の裏、菊池の1号ソロホームランが出まして、1対0です。
そして広島の先発、ジョンソンなんですが、新外国人です。
6回までヤクルトの打線をパーフェクトピッチングで抑えています。
続きまして、ヤフオクドーム、ソフトバンク対ロッテです。
こちらはソフトバンクが逆転に成功しています。
2回の裏、イ・デホのタイムリー。
そして3回の裏と5回の裏に、内川のタイムリーがそれぞれ出まして、現在4対2、ソフトバンクが2点リードしています。
続きまして、札幌ドーム、日本ハム対楽天です。
こちらも楽天がリードしています。
2回の表、日本ハム、武田勝の暴投、藤田のタイムリーがありまして、2点。
そして3回の表に松井のタイムリー、4回の表に藤田のタイムリーがありまして、現在、4対0。
楽天がリードしています。
そして西武プリンスドーム、西武対オリックスです。
こちら西武が2点リードしています。
1回の裏、浅村の犠牲フライで1点、4回の裏、高卒2年目の森が、初タイムリーヒットを放ちました。
オリックス強力打線、いまだ、得点はありません。
以上です。
各地、試合が動いているようです。
0対0なのは、この京セラドームだけということで、6回の表が始まって、2番の荒木、セカンドゴロ、上本が軽快にさばきました。
まず先頭バッターを打ち取っています。
そして金本さん、広島は新外国人のジョンソンがここまでパーフェクトピッチング。
そうですか。
大きいですね、1番に加わってくると。
そうですよね。
サウスポーピッチャーが欲しかったチームでしょうしね。
計算には入ってないと思うんですね。
まだ未知数の評価なんですけれど、大きいですよね。
そしてその広島はマツダスタジアム、予告先発であした、藪さん、黒田投手発表されましたね。
これは、見たいですね。
楽しみ。
非常にね、ツーシーム、スライダーを巧みに操っているのをね、本当に見たいですよね。
そしてこの京セラドームも、タイガースファン、ドラゴンズファンでいっぱいなんですけれども、金本さん、この週末、マツダスタジアムもいっぱいでしょうね。
ですね。
僕もちょっと行きたいですね。
黒田、見に。
そうですか。
さあ、果たしてこの目の前の開幕第2戦、阪神・中日戦はどうなっていくんでありましょうか。
2番、3番と打ち取りました岩田です。
藪さん、またテンポアップしてきましたね、ピッチング。
そうですね。
ぽんぽんと2アウト取って、ルナはほとんど初球、打たないんですよね、きのう見てましても、きょう見てましてもね。
ですから、ぽんとストライク取って、次のフォアボール、ファーストストライクは、見逃すでしょうから。
このルナも、来日3シーズン目に入ります。
開幕初年度は4割近い打率を残しながらも、けががありまして、結局、首位打者にはなれませんでした。
見ますね。
そういう傾向のバッターなんですね。
そうですね。
これはまあ、当然、ベンチもね、データ取ってますから、分かってるはずだと思いますけどね。
2ボール1ストライクになりました。
となりますと、ここからは先はゾーンの球を振ってくると。
しかしよく見ます。
3ボール1ストライク。
球数が85球。
ピッチャーゴロ、頭を抜ける、鳥谷が前に出る。
ランニングスロー、間に合った、アウト!
たった今6回の裏、タイガースの攻撃が始まりました。
2番の上本からです。
上本、西岡、ゴメス、マートンという、上位打線です。
さあ、藪さん、岩田がね、粘りのピッチング、そしてテンポのいいピッチング見せていますので、なんとかね、ランサポート、援護点、欲しいですね。
そうですね。
1点でいいですからね、早めに取ってほしいですね。
金本さん、打順が、このバルデスに対して3回り目に入りましたけれども。
そろそろどう攻略していったらいいですかね。
だからもう、振っていくしかないと思います。
まずは振るですね?
振っていかないと。
となりますと、この上本は今、2球見逃し、ストライクの今、3球目ボールという流れです。
無茶振りはだめなんですけど、むちゃ振りに近い形でもね、高いゾーンに来たら、バットを出していくほうが、なかなかね、動くボールとかね、のらりくらりみたいな来るピッチャーってね、ぴしっと捉えにくいので、半分…でいいと思うんですね。
このあたりがデニー友利ピッチングコーチが話していた、ゲームコントロールができるピッチャー、大崩れしないタイプなんだといわれるゆえんかもしれません。
去年は、西岡のけがもありましたが、そこで、セカンドのポジション、そしてバッティングのほうでも、もともと持っているいいものを存分に見せつけました、上本。
ここまで3安打ですから、やっぱ何かいいものあるんでしょうね。
バルデスですね。
コントロール以外にも。
おーっと、これはバットが回りました。
三振。
きょう上本は2三振、そして毎回の7つ目の三振ということになります。
今の一球。
タイガースの関係者も、このインサイドのストレート、これを投げさせないような展開に持っていきたいなという話はしていたんですけれども。
なんか投げ方がですね、藪さん、手投げに見えないですか?
ああ、そうですね。
あんまり力感がない。
それと、プレートの大体1塁の端っこぐらいから。
角度をつけてね。
ストライクゾーンから出てきますから、全部ね、バッターはストライクに見えてると思いますよね。
ああ、そうなんですね。
力感がないんで、バッター目線でいくと、変化球投げてるように見えるんですよね、あのまっすぐは。
それでいてぴゅっと来るわけですね。
そうなんですよね。
リリースポイントにくっとこう、入れているんで、それまで全く、力が、投げたあとも引きはないんですね。
くっとこれね、手投げでね。
ひじから下にぱっと投げる感じでしょ、あれ、だまされちゃうんです、バッターは。
となりますと、見た目以上に、攻略が難しいピッチャーなんでしょうか?
まあ、だまされないことでしょうね。
だから変化球来そうだと思って、まっすぐ来てる、それに差し込まれてるんで。
これがストレート。
マートンなんかそれにはまってるんでしょうね。
まっすぐ、ほとんど手、出してないんで、手が出ないんでしょうね。
そうなんですか。
ね?これ、全然力感ないですよね。
そうですね。
イニング間の投球練習も、キャッチボールのような練習をしています。
そんなピッチング練習ですけれども。
ここは食らいつきます。
今のはチェンジアップでしょうか。
持ち球を整理しますと、フォーシーム、普通のストレート、そして恐らくツーシームもあるだろう、そしてスライダーとチェンジアップ、カーブとスライダーの間ぐらいの、これはチェンジアップでしょうか。
スラーブのような球もあるというふうには聞いています。
インサイド、これはボールの判定。
これはね、見切ってないですね。
手が出なかったんですね。
出なかった?となりますと、右バッター、右バッター、上本であり、この西岡も今、右打席。
マートン、このあたりはちょっと苦しんでいるという状況ですよね。
そうですね。
バルデスがまもなく100球になろうとしています。
これはファウルボール。
この次でバルデス100球目。
オープン戦を通じて、一番投げた球数が、ちょうど1週間前の楽天戦、94球が最多投球数でした。
もうすでにそれを超えています。
この球が100球目。
いい当たりだ!左中間。
センターの大島。
が、追いつきました。
左中間。
上本、西岡、倒れました。
これで2アウト。
ですから、なかなか糸口がつかめませんね。
ですね。
出塁が初回、鳥谷、西岡、ゴメスで満塁のチャンス、生かせませんでした。
2回、3回、三者凡退。
4回は2アウトから福留がヒットで出塁したんですけれども、そこからまたランナーが出ていません。
フォアボールは西岡の初回の1つだけ。
となりますと、金本さん、このゴメスには大きいのちょっと期待したいところですね。
こういうときにね、やっぱりね、思い切ってね、狙ってほしいですね。
オープン戦ではホームランはありませんでしたが、神宮で行われましたヤクルトとの練習試合、お客さんを入れない試合で、ホームラン1本。
昨シーズン、来日1年目、このゴメス、来日第1号は、18試合目の広島戦でした。
そこから26本のホームラン。
ことしはゴメスにとっての第1号がいつ出るのか。
うーん、これはチェンジアップ、空振り。
追い込まれました。
ぺろっと舌を出しました。
ゴメスです。
去年は来日1年目、109打点を挙げて、セ・リーグの打点王に輝きました。
来ますかね、ずばっですね。
ずばーっ!見逃しの三振!上位打線、
東京ドーム、巨人対DeNA、動きがありました。
6回の表、DeNA、梶谷のタイムリー2ベース、さらには筒香のタイムリーがありまして、7対0。
DeNAが大量リードしています。
そしてマツダスタジアム。
広島対ヤクルト、現在、0対1。
広島が1点リードしていますが、広島の先発、ジョンソン、新外国人、6回までパーフェクトピッチングに抑えていましたが、7回にDeNAの先頭、山田に打たれてしまいました。
そして、そのほかの球場の情報はご覧のとおりとなっております。
以上です。
東京ドームはDeNAが、きのう、開幕戦は敗れましたが、きょうは7対0と、ここまで大量リードしているという情報が入りました。
そして、福岡ヤフオクドームはソフトバンクが工藤新監督、初勝利という形で試合が終わっているようです。
そのほか、各チームご覧のとおりです。
さあ、京セラドームは7回の表が始まっています。
依然として両チームとも得点がありません。
序盤のピンチをしのいだ岩田、バルデスの両先発。
途中からはテンポがよくなり、それぞれの持ち味が存分に出ているという、ここまでの試合です。
さあ、7回の表、岩田7イニングス目のマウンド。
この回の先頭バッターは平田です。
岩田もそろそろ100球が見えてくるという中で、90球、これが91球目です。
食らいついた平田ですが、ファウルボールになりました。
なかなか、途中からは藪さん、両チームともランナーすらね、なかなか出ない展開になっていますよね。
そうですね。
岩田もね、もうあと残り、球数考えると、1イニングか2イニングですので、しっかりね、この最後の詰めをね、力を抜かずに投げてほしいですね。
そうですね。
この岩田は去年、9勝8敗という成績だったんですが、防御率が去年は菅野に次ぐ2位と、2.54という成績で、どうしても藪さん、岩田のときには、なかなか援護点が入らないというね、点さえ取ってくれればという展開が続いていますけれどもね。
そうですね、その数字からいけばね、もう15勝ぐらいしても、おかしくないピッチャーだと思いますけどね。
ー本人も防御率が悪い中で勝ち星を挙げるよりも、やはり防御率、自分の仕事をきっちりとするということが、一つの数字上の表現としては、防御率じゃないですかねという話はしていますが。
欲を言えば、両方なんですよ。
もちろんね。
防御率がよくて、勝ち星がつくっていうのが理想なんで。
まずチームの勝利はもちろん、自分の勝ち星というのは、二の次だということを話している岩田。
高校の後輩、平田をライトフライに打ち取って、この回も先頭バッターをアウトにしとめました。
ここは平田もファウルで粘っていたんですが。
まずは先頭バッター、打ち取りました。
そして、金本さん、ことしのセントラルリーグを見渡しますと、この阪神・中日の両チームも、梅野、松井雅人の若いキャッチャー。
そのほかの球団もことしはキャッチャーが若いんですよね。
そうですね、ジャイアンツもそうですし。
小林。
カープもそうですね。
会沢がきのうかぶってましたね。
ヤクルトが中村、そして、DeNAがこれは去年からもマスクをかぶっていましたが、黒羽根。
こういったなんか新しい時代ですね。
どのチームのキャッチャーが、正捕手としてね、レギュラー取るのかね。
1年間経験のない、1年通したことがないキャッチャーですよね、梅野、小林、会沢、松井っていう。
逆に言えば、1年間しっかり守った、キャッチャーしっかりプレーしたチームが勝つかもしれないですね。
きのうからそれぞれセ・リーグの6球団もよーいどんでシーズンが始まりました。
ことしの梅野に関しては、キャンプ、オープン戦、金本さん、どうご覧になってますか?
僕はね、キャッチャーの守備力っていうのがね、正直、あまりよく分からないんですよね。
ワンバンの止め方とか。
ただ単に、盗塁を刺すか、刺せるかさせないかぐらいは分かるんですけどね。
見た目に現れるところですよね。
それ以外はちょっとね、あまりキャッチングとかね、球の取り方とか、
藪さん、どうですか?そのへんは。
うーん、僕らはね、やっぱり構えというか、あんまりグラブを動かしてほしくないタイプのピッチャーなんですよ。
ですから、谷繁監督のような、もう、ぶらぶら、落ちないというか。
これはヒットになりました。
右中間。
藤井がようやく開幕です。
福留が処理します。
きのう、きょう、ここまでヒットのなかった藤井が、今シーズンの初ヒット、右中間への2ベース。
さあ、岩田がピンチです。
ですから、いろんなキャッチャー、タイプありますけど、グラブを一回落とすと、的がなくなるんですよ。
ですから、僕らはどっちかというと、そのまま。
ずっと構えていて、今みたいに下げないということですね。
リリースしてから、ボール離れるまで動かしてほしくないんですよね。
動かしたほうがいいっていうピッチャーも、中にはいる?
いると思いますね。
なるほど。
その梅野が、岩田を中心に、マウンドに行きましたけれども、内野陣が集まりました。
尾山さん、そんな中、初めてきのう、開幕スタメンマスクをかぶった梅野ですが、きのうは粘ること、それから失点しても、最少失点で切り抜けていけば、何か必ず勝機が来るんだと、そういう大切さが改めて分かりましたというふうに振り返っていますね。
確かに失点はされましたけれども、1点でしのいだという、きのうの試合でした。
そして、疲れてないと思ったんだけども、やっぱり疲れましたという話をしていました、梅野です。
さあ、そんな中で、この7回の表、ピンチです。
先ほど3ベースを打たれているエルナンデス、この投球が岩田の100球目。
インサイド、ストライク。
先ほど、平田に打たれたフォークボール、そして藤井の2ベース。
藪さん、若干高くなってきましたか?
そうですね。
今のは打ったほうがうまいですよね。
そうですか。
投球数が100を数えました。
インサイド。
これでファウルで、カウントを稼ぎます。
打順は下位に向かっていきます。
エルナンデスのあとは、キャッチャー、松井雅人ですが。
今のところ、ネクストバッターズサークルでは、松井雅人がスタンバイしています。
中日は右バッターですと、若い福田という選手がオープン戦、好調で、代打で控えています。
これ、万が一ピッチャーまで回ったら、どうしますかね。
どうしますかね?谷繁監督ね。
打ち上げました。
ライトへのフライ、福留バックする。
先ほども打球が伸びたが、これはキャッチしました。
タッチアップで藤井は?3塁を陥れます。
金本さん、この打球もエルナンデス、思ったより伸びていくんですね。
でも、そこまでいい当たり、前進守備だからね。
すごくこう、ライトがガーッ下がったように見えましたけど。
この右中間への打球、今度は追いついた。
福留です。
これで2アウトになりましたが、セカンドランナーの藤井がこの間にタッチアップで3塁を陥れています。
2アウト3塁。
バッターボックス、そのまま松井雅人が入ります。
次がピッチャーのバルデスというところで、谷繁監督はどうするのか。
タイガース打線がここまでヒット3本に抑え込まれているバルデスをどうするのか。
バッターボックスは松井雅人。
この松井だけ、ドラゴンズではスタメン、野手でヒットがありません。
空振り、インサイド。
藪さん、ここまでね、ふんばってきましたからね。
そうですね。
次はピッチャーなんですけど、そこはもうベンチの駆け引きですよね。
そうですよね、ネクストバッターズサークルは、どうやら福田選手が出ているようです。
バルデスは、ダッグアウトの奥。
ヘルメットはかぶっていない状況。
代えないと思いますね、回っても。
そうですか。
おっと!右肩付近。
デッドボールを与えました。
これで3塁1塁。
さあ、ドラゴンズサイド、どうする?
代えないと思うんですけどね、僕は。
あっ、そのまま、今、映像では捉えていませんが、この背番号55番、代打送りますね。
福田です。
この福田がドラゴンズサイド、若手では急成長の選手。
中西ピッチングコーチ、マウンドに出ていきます。
9年目の26歳ですが。
オープン戦で、4本のホームラン、4割8分3厘。
今シーズンの初打席、その福田を迎えます。
金本さん、出してきましたね。
ですね。
やっぱりきのうの又吉の県があるんでね、お…。
件というかね、ああいうことがあったんで。
継投に入って、同点に追いつかれましたよね。
それがあるから、でも、球数とかね、球制限とかあるんですかね。
バルデスは104球、6回を投げて、これで降板という形になります。
さあ、先に仕掛けた谷繁監督です。
代打の福田を送りました。
横浜高校時代、選抜高校野球優勝したときのキャプテン。
オープン戦で非常に状態のいい、この福田。
梅野はインサイド。
まずはボールから入ります。
岩田・梅野のバッテリーにとっては最大の踏ん張りどころ。
0対0です。
打ち上げました。
しかし、これは満員の1塁側スタンドに入ります。
とにかく結果を恐れず、振っていきたい、福田は話していました。
そのとおり、ファーストストライクから振ってきた打席の福田。
それを見て何を感じる、岩田。
ピッチャーで代打だし、一番の見どころでしょうね。
今までの中ではね、きょうの中では。
勝負に出た谷繁監督。
引っ張った!しかしこれは、切れていきます。
オープン戦4本、下半身主導、とにかく右の肩が突っ込まないようにということで、徹底して振り込んできました、福田。
左の肩じゃないですか、右の肩ですか?
本人は右と言ってますけどね。
右っていうんですかね。
さあ、これで追い込みました。
藪さん、どうしましょう?ウイニングショット。
そうですね、まあ、慌てないことですよね。
まず慌てないこと。
ボールを放れますからね。
現状、2塁はあいているという状況です。
そしてボールも、あと2つ使えます。
どうですかね、いきなり勝負いくか。
1球何かこう、見せ球を使うか。
1ボール2ストライク。
梅野、外。
これで2ボール2ストライクになりました。
明らかなボール球や。
まっすぐは…。
ストライクゾーンに構えてなかったですね、今はね。
明らかに、あれですね。
どうするかな。
スライダー。
スライダーですね。
今、キャッチャーの梅野もね、腕を振ってくださいというようなゼスチャーを送っていました。
ここまで両チームともホームは踏んでいない、ホームが遠い一戦となっています。
0対0。
きのうは74年ぶり、開幕戦サヨナラ勝利を収めたタイガース。
球団創設80周年記念の年。
ファーストランナー、走らせてもいいんですけどね。
2ボール2ストライク、動きはありません。
ん?これでフルカウント、梅野が止めます。
ことしは後ろに絶対そらしません。
そんな意識で、ピッチャーとの信頼関係を作っていきたいと話ていた梅野。
これで1塁ランナーは、投球と同時にスタートを切ります。
外野は深くポジショニングしています。
さあ、バッテリー、どうする?
ストレート系いくなら、僕、インサイドだと思うんですけど。
インサイド、はい。
ストレート系ならですよ。
空振り!三振!岩田、7回もふんばりました。
7回の表、2アウト3塁1塁というピンチ。
谷繁監督がここまで3安打にタイガース打線を抑えてきたバルデスに代わって福田を送りましたが、藪さん、ここは、ボールゾーンによく投げ込みましたね。
そうですね。
バッターも打ちたいカウントですからね。
フルカウントでしたね。
金本さん、これ、バッター心理としては、当然振っていきますもんね。
もちろん、そうですね。
でも、若いバッターなんでね、駆け引きがあったかどうかね、その配球の読みが当たったかどうか分かりませんけど、結構、高い確率で変化球っていうのは、考えられなかったのかなとも思いますけどね。
岩田は7回を投げて、ランナーを出しながらも、ホームは踏ませないという粘りのピッチング、111球を投げました。
さあ、そして、タイガースにとっては、これ、どうなんでしょうか?バルデスに代わって、代打が送られましたので、2番手ピッチャー、浅尾がマウンドに上がってすでに1球を投げました。
さあ、ラッキー7の攻撃です。
金本さん、谷繁監督、代打を送ったということで、こうなりましたけれども、タイガースサイド、どう感じますかね?
いやぁ、このマートンなんか、代わってくれてよかったと思ってるんじゃないでしょうかね。
ねぇ。
このマートンが2打席連続の見逃しの三振でした。
そしてこの打席は、きのうも登板しました浅尾。
ファウルボールに、空振り。
まだヒット1本、今シーズンはきのうのサヨナラヒット。
そして藪さん、浅尾がけがに苦しみましたけれども、ことし、復活を果たそうという年になりましたね。
そうですね。
きのうの投球もね、非常に、フォークボールとチェンジアップ分かりづらくなってますし、やっぱり新たな球を投げてますよね。
そうですよね。
金本さんもこの浅尾との対戦経験おありだと思いますが。
めちゃくちゃありますよ。
とにかく速い球が持ち味でしたよね。
速かったですね。
ただやはりけがなどもありまして、どうでしょうか、きのうもきょうもあのころの球、ストレートという感じではありませんね。
ですね。
ストレートに関しては。
でもやっぱり、変化球、半分ぐらい変化球じゃないですかね。
また新たな姿として、復活を果たそうという浅尾です。
さあ、そのマートンがその浅尾を、どうか、空振り三振、きょうは3三振。
これは挟んでいます。
いい所から落ちていった、マートンのバットが空を切ったというシーン。
きのうもタイガースは、ようやく7回に1点。
そして8回に3点差を追いついたという流れ。
きょうもそういう形になっていくんでしょうか。
さあ、左ピッチャーから今度は右ピッチャーに代わりました。
左バッターの福留。
ホームラン、今シーズンの第1号が出ますと、日米通算250本塁打記念の一本ということになります。
空振り。
やはり金本さん、ちょっと変化球の落差ありますね。
ですね、今のはスライダーなんですかね?
どうでしょうね。
チェンジアップ?
チェンジアップですか。
フォークと同じような感じに見えるんですが
そうですね、ストライクゾーンの中で変化をすごくつけてますよね。
そうですか。
今度はまっすぐ、刺し込まれた。
レフトへのフライ、藤井が前進。
処理します。
代わった浅尾の前に、マートン、福留、倒れました。
さあ、岩田はこのあとマウンドに上がるんでしょうか?今、水分を含んで、あっ、グローブを持って、ダッグアウトを出てきます。
111球、シーズン初登板ではありますが、球数もご覧のとおりなんですけれども、和田監督はいかせるみたいですね。
そうですね、まだいけますね。
そうですね。
バッターボックスは梅野です。
金本さん、開幕スタメンマスク、そして2戦目もかぶっているということで、あのリードのこととかで、頭もいっぱいでしょうけれども。
この梅野がまだ開幕してませんね、バットのほうで。
まあそうですね。
僕、よく言うんですけど、いいキャッチャーっていうのも刺せるキャッチャー、打てるキャッチャー。
打てるキャッチャー。
過去にいいキャッチャーといわれているレギュラー取ってる選手というのはね、そういう面で打撃も期待、打撃を期待しての起用だと思うんでね、でも言うてもキャッチャーなんでね、やっぱり守り中心でね、考えなきゃいけないポジションですよね。
2年目での開幕スタメンマスクは、田淵幸一さん以来というこの梅野。
田淵さんは新人王取ったけど、ルーキーのときかぶってないんですよね。
開幕という意味では。
この記念の年、球団創設80周年という年に、開幕連勝スタートなるかというタイガース。
ここまでは両チーム、得点がありません。
岩田に対してなんとか1点で、藪さんね、いいですからね。
振っていってファウル。
今のは甘いんですけどね、その前が全部変化球なんで、速く感じてしまうんですよね。
143キロですけどね。
2ボール2ストライク。
これもファウルです。
なんとか食らいついています。
全試合マスクをかぶるという、ことしの目標を掲げました梅野。
開幕1軍メンバーには、ベテランの藤井、そして清水と3人のキャッチャーが登録されました。
その中できのう、きょう、スタメンマスク、勝ち取ったのは梅野。
追い込まれて振って振って。
一つ大きく息を吐きました、梅野です。
おっと。
金本さん、ここはなんとか食らいついてますね。
ですね。
いいことですね。
やはり振っていきますと、そのうちタイミングっていうのは合ってくるものですか?
そういうときもありますね。
これが9球目になります。
首を2回振った浅尾。
松井雅人とのバッテリー。
バットは止まって、フルカウント。
次がこの勝負、10球目になります。
梅野らしい思い切ったスイング見たいですよね。
ですね。
ここは高い確率で、普通のキャッチャーのフォークボールでしょうね。
フォアボールを出すと、次が大和ですからね。
ということは見極めということになってくるでしょう、空振り三振。
タイガース、この回も岩田に援
京セラドームは0対0のまま、試合は終盤です。
8回の表、岩田がその8回のマウンドに上がっています。
この回、ドラゴンズは打順4回り目です。
トップバッターの大島から。
きょうの大島は、岩田に対して2三振、そして3打席目でヒット。
タイガースの8回裏の攻撃が8番の大和から。
この岩田に打順が回ります。
藪さん、この回までという見方が濃厚ですかね。
そうですね。
ですから、なんとしてでもこの回、投げ切って、次の攻撃につなげるという回にしたいですよね。
今、2球投げまして、113球。
打たれたヒットは5本。
フォアボール1つ、デッドボール1つを与えました。
奪った三振は6つという、ここまでの投球内容です。
そしてベテランの安藤、さらにきのう、リズムを作ったナイスリリーフの榎田が、投球練習を行っています。
タイガースのブルペン陣も陣容ががらっと変わりました。
流し打ち。
レフト線はファウル。
試合中、終始、腕組みの和田監督です。
この岩田に託しました、この8回のマウンド。
去年は開幕ローテーションを目指しながら、直前の試合で失敗し、開幕ローテーションの座を逃しました。
そして、昨シーズンは、去年一年間だめだったらユニホームを脱ぐ覚悟。
三遊間か、ショートゴロ。
ショートゴロ、鳥谷。
1アウト。
もし去年一年間だめだったら、ユニホームを脱ぐ覚悟で臨んだ岩田。
去年はシーズン9勝を挙げました。
ことしは与えられたいすなんてないんですと、自分を追い込んで、危機感を持って、この開幕2戦目、開幕シリーズの登板の座を勝ち取りました。
もともと、生活習慣病ではない1型糖尿病を患っている岩田。
毎日インスリンの注射をしての生活。
同じ病気を抱える子どもたちに夢と希望を与えている、この岩田です。
あっ、緩い球。
金本さんからありましたが、なかなか中盤はこういった球はなかったですよね。
ですね。
よかったんですけどね。
バットは止まって、1ボール1ストライク。
中日の上位打線、大島出塁ならず。
そして2番の荒木。
荒木はきょう、ヒットがありません。
これで追い込みました。
藪さん、この試合をずっと通じてですが、ファウルボールでうまくカウントを稼いでいますよね。
そうですね。
途中からね、カーブを有効的に使って、ピンチらしいピンチもね、三振で切り抜けたりとか、岩田の持ち味は、十分に発揮できてますよね。
これが120球目。
そして岩田のバロメーターでもあるゴロアウトも、着々と積み上げています。
金本さんからは、この岩田が今シーズン1年間、ローテーションを守る意味でも、このシーズン最初のこの試合が、非常に重要ではないかというお話がありましたけど。
いや、でもここまでね、今でも7回3分の1ですか、5安打0点ですから、もう大合格じゃないですか。
そうですよね。
結局は相手のピッチャーとの打線との巡り合わせという部分で、きょうはここまでランサポート、援護点はもらっていない状態です。
120球を超えています。
藪さん、やっぱりオープン戦と違って、シーズン、公式戦に入って、やはり少し疲れも出てきているでしょうけれども。
もうね、あとアウト2つですから、なんとか投げきってほしいですよね。
そしてこの打席のベテランの荒木ですね。
20年目、37歳。
こういったところでスタミナを奪っていこう。
ファウル、ファウルで。
次が8球目になります。
これもファウル。
こうなってきますと、藪さん、ピッチャーとしても根比べですね。
そうですね。
1球でもね、少なくしたいんですけれども、バッターとしてはね、なかなか空振りが取れないというか、前、ボールがね、飛んでくれればいいんですけど。
これもファウルになりました。
粘ってますね。
そうですね。
何球ですか?今。
次が10球目になりますね。
7連続ファウルボールです。
ですから、このあたりも球数が増えての疲労蓄積という部分でもあるかもしれませんね、藪さんね。
もうアウト2つ、何回も言いますけど。
10球目。
ああ、これもバットに当たりました。
自分のピッチングをするだけですと話した岩田。
バットの先に当たりました。
次が11球目の勝負になります。
ここまでは自分の持ち味を存分に出した、すばらしい岩田自身の2015年、最初の登板です。
これもスタンドに入ります。
次が128球目、通算です。
そしてこの岩田と荒木との対決が、12球目の勝負になります。
間を嫌ったのは打席の荒木。
どちらのバッターも自分の味方のチームのピッチャーに援護点をという思いのまま、8回を迎えています。
またファウル。
これまたすごい対決になりましたね。
粘りますね。
なんか見た感じ、荒木が粘ってるというより、荒木も捉え切れてないという部分のほうがちょっと誓いかもしれないですね。
そうですか。
ファウルを打つイコール粘るではないということですね。
なんか捉えきれてない、おかしいな、飛ばないなというね。
昨シーズンは6打数2安打というスタッズが残ってます。
今度は飛んだ!センターへ。
センターの大和、いやぁ、長い勝負になりましたが、岩田に軍配。
これで2アウト。
これが序盤だとね、荒木の粘りというのが、すごく価値があるんですよね。
10球以上投げさせたっていうのがね。
終盤、もう代わっちゃうんでね、恐らく次ね。
球数を投げさせたという。
きのう、ゴメスが、山井に対してそうでしたね。
2打席で20球近く投げさせましたから。
ただ、試合は8回です。
次が130球目。
左バッターの森野を迎えます。
次が8番バッターの大和からというタイガースの攻撃。
岩田に打順が回ります。
球数も含めて、恐らくこの回まで。
空振り。
30球、最近じゃ多いほうですよね。
多いですね。
でも実際、薮、これ、どうなの?100球と120球と、120球と140球は違うの?疲労度。
1週間あって。
どうなんですかね、そのへんは10球、15級の違いですけど、そういうのが1年間積もってくるとね、やっぱり、ひじなり、肩なりのところにダメージは受ける可能性はありますからね。
蓄積ということでね。
蓄積したうえで投げてしまうと、よけいに痛みやすい。
というか。
ですからきっちりと基準を持って、やれますよね。
追い込んだあと1球外します。
昨シーズンを見ますと、9月の23日のDeNA戦で139球というのが、岩田、去年最多の投球数でした。
いきなり開幕戦で、それに近い球数になってきましたが、130これが3球目。
バットはどうか?
そうですよね。
止まっています。
森野に対しては外中心の配球です。
固唾を飲んで見守るこの岩田対森野の対決を見守るタイガースファン。
果たしてこのあとどうなるのかということで、もちろん、お客さんは席を立つ人はいません。
空振り三振!8回、投げきりました、岩田。
ホームは踏ませませんでした。
阪神先発、開幕2戦目を託されたサウスポーの岩田。
8回、134球を投げました。
ホームは踏ませませんでした。
藪さん、最後も気持ち、込もってましたね。
こん身のね、スライダーでしたけど、空振り三振取れましたよね。
金本さん、ずっとプレーボールから見続けてきて、こうなりますと、なんとか岩田に1点だけともとね。
ですね、この回ね。
なんとかこの回ね。
1点取れば勝ち星、つきますからね、岩田にね。
そうですね。
打たれたヒットは5本。
与えた四死球2、奪った三振が7。
134球を投げたという岩田。
そして8回の裏は、8番大和から、9番岩田に回りますが、さすがに、ああ、新井良太がもうすでにスタンバイ。
8回まで、本当に岩田らしいピッチングを見せてくれました。
そして、ドラゴンズは浅尾に代わって3番手、又吉です。
きのうはこの又吉が先発、山井から2番手で、マウンドに上がったんですが、この又吉からタイガースは8回、2アウトからの4連打で同点に追いつきました。
四国アイランドリーグ・香川から入団して2年目。
先日の日本代表、侍ジャパンにも選出されている、沖縄出身のピッチャーです。
金本さん、きのうは2アウトを取られたときには、ことしも又吉にという気がしたんですけれども、そこからでしたからね。
そうですね。
上本ね、鳥谷、上本がよくつないで、ゴメスのときの配球は、やっぱりいまだにちょっとね、僕の中では、あれはありかな?なしかな?という、ないだろうというのはありますね。
2ストライクナッシングからストレートを続けてね。
となりますと、先ほど、又吉という名前がコールされたときに、やはりきのうのきょうですから、タイガースファンが、わっと沸いたんですけれども。
きょうの新聞で、ピッチャーがコメントしてたんですかね、配球の反省すべきところという。
ピッチャーのコメントだったんですかね。
キャッチャー、共同作業なんでね。
あれですけれど。
そうですね。
2アウトからというのが悔やまれるなという話は、谷繁監督はしていたんですけれども。
うーん、大和、出塁することはできません。
又吉の持ち味の一つ、外へのスライダー。
さあ、ここで岩田が交代です。
代打の新井良太。
岩田がこのアナウンスを聞いて、手をたたいて、新井良太にエールを送りました。
打ち方で左バッターもいるんですけどね。
そうですね、きのうは柴田が出ましたしね。
そうですよね。
だから、ここはね、でも良太が…あるんでね、終盤でOKだと思うんですけど。
なるほど、そういう狙いもあるんですね。
きのうはね、3点差から、ぐらいあるときに、良太をまた出してくるんですよね。
ランナーなしで。
ピッチャーゴロでしたね。
ちょっとえっとまではいかないんですけど。
そうでしたね。
きょうね、良太で納得というか、理解できますからね。
4対1に8回の表、なったあとの8回裏の1アウトからでしたからね。
右方向、ただ、ファーストストライクから振っていきました。
やっぱりランナーいない所はね、いくときは1点差ぐらいとかね、同点、きょうみたいな場面で良太を使いたいですよね。
去年はホームラン7本を数えましたが、8月下旬の東京ドームの巨人戦のときに、腰の痛みを発症しまして、痛みに苦しみました、一時は起き上がれないという状態が続いていた中で、その治療に専念。
ことしのキャンプは大事を取って、秋スタート。
2月の中旬、沖縄キャンプに合流して、シーズン開幕1軍で迎えています。
大事を取って秋スタートですか?VIP待遇ですね。
あまり無理をさせないという、首脳陣の配慮のようですけどね。
張り切っちゃうタイプのようですからね。
そうですか。
バット、止まっています。
さあ、バッター有利のカウント。
去年までは新井兄弟。
兄、貴浩、そして、弟、良太、同じチームのユニホームを来ていましたが、兄、貴浩は古巣、カープに戻って、また兄弟離れての2015年シーズンが始まっています。
そこは変化球を投げてきました。
中日のバッテリーで。
さあ、フルカウント。
良太という、プラカードを掲げて応援するファン。
ここからはもう、コンパクトにいってほしいですね。
次ぎ、上位につながっていくんで。
とにかく出塁と。
出塁が大事になってきますね。
カウントでやっぱりバッティングのスタイルを分けてほしいですね、状況と。
きのうは2アウトランナーなしから、この鳥谷のヒットからの4連打。
上位打線、鳥谷、上本、西岡、そしてきのう、この又吉からしとめたゴメスへと続いていきます。
4回の福留以降、1人のランナーも出していませんので、どうか?レフトへ飛んでいく。
レフトの藤井。
うーん、落下点。
とにかく金本さん、出塁しないことには、もう本当に、これで3イニング、4イニングス目になろうとしていますからね、ランナー出ずに。
きのうはここから点が入ったんですかね。
2アウトランナーなし。
全く同じパターンですね。
良太がアウトになって、同じパターンですね。
同じパターンなんですね。
又吉になって、2アウトランナーなしから、鳥谷のセンター前。
同じ8回ですよね、これ。
そうなんです、8回です。
まあ、谷繁監督もどうなんでしょう。
あえてぶつけてきたんでしょうかね。
同点の場面ではありますが。
引っ張って、きのうのようにはいきません。
ファーストゴロ。
この回も出塁することができません。
これで岩田に勝ち投手の権利はなくなってしまいました。
金本知憲選手が、ちょうどあの世界記録を更新したときには、ちょうどこの京セラドームでしたね。
そうでしたね。
だんだんと現在に近づいてきましたけれども、球団創設80周年、いろいろな名シーンをご覧いただいておりますが。
優勝を飾ってから10シーズン、遠ざかっています。
さあ、0対0のまま、開幕第2戦、9回表は、岩田に代わってきのうに続いてオ・スンファン。
同点の場面ですが、連投という形になりました。
来日2年目です。
去年はセ・リーグの最多セーブ王です。
4番のルナとの勝負になります。
きのうは4対4同点の9回表、藪さん、ちょっとフォアボールから始まって、満塁のピンチを招きましたよね。
やっぱり、開幕独特の雰囲気といいますかね、いつものオ・スンファンではなかったですね。
そうでしたね。
ただ、1アウト満塁というピンチに…。
あーっと先頭バッター、ルナ、ヒットで出塁。
高めのストレートでしたけれども、はじき返されました。
ノーアウトのランナーです。
うまいこと手、出しましたね。
難しいところ。
胸元、インサイド高め。
そうですね、これ。
ぱっと払いましたね、これ。
4番、チャンスメイク。
中日のほうが、ランナーを出してはいるんですけれども、これまでは岩田の粘りのピッチングの前に、ホームを踏めませんでした。
21年間、去年までは開幕スタメンマスクを務めていた、谷繁監督兼任選手。
谷繁選手としては、きのうもきょうもここまで出番はありません。
さあ、谷繁監督は、この場面、どうしていくか。
きのう、もろにバントさせたぐらいですからね。
森野にね、そうでしたね。
もしかしたらバントも考えられそうな、でも、その後のバッター。
藤井なんです。
で、代打の切り札といいますか、小笠原が。
小笠原ですかね。
果たしてどうしていくのか。
8番に小笠原使うと、9番にもう1人、代打がいりますからね。
そうですね。
動きはありません。
藪さん、今の1球は探りの1球みたいなものですか?
そうですね。
様子見ですよね。
3番の森野にバントさせたというのが、きのうのね。
次はルナに。
そうでしたね、
こういう兼ね合いもあるんでしょうね。
でもやっぱり下位打線にいってしまうので、こういったところでっていうのがあるんでしょうね。
去年は開幕4番を務めた平田。
ことしはウエイトオーバーなどもありまして、キャンプは2軍スタート。
懲罰。
というふうなことを聞いていますが。
これはもうシーズンで見返すしかないですよね。
けがなどもありまして、ずっと4番の座に座ることはありませんでした。
長打力が魅力、地元、大阪出身の選手です。
空振り。
149キロ。
ストレート。
来日2年目のオ・スンファンは、ウエイトトレーニング等で藪さん、ビルドアップもしたんですけれども、去年は体重をちょっと落として日本に来て、過ごしたシーズン。
ことしはそれに比べますと、体重が増えているんですけれども、韓国時代のまま来たということをね、話していますね。
なるほどね。
もう、きんにくりゅうりゅうというか。
そうなんですよ、むきむきですもんね。
すごいですよね。
これで追い込みました。
150キロ。
最近、ピッチャーも、ヘビーウェイトトレーニングしますよね、ダルビッシュとかね。
なのに、いまだにトレーニングはだめだっていう、人もね、何を根拠に言ってるのかね、僕は本当にもう、今度、話を聞いてみたいですね。
日本でも、金本さんのウエイトトレーニング、先駆者的なね、パイオニアのような。
やって成功してる選手に対しては、あれは別格だって言うんですよね。
みんな別格かい言いますね。
さあ、追い込んだ。
ファウルボール。
藪さん、このオ・スンファンが来日2年目。
キャンプ、そして数少ない登板だったオープン戦含めて、どうご覧になっていますか?
いや、もう、昨年ね、タイトルも取りましたし、ことしは同じように、60試合登板と、40セーブというのをね、クローザーとしての数字をやってほしいと思いますね。
去年が64試合、39セーブ。
けん制球。
ただ去年は、4敗しています。
セーブの失敗の数を減らしたいんだということを話しています。
もちろん、一番は優勝ですということを話しています。
新たにツーシームを試して、オープン戦でも、もちろんキャンプで、ブルペンでも、投げているんですけれども。
まずはね、この石直球ですね。
このまっすぐがあるかぎり、まだまだいけると思います。
きのうより走ってるようには見えるんですけどね。
そうですね。
やはりきのうは開幕戦、シーズンの最初の登板、独特のものがあったんでしょうか。
石仏と呼ばれる、表情にはほとんど出さない、このオ・スンファンです。
ちょっと力が入りましたが、これでフルカウント。
藪さん、きのうも同点の場面でも、このオ・スンファンの登板、きのうに続いてなんですけれども、ここでゼロに確実に抑えて、いいピッチャーから出していって、やっぱり後攻めですかね、サヨナラのチャンスというものをうかがう作戦ですかね?
はい、当然そういうふうな起用になってきますよね。
走らせますかね?中日は。
僕は走らせそうなそうな気はするんですが。
フルカウントになりまして。
ランナー、スタートを切りました、打った!ショート、ライナー。
ルナ、もちろん戻れません。
ダブルプレー!ただ、鳥谷が今、捕り方が、今、ほほほ、という顔していますが。
これは無回転ボールみたいな。
あれですね。
すごく変化したんでしょうね。
これやっぱりノーアウトなんで、バッターの平田の経験不足っていうかね。
やっぱりヒットエンドランみたいなゴロ打たなくていいんですけれど、ノーアウトなんて、やっぱり最低、セカンドにっていうので、自分のバッティングしてもいいんですけど、やっぱり、転がし最優先で、強い打球を打ちにいくっていうね。
ただ、タイガースサイドとしては、鳥谷もよく捕りましたし。
アウトが一気に2つに増えました。
さあ、9回の表をゼロに抑えるまで、あとアウトカウントは1つになりました、オ・スンファンです。
バッターボックス、先ほど今シーズン初ヒットが生まれた藤井です。
ですから、阪神・中日、両チームのスターティングメンバーの中では、ヒットがないのは両キャッチャーだけということになります。
ずばっと来ました。
きょうもきのうも、セーブシチュエーションではありませんが、チームの勝利のために、マウンドに上がっているオ・スンファン。
バットが折れましたが、レフトの前に落ちます。
2アウトから藤井、ヒットで出塁。
きょう、藤井は2安打。
バッターボックス、次は7番のエルナンデス、下位へと続いていきます。
これちょっと藪さん、変化してますね。
今のはツーシームですかね。
それがちょっと高めに行ってしまいましたか?
そうですね。
フォークか、ちょっと浅めに…。
ツーシーム?
シュート気味に回転してますね。
ツーシームでしょうか。
オープン戦のときも、1球はいい球があったんだけれどももう1球はちょっとのような、試行錯誤のようなところありましたね。
今実戦で使ったということでね。
このあと、どういう手応えを感じながらやっていくのか。
さあ、バッターボックス、エルナンデス、これはまっすぐ。
オ・スンファンが9回表をゼロに抑えますと、タイガースは2試合連続のサヨナラ勝ちに向けて、2番の上本からの打順になります。
3万5000人近くのお客さんが見守っています、きょうの開幕第2戦。
…したいですけどね。
…ではだめですね。
動きはありません。
空振り。
2ストライクナッシング。
95年以来、20年ぶりとなる阪神と中日の開幕シリーズ。
1リーグ時代からも含めまして、通算9回目、なかなか開幕では当たらない両チーム。
ん?右手は上がらない。
来日2年目のエルナンデス。
ショートのポジション。
ドラゴンズもショートは坂本、田中将大らと同じ88年生まれの堂上直倫がいるんですが、開幕1軍には入れませんでした。
打ってファウル。
そのほか、高橋周平も結局サードのポジションを開幕スタメンに加えませんでした。
金本さん、中日も過渡期といいますか、若手とベテラン、主力との差がね、差に苦しんでいるチームですかね。
高橋周平あたりがね、すごく楽しみにしてるんですけど、出てきてほしいですね、相手ながら。
ベテランと若手、かつてタイガースもそういう時期がありましたが。
そんな中、やはりやはり頼るのは外国人選手ということで、ルナ、エルナンデス、さらにはナニータという選手もいます。
レフトへ飛んでいきますが、これもスタンドに入ります。
ただ、タイガースも助っ人外国人4人が、去年はタイトルをすべてとりまして、ただ、金本さん、シーズンは、7ゲーム離されての、2位だったんですよね。
はい、ちょっとかみ合わなかったですよね。
ですから、外国人選手以外のそれぞれの選手がどれだけやるかという2015年シーズン。
マートンは首位打者、ゴメスは打点王、オ・スンファンは最多セーブ。
きのうのメッセンジャーは最多勝と、最多奪三振。
しかし、いいと思うんですけどね、勝負かけて。
エルナンデスはゾーンに来ますと、バットはもちろん出してきます。
エルナンデス。
追い込んだ。
梅野もこれ全部、ストレートのまっすぐ放ってるんですね。
全球。
スタートは切りません。
またこれも外、まっすぐ。
全部同じですね。
藪さん、これはいわゆる普通のストレート、フォーシームといわれる?
フォーシームですね。
空振りゾーンはもうちょっとそのアウトコースの高い所ですよね。
アウトローを狙ったやつが、ホップしていくようなところは空振りは取れますよね。
梅野はまた外。
バッター動きなし。
ファウルチップ。
梅野捕り損ねました。
ここはバッターのエルナンデスも必死です。
このエルナンデスを、しとめますと、9回表、中日に0が刻まれて、きのうに続いてのサヨナラ勝利へ向けての9回裏。
打順は上位、2番の上本、3番西岡、4番ゴメスという上位打線。
そこになんとかつなげたいオ・スンファン。
またファウルです。
これも先ほどの岩田対荒木じゃありませんが、ものすごい球数になってきました。
このエルナンデス、対エルナンデス、本当ね、全球をまっすぐ、配球、なんなんすかね、ランナーを気にしてるのか、インサイドによう投げない、一発があるから。
一発だけは避けたいという思いなのか。
去年は5本のホームランでエルナンデス。
変化球も一球も投げてないですよね。
なかなかいきにくくなっちゃったんでしょうか。
また外。
これはレフトへ持っていって、マートンの前、レフトライナー。
さあ、ゼロが刻まれました。
9回の表。
さあ、上本、西岡、ゴメス、上位打線で、開幕から2試合連続のサヨナラ勝利に向けての9回裏というタイガースになります。
さあ、ここまでの試合、得点シーンは両チームありませんが、ハイライトシーン、まとめてあります、ご覧ください。
1回の裏、先頭バッター、鳥谷がきのうに続いて、第1打席でのヒット。
そして、レフト、藤井がこのボールをそらしまして、いきなりの得点圏にランナーを進めます。
4番のゴメス、ヒット。
しかし、これは当たりがよすぎました。
ホームにかえってくることはできません。
1アウト満塁からマートン、見逃しの三振。
そして、新外国人、バルデスの前に、福留、セカンドゴロ。
先制のチャンスを逃しました。
阪神の先発ピッチャーはこの岩田です。
初回もピンチをしのいだんですが、2回、先頭バッターのエルナンデスに、ライトオーバーの、これが3ベースになります。
ノーアウト3塁という大ピンチだったんですが、8番の松井、9番バルデスのあと、大島も三振にしとめました。
ぽんと、グラブをたたいて、立ち上がりの課題、しのぎました。
さあ、7回です。
右中間へ藤井の今シーズン初ヒットとなる2ベースが生まれました。
8番の松井雅人にデッドボール、1アウト満塁のピンチだったんですが、失礼、2アウト3塁1塁だったんですけども、谷繁監督が先発のバルデスに代えて、代打攻勢、福田を送りました。
その福田を抑えました。
さあ、そして、結局、岩田は8回を無失点だったんですが、代打が送られました、9回はオ・スンファン。
いきなり、ルナ、ヒットでしたが、この平田のショートライナーで戻れません。
ダブルプレー。
そのあと藤井のヒットがありました。
粘られたエルナンデスを、レフトフライにしとめました。
岩田、オ・スンファンでドラゴンズ打線を9イニング、0に抑えました。
という流れの中で、阪神ファンは、当然、開幕からの2試合連続サヨナラ勝利という流れでしかなくなりました。
さあ、マウンド上、又吉は続投です。
ただ、金本さん、タイガースが勝つには、2試合連続のサヨナラになりましたけれども、
ですね。
そうなりますと、また珍しい状況になってきますよね。
そうですね。
どうなんでしょう?手元では、調べられない状況になっていますが。
これもしタイガース勝つなんてことがあったら、劇的すぎますね。
序盤からいきなり。
そうなりますとやはり優勝するシーズンというのは、劇的なことというのは、ついて回ってきます?
まあ、それは終盤にね、終盤のことですけどね。
でも、藪さん、開幕連勝がいずれもサヨナラと、もちろん普通に勝てれば一番なんでしょうけれども、劇的さという意味では、弾み、ついてくるでしょうね。
そうですね。
長いシーズン戦っていく中で、この前半というのは、結構、みんな覚えてるんですよね。
ですから…。
そういえばあんなスタートだったなと。
印象がね、やっぱり違いますよね。
きのうも延長10回、9回裏と、シチュエーションは違うんですけれども、この2番上本が、フォアボールを選んでから、マートンのサヨナラにつなげたということになります。
又吉は、先ほど8回からマウンドに上がって、イニングをまたいで、2イニングス目に入りました。
こちらはタイガース打線を3安打0点に抑えた、新外国人のバルデス。
このバルデスも藪さん、きっちりと先発投手としての責任果たしましたよね。
そうですね。
また次の登板が楽しみですね。
タイガースにとって、いわゆる苦手な相手にならなければいいんですけれど、まず、今回の初対戦は、このバルデスの前に、ヒット3本しか打てなかったという状況です。
ただ、試合は0対0。
9回裏。
この上本の出塁いかんによって、また場内、気運も高まります。
打ち上げた、詰まらされました、セカンドフライ、荒木。
落下点、上本の出塁はなりませんでした。
さあ、他球場はどうなっていますか?山本さん。
東京ドーム、巨人対DeNA。
DeNAの打線が好調です。
9回の表、筒香から2号のソロホームランがありました。
DeNAが1点を追加。
筒香はきのうに続き、ホームランを連続で放っています。
10対2。
現在、9回の裏、巨人の攻撃中ですそしてマツダスタジアム、広島対ヤクルトなんですが、試合が終了しました。
1対0、広島が勝ちました。
ヤクルトは得点ありませんでした。
広島の先発、ジョンソンですが、勝ち投手となり、1安打無四球、準パーフェクトの好投で、見事1勝を挙げています。
ほかのゲームはご覧のとおりとなっております。
以上です。
デーゲームで行われている各地、西武が開幕から2連勝。
オリックスが開幕連敗スタートという流れになったようです。
そして広島・ヤクルトは1勝1敗という形になっているようです。
さあ、上本、出塁なりませんでしたが、1アウトからこの西岡が出れば、ゴメス、マートンという中軸です。
今、手元にデータが届きました。
開幕から2試合連続サヨナラ勝ちとなりますと、実は2年前、2013年、ロッテがオリックス相手に最近ではしているようですね。
3試合連続だったんですよね。
最終的、2試合ですか?
それが史上8度目のことだったということで、過去にもやっぱりあるんですね。
さあ、西岡上がって、サヨナラホームランにはなりません。
右にぐっと切れていきます。
こうなってきますと、もう一振りでね、金本さん、試合が終りますからね。
そうですね。
キャッチャーの構えた所より、内側に入ってきました。
大きなファウルになって、西岡は追い込まれました。
ことしは結果が求められるシーズン。
覚悟のシーズンです。
ただ金本さん、きのうの追撃のタイムリーヒット。
西岡の気持ちがものすごく表れていましたよね。
ですね。
決してバッティングの内容はね、褒められたものではないんですけど。
食らいつく気持ちですか、最後までボールから目を離さないっていう、なんとか、バットに当てるんだっていうね、気持ちは本当に伝わってきましたね。
そうでしたね、きょうは先発、岩田、大阪桐蔭高校では、この西岡の1級先輩に当たります。
なかなか援護点が結果的に与えられなかった。
これも引っ張って、ファウルボール。
尾山さん、阪神先発、岩田のコメントが届きました。
はい、小澤さん。
いつもどおりのピッチングをすることだけを意識していましたと、初回、ばたついてしまったんですけれども、そこを乗り切れたので、あとのイニングを落ち着いて投げることができたということなんですね。
あとはしっかり守ってくれた野手の皆さんに本当に感謝ですという岩田です。
確かにゴロアウト、きっちりね、藪さん、さばいてくれましたしね。
そうですね。
野手に感謝の気持ちを述べたという、きょうの先発ピッチャーの岩田のコメントでした。
うーん、高校の後輩、西岡、チャンスメイクなりません。
これで2アウト。
しかし、一振りで試合が決まるという、後攻めの阪神、4番のゴメスです。
きのうは延長戦に突入。
延長10回の裏、マートンのサヨナラヒットで、開幕戦、サヨナラ勝利は74年ぶりといったタイガース。
開幕から2試合連続のサヨナラ勝ちなるか?そしてゴメス自身、日本での初めてのサヨナラホームランなるんでありましょうか?
当然、こういうところで、ホームラン、狙っていいところだと思うんですけど。
やっぱりもちろん、狙い球をね、絞りながら、打席に入りますけど。
まあ、金本さんなんかはこういうところで打ってほしいと、当然狙うところで、何を狙います?
まっすぐですね。
外のまっすぐ。
ここは変化球。
やっぱりインサイド、投げて来ないんでね、基本的に。
近い所は。
逆をついてね、思い切って振ることもありますけど、基本的には絶対インサイド投げてこないんですよね、ボールゾーンにしか。
だから外のまっすぐ系を、もう。
思いっきり踏み込んで。
レフトかね、センターに狙いますね。
キャッチャーはインサイド。
あー、ただ、逆に行きました。
きのうはストレート、ストレートという、このバッテリーの配球でしたよね、ゴメスに対して。
追い込んでからね。
追い込んでから、はい。
ただこれ、キャッチャーと構えた所、逆にいきましたね。
結構、ゴメスの打席のときに、甘い球が多いんですよね、きのう見てますと。
打ち損じもありますけど、やっぱり間違っちゃいけないという心理が、そこにこう投げさせてしまうという。
記録に残りますよね、きのうここでまたまっすぐ2球いきましたけど、普通、スライダーで。
振ると思うんですけどね。
今のはボールゾーンからボールゾーン。
ボールからボールなんでね。
さあ、並行カウント。
ゴメスが一振りで、この試合に終止符を打つことができるんでありましょうか。
9回の裏、2アウト。
去年の打点王、ゴメス。
きのうはこの又吉から、同点のタイムリーヒットを放っています。
打ち上げた!キャッチャーが、バックネットを追っていきますが。
ああ、ずいぶん戻って、うわー、最期は交錯を。
当たったんですね。
あっ、天井に当たったんですかね。
ただ。
落下地点、入ってるからね。
アウトなんですよ、あれ。
どっちみち。
取ればアウトなんですよね。
いや、捕らなくてもアウトのはずです。
あっ、今、プレートアンパイヤ、佐藤が、上の、天井に当たったというジェスチャーを見せました。
結局、ゴメスの一振り、サヨナラならず!ということで、2試合連続の延長戦という形になりました。
今のシーンです。
かなり高く上がりましたね。
ボールが落ちてこなかったですね。
打球が変わりましたが、キャッチャーの松井雅人が、よく捕りました、そしてファーストの森野との交錯もありましたが、大丈夫のようです。
2試合連続の延長戦に突入という形になりました。
尾山さん、東京ドーム、巨人対DeNA、試合が終了しました。
10対2、DeNAが、勝ちました。
巨人はきのうの開幕戦から連勝とはなりませんでした。
勝利投手がDeNA、先発を勤めた山口。
6安打2失点という内容でした。
以上です。
東京ドーム、DeNAがきょう勝ちまして、この両チームも対戦成績、1勝1敗となりました。
セ・リーグ、2球場が終わって、ともにきのう敗れたチームが勝利を飾ったという流れです。
マウンドは3番手、松田遼馬が上がりました。
きょうの中継では、球団創設80周年を記念しまして、数々の名シーンをお届けしてまいりましたが、金本さん、前回の優勝2005年が70周年、結局、10年たってしまいましたよね。
そうですね。
30年前の50周年のときが日本一、ですから、タイガースにとっても、吉兆の節目の年ですもんね。
ですね、10年と30年ですからね。
そういった意味では、シーズン、長いですけれども、きょうもこういった試合をものにしていきたいところです。
もちろんですね。
さあ、このあと2試合連続の延長戦ですけれども、藪さん。
ポイントは、これからはピッチャー、しのぎ合いになってきますもんね。
もうここからはね、いいピッチャーをどんどんつぎ込んで、まずゼロで抑えて、その上で、攻撃の加点を待つということですよね。
そうですね。
きのうは延長10回、マートンが試合を、締めてくれました。
ゴメスは先ほど、一振りで決められませんでした。
大変申し訳ございません。
放送時間がほとんどなくなりました。
この試合の結果は、今夜のGoing!スポーツ&ニュースでお伝えいたします。
大変申し訳ございません。
阪神と中日、20年ぶりとなります、この開幕戦での戦い。
きのうに続いての延長戦。
球団創設80周年のアニバーサリーイヤー。
果たして開幕2試合連続サヨナラ勝利を収められるんでありましょうか。
放送の解説は、金本知憲さん、薮恵壹さんと共にお伝えしてまいりました。
就任4年目の和田豊監督、試合を通じて、ずっと腕組みです。
一方、44歳、谷繁監督兼選手。
戦いが続きます。
延長10回の表が始まりました。
金本さん、そして、藪さん、きょうはどうもありがとうございました。
どうもありがとうございま2015/03/28(土) 15:00〜17:00
読売テレビ1
プロ野球開幕第二戦!「阪神タイガースvs中日ドラゴンズ」京セラドーム大阪[多][字]
阪神タイガース球団創設80周年。30年ぶりの日本一を目指すタイガースは開幕ダッシュなるか!?
詳細情報
出演者
【解説】
金本知憲
藪恵壹
【実況】
尾山憲一
ジャンル :
スポーツ – 野球
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