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【サッカー】

岡崎 ハリルジャパン初弾 カズ超えAマッチ90戦目

2015年3月28日 紙面から

後半33分、ヘディングで先制点を決める岡崎(左)=大銀ドームで(軸丸雅訓撮影)

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◇キリンチャレンジカップ 日本2−0チュニジア

 右からの本田のクロスに岡崎は絶妙のタイミングで合わせた。後半33分、ハリルジャパン初陣の初ゴールは岡崎の貫禄ヘッドだ。

 「ザックの時も初ゴール? そんなことこだわってなかった。相手DFが向かってきたのが視野に入ったけど、決めるだけだった。CFとして最前線で決められる選手が求められている。自分のゴールより、勝ったという結果がうれしい。そんなことより、勝たないと監督が怖いと脅されていたので、勝ててよかった」と冗談めかして笑顔を見せた。

 これで代表通算42ゴールを数え、代表出場は歴代6位の90試合。三浦知良(横浜FC)を超え、FWの歴代トップだ。「試合数を重ねられるのはうれしい。試合に出られるようにゴールを取ってるようなものなんで。もっと伸ばしたい。(三浦の)55ゴール? それは届かないでしょ」と岡崎は謙遜したが、W杯アジア予選でゴールを量産すれば現実的に55ゴールも見えてくる。

 岡崎はこの試合のベンチスタートをむしろ歓迎していた。「それは前から望んでいたこと。若い選手にもチャンスを与えるべきだし、チームとして伸びるためにはこういう環境が必要。自分はサブでもスタメンでも戦える。横一線のスタートラインに立った」と話す。

 チーム力アップのためには、若手の成長が不可欠。そこまで考えられるほど、岡崎の力は現代表で突出してる。まさにエース。ハリルジャパンのストライカーは、やっぱり岡崎だ。 (荒川敬則)

 

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