THEフィッシング「待ち遠しい夏 2015」 2015.03.28


目印が教える存在感
ことしもあの魚と戯れる
ブイブイブイやった!
夏の風物詩鮎
プツッとほら来た!真ん前にブルブルブルっと来たほらおっきいわ鮎の力を利用して泳がしていくからそれがやっぱり楽しいところやね
あと1か月…
もう1か月…
いい鮎だ
鮎の季節がやって来る
和歌山県の中部を流れる日高川
昨年10月2人のアングラーが訪れた
鮎釣りのエキスパート村田満と浅川進
2人は師弟関係にある
どこがいちばんこの前よう釣れた?あの棚の右岸側とこれですわこれ?これとほんであの瀬肩ほなオレここらちょっとやらしてもらおうかな
佐井橋上流の流れの強い瀬
この日2人は先端が金属製のチューブラータイプの穂先を持つロッドで攻める
石についたコケをはむ鮎はエサ場に縄張りを持ちほかの鮎が侵入すると体当たりして追い払う
その習性を利用しオトリ鮎を操り縄張りに入れ野鮎を掛けるのが友釣りである
ここね今の時期としてちょっと流れが速すぎんねんもうちょっと下や
村田流れのゆるいポイントを探す
一方浅川
水温が低い朝は追い気のある鮎を探しながら攻める
朝はもうちょっと活性が低いんで縄張りを持っとる鮎をね重点的に狙っていってですね差し替えて差し替えてあと感度で竿でアタリをとっていってですねビリビリっと来たところで待つとお来た!来た来たおぉお?ちょっとおっきいんかな?これはおっきいわ日高にしたらこんなんですわ
きれいなアユだ
しかしあとが続かず2人は下流へ移動
これ見てみぃな駆け上がりになってシュ〜っといってるやろ?これオレら見たらもうよだれ出てくるわホンマ
好ポイントを見つけた村田
はやる気持ちを抑えてじっくり攻める
すると…
今反応あったでこれオトリ逃げよったよっしゃ!10年待ったで今掛かるのにそこでおっておまえ大変なことやんこれえ?ほんで釣れたやつこんなんやおい口掛かりやほんでガクッ!や
待望の一尾
ここから連発が始まった
よっしゃ〜!ははは…もう笑てもうておまえ釣りできへんわこんなんこんなんええアユやええアユバッチリバッチリやほら〜!入れ掛かりや〜!おっきいおっきい!ほら〜!なんやたいしたことあらへんやないかなんでもええ釣れてくれたらええわフゥ〜!だんごや!とったで!フゥフゥフゥ〜!ちゃんと入っとんねんで入っとんねんでここへだんごだんご見てみぃすごいやんへへへ…誰もすごい言うてくれへんな
(笑い声)
気温が上がる午後
攻め方を変える
トロ場を泳がせてみようトロ場トロ場
浅川はトロ場で竿を出す
これまでは流れの速い瀬でオトリ鮎を止めて攻めていた
ここでは常に泳がせて釣る
これ今離して勝手に泳いでいってますよねもうボクなんにもしてませんス〜ッとねだからいいオトリはこうなんですよでもこれで今もう止まりましたよね今オトリ休憩してるんですよそのときに鼻先をこうクッと上げたるとこれで今ちょっと上がってるんですねそしたらまた泳ぎ出しますス〜ッとほらまあ鼻先をね1cmか2cmこう上げたるんですねそしたらアユっていうのはこう沈もうとするから尻尾をこうス〜ッと振るんですね後ろでそしたらその尻尾を振る力を利用してこうず〜っと泳がしていくんですねそれを弱ったオトリでオバセをとってゆるめてしまうとオトリがこう休憩してしまうでもなんぼ弱ったオトリでも鼻先をかすかに上げたら尻尾フワ〜ッとでも振るんですよそしたらまたず〜っと動いていってアユに追われたりなんか反応があったときはもうアユはフワッと動きますんで
オトリはサボらせないことが重要だ
おっ今プツッと来た!ほら来た!今前にブルブルブルッと来た!今前アタリがキレイに出て釣れましたけどねこれ背掛かりやから今度はオトリ
巧みにオトリを操り掛けた
やっぱり自分でオトリを操作するっていう何て言うの…引き釣りは強引に引っ張っていくんやけどもこのオトリを…何て言うのかなラジコンを操作しているような感じね言うこと聞かへんラジコンを…ほんまアユの力を利用して泳がしていくからそれがやっぱり楽しいとこやね引き釣りは引き釣りでまた楽しいんけどこれはこれでまた…おっ!追われたけどな〜おぉ掛かった掛かった!トロ場で釣れたこれはちょっと大きいで!トロ場のは大きいで今ビュ〜ン来たなでも大きい大きい!おぉええやつやほら大きいわええのん釣れました!やっぱねトロ場にちょっと大きいのおるみたいですねオラ〜!釣れた!大きいわこれもやっぱりトロ場やなアタリもキツいなやっぱりトロ場はほ〜やったわ!こんなんですわ
まだまだアユと戯れたい
昨年10月に収録した和歌山県日高川での鮎釣り
午後からは流れの速い瀬で竿を出す
こういった瀬ではオトリがブレないよう安定させることが重要だという
メタルチューブラーのことなんですけどもね従来の普通のSMTよりもですね硬くなっているんですねでまぁ自分のねスジを決めてピシッと引くことができるんですね硬い分それとまぁ…従来のSMTよりも遊びが少なくなってますんでね引き感度っていうかね引きやすさピシッピシッと止めて引くことができるんですねきょうみたいなこういう流れをやる時はやっぱりこのSMTチューブラーでですねピシッと止めて引くっていうようにやったらですね結構釣りがうまいこといくと思いますちょっと小さいなこれ釣れた!釣れた!ちょっと型ええやつやなこれほ〜!背掛かりやでほ〜!ええやんええやな〜これもうなんも言うことないわきょうは
この日2人は存分にアユ釣りを楽しんだ
何匹釣ったんか…ボクね思ったよりもねやっぱりあるんですわえ〜!?…うわ〜!33釣ってるんですすごいやんかいなええ型おるやんけほんで結構ええ型もねまた釣れましたよ師匠もよう釣ってはりましたもんねわしもよう釣ってんもうほんまにねほらほら…わ〜これもようけおりますね…おるおるきょうは最高!最高でしたもうほんまにこんな楽しい日なかったですわまた浅川君行こうではいまたやりましょうはいお願いしますはいどうも
場所は変わって同じく和歌山県を流れる有田川
シーズン終盤にも関わらずアユ釣りファンでにぎわっていた
そこへ1人のアングラーがやってきた
もう最高の天気で雲一つありませんよねホント
アユ釣りのエキスパート伊藤正弘
少し濁ってますね台風の影響なんですがここのアユは濁りに慣れてますからたぶん掛かると思います岩盤狙いでねちょっと攻めてみたいと思いますはい
有田川は初めてという伊藤
前日の下見で釣れるポイントを絞り込んでいた
掛かってくれればいいんですけどねはい…きのうここね少し下見したんですけどまぁヒレ掛かりもありましたからたぶん掛かってくれるとは思うんですがはい朝イチってことでまだ水温たぶん低いと思うんですよはいだからとりあえずやってみますはいさっ出しますおっ?来たのかな?来てますね早いな〜もう一発目入れてすぐですよよいしょもう1分たちませんでしたねなんか入れたらすぐ嫌がってね1匹目ちょうどオトリサイズで18cmくらいですねこれ1匹目こんないいやつですよまだ若いですねこれちょうどオトリサイズもう最高ですね!
ポイントに着いて最初の送り込みですぐさま掛けた
さい先のいいスタートだ
あの…ヘチっちゅうか岩盤かな大石の裏ですね少し大きな石の裏で先ほど掛かったポイントですね小さなアタリがありましたよ針先にほんのわずか野アユが触れたと思います針変えまーすアタリがあってなかなか掛かってくれないときね3本イカリを使用しててそういうときには4本イカリにちょっと変更してるんですそうすると意外に掛かってくれるんですよ単純な話本数を増やして掛かる確率を高くするんですまあ4本イカリのデメリットもあるんですがとりあえずそういうときにはですね4本に…はい交換します
野アユを掛ける確率は高くなる
しかし根掛かりのリスクも上がる
おっ来た!
狙いどおりに掛けた
よいしょうわぁー…♪〜じわじわね…こう今もちょっとアタリあったんですがたぶんこれ群れアユが水中糸にね触った感度なんですお〜来た!やっぱ向こうのヘチがいいのかなぁ?やっぱり…こう探っていったんですよそしたら向こうのヘチで来ましたね背掛かりだよいしょ
やっぱりアユ釣りはおもしろい!
午後ポイントを移動
伊藤はここでも岸の際「ヘチ」に探りを入れる
えーここではですねメタルトップこういったちょっとやわらかめのね穂先が効果的だと思います蹴られましたね変えますなんか追われてるような気もするんですけどちっちゃいアユだとこう逃げてこっち寄ってきちゃうんですよそういううん…可能性もあるのでちょっとあの…大きめのアユに変えてやってみようかなと思ってうーんまあきのうもね少しここ出してみたんですけど意外に大きかったんですよアユがおっ掛かったやっぱり正解ですね型いいですね
野アユの大きさに合わせオトリを変え見事に掛けた
ああもうあのうスーパーメタルトップのやはりアタリですよねオトリが…あの野アユが針に触れたときのこう感度を探って2回3回ぐらいありましたからまあいないことはないような気がしたからそれとあのうやっぱりこう追われてね横ブレする感覚もありましたしうんオトリがね自分のオトリがおびえてる感じもあったんですよまあ例えばことばで言うとねビビンビビンっていう感じで伝わってきますしまああのゴミ…ゴミですとズルッズルッていうねことばで表すとですよ?はいそういうあの音でですね響きで違い分けてもらえればねいいかなぁと思います
オトリから伝わってくるいろんな情報を頼りに野アユの居所を探す
♪〜おお来たいいアタリやよっしゃおっいいアユだ
続いて流れの強い瀬を攻める
伊藤は穂先を変えた
ストロー状のチューブラー穂先で先端部分が金属製になっている
まあここも…お〜当たっ…あ〜蹴られたお〜追われてますねぇ追われてるまあ追われてるのはねこうオトリ感度とそれからイヤイヤした感じですね…とアタリもありました針先に触れた感度ですね上流へこうジワジワと引き上げてます今ちょっとイヤイヤ…これはね今のイヤイヤは石裏ですね今こうザリザリって音もこれ石裏からちょうど今出したとこですねこうザリザリって音がね響いてきますそのときは石の横にえー糸がねすれてる音それがなくなるとこう…石をね通過したっていうことになりますお〜来た〜いいアタリやねえ?やっぱ石の横がいいのいますねよいしょおっいいアユだやっぱこう流れが強くなるとねボクの場合こういう…こういうというかメタルチューブラーを使用するんですがメタルチューブラーにするとね食い込みもいいんですよね穂先が硬いから♪〜おお来た誘いかけたら来ましたねよいしょ…こんなんですいいアユですよ〜あっちっちゃいちっちゃいけど来ましたねぇはいよいしょ…20匹前後はいると思いますアユきれいですよ黒いのねほとんどいないですよボクのまあ初めての有田川でしたがね楽しかったですはいまあポイントによってはねちょっとアユの薄いあのうポイントもあったのでちょっと苦戦したんですがやはりアユの少しね濃いポイントに行けば結構入れ掛かって楽しい釣りができましたねはい
解禁まで早いところでおよそ1か月
しまっていたタックルを取り出しソワソワしている人もいるだろう
すでに針を巻き終えた人もいるかもしれない
ことしもアユを追いかける釣り人の笑顔が日本中にあふれる
いつもそしていつまでも…
2015/03/28(土) 17:30〜18:00
テレビ大阪1
THEフィッシング「待ち遠しい夏 2015」[字]

今回は和歌山県日高川、有田川で鮎釣り!アングラーは村田満、伊藤正弘、浅川進。3人の名手たちが魅せるさまざまなテクニックは必見!

詳細情報
お知らせ
*番組の最後に素敵なプレゼントのお知らせがあります。

番組内容
今年の解禁まで最短で1か月あまり。ファン待望のあの季節がいよいよやって来る…今回は鮎釣りファンに送る特別編。昨年10月に収録した和歌山県日高川、有田川での鮎釣り。前半戦の日高川で鮎の友釣りの魅力を紹介するアングラーは、鮎の友釣り界の帝王・村田満。そして、その村田軍団のエキスパート、浅川進。釣行初日、午前9時。川中迂回線の佐井橋周辺の瀬で竿を出す。村田がいきなり掛ける。
番組内容2
サイズは16cm程度。しかし村田は「50cmはあると思ったで!」と興奮を隠さない。その後、続けて2尾を掛けるが、水温が低いせいか後が続かない。近くのトロ場へ移動。トロ場とは、川の流れが穏やかで、ある程度水深のあるポイントだ。浅川は泳がせ釣りで攻める。鮎の習性を利用し、目当てのポイントへ誘導する釣りだ。しばらく粘って見事に掛けた。
番組内容3
泳がせ釣りの魅力は「言うことを聞かないラジコンをいかに操作し、野鮎を掛けるかだ。」と浅川は笑った。その後も、コンスタントに釣果を重ね、2人で70尾近く釣り上げた。後半戦は有田川。訪れたのは名手、伊藤正弘。金屋口駅裏からスタートする。瀬の石裏にオトリを送る。いきなり掛けた。17cmほどの綺麗な鮎だ。「鮎の友釣りは、竿の感度がとても重要だ」と伊藤は言う。
番組内容4
竿から伝わる情報をいかに感じとるかで釣果が大きく変わるという。
3人の名手たちが魅せるさまざまなテクニックは、今年のイメージトレーニングに最適。どうぞお楽しみに!
出演者
村田満
伊藤正弘
浅川進

ホームページ
www.tv−osaka.co.jp

ジャンル :
スポーツ – マリン・ウィンタースポーツ
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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