中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 大リーグ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【大リーグ】

ジャイアンツ青木 目覚めの三塁打

2015年3月23日 紙面から

◇エンゼルス3−2ジャイアンツ

 大リーグは21日、オープン戦が各地で行われ、ジャイアンツの青木宣親外野手(33)はエンゼルス戦に1番・指名打者で出場し、5回に中越え三塁打を放つなど5打数2安打で、今オープン戦初の複数安打をマークした。ブルージェイズとマイナー契約の川崎宗則内野手(33)はフィリーズ戦の7回から遊撃の守備に就き、9回の打席は三ゴロだった。レッドソックスの田沢純一投手(28)はマイナー戦に登板し、1イニングを無安打無失点だった。

 ジャイアンツの1番打者定着を目指す青木がついにお目覚めだ。プレーボール直後の初球。昨季ア・リーグ最多勝タイ(18勝)のエンゼルス右腕ウィーバーの外角直球を振り抜き、投手の頭上を抜いてセンターへ。オープン戦とはいえ、実に10打席ぶりの安打。

 狙い澄ました一打に「ある程度、球筋も分かっていた。初球から振っていくっていうのは最近のテーマの一つでもあった」と納得の表情を浮かべた。

 第3打席ではウィーバーのカーブを捉え、風にも乗ってセンターの頭上を越える三塁打。オープン戦初長打、初マルチ安打をともに記録し、「またこれで一歩前に進んだ。最近では一番良かった。いい一日になった」と大きくうなずいた。

 この日は指名打者で出場したこともあり、5打席フル出場。「この時期は結果ももちろん欲しいけど、自分の納得のいくプレーが多くあることが一番いい」と青木。内容と結果が伴う打席を徐々に増やし、4月6日の開幕へ向けて上昇カーブを描いていく。 (テンピ穐村賢)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ