12年前にスタートした知っとこ!も、きょうで、いよいよ最終回ですよ。
知っとこ!といえば、これまでに、世界各国の朝ごはんをたくさん紹介してきましたが、今回のテーマは、日本の朝ごはん。
日本一の米、オープン!きれいや!
日本全国から、朝ごはんにぴったりの幻の食材を徹底調査。
うまいな。
究極の朝ごはんを求め、知っとこ!ゆかりのメンバーが、日本中を駆け巡ります。
とったどー!
知っとこ!最終回スペシャル。
究極の朝ごはんを探せ!
おはようございます。
始まってから知っとこ!12年、12年たちました。
そしてきょう、知っとこ!が最終回なんですね。
さあ、もう泣きそうですけれども。
そうだよね。
12年ですものね。
私たちは3年ですけど。
尚美ちゃん。
なにするか、まだ分からないので。
ありがとう。
どうぞ、可奈子ちゃん。
知っとこ!といえば、これまで数多くの世界の朝ごはんをご紹介してきましたが、きょうは最終回にふさわしく、日本全国から集めた幻の食材で、究極の日本の朝ごはんを作りたいと思いまーす。
というわけで、究極の朝ごはんを探せ。
まずはこちらです。
幻のお米ということでですね、日本有数の米どころで、幻のお米を見つけてきてくれたのは、知っとこ!に、ゆかりの深い、こちらのお2人です。
どうも、お米大好き、TKO・木下です、そして。
ざこばです。
よろしくお願いします。
久しぶり。
知っとこ!久しぶりの登場ですね。
そうそう、きょうはいつも、世界の朝ごはんやってんけど、日本の朝ごはん。
日本の朝ごはん。
きょうちょっとわれわれ、この足で南魚沼に来ました。
探したいと思います。
さむないか?
いや、暑いですよ、見てください、汗かいてますよ、新潟で。
3月になっても、まだまだ雪が降り積もる新潟県南魚沼市。
ここはおいしい米の代名詞であるコシヒカリで有名な場所。
そんな南魚沼で、究極の朝ごはんに、ふさわしい幻の米を探す2人ですが、いきなり。
あっこ見てみいな?
なんすか。
日本一うまい米。
ほんまや。
さすが日本一の米の産地。
いきなり気になるお店を発見。
ここには、コシヒカリを使った地元の名産品があるようで。
実は私ども、こういった笹だんご。
だんご?
新潟の名産、笹だんご。
しかし、こちらの笹だんごは、餅粉の代わりに、コシヒカリを100%使っていて。
弾力すごい!
お餅以上にもっちりとした食感。
恐るべし、南魚沼産のコシヒカリ。
そんな南魚沼産コシヒカリの味をさらに確かめるべく、向かったのが、JR越後湯沢駅構内にあるココロ湯沢。
師匠!
どれどれ?
あっ、なんですか?この爆弾おにぎり。
雪ん洞?
爆弾!
こんにちは。
こんにちは。
爆弾おにぎりって書いてたんですけど、どんなものですか?爆弾おにぎりとは。
ばーん!
ごめんなさいね。
超びっくりしますわ。
これ2杯分のおにぎり?
そうです。
魚沼産コシヒカリを釜で炊き、どんぶり2杯に4合分の米を入れ、握る。
その名も、大爆おにぎり。
その重量はなんと1.6キロ。
まさに爆弾!
口入っただけすごいな、上下。
何にもとどかへんわ。
真っ白けや。
ちなみに、真ん中にはコシヒカリと相性抜群の具材が5種類も入っていて、お米の味を一層引き立てます。
そんなおにぎり専門店で使う米は、南魚沼でもナンバー1の呼び声高いある地域の米を使っているそうで。
塩沢地域のお米を使ってるんですけれども。
全然違う?塩沢の米は。
そうですね、ここら辺では一番ですね。
この辺で一番ということは、日本で一番でしょ?
日本で一番ということは世界で一番ということや。
うわぁ!
ほな、連れてってぇや。
行こう、行こう。
南魚沼一、いや、世界一うまいと米どころの人たちが言うのは、塩沢地区で取れる米。
その中でも今回は、幻の米を探すのが目的。
2人は塩沢にある農家でも特にうまい米を作る人を探すことに。
すると。
鈴木清さんという人。
鈴木さんなんかも、もう昔からやっているから、もち米っぽいような感じ。
鈴木さんなんてそうじゃないですかね。
特に違うのは、冷めたとき。
塩沢の人が、うまいと認めるのが、鈴木さんという人物が作る米。
日本一の米どころの人たちが言うからには、幻の米に違いない。
冬場は、民宿を経営されているそうで。
お邪魔します。
こんにちは、どうも。
知っとこ!という番組で来たんですけど。
鈴木さんでいらっしゃいますか?
そうですが。
あー、鈴木清さん?
はい。
この方が、日本一の米どころで、ナンバー1の米職人、鈴木清さん。
確かにうまい米を作る顔だちをされています。
塩沢地区で400年続く農家の15代目で、ミシュランガイドで三つ星を獲得した東京・元麻布にある日本料理店、神田でも、その味にほれ込み、数年前から鈴木さんの米を使用。
食通の舌をうならせる、まさに幻の米なんですね。
それはもう、恥ずかしくなっちゃう。
えー、すごい謙虚な。
それ、食べさせて?
そうですね。
ちょうどね、新米をやっとね、10日前から、使いだして。
ちょうど10日前?
ちょっと待って。
それは残ってた古い米と、新米とは、どれぐらい違うもんですか?
うーん、ことばじゃ言えないけれども、香りとか、味、甘さ、粘り、それは違います。
鈴木さんの田んぼがある塩沢地区は、寒暖さ、そして水など、南魚沼でも、最も米作りに適した自然の恵みが備わっています。
さらに、米作りで一番重要な土。
この辺りの土は粘土質なので、稲の成長に必要な栄養を外に逃さない。
そのため、粘りのある最高の米が取れるんです。
これが全部、うちの田んぼ、向こうまで。
そんな塩沢地区でも、鈴木さんの米がナンバー1として認められる訳は。
欲張っちゃだめなんだ。
えっ?
いっぱいお米取ろうと思ってさ、頑張ると。
普通は田んぼ1反に10俵の稲を植えるんですが、鈴木さんは8俵ほどしか植えません。
この2俵の差のおかげで、太陽の光が十分に行き渡り、病気にも強い稲が育つんです。
そのため、鈴木さんのところでは、農薬もほとんど使わない。
だから、田んぼにはタニシや蛍もたくさん集まってきます。
そんな幻の米をいよいよ拝見。
おー、はー!
金庫のように。
いやいや、現金もこんなふうに、もうお金やん。
本当、お金や。
うわー、日本一の米。
これが…。
精米かけて。
これ、どうですか?ナオミ・マツシマ、スタジオにいますけれども、喜びますから。
持って帰ったろか?
玄米を精米機にかけると。
真っ白の米が姿を現しました。
そんな鈴木さんの米を今回は。
昔ながらのね、ぬか釜で、ごはんを炊いて。
燃料、ぬか?
ぬか。
それが一番おいしい?
それが一番おいしい。
えー!うわわ!うわ、うわ、うわ、こんな入れるの。
米の達人が一番おいしく炊けるという、塩沢に古くから伝わるぬか釜。
その名のとおり、ぬかを筒の中に敷き詰め、杉の葉に火をつけると。
こんだけでいいの?杉の葉。
そうそうそう。
じんわりじんわりもみ殻に入っていくわけだ。
そして、待つこと40分。
ほんなら、お父さんができた言うて、ちょっと見ようか。
コシヒカリで有名な南魚沼でも、ナンバー1の呼び声高い、米職人、鈴木清さん。
そんな米の達人が手がけた新米が、ようやく炊き上がったようです。
ほんなら、お父さんができたって言うんで、ちょっと見ようか。
いきましょう。
オープン!ちょっと、はよしてもらえません?めっちゃ緊張しますやん。
ほんなもん、うかつに見せれるかいな、あほ。
普通のあれ、ちゃうで。
いきますよ。
日本一の米、オープン!
うわっ!きれいやわ。
うわっ!つやつやや。
つやつや。
立ってるって言うんですね、お米が。
うわー、混ぜれば混ぜるほど、中の充満した匂いが甘い。
透明感、そして粘りがあるにもかかわらず、一つ一つが粒立つ、鈴木さんの米。
ふたを開けるだけで、米の甘い香りが広がります。
そんな幻の米をおにぎりにして頂きます。
味付けは、少量の塩だけ。
うわー、楽しみ。
うまい?甘い?
料理されている、このね、鼻から抜ける甘み、なんでしょうね?かみ応えと言いましょうか、もっちり。
ふっくら。
日本一ですね。
心の声すぎて、何言うてるか分かんない。
ほな、もう、なんか言うてはんのや。
いや、めっちゃ分かりますよ、師匠。
その感じ、めっちゃ分かります。
あまりのうまさに涙ぐんでしまう。
究極の朝ごはんにふさわしい、鈴木さんの米。
ネットでは、なんと5キロ1万円ほどで販売されている、驚きの米を。
というわけで、魚沼産の幻の米、お届けします。
なめとったらあかんで。
むちゃくちゃうまいで!
うまい。
有名やん。
お米、魚沼産って、漢字見ただけでおいしそうというぐらい。
ありますね。
それも最高級でしょ?
見てても、ちょっと粘りとか、そういうのを感じますよね。
うわー、すごい。
後ほどスタジオにも登場しますけれども、今回は冷めても非常においしいお米ということで、VTRでざこばさん、ちょっと泣きかけていましたけれども、大変気に入られたようで、ロケのあと、重箱2つ分ぐらい、持って帰ったということです。
道中で食べたいとおっしゃって。
そんなにおいしいんや。
そのまま持って帰ったそうです。
おかずいらないものね。
おいしいお米って。
ちょっとした塩っけで、おいしく食べられるそうですね。
楽しみにしていただいて。
楽しみ。
これ、売ってるんですよね?
こちら、インターネットでも販売しておりますので、知っとこ!のホームページに情報が載っておりますので、そちらをご覧ください。
続いては、幻のお米に続いて、こちらです。
幻のみそ汁ということですね。
これも…。
見つけてくれたのは、珍しくコンビそろってのお2人です。
ばびょーん、やって参りました、軽井沢、それ以上に軽い岡田ちゃん、ありがとうございます。
さあ、幻のみそ汁を作ろうということでやって参りました。
ファイナル知っとこ!私、気合い入っていますよ。
いろんな思いが知っとこ!にありましたからね、数々の…。
早く入ってきなさい!早く入ってきなさい、本当に。
タイミングが分からない。
分からないじゃないでしょ!
あなたのタイミングが分からない。
分かるでしょ、大体。
そう、ますだおかだの2人が探すのは、幻のみそ汁。
うわっ、ほらほらほら、あるやんあるやん。
おみそ屋さんやん。
信州のおみそ屋さん、おみそのことは。
ちょっとお母さん、これなんですの、これ?
それはマカロンです。
味噌マカロン。
えっ?
さすがは信州。
日本有数のみその産地とあって、スイーツまでみそ味。
あっ、ええ音。
こっち側のタイプのマカロン。
かりかり系や。
かんでたら、みその香りが奥のほうからしてくる。
食感がええ。
こちら、信州のおみそ屋さんには、長野県産のみそだけで30種類が勢ぞろい。
これは、幻のみそ汁のいい情報がもらえそう。
こうじいらずって。
こうじが甘くするんですけれども、そのこうじがいらないくらい、甘い大豆があるって聞いてます。
なるほど。
幻の大豆、こうじいらず。
それを使ったおみそがある。
食べたことは?
まだないんですよ。
えー!これは。
ちょっと、みそ屋さんの、ここのおかみさんが食べたことないってことは、ほんまに幻ですやん。
そうですね。
ちょっと探しに行こう、それ。
それね。
今回、探すのはこうじいらずという大豆で作ったみそに決定。
その移動手段は。
あらららら。
また、おしゃれな。
なんかちょっと、レトロな。
しなの鉄道が誇る人気観光列車、ろくもん。
その車内は。
何これ?これ、なんやこれ。
うわっ。
これが、こうじいらずか。
こうじいらず違う。
これは珍しい大豆やで、これは。
たぶんこれ、絵本があるから、子どもが。
子どもが遊ぶやつか。
こういう40オーバーのおやじ2人が、この横にこう座っているっていう。
めったにないですね。
めったにないですよね?これ。
こういう状況って、めったにないですよね。
これは特にないですね。
めったにないです?
信州の雄大な自然が楽しめるのは、もちろん、地元の有名レストランが手がけるコース料理が頂けるので、大人気。
信州プレミアム牛のステーキです。
その味は?
すんごい柔らかい。
めちゃめちゃ柔らかい。
言いましたやん、俺が。
いやいやいやいや。
お前の言うた柔らかいは、俺の予想をはるかに上回るぐらい、柔らかかったから、思わず。
柔らかぁ、こうやで。
柔らか!
いや、違う。
甘い、甘い、違うがな。
柔らかっ!ギュウ!
さいこー!
柔らかいよ、本当に!
ここで究極のみそ汁にふさわしい具も必要ということで、こうじいらずのみその前に、具の定番、豆腐も探すことに。
電車を乗り換え、やって来たのは、ローカル線の別所温泉。
雰囲気あるなぁ。
すばらしい。
こんにちは。
えっ?
かわいい着物ですね。
あららら、ちょっと待ってください、名札、見せてください。
駅長さん?
そんな大きい声で言わないで。
失礼しました。
駅長さん?
分かりやすいな、お前も。
ここ、別所温泉駅は、大正時代後期に建てられたもの。
だから、駅長さんの制服もその時代に合わせたんだそう。
実はここ、別所温泉には、幻の大豆、こうじいらずを使ったみそに負けずとも劣らない幻の豆腐があるというんです。
ここら辺で豆腐といえば、長谷川さんちの豆腐が、すごくおいしい。
食べたことあります。
ある?どうでした?
おいしい。
幻の豆腐があるという長谷川さん。
あっ、来た。
あった、あった。
きました、見つけた、見つけた。
豆腐屋さん。
豆腐屋さん、長谷川さん。
そうです。
豆腐屋の大将さん?来ましたね。
ここか、ここか。
そう、ここが、幻の豆腐が置いてあるという長谷川豆腐店。
ちょっとその幻の豆腐。
青豆豆腐っていうのがあるんですけど。
これ、普通の豆腐?
これは普通。
これが青豆?うわー、違うわ、全然色が。
色が違うんです。
確かに青い。
なるほど。
これが、幻と評判の青豆豆腐。
でも、一体、なぜ幻なのか。
こういう大豆を使うんです。
大豆の種類の中ではあおばつとか。
あおばつ?
地元ではあんまり取れないんですか?
やっぱり少ないですね。
そうか。
少ないので、やっぱりお豆腐にするのも、1日当たりは10丁ぐらい。
10丁?
この地域では、あおばつと呼ばれている、青い大豆。
味はいいものの、栽培が難しく、地元でも作り手が少なくなっているんだそう。
長谷川豆腐店では、契約農家からあおばつを買い付け、親子3代受け継いできた製法で手作りしています。
1日に作れるのは僅か10丁。
その人気ゆえ、地元の人でもなかなか口にできない、幻の豆腐といわれているんです。
あっ、うわっ、…洞?
おいしい。
最後にね、青豆の甘みがある。
そのままでも十分おいしいですものね。
ありがとうございます。
これは幻の豆腐、略して麻婆豆腐です。
麻婆豆腐って、麻婆豆腐になったら、ちょっと辛みが出るから!
これは間違いなく、みそ汁に入れてもおいしいので、ゲット。
豆腐は手に入れましたんで、
幻のみそ汁を作るために、長野県にやって来たますだおかだ。
具材の豆腐はゲットできたので、次はいよいよ幻のみそ探し。
こうじいらずを使ったみそ。
こうじいらずやー。
お父さんいてるな、お父さんに聞こうか。
お父さん、こんにちは。
こんにちは、どうも。
こうじいらずってご存じですか?
え?
こうじいらず。
こうじいらず?知らないですね。
ありがとうございました。
すみません、どうも。
作業再開でお願いします。
ありがとうございます!
今のこうじいらずっていうお父さんの返し、絶対知ってると思ったのにな。
とりあえず、地元のものがそろう直売所で聞き込み。
こうじいらずっていうね、ものを使った幻のおみそって?
聞いたことあります。
聞いたことある?知ってる?食べたことあります?
あります、香りもいいし、甘みがあるんですよね、やっぱり。
まろやか。
東京行っている子が、ここのみそでないと食べないです。
はー、これは。
ちょっとそれはやばいな。
お母さんたちに教わった場所に行ってみると。
あららら。
ここが。
いてはる、いてはる。
いてる。
すみません。
こんにちは。
こんにちは。
こうじいらずのおみそを探して来たんですけど。
来たんです。
間違いないですか?その笑顔は間違いないですね。
間違いないです。
やったー!ありがとう!
そう、幻の大豆、こうじいらずを使ったみそは、ここで作られているんです。
なかなかこう、手に入らないというか。
少ししか作れないんですよ。
その昔、農家が多かったこの地域では、自分たちで作った米と大豆で、みそを作っていたんだそう。
特にこうじいらずは、ほかの大豆と比べてもたんぱく質が多いので、発酵すると、甘みが強く、おみそにするには最適な品種。
ですが、栽培が難しく、徐々に作る農家が減り、今ではこうじいらずでおみそを作っている所は本の数軒。
だから、幻といわれているんです。
この豆腐を使ったおみそ汁、食べさせていただけますか?
いいですよ。
その代わり、おみそを仕込むのをお手伝いしていただきたいんですけれども。
なるほど、分かりました。
食べていく分ぐらいは、作っていけよということですか?
そうです。
分かりました、お願いします。
じゃあ、開けます。
あらららら。
これが、ここまで探し求めてきた幻の大豆。
こうじいらずを煮たもの。
それをこの機械に通すと。
あららら、あら、ちょっとこれ。
おー。
私たちは、これをモンブランって言ってるんですよ。
ちょっと食べてみます?
えっ?
どうぞ。
ね?
甘い。
お母さん、これ、クリですわ。
こらっ!見たら分かるやろ、クリちゃうわ。
めちゃくちゃ後味がいいね。
そう?
まだ口の中に香りが広がってる。
このこうじいらずに、塩と米こうじを混ぜ込みます。
結構きますね、このこうじ。
重労働でありながら、愛情を込めて作らないと。
菌が生きてますからね。
たるに入れ、8か月熟成させると、幻の大豆、こうじいらずのみその完成。
ここに幻の豆腐を加えて。
幻のみそ汁、完成でございます!
いかがですか?
はぁ、丸みがある。
塩分をあまり感じない。
そうですよね。
それよりも甘さが来るんですよ。
そう、そう、そう。
みそって感じ、来ないです。
みそ。
あっ、そういう感じ。
優しい。
優しいね、丸みのある感じなのよ、これ。
ほんでこれ、豆腐。
豆腐。
すごいパンチ効いてますね、お豆腐。
パンチが効いてる?
生で食べたのと全然また変わってる。
よりなんか、味が濃くなっている、なんか。
おいしい!
そういうことは、これを幻のみそ汁と呼んでも間違いないですね。
いつの間にかダブルボケのコンビになりましたね。
ほんまやな。
2人っきりでロケをするのは、数年ぶりということですけど。
非常に珍しい。
そうなんだ。
非常に珍しい。
ただもう、ほんまに…さん、見てくれてよかったよね。
大事な感想とかは…、分かりやすいので、ゼロ。
ちゃんと役割分担ができているということなんですけれども、こうじいらずのみそ、非常に気になりますけど、もちろん、おみそ自体にはこうじを入れないと、おみそになりませんので、こうじは入っているんですが、十分こうじがいらないぐらいに、大豆自体に丸みがあるということで、こうじいらずというふうにいっているということなんですね。
信州みそっていうのは、もともと少し甘いのかな。
そうですね。
どうでしょう。
確かにみそどころといいますか、みそ、非常に有名な所ではありますからね。
おいしいおみそはたくさんあるんでしょうけれども、その中でも特に、幻のお店ということですね。
購入とかってできないんですか?
もちろん、販売もしているということね。
味工房の小諸すみれという所に注文すれば、送料別で購入することができるということです。
800グラム650円ということです。
高級ですね、こちらもね。
なるほど。
ちょっともう、期待できる感じになってきましたけれどもね。
早く出してくれへんかな、2つ。
まだまだありますんで。
食べながら。
食べてないから答えようがないけど、想像だけで。
ごはん、おみそ汁が出来たら、続いてはこちらです。
幻の卵ということで、おかずがね、入ってまいりました。
幻の卵は、この方が見つけてきてくれましたよ。
おはようございます。
有野です。
今回は、幻の卵を探しに高松まで来ましたよ。
絶好の卵日和です。
ここ、香川県に幻の卵があるらしい。
まず有野が向かったのは。
お邪魔します。
ようこそ。
どうも。
いらっしゃいませ。
どうも。
せっかく香川まで来たので、と、なぜかうどん屋さんへ。
1人前ください。
はい。
ちょっとこれ見てくれる。
なんですか?
ワン、ツー、スリー。
お勧め、どれですか?
あなたの食べたーいほうよー。
僕の食べたいのーは、ぬくいの。
オッケー。
ぬくいだし1丁。
お母さんの独特のキャラクターが注目されがちですが、こちらは創業80年の老舗。
さぬきうどんの伝統的な味を守り続けているんです。
メニューは、シンプルなうどんのみ。
ネギ好きですかー?
ネギ好きですよ。
はーい、ちょーきちょーき。
えっ?
うどんの上でちょきちょき。
こちらの特徴の一つ、ネギははさみを使って、自分でちょーきちょーきねー。
いただきます。
あっ、おいしい。
もっちもっちじゃないですか。
よかった。
お母さん、幻の卵、知ってますか?
知らないよー。
店まーちがーえたよー。
じゃあ、気をつけて。
結局、おいしいうどんを食べただけ。
うどん代200円を払い、有野は次なる場所で情報収集を。
とここで有野、何かを発見。
あれ?卵や。
あっ、今、目おうた。
こんにちは。
うわっ、深々と。
香川県高松市の常盤町に生息するキャラクター、その名も、ときたま君。
どうやら、有野を待ち受けていたらしい。
幻の卵を探してんねんけど、知ってる?あっ、なんか出てきた。
ときたまちゃん、卵じゃないの?なんで卵生むの?むちゃくちゃやねんけど、毛だらけやん、汚い。
ひと言もしゃべりませんが、どうも何か知っていそうな雰囲気なので、とりあえずついていってみる。
幻の卵やねんけど、知ってるの?分かる?なんか言えよ。
新たな相棒と一緒に。
あっ、ちょっと待って。
ときたま君とやって来たのは、さぬき市役所。
ここなら幻の卵の情報を持っている人がきっといるはず。
お待たせしました。
あっ、幻の卵に詳しい人ですか?何課の人ですか?
さぬき市長の大山と申します。
市長ですか?
はい。
会いたかったです。
なんと、市長みずから応対していただけることに。
幻の卵っていうのを探してるんですけど、どこにありますかね?
そうですね、一つね、ウコッケイって、ご存じですかね。
そのウコッケイの卵を生産されている方がいらっしゃいます。
市長、食べたことありますか?
もちろんありますよ。
おいしい?
おいしいです。
おいしいだけでは、表現できないぐらいおいしい。
どうやら本当にすごい卵らしい。
早速、ときたま君と共に現場に向かう。
さあ、着きましたよ、ここでしょ?あっ、こんにちは。
こんにちは。
ようこそお越しくださいました。
こんにちは。
幻の卵があるって聞いたんですけど。
そうですか、そうですね、こちら、ウコッケイの農場になっていますので、こちらのことかと思います。
1個いくらくらいですか?
20個から売ってるんですけど、1個、20個だと190円。
ああ、そうなんや、それはめっちゃおいしいんじゃないですか。
ぜひ召し上がってください。
いいんですか?
こちら、松本ファームさんは、ウコッケイ専門の養鶏場。
うわっ、なんか違う。
その中でも特別な鳥がいるらしい。
こちらが、ウコッケイの研究用の鶏舎になるんです。
へぇ。
ここにVIPのウコッケイがいるんですか?
こんな感じですね。
うわっ、もう自信満々じゃないですか。
おいしい卵を生ませる研究をする鶏舎。
ここでは鳥たちは自由に動け、地下からくみ上げた水を飲み、そして特別な餌に加え、人間と同じように、野菜を食べているんです。
こっちのほうがより幻のほう?
こちらはもう、販売してないんです。
えっ?売ってないんですか?
売ってないです。
そう、幻の卵とは、ウコッケイの中でも、エリートたちの卵のことだったんです。
松本さん、きょう、生まれた卵って、ありますか?
はい、この辺りにきょう産んだのがありますので、どうぞ。
あっ、のけてとらなあかんのや。
ウコッケイさん、大切に守っていますから。
そうかぁ。
この子たちの誰かが卵を持っているらしい。
手、ない!ちょっとちょっと。
ちょっと危ない!あぶなっ!奥さん、あった!うわー、めっちゃどう猛そうなやつやん。
モンハン出てきそうなやつやん。
くわぁ、あー、中に入れ込んだ!やっぱりや、あそこにあんねんや。
とりあえず、その白いやつ、どかしてみよう。
分かるけどさぁ、あれでしょう、有野さんがつつかれるところ、見たいんでしょ?
そうですよ。
怖いよ。
怖いわ。
究極の朝ごはんのために、幻の卵を探しに来た有野。
怖いわ!
びびりながらも、1羽ずつそっと動かしていく。
あと2羽、減ったよ。
うわっ!増えたー。
何度も出たり入ったりを繰り返すウコッケイたち。
20分かけてなんとかどいてもらい。
あった。
よし!あっ、あったかい。
はぁ、あったかい!取れた、ああ、ちっちゃい。
やったー!幻のウコッケイの卵、とったどー!
ついに幻の卵にたどりついた。
割ってみると。
うわっ、黄身、えらい盛り上がっていますね。
普通にはなかなかないと思います。
へー。
では早速。
うわっ、これはおいしいですね。
あっ、ええ匂いや。
うわっ、まいったな。
まいったな。
まいったな、食べるかな。
いただきます。
うまいですね。
味、濃いですね、濃厚ですね。
あっ、うまい。
せっかくなので、さぬき名物のうどんでも。
うわ、これ、絶対おいしいやつや。
うん、うわー、卵、おいしい。
卵、おいしいですね。
この幻の卵、スタジオにお届けします。
香川県さぬき市で幻のウコッケイの卵をゲット!
続いては、朝食の定番、納豆。
探しに向かったのは。
あっ、おーい、松嶋ー。
ちょっとね、幻の納豆というのがあるらしいんで、あったまったら探しに行くんで。
なんか、分かります?
知らない。
松嶋、楽しいよー。
日本でも有数の豪雪地帯に、幻の納豆があるらしい。
ちょっと聞いてみましょうか、いろいろね。
寄ってみましょう。
何これ?ビスケットの天ぷら?へー、すごい、試食してください。
うめどーって書いてある。
意識してくれてるのかなぁ?確かに、中、ビスケットが入ってる。
さくさくで中しっとりや。
うまい、これ。
幻の納豆を探してまして、なんか分かります?
幻の納豆ですか?ちょっと、わがらねぇですね。
思いっ切り、今、セリフみたいにしゃべりませんでした?
聞いたことないんですけども、ああ、でも。
なんか思い出しました?手がかり。
もしかしたらなんですけども、およね食堂さんっていう、歩いているけど、あっち、普通に歩ける道、あるんちゃうか。
およね、書いてますね。
幻の納豆とかって分かりますか?
納豆もおいしいけど、ここの食事もとってもおいしいから、食べてみてくださいな。
いいんですか?
ええ。
ここ、およねは、地元の食材を、地元のお姉様方が調理する郷土料理が味わえる食堂なんです。
どうです?
めっちゃ味しみこんでますね。
すごいおいしい、これ。
味が…。
しみ大根って、こおらかして、乾燥して、さらしたものなんです。
大根を外に干し、凍らせて乾燥させることで、味がしみこみやすくなるという郷土料理、しみ大根。
これもごはんとの相性抜群なんですが、今回の目的は、納豆。
そろそろ、幻の納豆の話を。
納豆ですか?
してもらえますか?
納豆ね。
納豆を作っている所は、キミイさんという方。
私なんかも、めったに口に入りません。
へぇー!地元の方でも?
ええ。
相当幻ですね。
雪納豆として、出てるんじゃないかな?
雪納豆?
幻の納豆は、雪納豆というらしい。
早速現場に向かう濱口には、ある不安が。
納豆って、癖強いのって相当じゃないですか。
ぶふんって、なるかもしれないですけど。
あっ、あの方かな。
こんにちは。
こんにちは。
キミイさんですか?
そうです。
そうですか?どうも、濱口と申します。
幻の雪納豆があるっていうのを定食屋ののぶさんから聞いて。
聞いたんですか?
訪ねてきたんですけれども。
売ってるんですか?ここで売ってる?
雪納豆は売ってないですけれども。
売ってないんですか。
売ってないけれどある。
あります?あるんですか。
あることはあるんですか?
雪がいっぱいあるから、今しかできないんだけど。
ああ、そうなんですか。
どうやって作ってるんですか?それって。
雪に埋めて。
雪に埋めて?
埋めて。
なんとか分けてもらえないですかね?
自分で掘ったら?
えっ?掘ったらいいですか?
掘ったらいいよ。
掘ったら譲ってもらえます?おー、やった!
そっち側。
ざっとしてますね。
だいぶ雪だらけですよ、こっち。
えっ?キミイさん、だいぶ広大な土地ですけれども、このどこかですか?えー!
そうですねぇ。
間に合うかな、最終回までに間に合うかな?大丈夫?ちょっと俺、靴替えようかな。
ちょっと、宿も押さえといて、泊まりになるかもしれへんわ。
やばい、やばい。
途方もない捜索を始めた濱口。
キミイさんが言うには、ひざくらいまで掘れば納豆の気配を感じるらしい。
気配、感じひんな。
気配って何?
雪の中、汗だくになって掘ること1時間。
すべてはスタジオで待つ3人のために。
いや、熟した人間がどれだけうまいかっていうね。
熟した…。
え?どういうこと?
実は、すぐに見つけられると思って近くに埋めたんですが、濱口、全然発見できず。
そんな中。
いたっ!いたっ!何してんねん、お前ら!おい!そんな元気あるんやったら、手伝えよ。
同じ所掘るなって、効率よく、しろって。
この様子を見かねた女の子も手伝ってくれることになり、計11人で掘るものの、ついには。
雪国やな。
子どもたちの手を借りたり、機械を使っても見つからない納豆。
ついには日が落ち始める。
あれ?わら、出てきたで。
あっ。
あった!よっしゃ!これや。
あった!雪納豆、とったどー!
4時間かけて発見。
幻の雪納豆。
うわっ、葉っぱにくるまってるんですね。
あっ。
おー、納豆!すごい!
昔からの伝統製法だが、今はほとんど作られていない雪納豆。
7時間以上かけてじっくりと煮た大豆を、丁寧にわらで包み、それを雪の中でゆっくり2日間、発酵させる。
こうすることで、ふっくら柔らかく、臭みがない味に仕上がるんです。
お塩をちょっと入れてね、そして。
おいしそう。
おいしそうって思う。
いただきます。
あっ、糸が。
すごいですね。
どうだ?
めっちゃおいしいです。
えー!
ねぇ、初めて出会った感じでしょ?
めっちゃおいしいです。
今まで食べた納豆と全然違う。
こんなにおいしいと思ったの、初めてです。
めっちゃおいしい。
暖かい所で発酵させるのは、簡単なんだけどね。
ねぇ、でも。
雪の中で発酵させるからこんなぷりぷりで、締まって、粘りがいい。
えー!地元の子どもたち何人いた?だって、あんなにきれいかったところが、雪、ぼこぼこになってた。
そうですね。
危うく飛行機に乗り遅れそうになって、宿の手配もし始めたところで、やっと見つかったということで。
よかった。
でも納豆嫌いの濱口さんでも、すごくおいしいという、こちらの納豆、粒の一つ一つがすごくしっかりとした感じがするそうですね。
また、これと卵もね。
卵もね、ウコッケイの卵って、食べたことないんちゃうかな?
そうですか?
食べたことないかも。
しかも、世には出ないんでしょ?あれ。
先ほどの納豆と同じで、こちらも研究用ということですので、今できる最もおいしい卵ということで、販売はまだしていないということなんですね。
早く食べたいよー、ですね。
さあ、というわけで究極の朝ごはんを探せ!最後はこちらです。
幻のおかずということで、もう、ちらっと後ろに見えていますけど、おいしそうですね。
見つけてきてくれたのは、知っとこ!のグルメ番長です。
中尾さん。
さあ、中尾さん。
佐賀にやってまいりましたよ。
知っとこ!がね、きょうで最終回ということで。
ああ、ご苦労さま。
12年間。
12年。
私も9年間、お世話になりまして。
ですよねー。
ざこば師匠にもね。
この佐賀ってやっぱり、最高の食材があるんですか?
ありますよ。
ありますか?
佐賀は詳しいから。
日本の朝ごはんね、典型的な。
そうです。
日本の朝ごはん、ちょっとこれ、きょう、よろしくお願いします。
こっちが探しても、あの3人が分かるかどうかは別として。
分かるでしょ。
行きましょう。
探しましょう。
佐賀だけに。
芸能界一の食通、中尾さんが、おかず探しに選んだのは、佐賀県の北部、呼子、イカが名物の町です。
日本三大朝市と呼ばれている呼子の朝市は、200メートルほどの通りに、新鮮な魚介類が並びます。
呼子の朝市、初めてですね。
俺は40年間。
えっ?何回も来てるんですか?
だって焼き物のたびに。
あー、焼き物があるから。
ここのはうまいよ。
うわ、ウニですって。
ウニは広いな大きいな。
ウニね。
ウニね。
飛ばしますね。
けさ、取れたてのやつですか?
ほら、こういうのがいいね。
いいですね。
うわー!
玄海灘の…。
もうこのままで?
よかですよ。
甘いですね。
すごい。
うまかでしょ?
やっぱり呼子っつったらね、代名詞はイカなんだよ。
イカなんですか?
イカ、イカ。
イカの街、呼子。
新鮮なイカで作る一夜干しもおいしいですが、呼子に来たら食べておきたいのが、名物、イカしゅうまい。
結構、シュウマイ、長いよね?
イカのすり身と、イカの切り身も入ってますね。
ちょっとおもしろいですね。
問題は、朝、これがいいか?俺は夜飲むときに食べるけど。
そこで中尾さん、朝ごはんに合いそうなものを発見。
はりはり漬け。
違う、これ大根なんだよ。
ね、いいね?
勝手にがんがん取ってますよね?まだどうぞって言われてませんよ。
いいんだよ。
はい、どうぞ。
はい。
ありがとうございます。
大人の味だろ?これ。
でもおいしい。
あの3人には分からないよ。
分かんないと思う、味が。
おいしいねぇ。
おかず探しの中、こんなものも発見。
中尾マフラー。
ねじねじが売ってる。
中尾さんのトレードマーク、ねじねじマフラー。
ねじねじが。
これ、桜で染めたの。
いいね、桜で染めた。
いいですね。
これ、いいね。
いいですね、渋いですよ。
これ3本ください。
買うんですか?
これは売り物じゃないから。
これは売り物じゃないの?
これは売れないんですか?
よかったら、あげるよ。
えー!
くださいよ。
桜だもん。
広げましょうか。
広げて。
どうしましょう?
元気ですね、お母さん、耳もしっかりしてらっしゃって。
はっ?
はっ?
耳遠いの。
中尾さん、マフラーを購入。
ちょっと、おかずもちゃんと探してくださいよ。
干物が。
37年。
ごちそうもおいしかばってん、これもおいしい。
こっちがサバ。
このサバ、よそにはないですよ。
これちょっと食べてみますね。
うまいな。
うまいっすね。
うまいね、あの3人のやつ、やめて、自分たちで買うか?
本当ですよ、おいしいよ、これ。
やっぱりちょっと、朝ごはんなんで、干物をちょっといきましょうか?
日本食には、なきゃいけないでしょ。
そうなんですよ。
朝ごはんなので、干物にターゲットを絞った2人。
ここで中尾さんから、有力な干物の情報が。
やって来たのは、唐津市。
ここはね、西唐津という駅の前なの、唐津の。
駅前ですね。
唐津の電車。
ここがいいって、聞いてるの。
ああ、そうですか。
ああ、いい。
いいですね。
いいね、汽笛がね。
汽笛。
こんにちは。
究極にこだわって干物を作っているのが、創業60年以上の海産物店、岩本商店。
この時期の干物って、旬のものってなんですか?
今からはアジですね。
やっぱりアジ?
この時期の唐津のアジは、日本でも一番おいしいといわれているそうで。
今からこの3月、4月ってなってくる時期に、ちょうど対馬沖に、あるポイントを通過するときに、最も脂が乗って、おいしくなるんですよ。
回遊魚のアジは、対馬沖で一番脂が乗り、日本海に進むにつれ、蓄えた脂を使っていきます。
つまり、唐津のアジは最高に脂が乗った一級品なんです。
おいしいよ、確かにね。
やっぱり違います?
何十年も唐津、通ってるけど、確かに本当に、アジは味が違うね。
味が違う。
要所要所出てきますね。
岩本さん、毎日、朝3時に漁港を訪れて、水揚げをチェック。
どこで取れたか、脂の乗り具合などを見て、一級品の唐津のアジの中から、さらに状態がよいものを買い付けて、干物を作っているんです。
選び抜いたアジの干物には、究極のこだわりが。
お店の奥で作っているということで拝見。
ここで。
まさにここで作業をされてるんですか。
はい。
アジのこれ、新鮮なアジなんでしょう?これもう。
お刺身で食べていただける。
あっ、このままいけるようなやつ。
当店の場合は、すべて手作りで。
手作り?
はい。
多くの業者が機械でするところ、こちらでは、一つ一つ手作業でさばきます。
機械では取れない細かな血合いも、歯ブラシで丁寧に取り除き、骨も手で取り除いていくというこだわり。
そうすることで、より、たれがしみこみやすくなるんだとか。
65年以上、ずっと火を入れ続けて、継ぎ足し継ぎ足しで作った当店の秘伝のしょうゆだれ。
60?
65年。
長年、しみだした魚のエキスで、まねできない深い味に。
素材の味を引き出すため、たれは無添加にこだわります。
冷風で余分な水分を飛ばし、陰干しすることでうまみが凝縮するんです。
究極にこだわったアジの干物の完成。
炭火で焼いてもらいました。
このあと、中尾彬、
うわー、いい色。
いいよね。
干物とは思えない、信じられないほどの脂が、しみ出てきます。
これだけ脂が乗っているのは、今の時期だけ。
幻の味の干物に、食通の中尾さんが。
どうですか?
あのね、干物って感じしない。
あー。
うん!本当ですね。
ね?そう思わない?
もうこれ、ふわふわの身ですね。
何これ?これ、おいしいな、これ。
これちょっと、衝撃ですね。
ジューシーですね。
うん?なんか若いタレントみたいなこと言うね。
うわぁ、ジューシー。
そんなん、嫌いでしょ?
大っ嫌い!
ちょっと今までの干物の概念が覆されました、おいしすぎる。
うまいね、これ。
これ、めちゃくちゃおいしい。
ジューシーだね。
言うてますやん!これ、違います?決まりました。
中尾さんも太鼓判。
おかずは、究極のアジの干物に決定!
こちらをスタジオにお届けします。
いいねー、これは私がおいしいって言うから間違いない。
間違いないです。
これは本当に。
次、行こう!
次ってこれで見つかったじゃないですか?
いや、まだまだいっぱい食材、あるじゃないですか?
中尾さんにとって、朝食には欠かせない幻の一品がまだある。
ということで向かったのは、佐賀県の南部、有明海。
有明といえば。
のり。
はい、行こう。
幻ののりを作っているのが、島内さんと野中さん。
作っているのりの種類が。
種類でですね、アサクサ種ってあるんですね。
アサクサ種?
ええ。
現在、ポピュラーなのは、改良され病気にも強いスサビ種という品種。
島内さんたちは、東京湾で作られていた昔ながらの品種、アサクサ種の行っているんです。
病気に弱く、手間がかかることから、手がけるのり生産者も少ないそうで。
佐賀で1000軒ぐらいあるんですよね。
1000件くらいのりやられてて。
そこで10軒ぐらいです。
10軒ぐらい?
生産量も僅か1%。
まさに、幻ののりなんです。
これ、食べたいですね。
ちょっと。
女性の会のところでですね。
女性の会?
生産者の奥様方が作ったのり加工グループ。
こちらでは、その幻のアサクサ種ののりを、オーダーが入るごとに焼き上げています。
ほとんど市場には出回らない貴重なのりなんです。
いただきます。
どうぞ。
香りが結構強いな。
ね。
そうですよ。
これ、このままのほうがうまい。
おいしい。
びっくりした。
甘みが違いますよね。
甘みが違いますね。
あの、かんで、のりが舌にぺろんってついて、すぐおいしいです。
質のいい海の紙みたいな。
はー。
和紙。
和紙?
海の和紙?
そう。
もともとの歴史でいうたら、このアサクサ種のほうが。
そうですね。
皆さんが口にしてきたこの日本ののりっていう感じなんですね。
そうですね。
日本の朝食にはこれ。
今まで感じたことのない、のりの甘みと香りを感じられます。
朝ごはんにぴったりの、幻ののりをゲットしました。
有明ののり、スタジオにお届けします。
どうぞー。
佐賀県でゲット!幻ののりと、究極のアジの干物。
そろったね、朝ごはん!
豪華!
絶対中尾さんが言うから間違いないね。
グルメ番長ですからね。
私たちの舌はちょっと子どもだと思われてる。
信用されてなかったね、全く。
全く。
それでも私たちの口に合うだろうというふうに選んでくださいましたからね。
究極ののりなんですが、味は一切付けていないということなんですが、のり自体の甘さ、香りが非常に強いということで大変おいしいそうなんですが、普通のおみそ汁に、1枚ぽんと入れるだけでも、おみそ汁が何倍もおいしくなるという、そのぐらい、非常においしいそうですね。
ちなみにロケ中なんですが、中尾さんは、今回のVTRの中の5倍くらいのだじゃれを言っていたということで。
全部気付く木本君もすごいな、ちゃんとな。
そうですね、大部分を落として、いいところだけを残したという状態だそうです。
じゃあ、さがしにいこうは採用されたということですね。
そうですね、あれがトップだったということですね。
なるほど。
さあ、ここでいよいよ試食ということなんですけれども、試食といえば、毎週、さまざまな国の新婚さんの朝ごはんを紹介してきました。
世界の朝ごはんですよね。
番組開始から12年間続いた、世界の朝ごはん。
このコーナーでは、実に106の国と地域に出向き、訪れた都市は、なんと300都市にも上ります。
そこにはまるで、絵葉書のようなすばらしい眺め、色とりどりの美しい景色、雄大な大自然がありました。
いろんな人々との触れ合いがあり、驚くような光景にも出会いました。
すごいバランス感覚です。
グアム島のビーチでは、ヤシの実をかじるワイルドなおじさん。
実は、ココナッツジュースを飲むために歯でヤシの皮を削っていたんだそうです。
ウズベキスタン・サマルカンドの美人の条件は、なんと、眉毛がつながっていること。
屋台グルメで一番びっくりしたのが、素手でから揚げを揚げるおじさん。
慣れると、熱くはないそうです。
またそれぞれの国のお祭りにも参加し、現地の人々と一緒になって盛り上がりました。
なんでも花火に当たると厄払いになるんだとか。
そして朝から腕を振るい、料理を作ってくれた奥様方。
明るく元気な笑顔が印象的でしたね。
出演してもらった新婚カップルは、全部で600組。
ちなみに番組がよく訪れた人気の街は、どこだか分かりますか?第2位はニューヨーク。
8回も訪れました。
ニューヨークらしい朝ごはんといえばやっぱりこれ。
さまざまな具材をあしらったベーグルサンドが多くの家庭で食べられていました。
そして第1位は、ソウルと台北、香港で、ともに9回。
高層ビルが立ち並ぶ香港。
香港の奥様たちは、中華なべを使って、手際よくさまざまな朝ごはんを作ってくれました。
おいしいものがたくさんあって目移りしちゃう街、台北。
台北の朝は、これがないと始まりません。
各家庭の味、趣向を凝らしたおかゆが食べられていました。
そしてこちらも、おいしいものが盛りだくさんのソウル。
韓国の冷蔵庫には必ずキムチが常備されていましたね。
食欲をそそる赤い料理が食卓を飾りました。
実は12年前、記念すべき世界の朝ごはん第1回の放送は、ここ、ソウルの新婚さんから始まったんです。
結婚7か月、料理があまり得意ではないという、新妻のジヒョンさんが作った朝ごはんを食べる、旦那様のミョンカンさん。
2人のラブラブな朝食風景がとっても楽しみでした。
今回番組では、12年前、第1回放送に出演したカップルに会うため、ソウルにお邪魔しました。
現在、奥様のジヒョンさんは38歳。
当時と変わらず若々しい感じです。
早速、お部屋にお邪魔してみると、そこには。
旦那様のミョンクァンさんと、長男のハジンくんの姿が。
旦那様の雰囲気も当時とあまり変わっていないですね。
あのころは料理が苦手だったんですが、あれから料理教室に通って、いろんな料理を覚えました。
今はもうベテランです。
なんでも手早く作ってくれます。
そしてやはり、ご夫妻にとって一番大きな出来事は、長男、ハジンくんが生まれたこと。
以前はよくけんかをしていた時期もありましたが、ハジンが生まれてからは、すっかり仲よくなりました。
ちなみに奥様のジヒョンさんは、現在、妊娠4か月だそうです。
松嶋さん、同じ主婦なのに、きれいで羨ましいです。
とても子どもが2人いるようには見えません。
一度、韓国にも遊びに来てください。
出演していただいた皆さん、本当にありがとうございました。
世界の朝ごはんでした。
すごい!
たくさんお届けしてきましたね。
私、結婚している、絶対このコーナーに出たいと思ってたんです。
間に合わなかった。
朝食を作って、振り返りたいと思ってたんだー。
間に合わず。
でもほんまにみんなラブラブやったしね。
なんか、おうちがおしゃれな人とかもいれば。
愛情表現がまたね、海外だと激しいじゃないですか。
なんかインテリアとか、お料理の作り方とか、結構、なんか勉強になりましたよね。
それでは日本全国の幻の食材で作りました、究極の朝ごはん、スタジオにお持ちしました。
楽しみ。
うれしい!
どうぞ、召し上がってください。
やっぱ日本の朝ごはん、すごいな、なんでも。
いろいろありますんでね。
今回、おみそ汁はおだしを使っておりません。
おみそだけで作っていますので、食べてみてください、いかがですか?
おいしい。
なんかお米、見るからに違う、つやが。
おいしい。
香りが、ねぇ。
うーん。
めっちゃあせんねんけど、時間ないけど、食べる。
おいしい!
本当。
おだし、使ってないの?
そうなんです。
これ、おだし、入ってないんですよ、このおみそ汁。
うそみたい。
どうですか?
めっちゃ、かつお効いてるって、言いかけたもん。
本当だ。
おみそだけなんです。
おみそ、たっぷり入っていますね。
でも本当、こういうおみそ汁、ちょっと初めてかも。
味が。
豆腐も。
おいしいね。
豆腐もしっかりした食感で、存在感があると思います。
ちょっと甘くて。
納豆なんか、いかがですか?
時間ないので、私、魚、いかしてもらうわ。
分担してね。
分担したほうがいいですよ。
のりもあります。
一つ一つ味わう時間が。
いろいろありますからね。
そうやねん。
これに30分ぐらい、かけさせてくれたら、いいやん。
焦っちゃう、なんか。
今やっと豆腐の味、次は納豆。
お豆がふっかふか。
本当だ、粒が、しっかりしてて。
あっ、大豆、おいしい。
大豆がもう、違う。
モデルさん、すごい、リポーターになっているけど。
こんな納豆、食べたことない。
はい、このアジの干物なんですけれども、ほんまに脂が乗っているっていう意味分かる。
やっぱり干物独特の濃縮感というのは、味わえるね。
ああ、そうですか。
ふっくらとした味わいなんですけれども、本当においしい朝ごはんなんですが、実はですね、皆さんの前にあります、お茶を飲んでいるグラスですね、これ、なんとなく置いてありますけど、実は、きょうのこの試食のためだけにある方が作ってくださったんです。
すっごいきれい。
ちょっとご覧いただきましょう。
3人が使っているこのグラス、これを作ってくれたのは?そう、中尾さんだったんです。
ロケの終わりに、佐賀市の吹きガラスの伝統工芸品、肥前びーどろを、MC3人へのサプライズプレゼントとして、作ってくださったんです。
イメージどおりな感じですね。
うれしい、私。
松嶋さん、柳原さん、富岡さん、知っとこ!ご苦労さんでした。
形はあんまり、いい形はできないかもしれませんが、記念に3人で使ってください。
またよろしく。
いやぁ、中尾さん、どうもありがとうございました。
ありがとうございます。
さあ、きょうで最終回です。
可奈子ちゃんがおれへんかったらね、私はね、ほんま、あかんかった。
ありがとう。
可奈子ちゃん、どうですか?3年間。
いやー、本当に、本当にニュースとかも全然分かんなかったですけど、たくさん勉強する機会、頂きまして、ありがとうございました。
あと土曜日、むくまないように、金曜日、夕食控えめにしてたんです。
金曜日はこれから食べます。
食べてもいいよ。
そしてよっちゃん。
モデルさんが初めてテレビでこういう形で出るいうのはね、いろいろ天然、こんなん持ってると思わなかったね。
自分でもこんなに天然だとは思わなかったから。
この番組でよかった。
本当にもう、大ファンだったので、この番組の。
娘と本当、土曜日毎週見てて、まさか自分が、こうやって出ることができるなんて、それだけで夢のようだし、本当にこんな、何もできないのに、お世話になりました。
ありがとうございました。
そして一番成長したのは、福ちゃんじゃないかと。
もう、本当に皆さんとご一緒できて本当に光栄でした。
ありがとうございました。
最後まで年齢不詳やったからね。
一応、28歳です。
12年間、ありがとうございました。
12年間、ありがとうございました。
どうでしたか?
もうね、本当にまだね、右も左も分からんくて、みんなに助けられて、もう中尾さんもざこばさ2015/03/28(土) 08:00〜09:25
MBS毎日放送
知っとこ![終][字]【究極の朝ごはん★絶賛の干物!日本一の米!幻のみそ!】
最終回は日本中から幻の食材を集めて究極の朝ごはんを作る!中尾彬が絶賛の干物!泣くほど美味い日本一の米!よゐこ濱口が雪に埋まる納豆探し!幻のみそで感動の味噌汁作り
詳細情報
お知らせ
★最終回は究極の朝ごはんを作るべく、歴代の『知っとこ!』レギュラー出演者たちが、日本全国でイチオシの食材を求めて、ロケを敢行!
題して…「知っとこ!最終回スペシャル究極の朝ごはんを探せ!」
★その他、番組スタートから続く看板コーナー「知っとこ!世界の朝ごはん」で、これまでに訪問した世界各国の名シーンを振り返ります。
番組内容
【知っとこ!最終回スペシャル究極の朝ごはんを探せ!】
中尾彬とTKO木本武宏は、最上級の海の幸を!桂ざこばとTKO木下隆行は、日本一の米を!ますだおかだは、幻の味噌汁を!よゐこ有野晋哉は、最高の卵を!よゐこ濱口優は、極上の納豆を探して日本各地へ飛び立ちます。果たして、集められた食材で作った「朝ごはん」の味は!?
出演者
【出演】
松嶋尚美
柳原可奈子
富岡佳子
【ゲスト】
中尾彬
桂ざこば
TKO(木本武宏・木下隆行)
ますだおかだ(増田英彦・岡田圭右)
よゐこ(有野晋哉・濱口優)
【情報プレゼンター】
福島暢啓(MBSアナウンサー)
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