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【プロ野球】

西村 スクランブル起用 マシソン2軍 再びリリーフ

2015年3月26日 紙面から

キャッチボールで調整する西村=東京ドームで(戸田泰雅撮影)

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 巨人の原辰徳監督(56)は、今季から先発に再転向していた西村健太朗投手(29)を開幕時にリリーフ起用する方針を明かした。制球難で2軍落ちしたスコット・マシソン投手(31)の代役。「今、その役割を果たせるのは健太朗しかいない」と白羽の矢を立てた。

 過去3年で38ホールド、80セーブを残した実績が決め手だった。「マシソンの代わりはなかなかいない。一番は経験があるということ」と斎藤投手コーチ。ブルペン要員として笠原や土田、ドラフト2位左腕の戸根(日大)らが開幕メンバーに入ったが、勝ち試合で新守護神の沢村につなぐ重要な役割は荷が重すぎる。開幕ローテーションから漏れた元守護神はうってつけの存在だった。

 斎藤コーチは「マシソンが戻ってくるまで、なんとか頑張ってほしい」と期待。25日から1軍に合流した西村は「去年も(中継ぎで)投げているから全然問題ない。短いイニングになるので、しっかり最初から全力でいけるように調整したい」と話した。

 原監督は「先発としては継続している。チーム事情としてお願いした」と、あくまで一時的な配置転換と説明した。西村の先発転向は、原監督がスローガン「新成」を掲げて進めるチームの解体と新構築の一環。その意味では、誤算を抱えての開幕となる。 (小林孝一郎)

 

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