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【プロ野球】

延長11回ミレッジ決勝三塁打 真中新監督白星スタート

2015年3月28日 紙面から

広島−ヤクルト 笑顔でナインを迎える真中監督(中)=マツダで

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◇ヤクルト4−2広島

 ヤクルトが接戦を制した。2−2の延長11回2死一、二塁でミレッジが右中間へ2点三塁打を放った。小川は7イニング無失点と好投し、4番手のバーネットが勝利投手。広島は8回に2点差を追い付いたが、最後は中崎が打たれた。

     ◇

 右中間を真っ二つに割る打球に、真っ赤に染まったスタンドに悲鳴がうずまいた。ヤクルトは延長11回2死一、二塁、ミレッジの走者一掃三塁打で延長戦をモノにした。「新監督対決」を制した真中監督は、抑えのバーネットから監督初勝利の記念球を手渡されたが、そのまま衣笠球団社長へプレゼント。「1勝くらいでウイニングボールなんていらないでしょ」と笑い飛ばしたが、目は潤んでいた。

 苦しい試合だった。先発の小川が7イニングを無失点に抑えたが、2番手・秋吉が2四球に二塁打で同点に追い付かれた。昨季は延長戦で2勝10敗3分と中継ぎ崩壊がお約束のパターンだったが、今年は違った。

 「きょう勝つと負けるでは大違い。(監督として)初めての試合で勝たせてもらって、これから1年気持ち良くできると思う」。指揮官は開幕白星発進に、足取り軽く帰りのバスに乗り込んだ。 (竹村和佳子)

 

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