最終日には年に一度だけの首相会見もある。北京に駐在する外国人記者にとって、日頃会えない共産党指導者の生の声が聞ける貴重な取材チャンスだ。
しかし、これらの会見で質問できるのは、中国を代表する官製メディアと、中国当局から指名を受けた“親中メディア”の記者だけだ。
質問内容も中国当局が用意した「優しい質問」ばかりで、テレビにも中継される、一見熱気にあふれるこれらの記者会見の実態は、すべて“やらせ”と言われている。
筆者(矢板)は2007年春から北京に駐在し、これまで8年の間、出席した記者会見は100回以上にのぼるが、会場でいくら手を高く上げても、大きな声を出しても、司会者に指名されたことは一度もない。
ちなみに、3月8日の王毅外相の会見で質問したのはNHKの記者で、3月15日に李克強外相の会見で質問したのは朝日新聞の記者だった。
昨年の全人代後の李克強首相の会見で質問した外国人記者が、中国当局との事前打ち合わせの詳細を教えてくれた。
会見の約3週間前の2月下旬に中国外務省の担当者が支局に電話をしてきて、「李首相に質問したいのなら手配できます」と言ってきた。
恩着せがましい言い方だったが、せっかくのチャンスなので承諾したという。
その後、質問の内容を提出させられ、中国側の担当者のチェックを受けた。「人権、少数民族、民主化」といった中国当局を刺激する部分が削除された。
やり取りは何度も往復し、最終的にほぼ中国側が書いた文面で落ち着いた。
しかも、「中国語で質問して下さい」と要求され、この記者は百回以上も練習したという。
会見の当日、ほかの記者より1時間も前に会場に行き、座る椅子も指定され、司会者から「用意された質問だけをするように」と何度も念押しされたという。
「別に聞きたいことがあったが、結局中国の演出に協力してしまった」とこの記者は苦笑した。
以前、中国外務省関係者との食事の席で、「なぜ産経新聞に質問させないのか」と聞いたことがあった。「産経新聞はいつも中国政府を批判しているから、質問のチャンスを与えるわけにはいかない」と答えていたが、酒が進むうちについに本音が出た。
「産経の記者を指名するとどんな厳しい質問が飛び出すか分からないから怖い。そもそも君たちは私たちとの事前打ち合わせに応じないだろう」
けなされたのか、それともほめられたのか、よく分からなかった。しかし、産経新聞は中国で一目置かれた存在であることは確かのようだ
記者会見に臨む李克強首相=3月15日、北京の人民大会堂(ロイター)
http://www.sankei.com/premium/news/150327/prm1503270002-n1.html
テレビしか見てないような連中は、こんなこと夢にも思わない
昔は、逮捕監禁、喧嘩上等だったろ。
腰抜けw
地震の時くらいしか用なしなんだけど、犬さん
引用元: http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plusd/1427423471/