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プール熱、関東の一部で感染拡大- 千葉で5週連続増、「流行状況に注意必要」
関東地方の一部地域で咽頭結膜熱(プール熱)の感染が拡大している。今月16日から22日までの週の患者報告数は、神奈川と千葉、茨城、群馬の4県で前週より増加。5週連続で増加した千葉県は「過去5年と比較し多い状態で推移しているため、今後の流行状況に注意が必要」としている。【新井哉】
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16日から22日までの週の小児科定点医療機関当たりの患者報告数は、茨城県で前週比72%増の0.34人、千葉県で同15%増の0.61人、群馬県で同8%増の0.53人、神奈川県で同4%増の0.24人となった。
千葉県によると、習志野(2.0人)と松戸(1.44人)、長生(1.25人)、印旛(0.81人)、市原(0.71人)の保健所管内で多かった。年齢群別では1−5歳の報告が全体の6割超を占めた。
咽頭結膜熱は、アデノウイルスによる急性ウイルス性感染症で、のどの炎症や発熱、結膜炎の症状が出る。プールでの感染も多いことから「プール熱」とも呼ばれ、主に夏場に流行する。
感染経路は主に接触感染や飛沫感染だが、タオルやドアの取っ手、エレベーターのボタンなど患者が触れたものを介してうつり、保育園や幼稚園、小学校などで小児の集団発生も少なくない。
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