第87回全国高校サッカー選手権大会 1回戦
11月17日、都内で第87回全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が行われました。その模様をお伝えしようと思います。
野洲の初戦は
12月31日@等々力競技場 12:00
vs岐阜工業
です。
抽選会に臨む西口君ですが、なぜか、一番後ろの列にすわっていました。
「抽選を引く順番を決める抽選があって、45番を引いた」からだそう。おととしは、優勝校だったために1番。昨年は25番だったと思いますが、中間あたりでした。
今年は、西口君もびっくりのラストから2番目。どんどん決まっていく対戦カードに、山本監督も目が離せない様子でした。
残り3つの枠となった抽選時は、激戦区左の山(千葉・東京会場)が2つ。右側が1つ開いていたのですが、西口君が引いたのは、その右側。岐阜工業の隣でした。
個人的な印象としては、このブロックには近畿のチームも多く、逆にやりにくくなるのでは?? と感じました。
公式インタビューでは「セクシーサッカーで全国を制した野洲は、今年はどんなチームか」とたずねられ「そこに攻撃力を加えたチームです。目標は全国制覇です」とはっきりと答えていました。
抽選後、山本監督に話を伺うと
「1戦1戦、大事に戦って上を目指したい。今年は(相性のよくない)千葉会場じゃなくてよかった」と笑顔を見せてくれました。
でも、すぐに表情が戻り「去年のカリを返すために1年間やってきた。初戦をいい形で勝つことが大事」と気を引き締めて会場を後にしていました。
「魅力ある野洲サッカーをして、最後だから結果を残したい。個人的には、大事な場面で主将らしいプレーをして、引っ張りたい」と西口君。
「選手宣誓もしたかったし、開幕戦も隣(の対戦:鹿島学園対一条)だったから“来た!”って思ったんだけどなー」と残念そうに一言。
今年は準決勝が埼玉スタジアムのため、国立のピッチに立てるのはわずかに4チーム。
東京B代表の国学院久我山が2回戦からの登場となったので、開幕戦も抽選となったのです。「開幕戦、やりたいな!」と15日の決勝後に、選手たちが話していたのを思い出しました。
そのチームメイトたちから、西口君は「千葉会場は引かないで!」といわれていたようで、「会場が神奈川でよかった」と安堵の表情でした。
1回戦を勝ち上がると三ツ沢競技場に場所を移します。
3年前。はじめて野洲を見たのが、この会場でした。雨の中、本当に楽しそうにボールと戯れている選手たちや、元気よく挨拶をしてくれたこと。そして何より選手権を楽しんで戦っていたことをすごく覚えています。
そして今年。1つ1つ大事に戦ってほしいという願いと、あと6戦。このチームが魅せてくれる精一杯の野洲サッカーを楽しみにしたいなと思っています。
そのほかの組み合わせはこちらに掲載されています↓
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