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東大 論文不正で当時の学生らの博士号取り消し3月27日 11時58分
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東京大学は、博士号の論文にねつ造した不正なデータを使っていたとして、当時の学生ら3人の博士号を取り消したと発表しました。
東京大学では、分子細胞生物学研究所の加藤茂明元教授のグループが発表した論文33本に去年12月、ねつ造と改ざんの不正があったと認定され、論文に関わった当時の学生ら6人について調査を進めていました。
その結果、当時の学生ら3人が、ねつ造や改ざんが認定された画像などのデータをみずからの博士号の論文にも使っていたことが分かり、今月23日付けで3人の博士号を取り消したということです。
27日に会見した東京大学の相原博昭教育担当理事は「3人の博士の学位授与を取り消す事態となったことは極めて遺憾だ。今後、研究倫理に関する周知徹底を図り、再びこのような事態が生じないよう全学を挙げて取り組む所存です」と述べました。
この問題を巡っては、濱田純一学長がみずからの報酬の10分の1を3か月間返納することを明らかにしていました。
その結果、当時の学生ら3人が、ねつ造や改ざんが認定された画像などのデータをみずからの博士号の論文にも使っていたことが分かり、今月23日付けで3人の博士号を取り消したということです。
27日に会見した東京大学の相原博昭教育担当理事は「3人の博士の学位授与を取り消す事態となったことは極めて遺憾だ。今後、研究倫理に関する周知徹底を図り、再びこのような事態が生じないよう全学を挙げて取り組む所存です」と述べました。
この問題を巡っては、濱田純一学長がみずからの報酬の10分の1を3か月間返納することを明らかにしていました。