見るだけであなたも料理上手
(2人)おはようございます。
先生今日のお料理は?ロースハムを使って3品作ります。
どんなお料理ですか?すぐにできるレシピなんですっごい美味しいんです。
今日は様々な料理で大活躍
ロースハムの魅力を引き出すお手軽3品をご紹介
あ〜美味しそうな…。
美味しそうでしょ?あ〜先生!すごく美味しそうですよ。
ん…。
そうですね。
ロースハムの塩気がいいんですね。
そうそうもうこれも結局…。
今日はですねこの菜の花を炒めてメーンのおかずにしてしまおうと思っております。
後半は笠原さんに菜の花の炒めものと春らしい卵サラダを教わります
今日の主役はロースハム
昔ながらの製法でロースハムを作り続けるハム工房を訪ねました
使うのは10日間ほど塩漬けして熟成した豚ロース肉
それを水に浸し塩出しをしたら…
ひとつひとつ手作業でさらしと綿糸を巻いていきます
それをスモークハウスに入れおよそ3時間
じんわりと燻製にすることで旨みが閉じ込められ独特の風味が生まれるんです
最後にボイルして冷ませばできあがり
生産量に応じて様々な製法があるロースハム
いろいろな料理で活躍してくれるんです
今日はそんなロースハムを使ったお手軽料理を3品ご紹介します
まずはロースハムと人参のサラダ
材料を切って混ぜるだけのシンプルな1品です
人参サラダ作りますよ。
はーい。
人参も千切りね。
はい千切り。
色も鮮やかでいいですよね。
ちょっと時間かかりますよ。
はい。
しっかり重ねなくていいんですね。
しっかり重ねたら…ずらしとかなあかん。
はいできたよ。
はーいありがとうございます。
今度から自分で切ってや。
あっ私が…はい。
さあハムの登場です。
ハムの登場。
これ半分に切りますわ。
半分に切って…。
半分に切っといて今の人参と同じように…。
千切りにするんですか?千切りでも超まではいかないけどかなり薄く。
どっちかいうたらハムをつぶしてもええやないのって…。
細かく?うん。
へえ〜。
歯切れのほうはもう人参の今日は…。
歯切れは人参に任せる。
そうそうそう。
味は私に任しとけって。
おおっいいとこ取り。
こういうふうに切ると今度はこれで味つけでしょ?おお!ここで混ぜるんですね。
味つけ。
塩味はこんだけハム入れたらハムに相当依存するというかあるでしょ。
もう塩分がありますもんねハムに。
じゃあお酢をいれてください。
お酢大さじ1。
はい。
オリーブオイル。
オリーブオイル。
オリーブオイルも適当に…。
フフッ大さじ2ですね。
食べてみてもうちょっとなんかスッキリしたいっていうたら酢の量を増やすことやね。
ああなるほど。
シンプルですねすごく。
こしょうは…。
適量で。
ちょっとスパイスを利かせて。
この中に干しぶどうなんか入れても結構美味しいですよ。
よさそうですね!今「いいな」って声が聞こえてきました。
そう?誰が?カメラの向こう側から…フフフ。
ああきれい!きれいなサラダ。
はいこしょうをして…。
じゃあさしていただきます。
お願いします。
先生…。
いい感じです。
フフッ。
よしええ感じやわ。
わあオシャレ!はい。
人参ハムを千切りにして調味料と和えるだけ
お手軽なサラダを皆さんもぜひ
2品目は
フライパンひとつで蒸し煮にします
うん美味しい!美味しい?はい。
このあんにハムの美味しさがしっかりついてますね。
ハムが塩気があるからか白菜がすごく甘く感じますね。
そうそう。
ハムと白菜こんなに相性がいいんだなってビックリしました。
こちらも手軽な1品です
食べやすく切ろうと…これお箸で食べますのでね。
こうしてここのあ…。
太いところはこうして半分に切りますわ。
3センチぐらいにこうやって…こんな具合に。
はい。
シャキッとしていい音しますね。
これをね…白菜洗ってますからある程度湿ってますでしょ?もうこっち入れていくんですよ。
もうここからフライパンに入れていっていいんですね?フライパン入れて。
蒸しゆで。
おお!さあこの場合のハムはさっきみたいに薄く切ったらちょっと薄すぎると思うでしょ?はいそうですね。
だから今度はこうやってこのぐらいの…。
ちょっと食感も残るくらい。
食感も残るぐらいやね。
このぐらいがちょうどいいと思いませんか?うんそうですね。
こんなふうにしましょう。
こうやって…。
ここでハムも直接入れてしまう。
これでお水を入れて…。
じゃあお水のほうにもおだしが出ますよね?ああ…今ここではだしは使わないけど蒸してる時に…。
そうそうそう味が出てくるから。
そしてここにバターを入れる。
おっバター。
入れましょう。
はい。
そしてまあちょっと塩をしといて…。
これで蓋をしたら火が入るわけです。
あと片栗粉で煮汁にとろみをつけましょうという…。
葛煮…。
葛煮。
これは手軽ですね。
蓋をしたらええにおいしてきた。
ねえ。
ちゃんとハムがいい香り出してます。
ね。
あ〜美味しそうな…。
美味しそうでしょう?いいですねえ。
煮汁があるでしょ?ここにとろみつけましょう。
こちらでしましょうか。
はい。
ここへ…火から外してここに…。
混ぜながら。
これ1人でできるよね?混ぜながらそれ入れるいう作業。
そうですね。
ホント?フフッ…。
とろみついてきたでしょ?火を強めてね全体的に…。
これ団子になったら…もしあれになったらもう少しお湯なんか入れてもらってもいいですよ。
そして最後にちょっとコクを出したいって思ったらここに最後にごま油を入れるいう手もありますよね。
なるほど。
ちょっとアレンジですね。
シンプルにしてますけど…。
ハム色のお皿に盛りましょう。
緑と黄色とピンクの…。
そうそうそう。
きれいな色…。
はい。
はーい。
とろみがついてあったかいロースハムと白菜の葛煮
肌寒さを感じる日などにぴったりです
続いてハムエッグ丼
ほんのひと工夫するだけで驚きの食感に
焼き方の極意は必見です
卵をつぶしていいですか?わあ〜先生!すごく美味しそうですよ。
いただきま〜す。
どうぞどうぞ。
う〜ん!美味しいよね。
美味しい!はい。
ハムの塩気と…。
ねえ。
塩気がたまらないね。
そこに醤油と…。
ごはんの甘みと…。
卵のまろやかさと…。
いや〜これはかき込みたくなる美味しさですね。
かき込みたくなるねぇ。
朝ごはんにもいいですよ
ごはんよそってくださいな。
はい。
もうよそっちゃっていいんですか?もうよそってください。
じゃあ大盛りで。
はい。
はい。
すごいねえ。
朝からもう今日は働くぞってねいう感じするわ。
今日も頑張ってねって。
これねこうやろ?わっあ〜いい香り!両面焼くんですか?ハムと卵一緒に焼くのかと思ってました。
ああ別々でこうやっておいて…焼き色つけといてこうやってここに乗せんねん。
おお〜!両面焼き色つけて…。
卵だけ…そしてここに卵ある?しかも2枚も。
う〜ん…。
このハムの旨みが残った油で…。
そうそうそう。
うわ〜いいですね。
ちょっと油補って…。
ちょっとだけね。
あんまりこう油入れたらパリパリッとなるでしょ?そうですね。
これねハムエッグとかあ〜少しじゃあ油多いほうがいいんですね。
多いというか…。
油と水分が入れ替わってこの辺がこうやって焦げてきて…ほらほら。
このパリパリッというこれですよ。
美味しさの秘密。
うんこれでしょう。
やっぱり大事なことは。
結構まだ…。
生卵食べられへん人はしゃあないわな。
半熟よりもかなり生な感じですね。
わあ〜美味しそう!これやる気出るでしょ?やる気出ますね〜。
ハムと卵を別々に焼くことでそれぞれカリッと仕上げたごはんが進むどんぶりです
ハムエッグ丼の美味しさの余韻にひたってます。
そうですか。
美味しかったでしょ?美味しかった。
とにかく簡単いうのがねいいんですけどもさらに美味しいいうこと。
今回は魚介の…切り身魚の美味しいレシピがたくさん載ってます。
2・3月号ぜひお近くの本屋さんで。
続いては旬の菜の花の炒めもの
そして卵サラダを春らしくアレンジ
教えてくれるのは…
皆さんこんにちは笠原です。
すっかり春めいてきましたね。
こんな春になってくると僕はですねなぜだか菜の花が食べたくなります。
今日はですねこの菜の花を炒めてメーンのおかずにしてしまおうと思っております。
炒めものですからね。
「いためる」って痛めつけるわけじゃないですからね。
コラ菜の花!ペシ!とかこういうことはしませんのでよろしくお願いします。
まずは菜の花の新しい食べ方を提案
鶏むね肉と菜の花の炒めもの
菜の花はねちょっとおひたしとかのイメージありますけれどもね。
実はこれね油と相性がとてもいいんですね。
今日は菜の花にこの鶏の脂をからめてねコクを出そうと…。
とても美味しいメーンの料理にしたいと思いますね。
根本硬いんでねちょっと切り落としたら大体2等分ぐらい…菜の花切っておきます。
今日はこのね鶏のむね肉を使いますね。
鶏のむね肉。
皮。
これ手で簡単にね取れますから皮だけはいでしまいます。
ピシっと。
この皮のほうにね脂がありますからこれをちょっと細かく切ってこれを菜の花と炒めてねちょっと菜の花に脂のコクをまとわせると。
脂が絡みやすくなるように細切りにしてあります。
こちらの身のほうもねこちらメーンの具材になりますから。
これをですね大体今日はちょっと棒状に切りたいんですよね。
棒状。
まあ大体このぐらいですか。
5ミリ幅ぐらいのこうねちょっとした棒状に。
菜の花とまあちょっとサイズを揃えてあげるみたいなイメージですね。
棒状に切っていきます。
菜の花になじむよう棒状にした鶏肉は酒塩で下味をつけたらパサつかないように片栗粉でコーティング
それでは炒めていきたいと思いますね。
フライパンにサラダ油入れます。
火加減中火でいきましょう。
このね油を敷いたところに菜の花もう入れてしまいますね。
バーッと…。
そしてこの切っておいた鶏の皮ね。
これも菜の花と一緒に炒めていきたいと思います。
菜の花っていうのはねホントこうね油と相性がいいっていうのもありますしちょっと焼き目をつけてあげるとですねこの独特の…菜の花のねほろ苦さとその焦げ目のねほろ苦さがとても合ってですねすごいコクが出て美味しくなるんですね。
これぐらいね焦げ目がついたとこにお塩振って味つけしてあげますね。
パラパラパラ。
これなぜ最初から塩振らないかというと…。
そしたらもう菜の花をしっかりこれぐらい焼き色つけて下味つけておいた肉のほうを入れていきますよ。
このね鶏のむね肉はあんまり長く炒めてるとねパサついちゃいますからここからはもうスピード勝負でね。
鶏肉がこうね色が変わるまでサーッと炒め合わせてください。
さあだいぶね鶏肉がほぐれて火入ってきましたね。
もうこれでね十分美味しそうなんですけれどもこの炒めものをねさらに美味しくするもう1アイテムあるんですね。
でも笠原は当然そんなものもう準備してあります。
こちらに。
わかりますか?これ塩昆布。
これを加えてしまいます。
鶏のむね肉のイノシン酸とこの昆布のグルタミン酸。
これは要は昆布とかつおの組み合わせと一緒ですから。
とても相性いいんですね。
サササササと…もう全体に塩昆布絡めたらもうその塩昆布がね味つけ代わりになってくれます。
最後にこのアクセントで粗びきの黒こしょうパラパラパラと。
全体をあおったら…。
はいもうこちらで完成でございます。
もう炒めものはね豪快にバーッと…。
お皿にドーンと盛っちゃって大丈夫ですからね。
美味しそうですねこれはもうねごはんも進みますよ。
鶏むね肉と菜の花の塩昆布炒めの完成でございます。
おひたしだけじゃない
菜の花の新たな魅力を引き出した炒めもの
塩昆布の旨みでやみつきに
続いては定番卵サラダを桜海老スナップえんどうと合わせ春らしく仕上げます
皆さん春は卵の季節って知ってましたか?卵を使った美味しいサラダを作りたいと思います。
今日はまずねゆで卵。
もう笠原ね仕事速いですからゆで卵ゆでときました。
もう殻もむいてあります。
ここにこのね桜海老を合わしてねいかにも春っぽいなというサラダ。
さらに春といえばお豆も美味しい季節ですからこれスナップえんどう。
これも笠原仕事速いですからもう筋取って塩ゆでしてあります。
これもう混ぜたら完成。
早いですよ。
ゆで卵を粗くみじん切りにしたら塩ゆでしたスナップえんどうを半分に切りそこに桜海老を加えます
さらに…
まあ一般的にね卵サラダみたいなの作る時はもうここにこのマヨネーズ入れれば美味しい普通の卵サラダになるんですけれども笠原はですねちょっとひと仕事します。
まずねこれ辛子。
ちょっと辛子でねピリッとさせます。
ちょっとこれ大人の方でね辛いの好きな方はねこの倍ぐらい入れてもいいです。
少しねこれお醤油。
お醤油入れることによって和のテイストになります。
これお砂糖ね。
お砂糖で少し…。
これを全体に混ぜ合わせます。
全体が満遍なく混ざったらもうこれでね特製の笠ちゃんマヨネーズの完成でございます。
さあもうこれ和えますよ。
バーッと入れて。
全体をさっくりと混ぜ合わせたら…。
もうこれできあがりですよ。
簡単ですねこれね。
これちょっとね多めに作ってタッパーとかに入れて冷蔵庫入れておけば今はやりのちょっとした常備菜ですよねこれね。
いいと思いますよ。
混ぜる時に気持ちちょっとこうね卵の一部をぐちゃぐちゃぐちゃとちょっとつぶしてあげると卵の形が残った部分とちょっとぐちゃっとなった部分がまたこうね食感の違いが面白いですからね。
もうこんな感じでいいですね。
盛りつけましょう。
こうねちょっとねこういうサラダっぽいものはねべたーっとお皿に盛ると汚く見えるんで少しね高さをつけてあげるとね格好よく見えます。
あとねお皿いっぱいに盛らないでちょっと余白を作ってあげることですね。
そうするとねとても上品になんかレストランの1品みたいに見えますからね。
はいじゃあこれで桜海老と春豆の卵サラダ完成でございます。
美しいですね。
春です。
みずみずしいスナップえんどう桜海老や練り辛子の香りを加えた笠原流卵サラダ
皆さんもぜひ
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この後は次回の『おかずのクッキング』です
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春の行楽シーズン到来
次回はサッと作れるどんぶり形式のお弁当と食感のコントラストが楽しい辛子酢和え
お楽しみに
2015/03/28(土) 06:00〜06:25
ABCテレビ1
おかずのクッキング 素材のレシピ(ハム)・鶏むね肉菜の花塩昆布炒め・卵サラダ[字]
「見るだけで料理上手」をコンセプトに、料理研究家・土井善晴先生らが家庭のおかずの作り方を教えます。アシスタントは久冨慶子アナウンサー。テキストも好評発売中。
詳細情報
◇番組内容
「見るだけで料理上手」をコンセプトに、家庭料理の作り方をわかりやすく教えます。土井善晴先生は、身近な素材・ロースハムを使って「ハムエッグ丼」「ロースハムと人参のサラダ」「ロースハムと白菜の葛煮」を紹介。笠原将弘シェフは、春野菜で「鶏むね肉と菜の花の塩昆布炒め」「桜えびと春豆の卵サラダ」を作ります。
◇出演者
土井善晴(料理研究家)
久冨慶子(テレビ朝日アナウンサー)
笠原将弘(日本料理「賛否両論」オーナーシェフ)
【ナレーター】野村真季(テレビ朝日アナウンサー)
◇おしらせ
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