当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんばんは。
≫金曜日の「報道ステーション」。
今日のゲストコメンテーターをご紹介します。
元経産官僚おなじみの古賀茂明さんにお越しいただきました。
古賀さんよろしくお願いします。
まず、初めにお伝えするニュースですが墜落事故、副操縦士ですが先ほどドイツの検察当局が会見は開いていないんですが発表しました。
それによりますとこの副操縦士は病名は今のところはっきりしないんですが病にかかっていてそしてフライトの当日その前後も含めて医者からドクターストップに近い当面フライトは自粛するようにと促すような診断書が出ていたということがわかってきました。
≫副操縦士は閑静な住宅街のこちらのアパートに住んでいました。
この部屋から事件の証拠となるような物証が見つかったということです。
≫副操縦士の自宅からパソコンなど多数の品が押収された。
そして、日本時間の今夜8時半ドイツの検察当局が墜落した機体の副操縦士に関する発表を行った。
≫航空機を意図的に墜落させたというアンドレアス・ルビッツ副操縦士。
今回の動機については何もわかっていない。
ドイツの捜査当局が26日に副操縦士の自宅を捜索しパソコンや書類などを押収した。
そして、ドイツの検察当局が日本時間の今夜、発表した内容。
副操縦士の自宅から墜落当日を含め勤務を休むよう勧める医師の診断書が見つかったというのだ。
更に、診断書は破られていたとしている。
検察当局は副操縦士がこの診断書について会社や同僚に秘密にしていたとしている。
今回、病名は公表されなかった。
また遺書も見つかっていないほか政治的、宗教的な動機も見つからなかったとしている。
およそ6年前。
当時、受けていたパイロットの訓練を中断していた時期がある。
ドイツのビルト紙によればその理由はうつ病の治療だった。
その後、病状はよくなり再び訓練に復帰している。
パイロットとして勤務を始める際のチェックもクリアしたということだ。
≫検察当局の発表では病名は明らかにしていないが墜落当日に体調が優れなかった可能性は否定できない。
≫今、遺体を乗せたとみられるヘリコプターが対策本部に戻ってきました。
遺体搬送を始めてから2日。
およそ10分間隔でヘリは発着を繰り返しています。
≫フランスの当局の発表では副操縦士が機長を閉め出し意図的に墜落させたとした。
≫機長が閉め出され墜落までの8分間でコックピットのドアを開けることはできなかったのか。
セキュリティーについて取材した。
コックピットのドアはオートロック式だ。
いったん外に出ると中からしか開けられない。
通常は外から開けることはできずインターホンで中に連絡しロックを解除してもらう。
≫問題は、緊急時だ。
例えば、中からの応答がない場合などは非常時用に設定された暗証番号を打ち込み扉が開くようになっている。
しかし、番号を入力してもドアのロックが解除されるのは30秒後だ。
更に、ブザーも鳴る。
この間に、パイロットの手元のスイッチでロックをかければドアは開かなくなる。
つまり、コックピット内の人間の意思次第でドアをロックした状態を続けることができる。
コックピットの管理が厳重となったきっかけは2001年の9・11同時多発テロ。
複数の航空機がハイジャックされテロに使われた。
アメリカでは、9・11のあとパイロットは2名体制に変更した。
1人の操縦士がコックピットを離れる際には1人の客室乗務員が代わりに入室する義務があるという。
しかし、ヨーロッパの航空会社にはパイロット2人のルールはなかったようだ。
≫だが、今回の事態を受けてノルウェー・エアシャトルやエミレーツ航空など多数の航空会社がコックピットの常時2人体制を義務付ける方針を明らかにした。
そして、カナダも…。
≫切り立った崖の斜面。
命綱をつけて何人もの人たちが懸命の捜索を続けている。
ここはガレーブル渓谷。
今も粉々になった機体の破片が広がっている。
手作業で進む残骸の回収。
電子部品の基盤のようなものも見える。
土の中に埋まっていないか丁寧に調べている。
≫墜落したエアバスA320の横幅は34.1m。
この周辺で、山肌に激突したということなのか。
赤い旗や、黄色いテープが現場に設置されている。
捜索にあたった担当者によればこれは赤は遺体が見つかった地点で黄色は、原因究明などに必要な地点。
現場の状況が詳細に記録されている。
現場で見つかった遺体の搬送も始まっている。
ヘリコプターが着陸できない急峻な谷間から捜索メンバーが一緒にワイヤで引き上げられ搬送を行っていた。
DNA鑑定も始まったということだ。
厳しい状況に捜索は来週以降も続く予定だ。
搭乗客名簿に名前があった佐藤淳一さん。
佐藤さんの父は今日、成田空港を出発。
ドイツに入り、その後フランスへと向かう予定だ。
佐藤さんの恩師・小幡さん。
≫もう1人の日本人永田敏さんの友人は…。
≫大変なことが起きてしまったわけですね。
がらっとかわりまして次のニュースまいりましょう。
≫こちら、大塚家具株主総会とありますけれども大勢の方が列を作りました。
父と娘、経営権をめぐって異例の親子対決となったこの株主総会ですけれども投資家たちが支持したのは娘の久美子社長のほうでした。
≫株主総会を終えた久美子社長が今、入ってきました。
まず深々と一礼をしました。
改めて、株主より社長に選ばれたわけですが笑顔は全くありません。
これから会見を行います。
≫経営権をめぐる父と子の争い。
勝ったのは61%の賛成を集めた娘の久美子氏だった。
≫大塚家具の株主総会はこちらの建物で午前10時から始まりました。
例年、20〜30人の出席しかいないそうですが今年はおよそ200人の株主が出席しているということです。
≫運命を決める株主総会。
口火を切ったのは父・勝久氏だった。
≫更に勝久氏の妻で相談役の千代子氏も参戦する。
≫2人の対立の背景にあるのは経営に対する考え方の違いだ。
もともとは、高級家具を安く仕入れて売るという独自のスタイルで成長した大塚家具。
しかし、徐々にニトリやIKEAといった低価格の大型店が猛威を振るい最近は売り上げも低迷していた。
それでも会員制を軸に高級路線にこだわる勝久会長と中価格帯の気軽に入れる店を掲げ今流の経営を訴える久美子社長。
株主が選んだのは久美子氏のほうだった。
≫また、今回鍵を握った機関投資家も企業価値向上という点で久美子氏の経営方針を評価したとみられている。
≫これで幕引きとなるのか。
勝久氏はこうコメントを出した。
≫これは、株主総会だプロキシーファイトだという前に家族真っ二つのすさまじい戦いになってしまっているじゃないですか。
≫それが表に出てしまっている。
≫だから伝えている側で矛盾することを言って恐縮ですがこのニュースに触れたあとは個人的には必ず「サザエさん」を見るようにしています。
ほっとしますもん。
≫一家団らんですね。
≫さて、続いてのニュース大変深刻なんですが。
ちょっと、これを見てください。
これは、中東のイエメン。
サウジアラビアの南にありますけれども。
ここは地理的にもいろいろ難しい問題がありますがフーシ派といいましてシーア派の過激派組織がイエメンの中でいろいろ争いごとがある中で各都市を席巻して陥落しているという状況にあります。
このシーア派のフーシ派に対してイエメンを救うという大義を見せながら大国サウジアラビアを中心にトータルでスーダン、エジプトも参加を予定しているというのを含めますと14か国が空爆を共同で始めたという状況になっています。
大変いろんなところに影響を及ぼします。
これは、やはりサウジアラビアから見てみれば例えば、インド洋から地中海に行くまでの間がシーア派で埋め尽くされることに対する最大の懸念があるようです。
≫サウジアラビア空軍機が真っ暗闇の滑走路から次々と飛び立っていった。
26日未明。
イスラム教シーア派の武装勢力が首都を制圧し勢力を拡大した隣国イエメンを空爆し軍事介入に入った。
夜が明けた首都サヌア。
国際空港と隣接する空軍基地の周辺で多くの建物や車両が破壊されていた。
空爆は2日連続で行われた。
≫今回の空爆にはサウジアラビアを中心にアラブ首長国連邦など湾岸4か国とヨルダン、スーダンモロッコが参加。
エジプトやパキスタンも軍事作戦に参加する意向を示している。
いずれも、スンニ派系の国々だ。
今、なぜ空爆に踏み切ったのか。
≫外部勢力とはイランのことだ。
イランの支援を受けたシーア派の武装勢力フーシは先月、シーア派と対立するスンニ派のハディ大統領らを首都から追い出しイエメン全土の制圧を目指している。
サウジは国境を接する隣国イエメンでシーア派の影響力が拡大すれば国内のシーア派の動きが活発化するのではないかと恐れている。
更に、イエメンがシーア派の支配下に置かれるとサウジはイランとイエメンというシーア派系の国に挟まれることになる。
こうした危機感からかサウジは現時点で地上戦の計画はないとしているものの地上部隊を含め15万人が作戦に参加するとしている。
フーシの背後にはシーア派の大国イランがついておりスンニ派のハディ大統領の背後にはサウジアラビアが控えている。
更に、アメリカも。
イエメン南部に逃れていたハディ大統領は26日、サウジアラビアに到着した。
≫これに対してイランはイエメンへの侵略はテロと過激思想の拡大以外の結果をもたらさず地域全体の情勢を不安定化させると今回の空爆を批判した。
≫ここで古賀さんにぜひ伺いたいのはアメリカのことなんですがアメリカっていうのは例えばこの件で、こういうふうにサウジアラビアの後ろ盾というのは当然あったとしても一方でヨーロッパを中心とするイランの核協議についてイランに歩み寄っている感じもこのところあったりそれから自称イスラム国ティクリート空爆というアメリカの流れに関してはイランと連携をしつつあるという今まででは考えられない流れがありつつもいざこうなるとサウジの後ろ盾ですか。
≫そのお話をする前に私、今日が最後ということでですねテレビ朝日の会長とか古舘プロダクションの会長のご意向で私は最後ということなんですがこれまで非常に多くの方から激励を受けまして一方で菅官房長官はじめ官邸の皆さんにはものすごいバッシングを受けてきましたけれどもそれを上回る皆さんの応援のおかげで非常に楽しくやらせていただいて心からお礼を申し上げたいなというふうに思います。
本当にありがとうございました。
≫古賀さんちょっと待ってください。
今のお話は私としては承服できません。
古賀さんが金曜日に時折、出てくださって大変、私も勉強させていただいている流れの中で番組が4月から様相が変わっていく中でも古賀さんに機会があれば企画が合うなら出ていただきたいと相変わらず思っていますし…。
≫それは本当にありがたいです。
本当であれば本当にありがたいです。
≫古賀さんがこれで、全てテレビ側から降ろされるということはちょっと古賀さんそれは違うと思いますよ。
≫いや、でも古舘さん言われましたよね。
私がこういうふうになるということに自分は何もできなかった。
本当に申し訳ないと。
≫もちろんそれはこの前お話したのは楽屋で古賀さんにいろいろ教えていただいている中で古賀さんの思うような意向に沿って流れができていないんであるとしたら大変申し訳ないと思ってる今も。
さっきのはちょっと極端すぎる。
≫もし、そういうふうに言われるなら全部出させていただきますけど。
こちらもそれは出させていただくということになっちゃいます、古賀さん。
それは置いておいて私が違うと思いますがイエメンのお話アメリカのお話を聞かせていただきますか。
≫非常に複雑な状況にあるんですけど今になって大騒ぎしていますけれどもこれは火薬庫みたいなものでずっと前からそうだったんですね。
フーシ派というのは今、出ていたとおりイランの支援を受けているのでイエメンがフーシ派に支配されたら困ると。
サウジが困るとアメリカも困ると。
その前提は、アメリカから見るとサウジが正義なんですね。
サウジアラビアを普通に見ると全く民主的な国ではなくて人権侵害というのは国際的にも問題だしヨーロッパでも非常に大きな問題になっているわけですけど。
これ、もしシリアだったらアメリカがものすごい勢いで非難をするでしょう。
でもサウジアラビアだったら非難しないんです。
なぜかというとアメリカの石油利権をしっかり守ってくれるのがサウジアラビアだからなんですね。
ということは、アメリカの正義イコールサウジアラビアの正義。
サウジはアメリカの味方だしアメリカはサウジの味方だというふうに日本人は単純に思っていてアメリカの正義は日本の正義というのが安倍さんたちの考え方ですよね。
そうしたらサウジを応援するのが正義なんだと短絡的にいっちゃう可能性があるんですけれども、これはもう今言ったようにアメリカの正義は非常にダブルスタンダードになっているので正義っていうのはわからないんですよ。
そういう前提で一歩引いて日本は何をすべきかということを考えていかなくちゃいけないと。
決して短絡的にアメリカとサウジが一体なんだから、日本もそこを一体でサウジを応援しなくちゃいけないという単純な考え方はとっていただきたくない。
今のところは慎重な対応になっていると思いますけど。
≫21人の方が亡くなったチュニジアの博物館襲撃事件です。
チュニジアの内務省が新たな映像。
警察のテロ対策部隊が突入するときの映像を公開しました。
人質の方々が救出される間も激しい銃撃戦が続いていたことがわかります。
≫防弾チョッキを身に着けた警察官が慌ただしく自動小銃の準備をする。
現場に到着すると隊列を組み博物館の建物に突入した。
爆発音が鳴り響く中警察官らは階段を上っていく。
2階からは警察官に付き添われた市民。
急いで出口へと向かう。
2階の一室では大勢の市民が人質として捕らわれていた。
警察官に担がれてきたこの女性は足を負傷していた。
≫犯人との間で銃撃戦が繰り広げられている。
激しい銃声そして爆発音が続く。
そして…。
容疑者2人が射殺された。
チュニジアの内務大臣は射殺された容疑者のほかに≫自民党の高村副総裁がアメリカのワシントンに行かれた。
要人の方々と会っているそのうちの1人下院議員の方と会っているシーンなんですけどここで、今国会を延長してでも安保法制を通すというようなことを明言されているんですね。
こういった満面の笑みの向こうにこのところずっと続けてきたものがはっきり見えているような気がいたします。
≫来月末、安倍総理が訪米するのを前に集団的自衛権の行使を可能にする安保法制の取りまとめ責任者自民党の高村副総裁がアメリカを訪問。
カーター国防長官と会談した。
≫更に高村氏はバイデン副大統領とも電話で会談した。
≫また、高村氏は会談した下院議員に対し6月24日までの今の国会の会期を延長して関連法案を成立させる意向を伝えた。
高村氏の訪米について野党は…。
≫今後の政治スケジュールを見ていく。
政府・与党は来月上旬に2015年度予算案を成立させる。
統一地方選挙のあと集団的自衛権やアメリカ軍などへの後方支援の拡大を盛り込んだ関連法案を5月の大型連休明けに閣議決定し国会での審議を始める。
その前に、アメリカ軍と自衛隊の役割分担を定めた日米ガイドラインの改定を行う見込みだ。
国会で審議が始まる前に集団的自衛権の行使などが日米の間で具体的な約束事として定められる形になる。
安倍総理は来月26日から訪米する。
新ガイドラインは日米首脳会談のお土産ということなのだろうか。
安倍総理はアメリカ議会での演説も予定している。
≫訪米の意義については…。
≫集団的自衛権の行使を可能にする関連法案。
早ければわずか2か月間の審議で7月中にも成立する可能性がある。
≫今お届けしている古賀さん、国会の流れも含めて国会全体でもいいんですけどどのようにご覧になりますか?≫今、日本の外交とか安全保障というのは根本から変わろうとしていますよね。
そういう中で中身がまだよくわからない。
法案も出てきていませんし国民とか国会の中でちゃんとした議論が行われていないという状況でどんどんアメリカとの間では先に進めてしまおうと。
アメリカに安倍さんが行って約束しちゃおうかという動きというのはよく考えてみたらとんでもないことだと思うんですね。
ところが、なぜか国会でも大きな騒ぎになっていないしあるいはマスコミもそれが、大変だっていうことになっていないということはこれ、本当、どういうことなんだろうなというのを非常に私おかしいなというふうに思っているんです。
一方で、国会で別に戦争するとかしないとかそれだけやっているわけじゃなくて今度の国会というのは安倍さんは改革断行国会というふうに名前をつけたんですね。
改革するぞ。
だけどはっきり言って今のところ、大きな岩盤規制にメス入れますなんていう話は出てきていないわけです。
農業でいえば農協改革。
最初は非常に大きなことを言ってましたけど結局、統一地方選で協力を得るためには地域農業にメスを入れられないねと竜頭蛇尾になってしまいましたし医療改革見ていてもちまちましたことはやるんですが大きな変更はできないと。
電力改革に至っては自然エネルギーを抑制して原発推進にいこうというほとんど原子力ムラの言いなりじゃないかなというふうに見えるんです。
一方でじゃあ安倍さん何もやっていないのかというとそうじゃなくて、一生懸命やってることもあるんですね。
それは、安倍さんが恐らく目指している国社会というのがあると思うんですが1つが原発輸出大国です。
今世界中に行って原発を売り歩いています。
成果もかなり出てきている。
そして武器輸出大国。
これも去年の4月に武器輸出三原則をなくして、武器の輸出をどんどんしようと。
これも驚くほど進展してきています。
こんなに進むのかなとやや驚きなんですけれども。
そしてギャンブル大国。
これは何かというとカジノ法案です。
前国会で反対が強くて廃案になったんですけど依然として自民党を中心にこれを進めようと。
こういうのを見たときにぱっと思いついたのは施政方針演説で安倍さんが列強を目指していた、明治時代のあの日本人、すばらしいねというふうに礼賛していました。
列強という言葉を使ったので本当に私驚いたんですが。
安倍さんの側近と話したときにあれは完全なミスだったとお認めになっていましたが。
この安倍さんが言う美しい国というのはどういうことなのかと一方で思うんですが。
私は、こういうことは狙っちゃいけないと思っているんです。
じゃあ、どういうことを目指していったらいいのか。
これはもちろん私の考え方ですが多くの日本人と共通しているんじゃないかと思うんですが。
原発輸出大国じゃなくて自然エネルギー大国だと。
あるいは武器輸出大国じゃなくて平和大国だと。
ギャンブル大国はやめて文化大国だと。
こういう国を目指してほしいなと思うんですよ。
そうすると、安倍さんが目指しているような国とそうじゃないという人たちの間に相当ギャップがあるんじゃないかということで私がもう一度申し上げたいのはやっぱり安倍さんとは我々、考え違うよと。
それはアイ・アム・ノット・アベということで前も申し上げたんですがそれは、ものすごい批判を受けました。
今日もさっきああいうやりとりがありましたけどやっぱり、我々は批判されたから言っちゃいけないというふうになっちゃいけないのでそういう意味ではテレビ朝日では非常に作っていただくのは申し訳ないと思って自分で作ってきました。
アイ・アム・ノット・アベというのを。
これは、単なる安倍批判じゃないです。
要するに日本人はどういう生き方をするのかと考えるうえで1つの材料にしていただきたいなというふうに1つの考え方を申し上げたと。
それは、もちろん批判をしていただいてもいいですしそういうことをみんなで議論していただきたいなというふうに思っていましたのでこれは、もちろん官邸のほうからいろんな批判がくるかもしれませんけどあまり、陰で僕言わないでほしいなと思っているので、ぜひ直接、菅官房長官でもご覧になっていると思いますから私のところにどんどん文句言ってきていただきたいなと思っています。
≫古賀さんの、いろんなこういうお考えというのは共鳴する部分も多々あるんですが一方で、はっきり申し上げておきたいなという1点はマスコミの至らなさふがいなさももちろん認めるところがありますが例えば私が担当させていただいているこの番組といえばこの前も、数日前に原発の川内原発に関する地震に対する不安の指摘。
あるいは3・11の際には核のごみが全く行き場がない問題点。
批判すべきところ。
それから沖縄の辺野古の問題ですね。
こういうところも北部一帯でのというああいうアメリカの海兵隊の思惑がある。
≫それ私も昨日ツイートしたんです。
こんな立派なビデオ作ってますよと。
サイトにいって特集というところをクリックしてください並んでますと。
あれをぜひ見てくださいとツイートしたんです。
すごく反響もありました。
あれを作っていたプロデューサーが更迭されるというのも事実です。
≫更迭ではないと思いますよ。
私は人事のことはわかりませんが…。
これ、やめましょう古賀さん。
見ている方がよくわからなくなる。
≫それはやめましょう。
だから僕はそんなこと言いたくないので。
今、安倍政権の中でどんな動きが進んでいるか。
≫ちょっとごめんなさい。
時間が。
≫だからそういうこと言ってほしくなかったんですよね。
言わせていただければ、最後にこれをぜひ。
古舘さんにお送りしたいんですけどマハトマ・ガンジーの言葉です。
あなたがすることのほとんどは無意味であるがそれでもしなくてはならない。
そうしたことをするのは世界を変えるためではなく世界によって、自分が変えられないようにするためであると。
つまり、圧力とか自粛に慣れていって何もしない1人でやったってしょうがないただ、たたかれるだけだということでやっていないと知らないうちに自分がはまってしまって本当に大きな問題が起きているのに気がつかないということがあるんですよと。
私もすごく今自分に言い聞かせて今も生きているんですけど。
ぜひ、これはみんなが考えていただきたいことだなというふうに思っています。
ちょっと口論みたいになっちゃって申し訳ないですけど。
私が言いたかったのはみんながやっぱり言いたいことはそのまま言おうと。
自然に言おうと。
もちろん違う意見の方にはそれを言っていただいていいし古舘さんも私の考えがおかしいと思えばどんどんおかしいと言っていただいて全くなんの問題もないですけどなにか言ったことについて裏で圧力をかけたり≫北海道の函館沖で4人を乗せた作業船が転覆しました。
船底をたたく音が聞こえたということで救助活動が続いています。
≫ロープを伝ってヘリコプターから降下する海上保安庁の救助隊員。
午後3時過ぎ函館市のおよそ1.5km沖合で作業船が転覆していると通報があった。
船は、熊本県の海運会社が所有する第18明祐丸。
男性4人が乗り込み函館から船の部品を載せた船を曳航して、宮城県の石巻港に向かっていた。
その後、船の近くで男性1人が見つかり死亡が確認された。
また、隊員が船の中からたたく音を聞いたという。
海上保安庁は東京から特殊救難隊を派遣。
≫今日の東京晴れて日差しが強かったですね。
日中は春のコートでも少し、汗ばむぐらいの陽気となりました。
そして3月最後の週も暖かくなりそうです。
こちら毛利庭園のソメイヨシノもだいぶ、花開いてきました。
今が5分咲きということなんですね。
そして今日は、ここ以外の桜がどのくらい咲いているのか見てきました。
≫上野公園の桜は3分咲きということなんですが木によってはたくさんの花をつけているものもあります。
桜のつぼみは昨日まで寒さに震えていましたが今日の暖かさで一気に咲き進んだそうです。
一方、こちらは千鳥ケ淵。
緑道の桜は咲いている木もありますがお堀のほうは、まだこれからが本番といったところでした。
千鳥ケ淵のように今週末はまだお花見には早いかなというところもありそうです。
そこで各地の開花状況です。
早くも見ごろを迎えているのが東京の目黒川沿いです。
明日は大混雑しそうですね。
そして、福岡や高知はまもなく見ごろとなりそうですが≫スポーツまいりましょう。
開幕ということで稲葉さん今日もよろしくお願いします。
青山さん。
≫プロ野球、開幕しました。
稲葉さんは昨シーズンまで現役でプレーしていましたが選手にとって開幕というのはどういうものですか。
≫どれだけ練習しても本当にドキドキする。
そして不安というものがあってヒット1本打つまでは不安でしょうがない。
ヒット1本出なかったらどうしようってなっていくんですね。
緊張をすごいしていると思います。
≫そんな開幕戦ですがこちらが、6試合のカードです。
今日は稲葉さんの解説とそしてこの日を待ちわびていたファンの皆さんの声とともに見ていきましょう。
≫開門前、ファンの皆さんまだかまだかと待っています。
ワクワクする気持ち伝わってきますね。
いよいよ、今年のプロ野球開幕です。
≫日本ハム対楽天。
≫日本ハムではダルビッシュ以来となる高卒3年目の開幕投手大谷翔平。
新たな二刀流伝説は152キロで幕を開ける。
持ち味の豪速球。
更に変化球も抜群。
無失点の立ち上がりを見せる。
しかし、2回。
連続フォアボールを与えるなど制球が定まらずワンアウト満塁のピンチ。
楽天9番、藤田に初球をはじき返され犠牲フライ。
ノーヒットで1点を先制される。
5回、楽天先発則本にここまで完璧に抑えられていた日本ハム打線は5番ハーミッダが初ヒット。
このあとワンアウト1塁2塁とチャンスを広げられ7番、近藤。
148キロのストレートをセンター前へ。
ここで、楽天キャッチャー嶋が悪送球。
一気に2人が生還し逆転に成功する。
リードをもらった大谷は続く6回。
6番、松井稼頭央にヒットを許すと右ふくらはぎをつりここで無念の降板。
9回。
粘る楽天を継投策で振り切った日本ハム。
二刀流3年目の大谷翔平。
まずは投手で開幕勝利を手にした。
≫3年目で初めて開幕投手を務めた大谷投手。
右ふくらはぎがつって途中で降板しましたが見事、勝ち投手になりましたね。
≫立ち上がりはよくなかったんですが見てほしいのがストレートなんです。
外に狙った球が内側に流れていくんですね。
どうしても、力が入ってしまうとシュート回転してストレートが内に内にいってしまうので長打力のあるバッターが甘いコースにいくと大きな長打力、打たれてしまうということなんですね。
それが4回以降なんですけど腕を縦振りになるようにして修正をしたということですね。
ストレート見てください。
狙ったコースに真っすぐいっています。
きれいに真っすぐいっていますね。
こういう試合の中で悪いところを修正できたというのは大谷選手のすごいところかなというふうに思います。
≫ちょっと状態が心配ですけど大丈夫ですかね。
≫箇所がふくらはぎなんですが心配は心配なんですが少し時間を置いてストレッチなどしっかりしてやっておけば若いので次は大丈夫だと思います。
≫では、次の試合です。
≫西武対オリックス。
≫春の訪れを感じる西武プリンスドームでの開幕戦。
オリックスは0対0で迎えた6回。
4番、中島。
3年前プレーしていた古巣相手に日本球界復帰後、初ヒット。
3塁2塁とし6番、T‐岡田。
西武先発、牧田から得点を奪うことができない。
対する西武はその裏オリックス先発、ディクソンからチャンスを作り5番、メヒア。
去年のホームラン王がチーム初打点をたたき出し西武が先制する。
その後も牧田は緩急自在のピッチング。
エース岸の怪我で回ってきた大役を果たし7回無失点。
西武が4年ぶりの開幕戦勝利だ。
≫ソフトバンク対ロッテ。
≫目指すは2年連続の日本一。
ソフトバンクの開幕投手、攝津は6回、ノーアウト3塁のピンチ。
ロッテ、鈴木に先制タイムリーを許す。
更にクルーズ。
サード松田がエラー。
2対0とリードを奪われる。
一方、ロッテ先発、涌井もその裏、2塁1塁のピンチ。
連続三振でソフトバンクに得点を許さない。
ロッテは9回、抑えの西野がマウンドに。
センター、岡田がファインプレー。
ロッテ2年ぶりに開幕戦を勝利で飾った。
≫阪神対中日。
≫創設80周年の阪神。
去年の最多勝メッセンジャーが開幕のマウンドへ。
1回、ランナーを2塁に背負って中日4番のルナ。
センター前に運ばれ先制点を許す。
その後、もう1点を失うと6回にもタイムリーを浴び3対0。
この回でメッセンジャーはマウンドを降りる。
8回、阪神は中日2番手の又吉から1塁2塁として3番、西岡。
和田監督が今シーズンのキーマンという男のタイムリーが飛び出し2点差。
ランナーを2人置き打席には去年の打点4番、ゴメス。
詰まりながらも打球はライト線へ。
1塁ランナーの西岡が帰り同点。
終盤に底力を見せる。
更に10回。
サヨナラのチャンスで去年の首位打者、マートン。
阪神、80周年の開幕を劇的な勝利で飾った。
≫広島対ヤクルト。
≫13年ぶりの地元開幕に沸く広島。
そのマウンドに上がる前田健太は1回。
ノーアウト1塁から初球スチール。
いきなり揺さぶられ得点圏にランナーを背負う。
迎えるはヤクルト4番、雄平。
ライト前へ運ばれエースが立ち上がりから得点を許す。
その後、粘りのピッチングを続けるも7回ツーアウトから招いたピンチ。
2番、川端にセンター前に運ばれ2点差とされる。
8回、広島は2番手、秋吉から2つのフォアボールでチャンスをつかむと5番、松山。
この当たりがヒットとなり2人が生還。
試合終盤で同点に。
更に9回。
一打サヨナラのチャンスで2番、菊池。
試合は延長戦に突入。
ピンチをしのいだヤクルトは延長11回勝ち越しのチャンス。
3番、ミレッジが4時間を超えるゲームの勝負を決めた。
≫巨人対DeNA。
≫V9以来のリーグ4連覇へ。
巨人は1回、チャンスで3番、長野。
レフトフェンス直撃のタイムリーツーベース。
手術から復活した男の1打で巨人が先制する。
続く2回。
7番、亀井がこの一撃。
DeNA先発の久保を攻め立て3対0とリードを広げる。
しかし、9番、先発菅野の打席でアクシデント。
左腕へのデッドボール。
大事には至らなかったものの球場にどよめきが起こる。
その後、4回までノーヒットに封じる菅野は5回、先頭の筒香。
ハマの若き4番に浴びた手痛い一発。
巨人が1点を返される。
そのまま、迎えた7回。
ワンアウト満塁のピンチを背負った菅野。
迎えるは1番、石川。
レフト、高橋由伸の好返球でタッチアウト。
来月で40歳を迎えるベテランがチームの危機を救う。
最後は今年から抑えを任される澤村で逃げ切った巨人。
開幕戦を3年連続の勝利で飾った。
≫稲葉さん巨人が勝ちましたけれども勝利のポイントをどういうふうに見ていますか?≫象徴する場面がありました。
≫巨人、2点リードの7回ワンアウト満塁のシーンですね。
≫ここで1点入ると試合が一気にわからなくなるんですけどレフトのベテラン高橋由伸選手が見事ホームでさしました。
これの何がすごいかといいますと大体、力が入るとボールが左側にそれすぎてランナーにボールが当たってしまうんですね。
それをものの見事にワンバンでストライク送球をキャッチャーにしているんですね。
そして、キャッチャーの小林君のブロックを見てください。
左足です。
ボールがくる前に左足でホームベースを守りながら、タッチしにいく。
この技術の高さは2年目の小林君としたら本当にすばらしいですよね。
こういう守備があってジャイアンツの初勝利をぐっと引き寄せたと思います。
≫開幕戦6試合ありましたけれども全部ご覧になってどんな印象をお持ちですか。
≫今日は本当に僅差の試合ですごい引き締まった試合が多くてファインプレーもたくさん出まして本当にチームどこも差がないなと今年は本当におもしろくなるなっていうのを感じました。
この岡田君のプレーもそうなんですけどこれも抜けていればまた点数が入ってどういう展開になるかわからないですね。
これも9回ツーアウトなんですがこれも抜けていたら同点に追いつく場面でこういうファインプレーが出るんですね。
村田君のプレーもそうなんですが本当にいいプレーが随所に見られて本当に引き締まった試合でした。
≫ソフトバンクとオリックスが…という。
これから始まったばかりですからね。
≫解説ありがとうございました。
続いて、サッカーです。
ハリルホジッチ新監督率いる新生日本代表も幕開けです。
現地で取材した中山さんの解説とともに試合をご覧ください。
≫スタメン、出ました。
≫スタメン…え?中でも注目するところは川又と永井。
この2人がどれだけ攻撃陣に割り込んでいくのか注目の試合になります。
≫新戦力を数多くスタメン起用したハリルホジッチ新監督その中で、まず見せたのがフォワードの川又。
前半22分、コーナーキックからヘディングシュート。
惜しくもクロスバーに阻まれる。
29分には永井から川又。
新戦力たちがアピールする。
0対0のまま迎えた後半。
香川、本田、岡崎。
代表初出場の宇佐美を投入。
すると後半33分。
香川がドリブルで上がり左サイドの本田へ。
クロスに、岡崎。
ハリルホジッチ体制初ゴールは岡崎が決めた。
更に、宇佐美のヒールパス。
岡崎がボールをキープし香川へ。
こぼれ球。
本田!このあとも香川のパスから宇佐美がシュートを放つなどチュニジアゴールを襲った日本。
ハリルホジッチは初陣を勝利で飾った。
≫試合後、中山はこの試合のポイントについて…。
≫新しい監督ハリルホジッチ監督になって全員守備、全員攻撃というのを掲げていたわけですが今日の試合全員の守備の意識がすごく高かった。
それに球際です。
ボールに対する意識も強いですしそこにいく姿勢も非常に強く出ていたのを感じました。
また後半になったら岡崎選手、本田選手香川選手、代表で活躍した選手そういう選手が出場してきて追い方、あるいはプレスのかけ方、そこの質が向上したのかなと。
それが点に結びついたと考えられます。
≫ここで株と為替をちょっと見ていただきます。
ニューヨークダウは上げて始まっておりますけども欧米市場が前日下げたという流れも引き継いで日経平均も今日は下げました。
これは、株価の先物、それから現物株への影響もあったようですが海外の投資家が一部売りに出たという思惑もありまして株価下落が加速したというところがあったようです。
それから今日、番組の中でお隣の古賀さんと私のトークの中でニュースとは直接関係のない話も出ました。
もちろん古賀さん自身のお考えというものは尊重し続けるつもりでありますが。
私としては一部にですが承服できない点もございました。
とにかく、来週以降もこの番組はそして私は真剣に真摯にニュースに向き合っていきたいというふうに考えております。
2015/03/27(金) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]
大塚家具の父娘対決で…委任状争奪戦の行方▽ドイツ機・故意に墜落…副操縦士に何があった▽御嶽山噴火から半年▽プロ野球きょう開幕!▽稲葉篤紀
詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
【コメンテーター】
恵村順一郎(朝日新聞論説委員)
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/
放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況
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映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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