エースとなる。
そして、英雄は受け継がれていく。
猛虎80年。
ヒーローのリレーは今も続いている。
プロ野球の開幕です。
京セラドーム大阪は、阪神タイガースの開幕戦。
ことし、球団創設80周年。
節目の年を迎えた阪神。
10年ぶりのリーグ優勝、30年ぶりの日本一を懸けたシーズンが、いよいよ開幕します。
待ちに待ったプロ野球ファンの皆さんが、今やおそしと待ち望んだ開幕戦。
京セラドーム大阪からは、阪神タイガースと中日ドラゴンズの開幕ゲームをお伝えしてまいります。
開幕投手は、阪神がメッセンジャー、2年ぶり、2度目の開幕投手。
中日は山井、自身初めての開幕投手です。
去年ともに13勝を挙げ、最多勝を分け合った2人の先発が発表されています。
それでは、今晩の放送席をご紹介してまいりましょう。
阪神タイガースOB会長、川藤幸三さん、そして阪神OB盗塁王、赤星憲広さんのお二方です、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
川藤さん、わくわくしますね。
いいですね。
やっぱり、この開幕っちゅうのは、なんとも言えん、そういうふうな緊張感もありますしね。
楽しみもあります。
そして、グラウンドではこれより、国歌独唱が行われます。
阪神球団創設80周年、開幕戦の国歌独唱は、倖田來未さんです。
それでは倖田來未さん、よろしくお願いします。
倖田來未さんによります国歌独唱が行われました
このあと開幕戦のスターティングメンバーをお伝えします。
京セラドーム大阪は、阪神タイガースと中日ドラゴンズの開幕戦が行われます。
もうまもなくプレーボールです。
そして、今晩のプロ野球中継では、東京ドームで行われます、巨人・DeNA戦の試合のもようも、映像を交えて随時お伝えしてまいります。
東京ドームの開幕投手は、巨人が菅野、そしてDeNAが久保。
この2人の投げ合いでゲームが始まっています。
それでは2015年、阪神タイガース、開幕戦のスターティングメンバーをお伝えします。
一番ショート、鳥谷。
2番セカンド、上本。
3番サード、西岡。
4番、ファースト、ゴメス。
5番レフト、マートン。
6番ライト、福留。
7番キャッチャー、梅野。
8番センター、大和。
そしてラストバッターが、開幕投手のメッセンジャーです。
対する中日ドラゴンズの、今シーズンの開幕オーダーです。
1番センター、大島。
2番セカンド、荒木。
3番ファースト、森野。
4番サード、ルナ。
5番ライト、平田。
6番レフト、藤井。
7番ショート、エルナンデス。
8番キャッチャー、谷繁ではなく松井です。
そしてラストバッターが、開幕投手の山井。
きょうはメッセンジャー、そして山井。
昨シーズン13勝を挙げ、最多勝をマークしました、2人の先発でゲームが始まっています。
今、グラウンドでは、阪神の選手がポジションについています。
きょうの放送の解説は、川藤幸三さん、そして、赤星憲広さんです。
赤星さん、先ほど、川藤さんにも、わくわくしますねという話、聞きましたけど、やっぱり同じですか?
僕はわくわくしますけど、たぶん、なんか僕が緊張してますよね。
そうですか。
選手時代もそうだったんですけれども、開幕戦だけは、どうしてもね、緊張してしょうがなかったですね、僕は。
だから、そういう意味でいうと、選手たちも何人かは、かなり緊張している選手もいるんじゃないですかね。
川藤さん、きょうは開幕ですから、やっぱりこれは選手にとっても特別な日ですよね。
それはもう完璧な特別な日ですよ。
もうこの日を目指して、年明けて、年明けたというよりも、昨年度のシーズンが終わってから、きょうのこの日を目指して、また作り直しましたんでね。
まあきょう、こうしてグラウンドに出ているレギュラーの選手だけじゃなく、やっぱりベンチにおる選手も、首脳陣も、みんな気持ちは一緒じゃないですかね。
赤星さん、今、スターティングメンバー、発表されて、阪神の選手たちが守備に就いていますが、表情を見て、何か感じるところあります?
いや、やっぱりね、比較的、リラックス感というのは、すごく伝わってきますし、特にやっぱり経験がある選手たちが非常に、タイガースの場合、多いので、一番緊張してるのは、どうですかね?このメンバーの中でいうと、梅野選手かな?という気はしますけどね。
初めての開幕、スタメンマスクですからね。
さあ、これから倖田來未さんの始球式が行われます。
バッターボックスには、中日の1番大島が入っています。
これも、しっかりとキャッチャーの梅野まで、倖田さんのボールが届きました。
今シーズン、記念すべき球団創設80周年、節目の年を迎えました、阪神タイガースのオープニングゲーム。
その始球式を倖田さんに務めていただきました。
今、梅野からボールを受け取りまして、がっちりと握手を交わして、倖田さんがグラウンドを後にします。
そして、マウンド上にはメッセンジャー、そして赤星さんからお話ありました、初めての開幕スタメンマスクとなります、梅野のバッテリーということになります。
そしてファーストはゴメス。
セカンドが上本。
サードに西岡。
そしてショートに、キャプテン4年目になりました鳥谷。
さあ梅野がメッセンジャーをどのようにリードしていくでしょうか。
まもなく阪神タイガース、そして中日ドラゴンズ、今シーズンのオープニングゲーム。
メッセンジャーがこれから、今シーズンの第1球を投じる、京セラドーム大阪です。
メッセンジャー、今シーズンの第1球は、146キロ、ストレートでストライクを取りました。
中日ドラゴンズは、1番大島、2番荒木、3番森野の上位打線です。
さて川藤さん、昨シーズン、メッセンジャーは13勝で最多勝。
自分自身でつかみ取ったオープニングピッチャーなんだということで、きょうのゲームを迎えました。
メッセの場合はね、もう一年一年、確実にやっぱり、成果を上げてきて、きょうのやっぱり、開幕投手を取りましたからね、本当に確実にタイガースの本当のやっぱり、エースといっても過言じゃないでしょうね。
メッセンジャーは2年ぶり、2度目の開幕投手ということになります。
昨シーズンは、13勝で最多勝、そして226奪三振、最多奪三振のタイトル、2冠王に輝いたこのメッセンジャーです。
赤星さん、今シーズンのメッセンジャーには、どういったところを期待していきますか?
やっぱりね、1年間、必ずしっかりローテーションを守って回ってくれるピッチャーなんで、まずはそこを、1年間通してほしいなと思いますよね。
大きなカーブでいきました。
和田監督も、オープニングピッチャーに指名した、このメッセンジャーを1年間、柱で働いてもらうピッチャーなんだと、きのう、開幕前の前日練習で話していました。
やっぱり川藤さん、そういった位置づけのピッチャーを、和田監督は送り込んだわけですね?
いやー、そりゃもうそうですね。
だからやっぱりこの、キャンプまで、このオープンで、やっぱり先発ピッチャーを誰にするか、そういうことはやっぱりきちっと、計算づくの中で、きょうの日を迎えてますね。
ショートとレフトの後方に上がったボール。
タイガースの今シーズンの最初のファーストアウトは、レフトのマートンが処理しました。
1アウトです。
川藤さん、きょうはもうすべてが初めてですから、アウト1つ、それからメッセンジャーもこれからもちろん、三振を取っていくでしょうし、打つほうにしたら、ヒット1本、こういったところがいつでるかというところが、オープニングゲームの注目の一つになりますね。
やっぱり位置を動かさないことには、始まりませんしね、やっぱりメッセンジャーの、やっぱり1球目のストライクと、それとこの1アウト、やっぱり一つ一つ、やっぱりほっとしていくことでしょうね。
初球を荒木が右に持っていきました。
今シーズンの初ヒット、荒木。
1アウト、ランナーが1塁となりました。
赤星さん、打者として初めて、Hのランプがボードに点灯するとほっとするものですか?
これはね、かなりうれしいんですよね。
そうなんですね?
まあ、1戦目で打てなくても、2戦目、3戦目ってあると思われがちじゃないですか。
ただね、これずっと開幕3連戦って引きずってしまう可能性があるんですよね。
だからやっぱり、1試合目に一本出るか出ないかっていうのは、野手にとっては、非常に大きいですね。
1アウトランナーが1塁で、メッセンジャーと梅野で今シーズン、阪神タイガースのバッテリー、スタートを切りました。
バッターボックスに3番の森野。
中日のクリーンナップは、3番森野、4番ルナ、5番平田です。
初球打ち、セカンドゴロ。
これはセカンド封殺は狙えません。
1塁に送りまして、2アウトランナーが2塁となりますきょうのゲームで、初めて得点圏に初回でランナーを進めました中日です。
そして得点圏で、メッセンジャー、エースと、4番のルナという対戦になりました。
このルナが、中日初の4番という、開幕4番ということになります。
来日3年目のシーズンを迎えました。
川藤さん、オープン戦では、前回登板になる最終調整試合、少し乱れたメッセンジャーですが、そのあたりは気になりませんか?
それはね、まあ、気にならんといえばうそになるでしょうけど、だけどやっぱり、それはあくまでも1回ぐらいは、少々打たれても、かえっていいんじゃないかと、緊張感を持って、こうしてマウンドに上がってますんでね、過去の、だから最後の登板っていうのは、もう、きょうの時点では関係ないですね。
シーズンがきょうからスタートを切りました。
初回です。
2アウトランナーが2塁、4番のルナ、センター方向へのバッティングは?センター前、大和がこの打球を処理しますが、セカンドランナー、荒木はホームに戻ってきました。
初回、中日ドラゴンズが先手を取りました1対0です。
和田監督は、きのうの前日練習のおりには、願わくばメッセンジャーが0をボードに刻み込んで、ベンチに戻ってきてほしいということを話していましたが、川藤さん、この位置だと外の低めのボールですね?
フォークボールかというふうな球だと思うんですが、それを素直にやっぱり、ルナは打ち返しましたよね。
だからこれは、あくまでもやっぱりメッセンジャーの緊張感が、この初回のマウンドというものを、そういうふうな球ですね。
だけど、荒木のヒットといい、このルナのヒットといい、打ったほうが、やっぱりいいバッティングをしてますよね。
そして打席には、5番の平田です。
ここも初球打ちです。
早いカウントから打ってくる中日。
素手で捕って1塁に送りました。
後続チャンスは広がりませんで
1番ショート、鳥谷がバッターボックスに入りました。
タイガースの今シーズンの最初の攻撃です。
和田監督は、攻撃の柱、鳥谷を1番に据えました、今シーズンのオーダーです。
中日のオープニングピッチャーは山井大介です。
プロ入り14年目で、初めての開幕投手を務めることになりました山井です。
3球目をたたいて、鳥谷に今シーズンの初ヒットが早々と出ました。
ノーアウトランナーが1塁です。
そして東京ドームでは、巨人・DeNAの開幕戦が幕を開けました。
巨人の開幕投手、菅野は、1番バッター、石川を三振。
そして初回を三者凡退に切って取っています。
オープン戦の状態が、少し不安視されていました菅野ですが、0をボードに刻みました。
本日は阪神・中日戦と、巨人・DeNA戦を、二元中継でお届けしていきます。
さて、…したりとかね、ヒットエンドランを使ったりとね、多様な作戦持ちましたけど、きょうから、どういうふうな、手堅い作戦を取るか。
やっぱりオープン戦、この1番、2番がものすごいやっぱり好調できましたんでね、上本のバントっていうのは、オープン戦でほとんどなかったんで、さあ、きょうからはどういうふうに変えてくるか。
あと、そのままやっていくか、これもやっぱり見どころじゃないですかね。
初球は見て、ボールです。
赤星さん、和田監督がオープン戦は本当に攻撃的な、1番、2番の組み立て方をしてきましたからね。
そうですね。
今、1球目、上本選手、バントの構えなかったはずです。
正直ね、本当にことし、和田監督が3人で100盗塁を掲げてますけど、鳥谷選手がいきなり走るというのは、おもしろいと思うんですよね。
スタートを切りました。
そして、打って、これはファウルボールになります。
いやー、川藤さん、スタートを切らせましたね?
やっぱり、これはね、何も成功しなくてもいいんですよ。
やっぱりことしのタイガースは違うぞと、やっぱりもうランナーが出れば、バント、バントというのは、去年の定番でしたんでね、ことしはやっぱりこういう、いろんな手法をやると、そういう面でやっぱり大きなポイントになってくると思いますね。
ファウルになりまして、1ボール1ストライクです。
スタートは切りません。
空振りで、ワンツーとカウントが変わります。
ただ、川藤さん、バントで送るだけではない、この和田監督の、ことしの戦法、非常にアグレッシブで、ファンの皆さんも見てて、わくわくするようなゲーム展開を今シーズンは多く見られるかもしれませんよね?
やっぱり、点が入りやすい形で投げると攻撃がやっぱり、一番点が入りやすく、その確率が高くなりますんでね。
そして赤星さん、この鳥谷も、単独でのスチールの数が一番に入って、増えるというシーズンになるかもしれませんしね。
そこが増えるかどうかが、僕、鳥谷選手を1番に置いたポイントの一つになりそうなんですよね。
だからそういう意味で今、エンドランも仕掛けましたけど、比較的、僕、山井投手というのは、そんなにクイックモーションが速いピッチャーじゃないので、僕はね、1回だったら、思い切って、盗塁、単独スチールっていうのもね、どんどん行っていいんじゃないかなと思うんですけどね。
外、アウトローいっぱいのボール。
このあたりは川藤さん、追い込まれてからカウントを作っていく、上本のバッティングスタイルですね。
それだけ、ストライクゾーンも、駆け引きもやっぱり成長してますよ。
いいバッターに成長してきました。
この次あたり、いってほしいですけどね。
中日のキャッチャーも松井選手じゃないですか、かなり緊張感があると思うんですよ。
そういう意味でいうと、キャッチャーとしての隙っていうのももちろんあると思いますから、特に、変化球を投げてもおかしくないようなカウントなんで、ここ、チャンスだと思うんですけどね。
中日は、谷繁監督兼選手、この谷繁が、21年連続で開幕スタメンマスクの記録が途切れました。
松井に開幕マスクを譲っています。
外の球、大きく曲がるカーブ。
スイングアウトの三振です。
1アウトランナーが1塁と変わりました。
このあたりは赤星さん、いい所に制球してきますね。
そうですね、やっぱり、カウント追い込まれてますから、上本選手もなんとかしようというバッティングなんですけど、やっぱりこれがね、なんとか1個早めにランナーが進んでると、あれをバットに当てれば、3塁という形も作れますんで、これからこういう形、いろんなパターンは見えてくるとは思いますけど、本当、鳥谷選手の単独スチールも含めて、いろんな作戦っていうのを、この1、2番でね、1年間、見たいなと思いますけどね。
そして3番はサード、西岡です。
初球打ちです。
阪神移籍3年目、サードで迎えた初めての開幕戦ということになりました。
川藤さん、西岡本人が勝負の年、結果を残さなければいけない年というコメントを出しています。
西岡は、本当にね、ことしに懸ける思いっちゅうのは、もう去年のオフの間から、覚悟を決めてましたね。
とにかくことしは、もうことばじゃないんだと、結果なんだというふうなことをね、ずっと言ってました。
ことしも、昨年のオフに手術をしました、右ひじの状態を見ながら、キャンプインをしました。
当初はセカンドで、上本とのライバル争いかといわれましたけれども、キャンプの最終日に、サードのポジションの練習をしまして、そのままオープン戦はサード。
そして開幕もスタメンサード、3番という打順で名を連ねた西岡です。
川藤さん、ここに至るまで、西岡の思いは、う余曲折、いろいろあったでしょうね。
それはありましたけど、だけど、こうして、3番でサードで、開幕戦、スタートメンバーに入れる。
もう、それだけでね、もう勝負ははじまっとるんですからね。
あとは西岡自身も、もう、そういういろんな細かいことは一切思ってません。
とにかく数字を残して、やっぱり、なぜ俺が3番なんだ、3番に入ったおかげで、この鳥谷が、ものすごい大きな、やっぱり活躍ができるような、広がりを見せるような、そういう3番にならなきゃいけないし、本人もそう思ってますんでね。
ここもコーナーいっぱいに投じてきました、山井です。
スイングアウトの三振です。
赤星さん、ここまで、中日のオープニングピッチャー、山井の立ち上がり、どう見てますか?
ストレートに関しては、非常にいいかなと思うんですよね。
ただ、鳥谷選手にまずいきなり打たれましたよね。
そのあと、結構、松井選手と、うまく変化球を交えながら、投げてるかなっていう気がしますね。
今のもたぶん、フォークかスプリットかなんかだと思うんですけど。
2アウトランナーが1塁で、4番ファースト、ゴメスです。
大きなカーブがきました。
小澤さん、関川バッティングコーチなんですが、この山井については、スライダーを中心に、変化球が非常にいいと。
低めの変化球にはキレがあるので、各個人の選手の対応が非常に大切になるという話をしています。
特にオープン戦、最後の調整試合でも、ゴロアウトを10個取りまして、自分のスタイルで締めることができたと、山井本人も振り返っていました。
そしてバッターボックスのゴメスですが、もう皆さん、ご存じのように去年の打点王。
今シーズンは和田監督とのやり取りの中で、ホームラン40本超えなんていうことばも出てきました。
川藤さん、キャンプからオープン戦、ゴメスの調整はどのようにご覧になりました?
調整自体は、決していい調整ではありません。
そうですか。
やっぱり故障もありましたし。
特にやっぱり、この終盤での、オープン戦の結果もやっぱりよくないし。
それはやっぱり、そういうところが調整不足というのは、否めませんけど、でも、それもいまさら言うとく必要もありませんしね、きょうからなんですよ。
やっぱり和田監督もオープン戦の最後のゲームが終わってから、この開幕戦を迎えるまでの調整の練習の間に、川藤さん、やっぱり日に日に公式戦が近づいてくると、選手は気持ちが高ぶってきて、振り自体も変わってくるんだという話をしてましたね。
それはもうそのとおりですね。
やっぱりまず、気持ちが入る入らんちゅうのは、ものすごい大きな分かれ目になりますんでね。
2ボール1ストライクです。
ゴメス、今シーズンのファースト打席。
赤星さん、今の1球はどう思いますか?
うーん、今のはたぶん、落とそうと思ったんでしょうけど、抜けましたよね、ちょっとね。
逆球の落ちなかったボールっていうか。
真ん中付近にはきましたけれども。
間違いなく待ってなかったとは思うんですけど。
これで平行カウントになります。
引っ張ってこれはファウルです。
阪神もメッセンジャーと若い梅野、梅野は、初めての開幕ゲームのスタメンマスクです。
そして中日は山井と、それから松井雅。
松井も初めての開幕スタメンマスクということになります。
きょうのゲームは、初回、中日がまず先手を取っての、その裏、阪神の攻撃です。
食らいついていきます。
川藤さん、オープン戦では、やっぱり低め、外に流れていくボールに、くっとバットが空を切っていましたけれども。
まだやっぱり下半身の、やっぱり安定度というのは、まだオープン戦では出来てませんでした。
だから、そのオープン戦終わってから、この数日間の間でね、やっぱり今なんか、オープン戦でしたら、空振りしてました。
だから多少はね、やっぱりつけてきたっていうふうに見てもいいと思います。
だけど、それもこれも、まず1打席目を見て、それにヒットが出るか、出ないかが、あとからどういうふうにして、精神面が変わってくるか。
いろんな見方はできます。
キャッチャーが今度、アウトローの構え。
赤星さん、今、うんうんとうなずきましたけれども。
本当に川藤さん、おっしゃられたとおり、オープン戦では、今のは間違いなく空振りですよね。
だから、そういう意味でいうと、切れもね、体の切れというのが、正直、体重がちょっと増えたことによって、体が切れてないのかなというふうに見えてたんですけど、やっぱ、きょうのバッティングを見てると、だんだん切れもね、やっぱり出てきてるので。
そうですか。
これから徐々に上がっていくでしょうし、昨年、きたときも、ちょっと調整遅れてましたから。
そうですもんね。
そんなに心配はいらないと思うんですよね。
8球目です。
ファウルです。
このあたり、粘っています。
これ、山井にしても、追い込んですっと行きたいところ、こういう粘られ方すると、赤星さん、嫌でしょうね。
ただ、今のは本当に長打になってもおかしくないような球なんですよね。
だから、そのへんをこの若い松井選手が、いかに低めに投げさせられるかどうか。
やっぱりピッチャーも緊張してますから、低めに投げようと思っても、なかなか行かないんですよね。
この次の球というのが、すごく重要だと思いますけどね。
9球目です。
引っ張って、
10年ぶりのリーグ優勝を狙う阪神タイガースの今シーズンの開幕戦。
阪神と中日、京セラドーム大阪です。
2回、中日の攻撃が始まっています。
この回の先頭バッター、藤井は、1ボール2ストライクからの4球目、見逃しの三振です。
バッターボックスは、7番のエルナンデス。
ワンボールからの2球目。
外れています。
きょうのゲームは、初回に中日ドラゴンズがルナのセンター前タイムリーヒットで1点を先制しています。
中日ドラゴンズのほうも、赤星さん、ベテランの和田が、やはり開幕に間に合わず、それから岩瀬も間に合わずといったところでね、ベテランの主力どころ、大きな柱が抜けての開幕ということになるんですよね。
そうですね。
だからそういう意味でいうと、もちろん大事なポジションではあると思うんですけれども、ドラゴンズというのは今、本当に若い選手を含めてね、チームが変わるときだと思うんで、そういう意味では、この若い選手たちがこの隙をついてね、どれだけ出てこれるかだとは思うんですけど、ただ、でも藤井選手も、どちらかというとベテランの部類に入ってくる選手だと思いますから、もっと若い選手が出てきてほしいなと思いますよね。
川藤さん、中日の話をすれば、高橋周平とかね、期待をされている若手がサードのスタメン争いに名を連ねてましたけども、やはり断ち切れなくてっていうようなところなんですよね?
なかなかやっぱり、期待というの、各球団数名おります。
だけどなかなかつかみきれないですね。
やはり、一度、レギュラー、スタメンを張った選手っていうのは、そう簡単には若手にそのポジションは譲らないもんですね。
そうなんですよね。
だから、やっぱりなぜレギュラー取った、そういうベテラン選手っていうのが長生きしているのかというのは、それですよね。
きょうは京セラドームと、それから東京ドームと二元中継でお伝えしていくわけですけれども、東京ドームのほうでも、40歳の高橋由伸が開幕スタメンにね、名を連ねるというような、これ、偉業といったら失礼ですけれどもね。
やっぱりすごいんだなというところを見せてますからね。
小澤さん、その東京ドームの情報です。
巨人対DeNAは巨人が先制です。
3番に入った長野のタイムリーヒット。
これで、ジャイアンツが初回に先制しています。
このあと阿部、村田と倒れまして、初回、巨人は1点止まりです。
以上です。
今、東京ドームの実況のほうでも、赤星さん、戻ってきた長野という表現ありましたけれども、去年は右ひじと、それから右ひざの手術を11月にしましてね。
そうですね。
だからほとんどオープン戦にも出ずに、調整を続けてきて、キャンプはもちろん2軍でしたけれども、やっぱり彼の存在感っていうのはね、すごいですよね。
やっぱり彼が戻ってきたというのはジャイアンツにとっても大きいんじゃないですかね。
オープン戦の残り3試合で1軍に合流してきました長野が、東京ドーム、まずはゲームを動かす、先制のタイムリーヒットを放ったという情報が飛び込んできました。
さて、京セラドーム大阪のほうは、8番の松井がバッターボックスに入っています。
選手っちゅうのは、やっぱり順風満帆でシーズンに入ってくる選手もおります。
やっぱり自分、どこかに不安を抱えて、やっぱり入る選手もおります。
どっちがいいかっちゅうのは、それはやっぱり流れに沿いながら、そのままにいい状態で入りたいんですけどね。
でもなかなか、それが素直にふっとこう、流れていくかっていったら、そうでもないんでね、シーズンというものは。
いろんなことが起きますんで、そういう面では、長野のやっぱり一撃というのは、本人が一番ほっとしてる部分じゃないですかね。
やっぱりこの、どうなんだろう、長野の状態、本当に万全に近づいてるんだろうかって、使った原監督も思ってたでしょうからね。
それは言えますね。
そういった
就任4年目を迎えました阪神タイガースの和田豊監督。
変化球打った。
こちらは東京ドームの、巨人の先制のシーンですね。
1回の裏、長野のタイムリーヒットが出まして、東京ドームは、DeNAを相手に、巨人が先手を取ったというゲームスタートを切っています。
そのほか、各地の球場、ご覧のようになっています。
楽天を相手に戦っている日本ハム、大谷がまず初回、0でスタートを切っているということで画面に表示されました。
さて、京セラドーム大阪のほうは5番マートン、6番福留、そして7番の梅野というオーダー、並びになります。
さて、川藤さん、このマートンですけれども、俺の目標、今シーズンは優勝というふうに掲げてくれたマートンですけれども、やっぱりゴメスにしても、マートンにしても、これは高々と上がりました。
レフトへの飛球です。
まず第一声で、優勝ということばを出しますね。
メッセもそうですし、やっぱりあくまでもチームが勝たないかぎり、やっぱり俺たちは、そういうふうな、なんのために、ここへ来たんだと、確かにプロですから、お金稼ぎっていう部分もありますけど、勝って稼ぐのと、負けたんでは、やっぱり意味がないっていうことはよく分かってますんでね。
だからそれだけに、特にメッセンジャーでも、こういうマートンなんかでも、長いこと、日本での野球やっていますから、残ってんのはもう、優勝だけなんですよね。
チームタイトルってことになるとね。
そういう意味では、川藤さん、この福留も、この今シーズンの開幕を非常にいい状態で、個人的にも迎えていますんで、そういったところも強く抱いているでしょうね。
この3年目にして、初めてすんなり入れてるんじゃないですかね。
いい状態ですよ。
赤星さん、個人的にもこの3年で一番いい開幕の迎え方だという話をしてますね。
やっぱり体の状態が非常にいいんだと思いますよね。
本当に、オープン戦見てても、スイングにキレを感じるので、体の本当に状態のよさっていうのをすごく感じますね。
何よりやっぱり、彼は本当に優勝っていうのをかなり経験してる選手ですから、タイガースに来て、やっぱり優勝したいって、本当に思ってる選手、一番強く思っている一人だと思いますけどね。
ふだんは、われわれマスコミを相手に話をしてくれるときなんていうのは、実にひょうひょうとしてまして、つかみどころがない一面もあるんですけれども、ものすごく野球に対する姿勢っていうのが熱い男ですよね。
僕も、年は1つ違い、1つ福留選手のほうが下なんですけれども、本当に野球に対して熱いんですよね。
そういうのをチームに浸透させてくれていますよね。
それは本当に福留選手にとって、大きな役割でもありますし。
福留の第1打席はスイングアウトの三振です。
そして巨人戦で動きがあったようですが、本野アナウンサー、情報、伝えられますか?
2回の表、ジャイアンツ、7番に入りました亀井。
2ランホームランで、ジャイアンツ、3対0と、リードを広げました。
これでジャイアンツが3対0。
菅野はここまで、パーフェクトにDeNA打線を抑えているという内容です。
以上です。
巨人が先手を取って、それから追加点を挙げました。
亀井の2ランホームランです。
亀井がきょうは7番に入っています。
8番には、ああ、こちらもやはり、この梅野と同じく2年目の、若き保守、小林が開幕スタメンマスクをかぶっているという東京ドームです。
そういった意味では、赤星さん、ことしの阪神、巨人、この2年目のキャッチャーが、正捕手という位置づけになっていくかどうかですね。
いや、本当にポイントになりそうですし、何よりね、実はこの2球団だけじゃなくて、セ・リーグの全球団が、20代のキャッチャーなんですね、ことし。
松井にしても初めてなんですよね。
そうなんですよ、だからカープの會澤選手であったり、黒羽根選手であったり、そういう意味でいうと、キャッチャーがことしすごく明暗を分けるんじゃないかなというシーズンになりそうな気がするんですよね。
本当に梅野選手がチームの明暗を握っているといっても過言ではないかなと思いますけどね。
川藤さん、やっぱりこの梅野、和田監督は、開幕に抜てきして、1年間、どれだけできるか、楽しみにしている一面もあるでしょうしね?
またそれをね、そのとおりのことをこの梅野がやる、やらんでは、チーム自体がころっと変わりますんでね。
やっぱり注目の、一番大きなポイントじゃないですかね。
梅野、今シーズンの第1打席、
初回、ルナのタイムリーで、先手を取った中日。
これから3回の表の攻撃が始まります。
この回は開幕投手、ピッチャーの山井から始まります。
そして1番大島、2番の荒木です。
就任4年目の和田監督、そして2年目の谷繁監督。
和田監督はもちろん、優勝からの日本一。
そして谷繁監督も、まずBクラスからの脱却、そして優勝ということばを、きのうの前日練習の公式会見でも語りました。
この回の先頭の山井が、バッターボックスに入っています。
阪神のオープニングピッチャーは、2年ぶり、2度目の開幕投手、去年の最多勝投手のメッセンジャーです。
阪神の外国人投手の開幕投手で、初の2度目の大役ということになる、このメッセンジャーです。
バッキーとキーオがそれぞれ1回ずつ開幕投手を務めた、阪神タイガースです。
この回の先頭、山井がスイングアウトのスイングアウトの三振です。
小澤さん。
どうぞ。
東京ドームで、巨人にアクシデントです。
菅野が、この久保が投じたボール、左の肩にデッドボールが当たりました。
うずくまりましたが、このあと立ち上がりまして、1塁へと歩いていきまして、交代はありません。
以上です。
いや、川藤さん、今、映像で見たときに、びっくりしましたね。
肩に当たるということはね。
このあと気丈に立ち上がって、そのまま1塁に菅野は歩いていったということですけれども、赤星さん、本人が治療しなかったということなんで、大事には至っていないんでしょうけれども、ピッチャーですか投げるほうが心配ですよね。
こういうアクシデントが起こりますと、ことしの巨人の場合は、マシソンが後ろの中継ぎ陣の顔ぶれから抜けました。
山口、それから抑えには澤村、戸根というルーキーの左のピッチャーがいますから、原監督が菅野の状態を見ながら、どういう継投を見せていくのかというところも、一つ、東京ドーム、見どころになってくると思います。
さて、京セラドーム大阪のほうは、この回の先頭の山井が倒れて、中日、1番に打順が戻っての、大島です。
1ボール2ストライク。
川藤さん、ことし、メッセンジャーは、去年まで愛用していたかんで味わうたばこ、紙たばこ、あれをやめたそうですね。
あれはね、子どもさんにやっぱり嫌われて、だから普通のたばこよりもその、かむたばこの、あれももうやめたんだというふうなことを言ってましたね。
でも、自分の健康面のことも考えたりなんかしながら、ちょっと違うような思考の考え方の、このメッセンジャー、ことしの姿がありますよね。
もうね、とにかく子どもさんに言われるのが、一番嫌なんてね。
そうなんですか。
このキャンプのとき、そういう話をちょっとしていましてね。
もう、わが家はもう、子どもで始まって、子どもで終わるんやいうて。
今、ですから、口動いてますけども、普通のガムをかんでいるんですね。
そう。
ことしの場合はね。
メッセンジャーはお酒は飲まないんですよね。
もう全然飲まない。
もう、昔にちょっと飲んだんだけど、だけど、やっぱり、それもやっぱり体に悪いというふうなね、この大きな体で、何を言うとるかいなと思ったんだけど。
さすが、やっぱいろいろ考えてますね。
1番のファーストゴロで2アウトです。
ですから、ことしはもちろん最多奪三振のタイトルは、2年連続でここまで取っていますから、3年連続を目指したうえで、最多勝と、それから防御率のほうも赤星さん、いい数字を残していきたいなぁなんていう話をしていますね。
やっぱり、本当にね、三振を取れるピッチャーではありますけれども、ここにやっぱり、点を与えないピッチングというのができるようになってくると、非常に、防御率はもちろんのこと、すべてにおいてのタイトルを取れるチャンスっていうのは十分あると思いますから、彼がそれだけ数多くタイトルを取れればチームは勝手に順位が上に行ってると思いますからね。
川藤さんは、キャンプのときに、メッセンジャーといろんな約束事をしますけれども、ことしは、どういったところを期待しながらメッセンジャーに数字の期待を寄せますか?
30勝言うてたですね。
30勝ですか?それ、まず30試合、先発しなくちゃいけませんね。
それでも、中4日でもね、相手も中5日で、メッセの場合だったら、投げられるだけの力を持ってますから。
30勝しろと。
まあでもそれに近い数字は、20勝を超えて、20勝に近い数字を残せるかもしれない、ことしのメッセンジャーです。
さて、東京ドームで行われています、巨人・DeNAのもようを、ここでご覧いただきます。
…残させられたり、久保さんにはされますという話をしている、坂本ですが。
いい所に決まればね、効果的なんですけど。
今の真ん中?
そうですね。
甘いですね。
さあ、次はどうでしょう?8球目、外。
打ち上げた。
これはライトの浅いフライです。
1アウト2塁1塁です。
そしてまた粘る井端がこのあと、そして3番、先ほど、タイムリー2ベースの長野。
次の瞬間、熱くなれ。
というタイトルで日本テレビの野球中継、お届けしますが、また江川さん、この井端がこのあとの先ほどのタイムリーを長野に、どうつなげるか。
そうですね。
井端というバッターは、右に打つのがすんごくうまいんですけど、時々ヤマをかけて引っ張ってくるということがあるので、ここはそこの勝負ですよね。
本人の意思の中で、たぶん打たせないボールで、インコース来る可能性があるんで、それを引っ張ってくるということが、たまにあるんですよね。
まずはどこから来るか、そしてどう狙いを定めるでしょうか?外の低めいっぱいに決まりました。
相手ベンチから見ていても、野村さん、この井端という選手は、そういう選手に映ってますね?
そうですね。
状況、自分の打席だけじゃなくて、この回の投げてるピッチャーの配球、そして、この前、ピッチャーの菅野君にデッドボールをぶつけましたよね。
それ以降、インサイドに投げてくることが、ちょっと減っているんですよね。
なるほど。
ここも外。
そういう影響がありますか?
そういうのを見てて、江川さん、今、引っ張る、引っ張ってくるという話もしたんですけど、状況によってはそれを見て、引っ張ってくる。
逆に、今回の場合であれば、もう外目の球、緩い球であり、先ほど松井さんが言われたように、甘い球だと、しっかり構えて、右方向にヒットを打つっていうのが、彼の一番のセールスポイントじゃないかなと思いますけども。
ただここは2ストライクと追い込まれました。
ここからが真骨頂ですが、インコース、黒羽根。
リードする黒羽根です。
低め外れて、1ボール2ストライク。
キャッチャーのリードからすれば、非常に今、苦しいリードになっていますよね。
もう帽子は汗でにじんでいます、久保康友。
一つの序盤の大きな山を迎えています、東京ドーム、開幕戦。
右へ。
これは、切れそうです。
ファウル。
原巨人と中畑DeNAの開幕戦、もうびっしり。
立すいの余地もありません、東京ドームです。
ここも、今のが51球目。
江川さん、ピッチャーとしては、このしぶとい井端に対して、2打席目、久保の心理状態はどうでしょうか?
非常にきついですね。
ボールがどうしても、浮いた状態で今、投げていますから、彼本来の持ち味っていうのが今、出てないんですよね。
その状況で打ち取んなきゃいけないんで。
この変化球、右方向。
この打球はどうか?これもファウルです。
次が7球目。
うーん、腕組みの中畑清監督です。
ふんばりどころ、開幕投手、久保。
長いサインの交換から。
変化球、内野ゴロになった。
ダブルプレー、取れるか?6・4・3と渡ってアウトです!今晩のプロ野球中継は、東京ドームで行われています、巨人・DeNA。
それから京セラドームで行われています、阪神・中日。
この二元で中継をお届けしております。
京セラドーム大阪のほうは、この回の先頭バッターの大和がサードゴロ、9番のメッセンジャーもサードゴロ、2アウトで1番の鳥谷を迎えています。
2ボール1ストライクとなりました。
キャプテン4年目のシーズンとなる鳥谷です。
キャプテンとして優勝という2文字を掲げてくれた鳥谷です。
引っ張った打球は、セカンドゴロ。
この回は、三者いずれも内野ゴロというイニングになりました、阪神です。
小澤さん、それではここで、他球場の情報をお届けいたします。
札幌ドームの日本ハム対楽天、大谷が先制を許しました。
2回に楽天、藤田の犠牲フライで、楽天が先制、日本ハムが1点のリードを許すという展開になっています。
しかし、大谷はここまでノーヒットでのピッチング。
ここもフォアボールで出したランナーを3塁まで進められて、そして、藤田の犠牲フライが生まれています。
1対0、楽天が先制しています。
以上です。
札幌ドームの日本ハムと楽天のゲームの途中経過を伝えてもらいましたけれども、大谷も3年目のシーズンというところで、赤星さん、ことしの大谷に関しては、どういったところに見どころを置いてます?
もう二刀流として3年目を迎えるわけですけれども、たぶん、ことしはね、結構、こうやって開幕投手を任されるわけですから、ピッチャーに対するウエイトっていうのは、非常に高くなってくると思うんですよね。
そういう意味でいうと、ピッチャーとして、どれぐらいやれるかというのが、本領を発揮できるかどうかというのがことしの年だと思うので、そういう意味でいうと、今の聞いていると、ノーヒットで点を取られてましたよね。
やっぱフォアボールが絡んでいるということは、大谷投手は、ちょっと納得はいってないと思いますよね。
川藤さん、日本ハムのキャンプを、ご一緒させてもらいましたね。
練習とかも見ましたけれども、生きのいい選手が多いですね?
多いですね。
それとやっぱり野手でも、もうとにかくもう、ぶんぶん振ってくるというのがやっぱり印象的ですね。
ことしはやっぱり川藤さん、4番の中田、川藤さんも大好きなバッターですよね。
もうね、あれぐらいのスイング見てたら、気持ちいいですよね。
だから、本当に若い選手の、やっぱり一番の基本は、あの打席に入って、自分のスイングを思いっきりできるかできないかいうのは、ものすごくポイントになりますんでね、タイガースの選手も、この中日の選手もね、やっぱり若い選手がこれから、ベテランの選手、レギュラーを取ろうかっていうのであれば、まず、そういうところに注目したいですね。
バッターボックスには、中日の3番、ベテランの森野が入りました。
初球はインコース。
当たって1塁に歩きます。
メッセンジャーが、この回の先頭バッターの森野を、デッドボールで出塁を許しました。
少しユニホームにボールが触れています。
赤星さん、先手を取られて、今、デッドボールですから、少しメッセンジャーがいらだつシーンもあるかもしれませんのでね、このへんは梅野との呼吸をどう合わせていくかですね。
そうですね、今、我慢しどきだと思うんですよね。
タイガースの攻撃が、初回に鳥谷選手がヒットを打って以来、1個もヒットが出ていないですよね。
だからランナーが出てないので、そういう意味でいうと、我慢し時なんですよね、ここが。
だからそういう意味でいうと、今の先頭バッター、非常に大事だったんですけど、まあ、当てようと思ってじゃなくて、きわどいところをついての、たぶんカットボールかなんかが当たってしまったんだと思うんですけれども、ルナ選手がタイムリー打ってますからね、この回、ちょっと気をつけなきゃいけない回かもしれないですね。
初回に先制タイムリーを打っているルナ。
右中間に打球が飛んでいきます。
ライトの福留が抑えました。
今のプレーって、大きいですよ。
特に去年でも、やっぱり、この福留と大和のね、やっぱり、センター、ライト、ライト、センターの間の右中間の打球に対するね、もう打った瞬間に、即やっぱり、目で俺の球、お前の球、という具合にね、やっぱりやってるわけなんですよね、お互いの呼吸で。
だから、普通、こういうことっちゅうのは、もうやっぱり長いこと、お互いの気持ち分かってる、お互いの守備範囲を分かってるというもんじゃないと、なかなかできないプレーじゃないかなと思うんですけどね。
赤星さん、長くセンターフィールドを守って、やっぱりレフト、ライトとの呼吸の合わせ方っていうのがあるわけですね、これ、センターにボールが上がっています。
いやー、もう非常に重要なんですよね、その間の打球っていうのがね。
もう本当に、アイコンタクトで、彼ら2人っていうのは、していると思いますし、今なんかというのも、福留選手というのは、最短で追いかけて、それをぱって見て、大和選手がカバーに行くっていうね。
今、本当にこのセンター、ライトっていう、この2人はね、12球団でもナンバー1だと思いますから。
外野手は、あそこに飛ばせば大丈夫だという安心感がピッチャーにあると、非常に大きいですよね。
バッターボックスには藤井です。
ですから、川藤さん、阪神タイガースには、江越という生きのいいバッターが、殴り込みをかけてきました。
さあ、スタメンも取ってやるかという勢いを今、見せていますが、なかなかこういう外野の一角に、じゃあ、レギュラーで取っていこうってなると、そうはさせじとベテランがいるわけですね。
だから、もう、レギュラーいうのは、ただ単に、打つだけじゃないんですからね。
やっぱり守備、走塁、あらゆる総合力でやっぱりレギュラーですんでね。
ぜひ、こうして、江越なんかもただベンチに座っているだけじゃなくて、ぜひそういうところも見習ってほしいなと思いますね。
駒澤大学からドラフト3位で江越が入団してきました。
赤星さん、この江越という選手の魅力は、どのあたりに感じます?
キャンプ、最初はね、ドラフトで指名されたときというのは、守備と足が速いっていうのがいいというのを聞いてましたけど、バッティングがいいですよね、思い切りがね。
だから、そういう意味でいうと、そのバッティングのアピールポイントというのを、キャンプしっかりアピールできましたし、あとは、さっき言いましたけど、川藤さんもおっしゃられましたけれども、トータル的に、やっぱり、もっともっと高いレベルに上がらないと、今のタイガースのこの3人を追いやって、試合に出るっていうのは、なかなか難しいと思うんですよね。
だから、そういう意味でいうと、いい目標になる選手がレギュラーで3人いますから、そこを見てね、しっかりレベルアップしてほしいなと思いますけどね。
タイガースの外野も、左から首位打者のマートン、ゴールデングラブのセンター、大和。
それからもうベテラン、勝負強さのある、そして守備に安定感のある福留。
これは川藤さん、いい並びですね。
もうこの守備はね、レフトは別にして、このセンター、ライトのこの守備力っていうのは、本当大きいですね。
この江越が、シーズンが進むにつれて、どういった成長をしていく姿を見せて、この間に割って入ってくるのか。
このあたりも楽しみです。
ここは沈む球で、これはファウルというジャッジです。
これはファウルということになりました。
2ボール2ストライクです。
きょうはメッセンジャーは、奪った三振は、ここまでは3つです。
赤星さん、いい所に落ちてるんですけどね。
落ちてますね。
ファウルというジャッジで、これは2ボール2ストライク。
藤井のバッティングは継続です。
一度、1塁にけん制を挟みます。
メッセンジャーも、今シーズンはもちろん防御率、それから奪三振もありますけれども、どれだけ長いイニングを投げることができるか、このあたりにもこだわりを持っています。
外の球、ファウルです。
ですから、川藤さん、このメッセンジャーが、1シーズンで200イニングにいけば、かなり、この先発陣から中継ぎへの負担というのも、楽になってきますしね?
またそれもね、メッセがやれば、やっぱり、投げるだけのスタミナ持ってますから、それやってもらいたいんですよね。
だからことしの目標で、300イニング、どうやっていうものもね、ちょっと突きつけているんですよね。
去年が208と3分の1イニングでした。
300ですからね。
ノー!言うてましたけど。
何がノー!やねん!
ちょっと厳しいと思いますけどね。
まあ先発ピッチャーが、仮に、マックス30試合、先発したとして、9イニングを投げて、270ですから。
川藤さん、ちょっと無理かと。
ちょっとめちゃくちゃ厳しいかなと思いますけども。
だからそこのところがね、誰がそんなん決めたんやと。
昔は江夏豊という、タイガースの大エースが、三振でも401とっとるんやぞと、こういう話もしたんですよ。
たぶん、とんでもない話やっていうて。
ただそういうところにじゃあ、刺激を受けるというメッセンジャーでもありますが、4回の裏は阪神は2番の上本からの攻撃になります。
小澤さん、それではここで東京ドーム、巨人対DeNA、ハイライトでお届けいたします。
まず巨人が先制したこの試合。
3番に入った長野。
右ひじ、右ひざの手術から復帰した長野のタイムリーヒットで、まず巨人が先制します。
そして2かいのうらです。
ランナー1人を置いて、亀井のこの2ランホームラン。
巨人が3対0と、リードを広げます。
しかし、この直後です。
開幕投手、この菅野、左の肩口に打球を当てられまして、デッドボール。
しかし、この後、ランナーとして出まして、その直後、3回の表、DeNAに対して投球を行いまして、三者凡退に抑えています。
以上です。
赤星さん、今、巨人の亀井がホームラン打ちましたけれども、ものすごく、いい打ち方をしたんですか?
かなり厳しいインコースのボールだったと思うんですけど、非常にわきを畳んで、コンパクトに。
久保投手、クイックで投げたんですよね。
だからそこにも対応して打ったバッティングだったので、非常にうまく打ちましたよね。
と言う様な、絶妙なホームランが、東京ドームでは出ましたが。
先ほど、ホームランを放った亀井は、入団、ことしが11年目なんですけれども、過去10年間、シーズンをフルで1軍にいたことがないと。
ことしはとにかく1軍にずっと残ってという話をしていますね。
そういう意味では、本当に亀井選手の存在っていうのもね、長野選手のことを先ほど言いましたけれども、1年間、仕事ができるぐらい、きっちりライトに入ってくれると、ジャイアンツにとって非常に大きいと思いますけどね。
そうですね。
さて、京セラドームのほうは、2番の上本から攻撃が始まる阪神です。
1点を追う4回の裏のイニングということになります。
先ほど、赤星さんからお話がありましたけれども、初回に先頭バッターの鳥谷がヒットを放って以降、ヒットが出てないんですね。
ちょっとね、僕は、鳥谷選手が出たときに、ヒットエンドランを仕掛けたんですよ、上本選手にヒットエンドランをかけましてね。
1ボールから2球目ですね。
で、結局、そのあと上本選手が三振をして、ランナーが進まなくて、そのあと、何も行動が起きず、止まってしまったんです。
あの攻撃で結局、この流れが止まってしまったかな?っていう気がするんですよね。
だからもう一回ぐらい鳥谷選手にスチールをさせるとか、どこかの場面でそういう動きがあったほうが、よかったのかなという気がするので、そういう意味では、もう一回、流れを作るためには、上本選手が出て、攻撃の流れというのを作りたいですよね。
動きっていうんですかね。
川藤さん、今、赤星さんからその初回、鳥谷の出塁後の上本の打席という話ありましたが、川藤さん、どのようにご覧になりますか?
一緒ですよ。
同じですか?
やっぱりヒットエンドランのサインが出て、それでファウル。
そのあと、カウントツーツーになった。
そこでもう一球動かしてもいいなというふうに見とったときに、だから、サインが出なくて結局、三振。
じゃあ、その三振のたまって、あれ、ヒットエンドラン出しとったら、まず空振りはないなというふうな見方を、2人でやっとんたんですね。
だからそういう面では、1つの作戦で、1つのサインでね、バッターも全然変わった行動で、動きを…わけですから、だから、そういう面で、やっぱり今言うような動きというものを、どんどんやってもらいたいなという気がしますね。
この今、とまっとる流れをやっぱり変えるには、まずやっぱり、一人一人がやっぱり出ることやからね。
まず、どんな形でも、ランナーを1人、塁に置けないと、攻撃の仕掛けようがないですからね。
そうですよ。
だから今、山井もね、自分のペースで投げてますからね。
小澤さん、関川バッティングコーチですが、その山井について、立ち上がりはボールが浮いていたんですが、回を追うごとに安定してきたなと、粘り強く投げているので、こちらも低めの変化球を我慢すること、そしてセンター中心にコンパクトにつないでいくこと。
なんとか早めに追いつきたいと話しています。
引っ張ってファウルです。
プロ入り14年目で初の開幕投手を担っている山井です。
去年はメッセンジャーと分け合っての13勝、最多勝です。
川藤さん、この山井のこの中盤までのピッチングは、どのように見てますか?
だから、ベンチの見方と一緒でね、やっぱり落ち着いてますよ、今はね。
だから、逆にこのメッセも初回に1点を取られたけど、あと、なんとかやっぱり、我慢してますよ。
ピッチャーゴロです。
だから、こういう我慢してるときに、できるだけ早いこと追いつき、そしてまた、即、そういう流れが来たときに、追い越せるだけの、そういう勢いというものも今、蓄えてもらいたいですよね。
だから、そういう逆にこれから山井もこの1点リードというものが、逆にプレッシャーになってきますから、だから、こういう面では、こういう2アウトランナーなし、ここでゴメスの一発というものは、こういうところに4番の一発というものが出たら、言うことないですね。
ちなみに去年、この山井とゴメスの相性は、5割6分3厘、16打数9安打。
1本のホームランで4打点。
赤星さん、相性は抜群にいいゴメスなんですね。
抜群ですね。
だからそういう意味で言うと、1打席目のファウルで粘ってたっていうのも、やっぱり合うんでしょうね、タイミングがね。
なるほど。
最後、凡打しましたけども、かなりいい当たりのレフトフライでしたから、あれをもうちょっと、もう1個か2個、高かったら、スタンドまで持っていけるような打球だったと思うんですけど。
今のでもやっぱり積極的に振りにいけてるんで、タイミング合ってると思うんですよね。
初球は外への変化球。
豪快に空振りで、1ストライクです。
ただ、本当に、変化球を一生懸命低めに投げよう、投げようというのが、伝わってきますよね。
きますよね。
丁寧に、丁寧にね、低め、それから内中の出し入れ。
本当に年々、どちらかっていうと、山井選手っていうのは、僕が現役時代も対戦してるんですけど、どちらかというと、パワーピッチャーだったんですね。
スピードで押しながら、キレのある変化球っていうピッチャーだったんですけど、年々自分が年齢を重ねるうちに、なんていうんですかね、変わってきてますよね。
どんどんしっかり低めに投げて、打たしていくっていうんですかね。
それを自分で分かってますから、一生懸命低めに投げよう、投げようっていうのが、伝わってきますから。
ことしで37歳になる、14年目の山井です。
川藤さん、ですから、自分が生きていくすべ、そういったものを理解しながら、ピッチングスタイルも少しずつ変えているんでしょうね。
いやもう、それはそのとおりですね。
だからやっぱり、自分の生活が、この一球にかかっているんだということを十分分かっていますね。
だけど、こうして、ゴメスが振ってますけど、確かになかなか甘い球を一球でしとめるというのは、至難の業なんですが、だけどそういうところがこれ、4番打者の、また仕事でもありますしね。
こういうふうに振っていく中で、やっぱりもっと下半身もどしっと、出来上がってくるしね、まず振るっちゅうことが基本ですからね。
今はストレート。
ファウルボールになりました。
こうやって球数を投げさせていくというのも大きいんですよね。
もちろんゴメス選手自体のタイミングが合ってくるのもそうなんですけど、やっぱりチームとしての、球数が甘い投手が投げれば投げるほど、甘い球も来るようになりますからね。
1打席目が9球。
この打席、7球目。
引っ張って、痛烈な打球。
しかし、ポールの左側。
距離は十分でした。
惜しいですね。
惜しいですね。
川藤さん、今のは。
ちょっと早いですね。
ちょっと速かったんですか?
だけどこのね、ゴメスが一番この2打席で投げさせてるんですよね。
そのうち14球か15球投げさせた中でね、9球、スイングしとるんですよ。
だから、これぐらいのやっぱりこの投げさすっていうのはやっぱり嫌でしょうね。
ここも粘ります。
川藤さん、今のもよく食らいつきましたね?
今のはよく引っ掛かりましたね。
これ、嫌ですよ。
特に4番にこれだけ球数を投げさせられると、甘いボールが、どんどん投げられなくなってくるので、ピッチャーからすると、怖いですよね。
相性がよくないわけですから。
少しでも甘くいったら、さっきみたいな大きなファウル、これはフェアグラウンドに行く可能性だって十分ありえるわけですから、これ、どんどん投げる次の球も、もう怖くなってきてますし、嫌だと思いますよ、山井からしたら。
もちろん、初めて開幕スタメンマスクの松井も、さあどうしようかと。
そうですよね。
うーん、丁寧にいった結果の1バウンド。
フルカウントになりました。
川藤さん、ですから、これ、仮にフォアボールという結果でも大きなフォアボールになる可能性ありますね?
山井にね、ものすごくことしもゴメスには苦労するなという、やっぱりインパクト与えますからね。
引っ張って、サードの正面です。
京都や神戸、奈良でも開花日を迎えました。
プロ野球の開幕に合わせるかのように、
1点をリードしている中日の5回、この回の先頭バッターのエルナンデスが、初球を打ちました。
この打球です。
赤星さん、これが右中間への打球となりまして、何か変な動きをしてましたね、ボールがね。
ちょっとね、たぶん回転があまりしてなかったと思うんですよ。
その分、だからちょっと方向が変わってしまったというんですか、そういう意味ではちょっと不運な打球ではあったんですけど。
これが2ベースヒットになりました。
ノーアウト、ランナーが2塁で、打席に8番の松井。
1ボール1ストライクです。
ボールのあと、バントファウルです。
そして3球目がファウル。
というか、今の打球とかも、逆に待ったほうがよかったんじゃないかと思われがちなんですけれども、あれ、待つと、京セラドームは、どちらにしろ打球が弾んでしまうんですよ。
硬いんですね。
どちらにしろ、今のは2ベースになってしまう打球なんですよね。
だから、そういう意味で福留選手が行って、大和選手がカバーにしっかり行きましたよね。
ああいう形じゃないと、いけない打球でしたね、今のは。
なるほど。
アウトにできる可能性を福留が求めて、その…。
捕れればもちろんあれだったんですけど。
最善のプレーだったということですね?
と思いますね、僕は。
さあ、中日がここでランナーを3塁に進めることができるかどうか、8番の松井。
川藤さん、中日からすれば、この2塁ランナーを動かせるかどうかというところが、一つ大きなポイントですから、メッセンジャー、これ、抑えるかどうかですね?
いやー、そりゃ大きいですよ。
だけど次が9番でしょう。
なんでもそうやけど、やっぱり…で前進む、進まんっていうのは、もう全然変わって
赤星さん、エルナンデスはすぐにちゅうちょして、諦めましたね?
いやー、もうこれなんですよね。
これが本当に大きな武器なんですよ。
これを行かれるか行かれないかというのは、たぶん、このシーズン通してね、多分、多く、こういうケースってあると思いますし、逆にランナー1塁で、ライト前ヒットで、1塁ランナーが3塁に行けないように止められるかどうか。
もうこれが本当に重要なので、福留選手の存在っていうのは、ここ、こういう存在感が大きいですよね。
そうですね。
これ、ですから、中日サイドからすれば、今度これ、山井がバント、成功させなければいけない場面になるわけですよね。
今度は、ああ、ここは成功しました。
2アウトでランナーが3塁という状況に変わります。
川藤さん、長いシーズンを戦っていく中で、先発ピッチャーのバントっていうのは、本当に大きなウエイトを占めてきますよね。
いやー、大きいですね。
バントを、投手がバントを成功する、失敗するではもう、その次のマウンドに登る投手陣の心理が違いますからね。
自分自身も変わってしまうわけですね。
さあ、そして打席が1番の大島です。
去年、打率4位の3割1分8厘。
安打数186本は3位、盗塁は2位。
非常に赤星さん、いいバッターですね。
本当にね、安定して結果を残せるようになってきましたし、何よりね、やっぱり、困ったときに、内野安打っていうのをね、そういうものを打てるようになってきてますから。
ことしも本当にね、しっかり結果を残せれば、首位打者争いも十分できるようなバッターに成長してると思いますから、ドラゴンズは、本当にポイントは、この1番の大島選手だと思うので、本当、中日が上に行くためには、この1番が大事ですよね。
だから今の1アウトから、やっぱり山井にバントをさせたという意味がね、やっぱりランナー、サードへ持っていっとけば、やっぱりこの外野手の、2アウトランナー、セカンドのままだったら、ワンヒットで、やっぱりかえられない最近の野球ですからね、だからやっぱりサードであれば、何が起こるか分からない、エラーもある。
バッテリーエラーありますしね。
もう、いろんなやっぱ、プレッシャーがかかってきますから。
3塁線、ファウルボールです。
となりますと、これ、メッセンジャーもそうですけれども、若い梅野とのこのバッテリーで、赤星さん、どう切り抜けていくか、これは見どころたっぷりですね。
そうですね。
だから、もちろんきょう、1試合目で、開幕戦ですけど、たぶんこれから、こういうシーンたくさん出てくると思いますから、一つ一つね、こういうの乗り切っていくと、このときはこうだったっていうのが、分かってくると思いますから、ここをまず、どういうふうに2人で乗り切るかですよね。
1バウンドストップも非常にうまいうめのです。
低めの球。
だから流れ的には今、少し、中日のほうに分がありますけど、こういうところをきちっと我慢して、0で抑えれば、必ずこのタイガースに流れは来ますんでね。
本当にこの我慢比べの今のイニングじゃないかなと思いますね。
1点のビハインドなら、ワンチャンスですもんね。
さあ、1ボール2ストライク。
低めの球。
引っ張ってファウルです。
正直、1対0って、そんなに追いかけるほうとしても、嫌ではないんですよね。
これがやっぱり、2対0になってきたりすると、ちょっと焦りが出てきたりするので、ここ、この3塁というピンチを乗り切れば、次の回も十分、チャンスが出てくるのかなっていう気はしますね、流れ的に言って。
さあ、メッセンジャーと初めて開幕スタメンマスクをかぶった梅野。
どう大島を抑えるか。
これもファウルボールになります。
先日の侍ジャパンでも、リードオフマンを務めましたこの大島です。
メッセンジャー、開幕投手。
初めて開幕スタメンマスクをかぶる梅野。
中日の開幕ピッチャーは、この山井です。
1点のリードをもらっています。
バントで山井が進めた3塁ランナーを、この大島がかえすのか、メッセンジャー・梅野が抑えるのか。
センターへ!大和の前で弾みました!タイムリーヒット。
3塁ランナーがかえりました。
2対0、中日ドラゴンズ、先制に続いての中押しです。
2点目!メッセンジャーと梅野のバッテリーが大島に打たれました。
赤星さん、この大きなカーブ、それから、この大島のバッティング、どうご覧になりますか?
そうですね、速い球にもついていって、ファウルで粘ってましたし、ただ、今のはもう本当、大島選手を褒めるべきじゃないですかね。
高さ的にもゴロになりやすい高さなんですよ。
それを引っかけずに、センター中心に打ち返した、大島選手の技術ですよね。
川藤さんも、見方としては同じような感じですか。
ただ、嫌なバッターの前に、だから、サードに走者を出して送っていったのが、嫌だったですね。
やっぱちょっと、引っかかっておったんですね。
あれ、2アウトランナーセカンドのままやったらね、大和やったら、まずホームで殺すチャンスが出てきますし、それとやっぱり、1塁ランナーがホームまでかえってこれないですよ。
だからやっぱり、山井のバントの成功というものが、大島はやっぱり打ちやすくしたし、あとはメッセにプレッシャーをかけましたね。
やっぱり川藤さん、その先発ピッチャーの送りバントの成功するか、失敗するかというところの分岐点っていうのは、大きいんですね?
やっぱり違いますね。
山井もこれで、みずから3塁に送ったランナーがかえって、自分のピッチングにもまたリズムが出てきます。
バッターボックス、荒木。
そういう意味でいうと、今後、課題ですよね、そこがね、簡単にピッチャーにバントをやらせないっていうのを、チームとして徹底すると。
やっぱり自分たちで簡単にやらしてもらったら、楽なわけですから。
さっきちょっと簡単にちょっと、やらせ過ぎたかな?っていう気はしますね。
そうですね。
このあと、中日にチャンスを広げさせないことです。
ファーストランナーの荒木がモーションを起こしています。
ただ、オープン戦見ているかぎり、川藤さん、梅野の盗塁阻止に関するその一連のプレーというのは、非常に卓越したものがありましたね。
よう殺しましたね。
肩、本当に強いし、コントロールがいいし、よくなりましたね。
1塁ランナーはスタートを切りません。
阪神では、キャッチャーの動作解析、ピッチャーのボールを捕ってから、セカンドにボールが到達するまでを、それをビデオで分析して、タイムを計るらしいんですが、この梅野が一番、そのタイムが速い。
それから正確度も高いという話をしていました。
これは一つ、キャッチャーとしては長所になりますね、大きなストロングポイントですね。
そうですね。
比較的、タイガースのピッチャー陣というのは、クイックモーションをしっかりできるピッチャーが多いので、そのへんがキャッチャーが、あとはどれだけ助けられるか、正直、盗塁阻止っていうのは、ピッチャーが重要であって、それでもちろん、クイックモーションした中で、キャッチャーのモーションが速ければ、しっかりアウトにできるっていうのはあると思いますから。
インコースの球を右に持っていきました荒木。
しかし、これはライトフライに
それではここで、東京ドームの情報です。
巨人対DeNAですが、DeNAが1点を返しました。
4番筒香にソロホームランが生まれました。
川藤さん、これ、すごい一発ですね。
見事なスイングやね。
いやー、川藤さん、誰も動きませんでしたね、野手陣が。
野手陣、誰も動きませんでしたね。
いやー、度肝を抜くようなホームランが東京ドーム、筒香から飛び出しまして、これで。
流れ変わりそうなホームランですね。
2点差に詰め寄ったという東京ドームですね。
やっぱり5回は何かが起こるね。
京セラドームも5回に中日が1点を挙げました。
この回の先頭バッター、阪神、5番のマートンがショートゴロです。
川藤さん、DeNAのキャンプも、ご覧になられてましたけど、この筒香のバッティング練習も、ケージの裏でご覧になってましたね。
見てました。
ことし、どのような期待感膨らみました?
何せ、スイングがね、コンパクトであれだけ大きな体でね、コンパクトでそれとバット自体が軽くて、短い。
それは見事なスイングするようになりましたよね。
まあバットというものは、打者にとって、ものすごいやっぱり選択する意味でね、普通だったら、やっぱり4インチ、4半持つやつがね。
44.5ということですか。
それくらい持ってもいいのに、短く。
打球はセンターへ。
しかし、フェンスの手前です。
すみません。
鋭くやっぱりスイングしてましたね。
赤星さん、ことしはキャンプで松井秀喜さんから、そのエキスを注入されて、どうやらこれ、筒香もホームランキングのタイトル争いに名乗りを上げてきそうな雰囲気ありますね。
いや、もう去年、やっぱり3割打ちましたし、やっぱり確実性も上がってきてますから、あと本拠地が横浜スタジアムという、そんなに大きくない球場なので、十分ホーム球場でホームランを量産できる可能性というのはありますから、ホームラン王争いっていうのは、可能じゃないですかね。
そして京セラドーム大阪のほうは、5回の裏、阪神の攻撃ですが、この回、マートンがショートゴロ、福留がセンターフライ、いずれも初球打ち。
川藤さん、1点、ゲームが動いたあとに、簡単にぽんぽんとアウトが入ってしまっていますね。
そういう意味ではね、2点目動いたから、このイニングっていうのは、ものすごいやっぱり大事なイニングなんですよ。
それ、簡単にちょっと、あっさり2アウトになり過ぎましたね。
これもピッチャーゴロ、タイミングが合いませんでした。
この回、いずれもショートゴロ、センターフライ、梅野がピッチャーゴロでアウトということになりました、タイ
京セラドーム大阪、阪神と中日の開幕戦。
ゲームは5回の攻防を終えています。
それでは、きょうのゲームの得点シーンを確認していきましょう。
きょうはこのゲーム、開幕投手がメッセンジャーと、そして山井です。
そのメッセンジャーの立ち上がり、初回、ルナがセンター前にタイムリーヒットを放ちました。
これで中日ドラゴンズが2015年開幕ゲーム、先制です。
そして阪神は初回、1番バッターの鳥谷がセンター前のヒット、さあ、ここからというところでしたけれども、上本、西岡、そして、このゴメスのいい当たりも、レフトフライ。
3人が倒れて、得点なし。
そして5回、山井が3塁にバントでランナーを送っての大島のタイムリーヒット。
これが中日の2点目。
中日が、ここまで2対0と、リードを広げています。
ここまでメッセンジャーの球数は、中日を相手に70球、打たれたヒットが4本です。
そして奪った三振が4つ。
失った点が2点というメッセンジャーのきょうの投球の内訳です。
赤星さん、ここまでメッセンジャー、本来のメッセンジャーと比較して、どうですか?きょうの、今シーズンの一発目のゲームですけれども。
僕はそんなに悪いと思わないですね。
悪いというか、2点取られてますけど、そんなにいつものいい状態に比べて、引けを取ってるかっていったら、そんなことはないと思うんですよね。
ただ一つ言うと、ちょっと最後のウイニングショットのときが、ちょっとだけゾーンに集まってるかなっていう気はしますけど、ただ、ルナ選手のタイムリーにしても、大島選手のタイムリーにしても、バッターが上手く打ってるんですよね。
だから、まあそんなにメッセンジャー投手を責められないかなっていう気はしますよね。
川藤さん、どうですか?
いや、やっぱり、このタイガースの打線の流れで、逆に中日のほうが、自分とこはそれほど打てないというようなものを持ってるのをよう分かってんですよ。
だけど、タイガースの打線が、一つも、もっと怖いなと思ったら、全然怖くないから。
打ちやすくなってるんですよね。
タイガースの打線が打ててないから、圧力をかけられないわけなんですね。
そう、だから逆に、中日のやっぱり野手連中も、もうそんなに、メッセ相手には打てへんっていうことを初めから分かってるんですよ。
だけど、要所要所をね、こうしてチャンスに、確実にやっぱりものにしていく。
そういう面で、このメッセの出来うんぬんっていう、ここまでは全然関係ないと思いますね。
ゲーム全体の流れなんですね。
小澤さん、中西コーチのきょうのメッセンジャーの見立てをお伝えしておきます。
気負いもないし、非常に落ち着いていると。
変化球もいいゾーンに決まっているし、ボール自体もキレがある。
状態としてはいいと。
あとはイニングの先頭をしっかり取ることと話しています。
川藤さん、やっぱり阪神の中西ピッチングコーチも状態がいいというふうに、見ているわけですよね。
本当いいかといったら、それは最高の出来から見れば、そこまでのやっぱり出来じゃないんですよね。
だけどやっぱり、メッセらしいピッチングをやってますよ。
そして、その開幕投手のメッセンジャーをリードするのが、梅野です。
梅野も、入団して2年目、これは阪神の捕手陣の開幕スタメンでは、川藤さん、この回、再び訪れた本当のふんばりどころですね。
だからもう、この5回の1点でも嫌な流れなのに、ここでまたやっぱり先頭バッター、2ベースっていうのはやっぱり嫌ですわね。
このルナがやっぱり抑えどころじゃないかなと思いますね。
赤星さん、本当に勝敗を分ける、この6回の中日の攻撃になりそうですね。
あとは次のイニングに、メッセンジャー投手、打席が回ってくるんですよね。
ここで1点取られてしまうと、もしかしたら、代打っていう可能性も出てきますし。
次が8番の大和からの攻撃という阪神ですからね。
だから自分でここ、0で抑えれば、もう1イニング、ここは間違いなく僕は代打は出せれないと思うんですね。
だから、そういう意味でいうと、自分にとってもこれ、大きいですよね。
もちろんチームにとっても大きいんですけど。
このイニングは、絶対点やっちゃいかんイニングだからね。
とにかくやっぱり我慢せんといかんイニングですね。
低めいっぱいに決まりました。
そしてブルペンでは、榎田、そしてこちらが桑原、2人のピッチャーが肩を作っています。
セカンド、上本。
体を送って、前に落として、1塁に送ります。
この間にランナー3塁に進んでいます。
1アウトランナーが3塁と状況が変わりました。
小澤さん、東京ドームの巨人対DeNAです。
5回に菅野、先ほど、筒香がホームランを打たれたあとに、ノーアウト満塁のピンチありましたが、その後、後続を打ち取りまして、5回は先ほどの筒香のホームラン1本に抑えました。
以上です。
ノーアウト満塁は、得点が意外と入りにくいといいますが、そのあと、菅野がふんばったという東京ドームです。
そして京セラドームも阪神のふんばりどころを迎えています。
6回の表、中日は、1アウトランナーが3塁。
タイガースの内野陣が前進守備を取りました。
さあ、赤星さん、これは勝負ですね。
バッターボックス、平田です。
でもその前に、ルナ選手のバッティングですよね。
右方向に打てるボールを待ってましたから。
やっぱ4番にああいうバッティングをされてしまうとね、嫌ですよね。
確実に1アウトでランナーを次に進めると。
もちろんタイムリー狙っていっての最悪のたぶんセカンドゴロだと思いますから。
去年は初めて、開幕4番を務めた平田。
今シーズンは5番でのシーズンスタートです。
さあ、川藤さん、これ、どういうふうに、この平田をねぇ、封じていくか。
メッセンジャーと梅野のバッテリーですね。
極端に低め、高めに投げるんだったら極端なストレートで、ボールで、もうどっちかしかないでしょう。
低めの球。
セカンドの後方!ライトの前に落ちました。
前進守備の上本の後方に落ちてのタイムリーヒット。
これで3点目。
中日ドラゴンズが、小刻みに1点ずつの加点です。
初回に1点、5回に1点、そしてこの6回に3点目が入りました、3対0です。
赤星さん、勝負を懸けた前進守備の上本の後方ですもんね。
いやでも、今のもね、悪くないですよ、球自体。
ものすごいいい所にコントロールされてるわけですよね。
だから結局、ランナーを3塁に進められているがために、今、たぶん進められなければ、セカンドが追いつけてるような打球だと思うんですけどね。
そういう意味でいうと、今のもね、バッターがうまかったといえば、うまかったでしょうし。
ランナーがスタートを切って、たたきつける打球、西岡が捕って、1塁に送ります。
川藤さん、ですから中日が少しずつ、するべきことをしながら、点を取ってるというような流れなんでしょうかね。
確実に、1つのアウトで1つの塁を進めているから、本当に野球って、確実に1個1個前に進めとるほうがやっぱり得点って入りますわね。
片や、一つもランナーが出ないんやから、どうしようもないからね。
鳥谷の初回のヒット以降、ランナーが出てないわけですからね。
だからもう、ものすごく気楽な感じなんですよね。
この打者心理からいけばね。
さあ、そして本当にきょうのゲームの勝敗、今シーズンの最初のゲームの勝敗を、このセカンドランナーをかえすかかえさないかで、大きく決まってきそうな雰囲気もあります。
2アウトランナーが2塁です。
赤星さん、外野は少し前気味に来てますよね。
そうですね。
ある程度、アウトにできる位置には来てると思うんですけど。
バッターボックスはエルナンデス。
マートン選手が一番前には来てますよね。
センター、ライトは、肩いいですから、ある程度の所まで来てれば、アウトにできるという自信はありますしね。
本当にこのもう1点は、本当に、きょうの試合を左右する1点だと思いますから。
去年の最多勝投手どうしの先発で始まった、きょうのゲームです。
ご覧のような守備隊形です。
外の球、空振りで追い込みました。
次の回は、阪神は8番の大和、そしてこの先発マウンドに上がっているメッセンジャーです。
ファウルです。
ですから、これで次の回は赤星さん、大和から始まって、メッセンジャーの代打の確率がかなり高まったかというような3点目になったのかもしれませんけどね。
そうですね。
その可能性は十分あると思いますけどね。
ですから、チームの流れを作るためにも、この4点目を失ってはいけません。
メッセンジャーと梅野のバッテリー。
外野は少し前に来ています。
外の球。
赤星さん、こういうとき、外野手っていうのは、セカンドランナーをホームで刺せるぎりぎり前の位置っていうのは、…になるわけですか。
そうですね、ただね、バッターが選んでる選手が先ほどもそうですけど、長打もあるので、ただ、ここはでも、割り切らないとだめだと思うんですよ。
迷ったら前にはなかなか来れませんから。
1バウンド。
はじいていますが、セカンドランナーは自重しています。
あとはベンチの指示もそうなんですよね。
だから、もうここは、頭を越されたら、しかたないよっていう感じでベンチから指示が出るのか、中間で守っておいてくれ、両方対応してくれっていう指示が出ているのか。
もちろんまだ6回ですから、どっちの判断なのかっていうのもベンチからの指示が出てるとは思うんですけど。
そのへんをはっきりしたほうが、外野手も守りやすいのは守りやすいですね。
セカンドランナーは平田です。
引っ張って、ファウルボールです。
フルカウントの攻防です。
このエルナンデスは、先ほど、前の打席で2ベースヒットを放ちまして、ホームに戻ってきています。
さあ、タイガースの勝利をつなぐこの一球になるか、メッセンジャーインコースのボール、打ち上げまして、これは内野フライです。
西岡が右手を上げて、
開幕投手、メッセンジャーがマウンドを降りることになりました。
この回は、8番の大和がファーストゴロで1アウト。
次の打順、メッセンジャーだったんですが、代打に柴田が送られました。
初球、空振り。
2球目ファウルで2ナッシングです。
川藤さん、もうこの展開の中では致し方ないというような代打ですね。
そうですね、先発、これで3点ぐらいだったら、まだ投げさせてもええというふうなこともあるでしょうけど、あまりにもやっぱり打線がね、ぎゅっとしたままでも、どうにもならないので、動かさざるをええんでしょうけどね。
もう143試合、見たときに、この開幕ゲーム、そんなもうちょっと、落ち着いているというふうなこともいうかもしれない。
そう言う人もいるかもしれないけど、やっぱり開幕戦というのは、あらゆる面で、みんながスタートさすという、そういうこともありますからね。
打席は代打、柴田、1ボール2ストライク。
ショートです。
これで2アウト。
赤星さんは、このメッセンジャー、代打、柴田というところのタイミングは、どうご覧になります?
もうこれは本当に川藤さんもおっしゃられましたけれども、とにかく攻撃で何かを仕掛けないことには、流れが変わらないので、もう致し方ないでしょうし、なんせ1安打ですから。
この鳥谷の1本、しかも初回ですからね。
そうなんです。
そこ3点取られてますから、仕掛けないことには、やっぱり逆転できないのでね、もうこれはしかたないと思いますけどね。
ですからこの鳥谷がヒットを放って以降、17人連続でアウト、出塁ができていません。
何か突破口を開かなければいけません。
大きなカーブから入っていきました。
ただ、見てると、山井投手の思うように投げられてしまっていますよね。
術中にはまるというか。
簡単にストライクを取られたり、逆に取りにくるから、打ちにいったら、ボール球を振らされたりと、今の回なんていうのは、そんな感じに見えますもんね。
だから、各打者が、その打席打席で、もうちょっとこの山井がもっと暴れてくれるだろうなというふうな予測もあるんですよ。
そういうものが、案外、逆の面で、山井がもう、気楽に、ぽんぽんぽんぽん、打者の思いと別のことに動く結果になってますんでね、そのへんのちょっと焦りが、じわぁっと出てきとるのが、現状ではないかなと思いますね。
今のが81球目ですから、球数も少ないですしね。
これで3巡目に入りましたんでね。
ここから本当の勝負ですよ。
この鳥谷が、その動きの一つを作り出すことができるか。
フォアボールです。
川藤さん、ことしも、こういった鳥谷のフォアボールっていうのは、阪神のチャンスメイク、糸口になっていくんでしょうね。
確かにそりゃね、もう鳥谷だけにかぎらず、やっぱりフォアボールというのは、いかにむだなことだというふうなことをね、本人も分かってますから。
だからまあ、ベンチもこうしてピッチングコーチが出てきてるんですよね。
2アウトだから気にせんと、次のバッターを抑えろというふうに、ことばは簡単ですが、だからこれを今度、上本がつなぐことによって、もう大きなピンチになってきますんでね。
なんとか、タイガースにしたら、このフォアボールを足場にチャンスを広げ、そしてまずは1点というふうなものを挙げてくることによって、このゲームが大きく動いてきますからね。
それを期待したいですね。
ことしは打つほうでも、それから守るほうでも、セカンド、ショートでこの鳥谷、上本が阪神をけん引していってほしいと、和田監督は話しています。
その鳥谷がフォアボールで出塁。
バッターボックスには上本。
川藤さん、ことしは上本は、去年よりもバットは長めに持っての打席というような感じなんでしょうか。
そうですね、去年は鳥谷は短かったんですけどね。
ことしは少し、長めになり、やっぱりパンチ力も、好きなインコース側もさばけますしね。
グリップエンド、少し余らせてるぐらいですね?
そうですね、いろいろ考えてのことですから。
新しいバッティングスタイルにしました、上本、この場面でどう鳥谷を進め、チャンスを広げていくか。
あとはもう、ただバットのバランスっていうのも多少、変えてると思いますよ。
去年と。
去年と全く同じバットで、この握り方にしてるとは、僕は思わないので、だからそういう意味で言うと、ちょっと、去年よりもヘッドを利かして打ちたいなっていうのがあるバットにして、なおかつ、去年より長めに持っているという感じもあるでしょうし。
これも工夫ですよね。
だから去年以上の成績を残すための工夫っていうか。
右中間へ。
ライトの後方!いいプレーが出た、平田。
阪神、
阪神球団創設80周年の節目の年、ことしのオープニングゲーム、開幕戦の相手は、中日です。
阪神と中日の開幕戦は、実に20年ぶりというゲームになりました。
きょうのこの開幕戦は、オープニングピッチャーがメッセンジャー、3失点で、この2番手、榎田にマウンドをリリーフしています。
この回の先頭バッターは、松井、8番バッターが三振、そしてラストバッター、開幕投手の山井がバッターボックスに入っています。
川藤さん、阪神タイガースの中継ぎ陣の顔ぶれが、この開幕の時点では、少し変わりましたね。
そうですね。
やっぱりこの今季の石崎がやっぱり、中でも使えるというふうなね、そういうことも分かりましたんで、だからやっぱりこの中継ぎ陣が、大きく、同じ左でもね、またこの島本という若い子が出てきたというふうなことで、大きく、幅広く考える投手層になりましたね。
負けてる展開、勝ってる展開、どういうふうに和田監督がその中継ぎ陣を起用していくかも楽しみです。
小澤さん、東京ドーム、巨人・DeNAの情報です。
巨人の開幕投手、菅野。
6回もピンチを背負いましたが、この回も無失点で切り抜けました。
現在試合は3対1、巨人リードで6回の裏、巨人の攻撃へと移っています。
菅野も途中、打席の中でデッドボールを、胸の辺りに当てているんですけれども、赤星さん、そのあと、見事に耐え、そして頑張っていますね。
本当にね、このへんがジャイアンツとしてみれば、菅野投手がどれぐらい成長してくれるかっていうのが、非常に大きいところで、きょうはピンチを招いてますけど、きっちり1点で抑えてますから、あと先ほどのガッツポーズをしたシーンっていうのも、映ってましたけど、ああいうのも、エースとして、気合い入ってるんだなというのがうかがえますよね。
ことしは原監督も、今まで迎えた開幕の中で、1番菅野の状態が悪いと、どういうピッチングをこの開幕で見せるか、その姿を見てみたいと話していましたけれども、東京ドームでは、開幕投手、菅野がいい姿を見せています。
さあ、阪神タイガースのほうは、これから終盤の3イニングスで、3点を追いかけていかなければいけません。
これが先ほどの大島のタイムリーヒットです。
川藤さん、ここで中継ぎピッチャーがリズムを変えて、さあ、
ここで各地の情報です。
札幌ドーム、日本ハム対楽天。
日本ハムの先発、大谷、マウンドを降りました。
6回途中で降板。
勝ち投手の権利を持っての降板となります。
2番手ピッチャーは、たにもとが上がっています。
6回途中、6奪三振です。
以上です。
各地の経過を本社から本野アナウンサーに入れてもらいましたけれども、広島とヤクルトは、ヤクルトが1点をリードしているということは、おがわが今のところ、前田に投げ勝っているという展開の中でどうやら進んでいるわけです。
京セラドーム大阪のほうは、川藤さん、榎田が好リリーフを見せましたのでね、このクリーンナップで一重きというような流れですね。
まず西岡が出ないかぎりね、そんな簡単にこの流れを変えること、できませんのでね。
だからもう、各打者がやっぱり3巡目になり、そういう開幕の緊張感は抜けてると思いますのでね、自分がまず出すか出さんかだけですから。
西岡はきょうは三振とピッチャーゴロ。
これが3回目のバッターボックスです。
ちょっと山井と松井のサインが合いません。
川藤さん、きょうのゲームのこの場面もそうですけれども、ことしはやはりこの西岡が、1、2番とこの4、5番、この間をどうつなぐかですね。
だからやっぱり監督がなぜ、鳥谷を1番に持っていきたかったか、またこういうふうな形をやっぱり作りたかったかということが、やっぱり西岡がこれ、3番に起用する、起用しないっていうのはやっぱり一番鍵になりますんでね。
恐らく、和田監督も複数、打線のオーダーが頭の中にあって、1番に鳥谷を持っていき、4、5番は固定でしょうから、誰を3番にするかっていうことだったんでしょうからね。
そうですよ。
だからこの西岡が、やっぱり故障うんぬんも多少はあります。
ありますが、もうそういうことを抜きにしてね、やっぱり1年間、西岡らしい活躍というものを、やっぱり期待しての3番へのポジションですからね。
ですからオープン戦では、3番に鳥谷を持っていく打順も試しましたが、やはり当初の和田監督の一番強い希望のかなった1番鳥谷というオーダーで、開幕をするという並びにしました。
だからこのそういう意味でも、この3番西岡、8番大和という存在が、思うような、絵の描いたような活躍をしてくれるかしてくれないかで、ものすごく変わりますんでね。
低めのボールに食らいついています。
ですから赤星さん、これ、西岡も今、ファームでは今成という存在が、実戦のほうでも復帰してきてますのでね。
だからそういう意味で言うと、まだ新井良太選手もね。
新井良太もいます。
いますから、もちろんその状態が全く上がらなかったときというのは、やっぱり今成選手だったり、新井良太選手をっていうケースだって考えられますからね。
と言う西岡のシーズンになります。
この打席はレフトフライ、まだ今シーズンの初ヒットが西岡に生まれません。
とにかく、きょうのゲームの中では、鳥谷の1安打1フォアボール。
この2つの出塁のみ、阪神打線、そのほか出塁がありません。
インコースのボール、初球、見送り。
苦い顔をしたゴメス。
いい所を突いてきます。
赤星さん、関川バッティングコーチも、やはりこのゲームの進む中で、違う指示、あるいは狙い方、指示、出してるんでしょうけれどもね。
もちろんイニングごとにね、徹底してっているとは思うんですけれども。
カーブ、左中間へ持っていきまして、ゴメスは1塁を蹴って2塁に。
2ベースヒットになりました。
タイガース、きょうのゲーム、2本目のヒット。
そして初めての得点圏ということになります。
川藤さん、きょうは1打席目9球、2打席目10球粘ったバッター、このゴメス、山井の3打席目。
ついにこの今シーズンの初ヒットを放ちましたね。
やっぱり合うんですね。
なんぼ甘いとはいいながらね、打つっていうのをやっぱり、そこまでの条件重なっての結果ですからね。
もうこれでゴメスのね、スタート切れましたんでね。
これでこのチャンスにマートンがね、どう続くかですから。
このイニングっていうのは本当楽しみなイニングにしてもらっていいんじゃないかなと思いますね。
マートン、そしてオープン戦では、チーム打点トップの福留。
この流れの中で、3対0、3点のビハインドからの攻撃をどう演出していくのか、阪神。
変化球打って、セカンドゴロ。
ランナーは進みますが、2アウトランナーが3塁です。
ちょっともったいないですね。
今の打席といい、その前のショートゴロといい、簡単に初球に、ピッチャーがやっぱり嫌だなと思うとるやっぱりバッターが出てきているんだからね。
嫌なマートンと、失礼、ゴメスと対戦したあと、マートンがわりと早いカウントで倒れていくという流れになっております。
ただ、ランナーが3塁で福留です。
川藤さん、オープン戦は本当に勝負強いバッティングを、オープン戦とはいえ、見せていましたね。
もう順調な、本当に仕上がり、作りましたんでね。
このチャンスで福留がここで一本出すことによって、よっしゃ、ことしこそはやったという、またやれるんだっていうね、ものがやっぱり感じると思いますから。
ことしは去年よりも赤星さん、右足の引き具合ですね、少し大きくなりましたね。
そうですね。
あとバットの位置も多少、ちょっと構えてるときに、低くないですかね。
少しそういったところ変えてますね。
多少、モデルチェンジじゃないですけど、これだけ実績のある選手なんでね、いろいろ試しながらだとは思うんですけどね。
すごい、見ててね、ゆったりしてるなというバッティング、打席の中で余裕を感じるなという気がするんですけどね。
そういうかもし出す雰囲気というのは、やっぱり状態のよさから出てくるもんなんですかね。
そうですね。
選手がドラゴンズのときに大活躍されてたときというのは本当に構えがね、力感が全くない構えをしていましたんでね。
センターへ。
タイムリーヒットになる。
やはり好調で、この開幕を迎えた福留。
今シーズンの初ヒット、そして初打点を挙げました。
そして川藤さん、何よりもこのゲーム、阪神に1点が入って、ゲームが阪神側に動いたということが大きいですね。
まずこうしてね、まず位置が動いたんだから、ここで止めずに、また次の梅野も位置を動かさないとね、やっとゲーム、スタートしたような感じですね。
喜ぶ阪神ファンです。
阪神ファンの皆さんも、今シーズンの初めての得点を、この京セラドーム大阪で見たというシーンになりました。
さあ中日との得点差が2点ということになりました。
ゲームが動いてきました。
バッターボックスは梅野です。
これで山井投手はこの回まででしょうね。
逆に言うと、代えやすくなったといえば、代えやすくなったんじゃないですかね。
となりますと、抑えは福谷、又吉、といったところのリレーが。
そうですね。
このあとね、出ていくんでしょうか。
豪快なスイング。
川藤さん、ことしは和田監督が1年間、どこまでこの梅野がマスクをかぶり続けることができるのかというような厳しい見方もしていますけれども、リード面もそうなんですけれども、やっぱりこのバッティング面が何よりも、梅野の長所ですからね。
やっぱり持ち味ですから。
いい球です。
ああいう所に低めのスライダー、ボールを空振り、さあ、そこでもう一つ同じ球で、それをやっぱりインコースのまっすぐが好きな球をやっぱり見逃したら、これ、嫌なんですよね。
あとに残るんですよ。
それをどういうふうに払拭するか。
この2球で、外、内を幅広く使いました、バッテリーです。
これは今度、川藤さん、対極の外、1球、外していきましたね。
今のは完璧なボールですよね。
大体が、こういうふうなカウントで、去年まででしたら、横のスライダーのボール球、あとインコース使うんやったら、インハイのまっすぐのボール球という、そういうふうな攻め方ですけどね、結果でいけば。
松井が外に体を寄せています。
カーブ、浮いたところ、ショートライナー。
捕らえはしましたが、ショートライナー。
3番手投手、移籍1年目、桑原がマウンドに上がっている京セラです。
セ・リーグ、パ・リーグともにきょう、一斉にプロ野球が開幕しました。
京セラドーム大阪は、阪神と中日の開幕戦です。
そしてきょうのゲームでは、東京ドームで行われています、巨人・DeNAの開幕ゲームのもようも、映像を交えながらお伝えしています。
東京ドームも3対1、京セラドームも3対1で、それぞれ試合が中盤から終盤に進んでいます。
この福留のタイムリーヒットで、阪神がラッキー7に1点を返しまして、3対1、その差2点を追いかけているという、京セラドームの終盤です。
阪神は3番手ピッチャーの桑原謙太朗がマウンドに上がりました。
三重県の出身です。
オリックスからことし、阪神タイガースに移籍してきました。
この回の先頭は、荒木です。
荒木への最後のボールが大きく抜けまして、この回、先頭、荒木をフォアボールで歩かせました、桑原。
これが今シーズンの阪神の開幕1軍の新加入選手なんですが、きょうのゲームの中でも名前が出ました、石崎、ドラフト2位のルーキーです。
それからこの今、マウンドに上がっているオリックスからの1年目移籍の桑原、そしてドラフト3位ルーキーの外野手、江越。
この3選手が開幕1軍、新加入選手として名を連ねました。
川藤さん、この桑原はオープン戦は6試合で無失点で、対外試合含めても9試合で、失点がなしということで、非常にいい姿を見せての開幕1軍切符獲得という流れなんですよね。
そうですね。
それとやっぱりキャンプから、新しい戦力として、やっぱりブルペンから一つ一つ階段を上っていきましたね。
やっぱり球、いい、キレのいい球を持っていますから。
ここはバント。
処理して、1アウトランナーが2塁となります。
多少、球が暴れるというところもありますけれども、それも込みでバッターに向かっていく気持ちを前面に出して、抑えてきましたよね。
だからそれがいいんですよ。
それとやっぱり、前おった球団っていうのは、どうしても先入観が入りますんでね。
こうして移籍とかで入ってきたら、新たな真っ白けのやっぱり首脳陣の目線というものがありますんで、かえってそれがことし、ものすごいやっぱりいい方向に向いてますね。
バッターボックスは4番のルナ。
きょうはルナが、1回に先制タイムリーヒットを放っています。
小澤さん、このマウンドに上がっている桑原なんですが、ここまでオープン戦で打たれていないので、でき過ぎじゃないかと思うと。
内容が悪くても、運よく抑えている部分もあると。
ただ自分でも勢いはあるんじゃないかなと思っていると話していますね。
防御率、オープン戦、0.00で、この開幕を迎えましたので、結果としてはもう最高、申し分のない結果を残して開幕を迎えました。
ですから、ブルペン見ていますと、あと左の島本というピッチャーですね、川藤さんね。
去年の11月に支配下登録、1軍に出場ができる選手という立場になって、球団史上初めて育成選手出身で、開幕1軍キップを手にしました。
あっ、ちょうど今、ブルペンで投げてますね。
だからこの左、右でね、左から頭で、先頭バッターから、左…、島本が行き、その展開によって、この桑原がいくというふうな流れの、結構、オープン戦はそういうふうなものを作っていきましたのでね、その結果を出したそのものが、1軍登録というふうになりましたのでね、だからそういう面で、やっぱり、こういう若い選手に、ことしのタイガースの見方というものも、やっぱり大きなプラスになってるんじゃないかなと思いますね。
ですからこのマウンド上の桑原も、左の島本がイニングの先に行って、ランナーを残してというシーンもあったけれども、お互い持ちつ持たれつで絶対にその他人が出したピッチャー、味方が出したランナーというのをかえさないようにするんだという強い気持ちで、オープン戦は戦ったと話していました。
ただ、ここは4番のルナと、いきなりの対戦ということになります、この桑原です。
右方向への打球は、スライドしながらファウルグラウンドに落ちていきました。
ただ、ちょっとね、気になるのが、ずっとさっきから審判に、いろいろ言われてるんですよね。
そうですね。
たぶん投げる前の動作の中で、何か触ったりとかをしているから、それを言われてるんじゃないかなと思うんですけど。
1度ボールも変えましたね。
たぶん、2度変えられてますね。
2度変えました?
主審も先ほど行きましたし、今、セカンド塁審も行きましたし。
そういう意味で、ちょっとね、緊張感がある中で、平常心で投げられるかな?っていうのが、ちょっと心配なんですけど。
たぶん、ちょっとしたことを何か言われたんだと思うんですけどね。
1ボール2ストライクです。
ちょっと引っかかりました。
だからそういうときね、やっぱり開幕だし、初登板だし、そういう緊張感もあるので、そういう審判がこういうふうななんか言うとるときには、ベンチからもピッチングコーチが行ってね、ちょっと落ち着かすというふうなことも大事なことなんですよ。
だからピッチングコーチが、行って、審判何言うてんねんと、間に入ってね、話を聞いてやるっていうのも、やっぱり大事なことじゃないかなと思いますね。
バットが折れたが。
セカンド、ライトの前に落ちました。
これがタイムリーヒットになります。
ルナは1塁キャンバスを回った所で、右手、左手大きくたたいて喜びました。
中日に追加点、4対1!赤星さん、やっぱりそのリズム、間、ちょっと気にしてたところが出たんでしょうかね。
どうしてもね、やっぱり、ちょっとしたことで、微妙に精神的な部分っていうのは、変わってきてしまう部分っていうのがあると思うんですよね。
だから明らかに、マウンドに最初に上がってきたときの顔と、桑原投手の途中の顔が違うんですね。
なんかを気にしてる感じがするので、本当、川藤さんおっしゃられたように、一回、ちょっとね、一回、最初あったときは西岡選手がマウンドに行ったんですけれども、どうなんだ?っていうのを、ちょっといろいろタイミングを取る感覚も欲しかったなという気はしますよね。
得点が入ってからの動きということになったので、もうワンテンポ早くと。
この桑原に間を取ってあげる。
中西ピッチングコーチじゃなくてもいいんでしょうけど、例えば西岡選手が一回行きましたけれども、そのあと、誰かが周りでそんなに何回もマウンドには行けないので、あれですけど。
バッターボックスが平田。
ただ、川藤さん、オープン戦でキャンプから自分の持ち味を存分に出しての開幕1軍切符です。
ここで、連打を浴びず、この1点だけでね、また次の登板にという流れを作ってほしいですね。
1回ぐらいでね、いいだの、悪いだのの判断をする必要もありませんしね。
一発目ですからね、これね。
これ、抜けました。
梅野もこのあたり、どう桑原の揺れる心を収めながら、リードをしていくでしょうか。
ああ、これが平田のうまーい、このね、見送ればボールかというような球でしたね、赤星さんね。
いやもう、これはね、流れですよね。
流れが生んだ平田選手の技ありのヒットっていうんですかね。
一度、1塁ランナーをけん制しました、梅野。
1アウト、ランナーが1塁です。
ただ右バッターにとっては、桑原投手っていうのは、非常に有効だと思うんで、やっぱり先ほども言いましたけど、ちょっと荒れてるボールもありますし、かなりスライダーの曲がりも大きいんですよね。
だから最初、バッターからすると、一瞬、抜けたように見えるんですよ。
だから、甘くいっても、あれを意外と打たれないっていうんですかね、だからそれも武器なので、ストレートもやっぱり140後半、出てますから、本当にね、どんどん攻めてほしいですよね。
桑原本人も、バッターに向かっていく気持ち、これを前面に出しての、オープン戦の戦い方だったと話していました。
それと、まっスラがいいんですよ。
この投手は。
普通にまっすぐ投げとってもね、ぴゅっと外へ切れていくとね。
打ち上げて、これはセンターの大和。
余裕があります。
ファーストランナーが飛び出しましたが、戻っています。
これで2アウトです。
ですから、いくつもそういった長所、良さを持ちながら、当然ね、それがあるからこその、開幕1軍ということになるんでしょうけれども。
ただね、いろいろ審判からの、この注意を受けての動揺があったという、この桑原の、阪神での1試合目の登板。
だけど審判もね、オープン戦でも、やっぱ見てきてるんだから、なんでまたこの開幕戦のね、このときに、いちいち、クレームつけるかなと思って、それちょっと不思議やったね。
ああ、オープン戦で気になったときに注意をしてくれていればということですか。
それはもう、全然変わりますからね。
あとはイニング間でもいいんじゃないですかね、投げ終わったあととかに、あれは、あれだぞっていうのを言うとかね、っていうのでもいいのかなっていう気はしますけどね。
ルールに抵触してないから、今、投げ続けてるわけですからね。
そうですね。
何か違反があるのであれば、投げさせてもらえなくなるわけですから。
この桑原が、この回の先頭から、イニング交代からマウンドに上がってきまして、荒木、フォアボール、そのあと、森野が送って、ルナにタイムリーヒット、平田はセンターフライです。
ファーストランナーのルナがしきりに、行くぞ、行くぞという動きを見せていますが。
これはファウルです。
ですから、中継ぎ陣の顔ぶれが変わってきまして、この桑原、それから榎田も、きょうは2番手でマウンドに上がっていますけれども、先ほどもご紹介しました島本、川藤さん、福原がいませんからね。
これでずいぶん大きく顔ぶれが変わったなという感じですよね。
やっぱりそこに、松田、それとルーキーの石崎、こういうところはやっぱり、これからどんどんどんどん投げさせていってね、やっぱり、いい数字が残せれば、大いに戦力になっていきますのでね。
そのあたりのピッチャーも、キャンプ、オープン戦と、非常にいい姿を見せていますからね、楽しみであります。
小澤さん、それではここで、東京ドーム、巨人対DeNAの試合をお伝えいたします。
ハイライトで映像を交えてお伝えします。
試合は3対1です。
まず1回の裏、ジャイアンツは長野のタイムリー2ベースで、まず先制です。
右ひじ、右ひざの手術から復帰した長野が、巨人、先制点を生み出しています。
そして2回、亀井のこの2ランホームラン。
3対0とリードを広げます。
この直後です。
菅野に対してのこの投球、デッドボール。
左の肩口に当たりました。
心配されましたが、その後も菅野はマウンドに上がりまして、4回までパーフェクトピッチングを続けます。
しかし5回です。
DeNA、4番の筒香のこのホームラン。
3対1。
DeNAが2点差に詰め寄ります。
さらに7回です。
1アウト満塁、DeNA、チャンスでしたが、石川の犠牲フライかと思われたこの打球、サードランナー、バルディリス、ホームでタッチアウト、ダブルプレーとなり、点を挙げることができません。
試合は3対1、これから7回の裏、ジャイアンツの攻撃ということです。
以上です。
東京ドームの開幕戦、巨人・DeNAのゲームのもようを映像を交えながら、本野アナウンサーに伝えてもらいましたが、菅野がDeNA打線を1点に抑えています。
筒香のホームランのみ。
きょうは京セラドーム大阪の、この阪神と中日のゲーム、そして東京ドームの巨人とDeNAのゲーム。
二元中継でお伝えしております。
京セラドーム、阪神タイガースは、4対1、その差3点を追う8回の攻撃が始まります。
中日は又吉がマウンドに上がりました。
9番、ピッチャー山井のところにサード、高橋。
4番ルナに代わって、ピッチャー、又吉というリレーとなりました、中日ドラゴンズです。
そしてタイガースは8番の大和、そしてラストバッター、ピッチャーの桑原という流れになります。
又吉は去年、67試合に登板して、9勝1敗、防御率2.21。
赤星さん、実にすばらしい姿を見せた、ルーキーイヤーでしたね。
いや、本当にすばらしい活躍でしたし、本当にことしね、このセットアッパーっていうんですかね、中継ぎでも一番大事なポイントポジションを担う選手だと思いますから、かなり重要ですよね、このバルディリス選手の活躍というのは。
ですからこれで、又吉、それから福谷といったところが、もう勝ちパターンのリレーということになってくるわけですからね。
そうですね、岩瀬投手がいませんから、本当に浅尾投手も含めてね、中継ぎはたぶん、こういう形で回ると思いますから。
ここがしっかり機能すると、先発ピッチャー陣が、6回ぐらいまでいければなんとかなるという形が作れますから。
そういう意味では、昨年、そういう結果をこの又吉投手、残しましたからね。
そしてサードには高橋周平が入っています。
森野との、さあ、サードの開幕スタメン争い、どうなんだというふうにファンも注目しましたが、開幕スタメンは森野。
ファーストに森野が入りました。
そして大和の打球は、レフトへ上がっている。
しかし、もう一伸びありません。
これで1アウトです。
川藤さん、大和ですけれども、去年、おととしと開幕戦は相性がよくて、猛打賞放っているんですけれども、早く、この大和にも、開幕して悪い流れを払拭する、いい結果が欲しいですね。
そうですね、やっぱりオープン戦の中盤あたりから、ちょっとやっぱりバッティングが悩みがち、その流れのまま入っていますね。
だから、スイング自体も本当に気持ちが吹っ切れて、きちっとスイングできているかっていえば、まだまだそこまでできていませんね。
対照的に川藤さん、この新井良太が、実にこのキャンプからオープン戦、生き生きとした姿を見せていますね。
そうですね。
体の故障から始まって、出遅れはしましたけれどもね、きちっと、この選手も、元気がやっぱり一番ですよね。
赤星さん、思いっきりのよさっていうのはことしも健在ですからね。
そうですね、こうやって初球からどんどんいけますから、代打でね、やっぱ初球から行くのって、難しいと思うんですよ。
タイミング合わないので、なかなかね。
そういう意味でいうと、今、1球目からいけましたから、そういう意味で言うと、ことしは本当に彼の存在が大きくチームに貢献してくれそうですけどね。
ここは2球目を打ってのピッチャーゴロです。
これで2アウトになりました。
7回に福留のタイムリーヒットで、1点を返した阪神なんですけれども、この8回は、大和、そして良太が倒れました。
そして1番の鳥谷です。
ただやっぱり、ストレートに力がありますね。
今のも完全に詰まらされてますから。
川藤さん、阪神サイドから見れば、この又吉、それから福谷、去年もいい働きしましたけれども、まだまだキャリアが浅いピッチャーですから、シーズンの浅い時期にたたいておきたいというのはあるでしょうね。
それはもう、そのとおりですね。
やっぱり若いから、よくなりゃどんどん自信つけていくし、ちょっとどこかでつまずいたら、それが気になり、悩みのやっぱり底に沈んでいくというようなパターンですから。
まあ、それは、早いうちに、この又吉にしても、福谷にしてもね、やっぱり打ち崩すということがやっぱり基本になりますね。
鳥谷はきょう、1安打1フォアボールです。
そしてこれもセンターへ。
きょう2本目のヒット。
鳥谷、マルチ安打です。
本当にいいですね!
ええ。
もう全然軸がぶれず、それに対してバットが最短距離ですとーんと出る。
オープン戦から川藤さん、見ていて、申し分なしという言い方、してましたもんね?
軸足の使い方が、もうバッティング中から、きちーっと、考えながらやってますよ、この選手は。
赤星さん、鳥谷に関しては、心配するところはなさそうな、このオープニングゲームですね。
もう何も言うことはないです。
とにかく本当に、打つだけじゃなくて、いろんな部分で、彼がチームの先頭に立って、1番でもありますからね、引っ張っていってもらうことが、ことし、一番大事なことでしょうし。
あとは僕はもうどんどん走ってほしいんですけどね。
1番にいる以上は。
3番のときって、なかなか走りにくかったと思うんで、1番に行った以上は、分からないですよ、ベンチのサインっていうのももちろん、出たりしたらだめだよと、言われてるかもしれないですし、もし行っていいよっていうのであれば、どんどん攻めてってほしいなと、ことしは、思いますね。
鳥谷の走力からしたら、シーズン、何盗塁ぐらいできるようなポテンシャルなんですか?
普通に頑張って走らなくても、30盗塁ぐらい、いけると思います。
そうですか。
これはライト前のヒットです。
2アウトランナーが2塁1塁。
上本がつなぎまして、西岡です。
30盗塁以上ですね。
基本はあれだけの出塁率がある選手ですから、30盗塁、そしてこの上本選手も30盗塁。
これを目指してやってほしいなと思いますけどね。
もうこれは、最低のノルマみたいな感じのラインですか、赤星さんからすれば。
ってなれば、たぶん、もっとゴメス、マートン選手、2人の打点っていうのが増えるでしょうし、チャンスがいっぱい回ってきますからね、後ろにね。
そして川藤さん、チャンスで西岡です。
そう、だからことしの一番のやっぱりさっきから、言うとるようなポイントは、こうして1番が、2番が出、この3番が機能するか、しないか。
これがことしのやっぱりタイガースの打線の売りですから。
だから、どうしても、西岡には厳しいかもしれないけど、こういう場面でのやっぱりタイムリーというものをね、期待したいですね。
クリーンナップ打つっていうのは、こういう場面でのヒット1本ですよ。
それまでの3打席なんか、3三振しとったって関係ないんだから。
こういう場面でやっぱりタイムリーを打つか打たんかっていうのは、今後にものすごく大きく影響していきますからね。
眼光鋭く、マウンド上の又吉を見やります。
インコースの球。
きのうも前日練習で、少しずつ、選手それぞれの緊張感が高まってはきました。
ただ、この西岡の表情は、きょうが開幕なのか?というぐらい、ものすごく鋭いシャープな目をしていました。
一人だけ、雰囲気が違いました。
彼も気持ちの強い男ですから。
やっぱりね、こういう中で、やっぱ3番を打つ以上、絶対こういうチャンスは回ってきますからね。
なんとかここを乗り越えていってほしいですよね。
結果を出して。
先ほどから川藤さん、ずっとおっしゃられていますけれども、西岡選手が打たなければ、この打線っていうのは、機能しないんですよ。
それぐらいやっぱりきのう、キーなんですよね。
キーポインターなんですよ、こういわれて、打てなければ打てないだけ、やっぱりいろいろ言われるでしょうし。
でもそれをかいくぐれる精神力を持った男だと、僕は思ってますので、それをなんとかね、結果で応えてほしいなと思いますけどね。
そのへん、川藤さんも一緒ですね?
そう。
もうこの男はやりますよ。
さあ、きょうのゲームの終盤のチャンス。
ランナー2塁1塁。
ライトの前に落ちた!タイムリーヒットになる。
セカンドランナーがホームイン!西岡、今シーズンの初ヒット、初打点。
阪神タイガース、2点目!その差が2点です。
川藤さん、持っていきましたね、ライト前に。
だからもう、ヒットの中身はどうでもいいですよ。
このチャンスで打つ、それを相手にやっぱり与えるということがね、やっぱりいいんですよ。
それをしぶとく引っ張っていってますからね、いいヒットですね。
赤星さん、決して打球に勢いがあるとか、きれいだとかいうヒットではありませんけれども。
いやいやいや。
すばらしいですね。
これはね、チームにとっても、西岡選手にも、本当に大きな一本になりましたよ。
たぶん、もうきょうの試合だけじゃなくて、今後の展開的にも、本当によかったヒットですね、今のは。
いろんな意味合いが含まれています一打。
すごく今後、いつか、そうやって言うときが来ると思いますよ。
となりますと、川藤さん、さあ、4番の仕事ですね。
そうです。
こうなってきて、初めて打線が、それぞれの立場、立場でやってきました。
これ、仕上げるのは、これ、あと4番、5番ですよ。
初球、変化球は見ました。
きょうはゴメスは山井に1打席目は9球粘り、2打席目は10球粘り、3打席目に今シーズンの初ヒット、2ベースを放ちました。
川藤さん、2アウトからの、この3連打ですね。
だから値打ちがあるんです。
ここで一発打つゴメスをやっぱり見たいんですよね。
そしたらもう、なんの文句のつけようがないでしょう。
ランナーは3塁と1塁、2人ランナーを置いています。
強いスイングです。
だんだんにね、スイング自体も変わってきてます。
常にスイングを変わってきてますからね。
爆発するのも時間の問題です。
開幕投手、山井からマウンドを譲り受けた又吉。
この回、2アウトから鳥谷、上本、西岡の3連打。
西岡はタイムリーヒット。
なおもランナーが3塁1塁です。
赤星さん、今、うんうんとうなずいていますが。
その前のストレートを空振りしましたよね。
今、高めどう対応するかなと思って、案の定、高めに構えたんで、どうかなと思ったんですけど、しっかりあそこも捉えてきましたので。
やっぱ、その打席の中での対応力っていうのがやっぱり、去年一年間やったことで、上がってますよね。
もちろん三振っていうのももちろんあるでしょうけれども、打席の中での修正ができてるんで、やっぱりそのへんが2年目の、見てて、成長かなと思いますけどね。
そして高めに対応して、さあ、次のボールです。
変化球、外の変化球とかにいきたいんでしょうけど。
ゴメスが一度、間を取りました。
もう一球、高めのまっすぐっていうのもありそうな気もするんですけどね。
外だと思わせといて。
そこでどう対応するかですよね。
松井が何を選択して、又吉にサインを送ったでしょうか。
中腰です。
高めのストレート。
打ち返して、ライト線へ入った、タイムリーヒット。
3塁ランナー、上本、ホームイン。
1塁ランナー、西岡は、3塁を蹴った!高代コーチ、回した、回した。
ホームイン!西岡が、自分のヒットでは喜びませんでしたが、ホームにかえってのガッツポーズ!ゴメスのタイムリーヒット!4対4、同点!赤星さん、まずその攻めの中で、高めで高めて来ました。
そうですね。
裏をかくのであれば、もう1球、高めかな?と思ったんですけど、さすがですね。
対応しましたね。
川藤さん、この一打、いかがですか?
もう十分にきょうはね、やっぱり振ってますよ。
振れるだけのものは、やっぱり作ってきました。
だからやっぱり、3打席目の2ベース、今のボール球でも、2ストライクの空振りをも空振りしなくなって、コンパクトにバットを出せるようになってます。
いいヒットですよ。
まさかの同点タイムリーヒットですもんね、文句ないですね。
しかも川藤さん、ぽんぽんとアウト、2アウトになってからの、この連打ですからね。
これは値打ちありますね。
さあ、そしてマートンです。
ゴメスを2塁に置いています。
谷繁監督は動きません。
ここはもう一気に逆転という流れをやっぱり、この勢いに乗ってもらいたい。
マートンもこれに乗らないと。
これ、赤星さん、よく、こういうゲーム展開の中で、同点で止まるか、一気にひっくり返してしまうか。
ありますよね。
大きいと思います。
ただやっぱり、本当にマートン選手もね、3打席、内容があまりよくないですけど、こういうところでのマートン選手の打撃っていうのは、今まで、さんざん見せられてきましたからね、いいところでのバッティングっていうのはね。
集中力をぐっと高めるわけですね。
だからたぶん、ここはみんなが作ってくれた流れですから、気合い入ってると思いますよ。
川藤さんはこの打席のマートンの集中ぶりは、どう見ますか?
だから、マートンが一番怖いのが、1球でころっと変わってしまうんでね。
だけど今、赤星さんが言うように、この打席っちゅうのは、やっぱり虎視眈々ですよ。
見とってみ、…甘くなれば、ツーナッシングで、必ず甘く来た球はものにできます。
またする男ですよ。
中日の外野、レフトの藤井、センターの大島、そしてライトも少し、平田が前に来ています。
あー、しかしここはスイングアウトの三振です。
ただこの回、2アウトからの4連打、最後はゴメスのタイムリーで、同点に追いついた阪神です。
それではここで、きょうの阪神と中日の開幕ゲーム、ハイライトで振り返っていきたいと思います。
きょうは阪神がメッセンジャー、そして中日が山井の開幕、オープニングピッチャーで始まりました。
先手を取ったのは中日です。
1回の表、ルナのタイムリーヒットで1対0。
その裏、鳥谷、先頭バッターで、チーム、そして鳥谷の初ヒットを放ちます。
ただ、ここは後続が続きませんでした。
4番のゴメスも、ここはレフトフライに倒れてしまいます。
試合は5回です。
1対0から大島がこのセンターへのタイムリーヒットで中日がリードを広げます。
さらに6回、この低めの球を平田がうまくセカンド後方、ライトへのタイムリーヒットを放っての3対0。
そして7回は、榎田。
榎田がすばらしいリリーフを見せました。
そしてその裏。
ゴメスが2ベースヒット。
そして福留がこのセンターへのタイムリーヒットで、タイガースが1点を動かします。
3対1、その差が2点。
そして中日は、8回の表、ルナがここでまたタイムリーヒットを放って、4対1。
勝利へその流れをたぐり寄せたかに見えました。
しかし、8回の裏、この西岡のタイムリーヒット。
執念でもっていきました、4対2。
そしてさらにはゴメス。
高めのボール、ライト線へ運んでの2点タイムリーヒット。
これで4対4。
阪神がついに、中日に追いつきました。
このゴメスのタイムリーヒットで追いついた阪神タイガースです。
そして9回の表、3番、タイムリーを放った西岡の打順に、和田監督はオ・スンファンをマウンドに上げました。
そして代打、新井良太、そのままサードに入っています。
オ・スンファン、2015年の初登板が、開幕ゲームということになりました。
川藤さん、ここはもう4対4、同点に追いついて、裏の攻撃ですから、一気にストッパーのオ・スンファンという選択ですね。
そうですね、もうこれはもう、サヨナラのケースと一緒になりましたからね。
もう、このイニング、しっかり0でいって、そこからもう攻撃、1点でいいんですから。
もうこうして、それぞれの役者が仕事をするような流れになってきましたんでね。
あとは猛攻して初登板、きちっと、スンファンにしても、きちっと0でいけば、もう流れも完全に阪神に来ましたんでね。
低めに伸びのある球です。
ことしはセーブの失敗をとにかく少なくしたいと、オ・スンファンは話しています。
バットは回っていません。
川藤さん、ことしのオ・スンファンは、去年とは違って、マイペースといいますか、オープン戦の登板も少なめにしてというような流れで開幕を迎えましたね。
そうですね、3試合だけですかね。
だからこれは、スンファン自体の、やっぱり今まで、韓国時代からの調整方法と聞いてますね。
あとは去年、終盤、かなり投げましたからね。
投げましたね。
たぶん、だいぶ蓄積疲労というものも残っていたと思いますから、そういう意味では自分の調整できたことっていうのは、非常によかったんじゃないかなと思いますけどね。
このピッチャーは大人ですよ。
どういうところが?
何かにつけて、ゆったりと落ち着いた、やっぱり精神面持ってますし、すべてのことに対応できます。
今シーズンの初めてのマウンド、最初に対戦したバッター、このエルナンデスはフォアボールで歩かせました。
野球中継は放送時間を延長してお送りいたします。
いし直球といわれた韓国時代のストレート、それを去年はやはり、来日1年目で存分に見せつけました。
それと川藤さん、やっぱり日本のその野球に対応しようという吸収力といいますか、努力といいますか、そのあたりもすばらしいものがありますね?
ありますね、それでね、この投手見てたら、球児を思い出すんですよね。
球児はね、開幕をベストと思ってないんですよね。
やっぱり夏にベストに持っていき、そういうふうなやっぱり調整方法を僕は考えておりましたと言うて、球児は言うとった時期、あったんですよ。
このスンファンもやっぱり今、開幕すべてじゃないんです。
ここからじわぁっと、夏場にやっぱりピークに持っていけるような、体がやっぱり温かくなればなるほど、このピッチャーというものは、球のスピードももっと速くなってきますんでね。
松井はバントがファウルフライ、ファウルアウトになりました。
いやいや、これは大きなバント失敗です。
これ、赤星さん、松井がバントをきっちり決めていたら、高橋から大島、上位打線にいって、これは嫌な流れになるなというところでしたからね。
でしたね。
だから、こういうところでしょうね。
だからさっき言いましたけど、僕、途中でね、キャッチャー勝負だということを、ことし言いましたけど、松井選手はこれでレギュラーをしっかり取れるか取れないかっていったら、やっぱりキャッチャーとしてだけじゃなくてね、確実に8番を打つんであれば、バントであったり、必要になってくると思うんですよ。
今の見てると、やっぱり谷繁監督が、まだ任せられないなって思ってしまうような気がするんですよね。
キャッチャーのリード、それからキャッチングとか、そういった部分だけではなく、トータルのところでレギュラーのキャッチャーとしてどうなんだっていうところになりますね。
だからやっぱり、そこが梅野選手にも求められるところだと思うんですよ、打つほうでももちろんそうですし、トータル的なところでね、和田監督が任せたぞって、1年間通していえるかどうかぐらい、成長してくれるかどうかっていうのが大きいでしょうね。
逆にいうと、ああいった送りバントを川藤さん、簡単にさせない、アウトにする、こういったところもオ・スンファンの魅力であるわけですからね。
やっぱり球の力ですね。
ヘッドに勝ってしまうというね。
途中からゲームに出ています、高橋周平です。
ちょっときょうは、初登板ということもあるんでしょうか。
昨シーズン、いつものオ・スンファンの制球力ではありませんが、ボール3となりました。
1塁けん制です。
こういう場面でも、表情が変わらないオ・スンファンです。
うーん、高めに外れました。
ストレートのフォアボールです。
これでランナーが2塁1塁ということになります。
小澤さん、ここで東京ドームの情報です。
東京ドームは開幕投手の菅野が7回7安打1失点でマウンドを降りました。
2番手は山口です。
以上です。
東京ドームのほうは、山口が2番手でマウンドに上がったという情報が伝えられました。
こうなりますと、山口、そして今シーズン、守護神に任命している澤村というリレーを、原監督が図りにいったという展開です。
そして一方、京セラドームのほうは、すでにストッパー、オ・スンファンが上がっています。
4対4の同点。
9回の表、中日が、1アウトランナーが2塁1塁と、チャンスを作りました。
さあ、赤星さん、ここで大島、そして荒木という並びですね。
きょうの大島選手の打席内容を見てて、嫌ですよね。
やっぱりここで、まず1つ、ダブルプレーを取りにくいバッターなので、必ずダブルプレーが取れないところを、取ってしまうという形になってしまうんで、どんな形で抑えるかどうかですよね、ここは。
ちょっと投げたい所に投げきれてないので、こういう粘るバッターと対戦するっていうのはね、非常に投げづらくはなりますよね。
外野は、全体的にやや前に来ています。
大和はずいぶん前に来てますね?
そうですね。
セカンドランナーの脚力と、そういうのも含めてのポジショニングになると思いますんで。
9回、1点を争うこの9回の攻防になりました。
1アウトランナーが2塁1塁。
全体に前に来ている外野陣、セカンドランナーをホームでなんとか抑えようというところまで前に来ています。
今の一球が、きょうの初登板の中で、ちょっと力が入ってきたかなという感じがしましたね。
2塁の横!ライトの前。
セカンドランナーはストップです。
あらかじめ前に来ていました。
ただ、3つのキャンバスが埋まりました。
そしてバッターボックスに、荒木です。
やっぱりうまくつないできますね。
やっぱりいいバッターですね。
やっぱり、その前のまっすぐが、こうして見てて、久しぶりだなと思ったけど、自分の中では、やっぱり自信がないんでしょうね。
スライダー投げましたからね。
それをやっぱりきちっと捉えた大島もやっぱり、バッティングがうまいですよね。
さて、状況を整理します。
9回の表、4対4同点、1アウトフルベース。
マウンド上はオ・スンファン。
タイガースの内野陣は前進守備です、外野も前に来ています。
バッターボックスの荒木。
さあ、川藤さん、ここからが守護神の見せどころですね。
そうですよ。
満塁までは別にね、ピンチでもないんですよ。
点取られたらピンチだけどね、まあ、これぐらいは、やっぱり抑えをやるピッチャーにとっては、どってことないんですから。
だから、あと三振2つ取ったるわいと、ダブルプレーもあるやないかと。
それぐらいのやっぱり、強い、たくましい精神面もなきゃ、こういう役は務まらないですからね。
押し込みました。
これでツーナッシングです。
こんな場面なんて、たぶん、これからたくさんあるでしょうから、いい勉強だと思って、いい練習だと思ってね、思い切って2つ三振狙っていってほしいですね。
さあ、仕上げは何で来るのか。
スプリット系でくるんでしょうか?
もうノーアウト満塁ボール2からが、本当にこの抑えのだいご味やないかな。
ノーアウト満塁から。
そんなこと思ったらどうってことあらへんから。
1球、高めに見せました。
ここは1アウト満塁。
梅野にしても、開幕ゲームでいきなり、胃の痛くなるような場面を経験しています。
だからここで、バッターがベテランなんでね、バッテリーとしてどういうボールを投げていったら、一番いいのかっていうのも勉強の一つだと思いますから。
一点もやらない布陣を内野陣、敷いてきました。
セカンド、上本捕って、バックホーム。
ホームは封殺です。
前進守備、上本。
しかし、この緊迫した場面で、落ち着いて、ホームにスローイン。
3塁ランナーを封殺しました。
これで2アウト。
さあ、あとアウトカウントが1つで、森野です。
川藤さん、やはり、気が休まるようなシーンではありませんし、いいバッターが出てきましたし。
いいバッターも十分分かってますよ。
だけど、いきなり開幕からこういうチャンスですよ。
このオ・スンファンと梅野には。
そうですね。
こんだけ、ファンも喜ぶ野球やってますやん。
さあ、阪神ファンがこの3つ埋まったキャンバス、オ・スンファン、梅野バッテリーがどう森野を抑えてくれるのかという目線で、この勝負を見ています。
いいですね、こんなしびれる場面でね。
やっている選手たちはどきどきでしょうけど、こんないい試合、開幕戦からできるなんてね、たまらないでしょうね。
かえって選手のほうがね、腹据わってますよ。
さて、金曜ロードショー君に届けは、野球中継が終わりしだい、お送りします。
ストライクを先行させました。
2アウトフルベース。
内野は後ろに下がって、外野も下がりました。
打ち上げて?打球はライトへ、ライトへ!落下点に入ったようだ。
抑えました、福留!いやー、この修羅場をしのぎました。
オ・スンファン、
東京ドームは9回の表、2アウト。
ジャイアンツが3対1でリード。
マウンドには守護神の澤村が上がっています以上です。
東京ドームは、ことし、原監督が抑えに、ストッパーに任命しました澤村が最後の場面を抑えにいっています。
そして京セラドーム大阪は4対4、同点。
オ・スンファン、梅野のバッテリーが、最後のあの胃がきゅっと締まるような、痛くなるような場面を締めまして、9回の裏、さあ、京セラドーム大阪に、サヨナラの場面が待ち受けているんでしょうか。
福留、そして梅野に打順が回ります。
川藤さん、あのピンチをしのいだ流れ、これはもう阪神に来ていますからね。
十分来てます。
もうこのイニングでけりつけないとね。
まずはベテランの福留から。
中日は、山井、又吉とつないで、3番手に浅尾が上がっています。
2011年のリーグMVPピッチャー。
3年ぶりの開幕1軍ということになりました。
けがもありまして、思うに任せないシーズンが続きました浅尾が、3年ぶりに戻ってきました。
さあ、2球で追い込まれた福留。
フォークボールでスイングアウトの三振です。
赤星さん、落差の大きいフォーク投げてきますね。
やっぱり、数年前までは、本当にストレートでぼんぼんと抑えるピッチャーだったんですけど、やっぱりけがをしてから、やっぱ変化球の精度をかなり上げてるので、ストレート自体がやっぱりちょっとスピード落ちてるんですけど、今の変化球のキレっていうのはね、かなりのもんですよ。
小澤さん、東京ドーム、試合が終わりました。
3対2、巨人が勝ちました。
3対2ですか。
最後、2アウトからですが、代打の関根がプロ入り初ホームラン。
プロ入り2年目の関根のホームランで、1点をDeNA、返しましたが、最後、澤村、抑えての3対2です。
以上です。
澤村に今シーズンの初セーブ、巨人が白星スタートを切ったという2015年、東京ドームの開幕ゲームです。
さあ、京セラドームはどういうフィナーレが待っているんでしょうか。
川藤さん、何を期待しながら、この9回の動き、見ていますか?
いやいやもう、1点取ってサヨナラ勝ち、それしか見ることありません。
ここで梅ちゃんが、ここで一番いいのは、ホームランで決めてくれるのが、一番ベストですよね。
だけどね、ことしのキャンプ、オープン戦とね、中日の谷繁監督とお話する機会があって、この浅尾、吉見、この2人の復活が、中日にとってはという話があったんです。
ただ、昔と同じスピードをそれをやっぱり求めて投げるようでは、この2人はやっぱり役に立たないだろうな。
だからそこのところをどういうふうにして、この2人が自分自身で自分を変えていくか、そのものを見たいんやっちゅうようなことを、話してましたね。
きょうのゲームで、赤星さんから、山井のスタイルが変わったというような話ありましたよね、ですから、そういうような、ピッチャーも、どういうスタイルの変化を見せるか。
球の力でやっぱり勝負するっちゅうのはね、やっぱり若く勢いのいい、体力にまだ自信のある、そのときはOKなんですよ。
ただやっぱり、故障したり、年齢を重ねてきたりという者が、やっぱりイメージチェンジを、モデルチェンジをしないと、なかなか長生きはできませんね。
そして、申し訳ございません。
野球中継、途中なんですけれども、放送時間が残り少なくなってしまいました。
この試合の結果は、今夜のNEWSZEROでお伝えいたします。
ゲームは京セラドーム大阪、9回の裏、4対4、同点で、2アウト、阪神、ランナーがありません。
バッターボックスに大和。
残り時間、大変少なくなってしまいました。
その中で、阪神タイガースのサヨナラの場面をお届けすることができるかどうか。
1ボール1ストライクです。
きょうのゲームは、中日が先手を取って、追加点を挙げていきました。
しかし、タイガースが8回の裏、2アウトからの4連打で、4対4の同点に追いつきました。
9回にはピンチもありましたが、オ・スンファン・梅野のバッテリーが抑えました。
4対4、同点です。
この放送の解説は川藤さん、そして赤星さんでお伝えしていきました。
お二方、ありがとうございました。
ありがとうございました。
2015/03/27(金) 17:50〜20:54
読売テレビ1
プロ野球開幕戦!「阪神タイガースvs中日ドラゴンズ」京セラドーム大阪[多][字]
阪神タイガース球団創設80周年。30年ぶりの日本一を目指す阪神タイガースの開幕戦!さらに東京ドームの「巨人vsDeNA」と二元中継も
詳細情報
出演者
【解説】
川藤幸三
赤星憲広
【実況】
小澤昭博
番組内容
球団創設80周年の阪神タイガースの開幕戦。30年ぶりの日本一を目指す阪神タイガースの2015年の初戦の戦いぶりに注目!
さらに、王者・巨人の開幕戦も随時お見せします!
おしらせ
※「巨人vsDeNA」延長の場合、番組延長の可能性あり
ジャンル :
スポーツ – 野球
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語ステレオ
サンプリングレート : 48kHz
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