団塊スタイル・選「配偶者の死別と向き合う」 2015.03.27


高橋さんが「すぐにあやまったほうがいい」と思うようになった体けんだんは番組ホームページで。
団塊の世代にとって関心が高い食や健康仕事に趣味そして気になるおしゃれなどさまざまな情報をお伝えする番組それが「団塊スタイル」。
今回はアンコール放送。
これまで放送した中から好評だった番組をお届けします。
都内のある店で配偶者を亡くした人たちの集いが行われていました。
悲しみやつらかった事など本音で語り合っています。
配偶者を失った心の痛みや苦しみは想像以上に大きいものです。
大阪府の研究機関で1,630人にどんな出来事がストレスになるのか調査が行われました。
その結果一番大きなストレスは「配偶者の死」でした。
4年半前病気で夫を亡くした女性がいます。
ありがとうございます。
その悲しみから抜け出そうと亡くなった夫に向けて手紙を書きました。
前向きに生きようとする決意が込められています。
「もうしばらく生きて楽しい事をいっぱいしてお土産話を持っていきます」。
そのため明るく元気に過ごそうと日々努力をしています。
3年前妻をがんで亡くした人がいます。
男性の場合不慣れな家事に直面します。
料理などを積極的に楽しむ事で男一人でも暮らしていけるよう工夫をしています。
配偶者の死別とどう向き合えばいいのか。
一人になったその時どのように過ごしていくか考えます。
司会の風吹ジュンです。
国井雅比古です。
今回は配偶者の死別とどう向き合うか。
そしてその後どうやって生きていけばいいかについて考えていきます。
いや〜つらいですね。
必ずやってくる問題ではありますけどね。
今日は更にそうなる前に配偶者がいる間に備えておくべき事があるかどうかその点も考えていきたいと思うんですね。
ちょっとこのアンケート結果をご覧頂きたいと思います。
夫婦おそろいの方に聞いてみました。
「配偶者との死別を考えた事がありますか」という質問に対しておよそ6割の方が「ある」と答えているんですね。
非常に関心はあるんです。
どういう準備が必要なのかちょっと分からないですね。
そう考えると。
ではゲストをご紹介しましょう。
女優の藤田弓子さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願い致します。
よろしくお願いします。
配偶者の死別を考えた事あるというのが半分以上いらっしゃいましたけど弓子さんは?普通に話しますよ。
あっ普通に話しますって。
大体男性は先に自分が逝こうと思ってる人が逝っちゃうだろうと思ってる人が多いみたいですよね。
大体そうなってもらえるんじゃないでしょうか?どうでしょうね。
でもね今日いろいろと一緒に考えさせて頂きます。
よろしくお願いします。
それではまずは配偶者を亡くした場合に残された人の精神面や生活面はどう変わるのか。
いくつかの例をご覧頂きたいと思います。
番組で配偶者を亡くした方に死別した時の心境について伺いました。
精神的なつらさを訴える声が多く寄せられました。
東京都府中市。
4年半前に夫を亡くした方が取材に応じてくれました。
ありがとうございます。
亡くなってからしばらくの間その悲しみは癒えませんでした。
夫の光徳さんは平成22年1月心臓や腎臓などの多臓器不全で亡くなりました。
77歳でした。
睦恵さんはそれまで夫と2人暮らしでした。
食事の制限をされていた光徳さん。
睦恵さんは献立を見直し体の負担を減らすため会社への送り迎えもしていました。
しかし自責の念に駆られたといいます。
睦恵さんには肌身離さず大切にしているペンダントがあります。
光徳さんは働きながら家事を手伝っていました。
洗面所の掃除は夫光徳さんの役目でした。
当時使っていた道具がそのまま残されています。
亡くなった時は何を見ても夫の事を考えつらかったと言います。
2人は50年前に結婚。
電気事業を立ち上げ睦恵さんも手伝っていました。
3人の子供に恵まれ事業も軌道に乗り長男の成徳さんも一緒に働いていました。
仲のよかった両親を身近に見ていた成徳さん。
父親が亡くなった時の事を振り返ります。
それでも会社から一緒に帰る時にですね…。
しかし睦恵さんは子供たちに迷惑はかけられないと一人で暮らす事を選びました。
1人暮らしを始め夫のありがたさに気付くようになりました。
睦恵さんを気遣って新聞を束ねてくれたのも夫の光徳さんでした。
いかがですか?やっぱりホントに仲のいいご夫婦で2人の歳月が本当に2人でちゃんと積み上げてきてそして終焉を迎えたというか本当にそういうご夫婦ですよね。
羨ましいぐらい。
奥様まだ恋してらっしゃるんじゃないかというほどペンダントを見た時にそんなふうに思いましたね。
スタジオに専門家をお呼びしました。
配偶者を亡くした方々への心のケアなどを行っている宮林幸江さんです。
よろしくお願いします。
宮林です。
よろしくお願い致します。
大学で高齢者の看護やガン患者などの心のケアについて教えている宮林さん。
自身も15年前に夫をガンで亡くすつらい経験をしました。
現在同じ境遇の人たちに向けて専門家としてのキャリアを生かしながら死別から立ち直るためのケアを行っています。
配偶者の死は必ず誰にも起こる事ですがそれで恐らく亡くした方は日にちが解決してくれるんだろうと思っているかと思うんですが意外にたくさんの問題が噴き出てきますね。
具体的にどういった事が起こるんでしょう?精神的な影響と身体的な影響とに分けられます。
精神的な影響ですと「自責」というのは?今日の掛田さんもおっしゃってましたがあれをしてあげればよかった。
もっとこう言っとけばよかったかな。
それからもっともっと何かできたんじゃないかなというちょっと心残りに似たような自分に対してもう少しという。
端から見てると「もう十分やりましたよ」といくら言ってもご当人は「いえいえもっと足りなかった」ってどうしても思っちゃうんですね。
心残りね。
それから「怒り」となってます。
「怒り」とはどんな?たまたま買い物に行ったとかデパートに行ってご夫婦連れを見た時に「他のみんなはいるのにどうしてうちの主人なの?」とご夫婦を見ただけで腹が立つというふうに感じるとイライラきたりしますね。
「自分だけなぜいないのか」って幸せそうなご夫婦を見ればね。
それからご夫婦で「こんな事をしたい」「あれをしようか」という大体の目標が夫婦であった訳です。
それが片割れを亡くす事によって目標がなくなっちゃったんだと。
何を目的に自分は生きればいいんだろうとか「誰々のために」というのがないというのは結構つらい事なんですね。
ささやかな事で言いますとお食事を作っても食べておいしいと言ってくれる人がいないというだけでもすごく無力な感じがするでしょうね。
そして「恐怖」とありますがこれは?自分が思っている以上にいろんな事ができないんですね。
それから守られていたという感じが「これもなくなった」「あれもなくなった」というふうに考えていきますとたくさんの不安が出てきまして不安が時には恐怖のような形にもなります。
なるほど。
そのような精神的な影響が一方であって肉体的な影響というのはどんな形で出てくるんですか?身体的な影響は睡眠障害ですね。
よく眠れないに始まって熟睡感がないとか朝早く起きてしまうとかそういう睡眠の障害とそれから食事の障害が出ます。
それに伴って免疫も落ちてるといわれています。
体崩しちゃう訳ですね。
そうですね。
周りでも友達でもいるんですけど周りの人がどんなに声かけてもどんなに思いやってもとても周りの人の言葉では追いつかないぐらいのその喪失感無力感ってすごいんですよね。
ありますね。
思った以上ですね。
いろんな問題があるようですがではどうすれば前向きになれるのか。
先ほどの掛田さんが始めた事があります。
ご覧下さい。
4年半前に夫を亡くした掛田睦恵さん。
当時夫の死を受け入れる事ができず配偶者を失った人を支援する会に入りました。
夫が亡くなって1年会で助言を受けた睦恵さんは光徳さんに宛てた手紙を書きました。
手紙には悲しみを受け止めながらも前向きに生きようとする決意が書かれていました。
(取材者)気持ちがですか?今でも時々手紙を読み返し当時の思いを客観的に見る事で心の整理に役立っているといいます。
光徳さんが亡くなってから始めた事があります。
ウオーキングです。
前向きに生きようと毎朝5キロ歩くよう努めています。
そのかいあって今ではマラソン大会にも参加。
いろいろな人と知り合うようになりました。
夫が亡くなった当時は毎日何を食べていたのか覚えていなかった睦恵さん。
今では栄養のバランスも考えながら食事をしっかりとるように心がけています。
1人暮らしになった事で生活面での心配もあります。
そこで準備しているのがこの非常袋。
更に今年になって用意したものもあります。
入院する時のために必要なものをまとめたカバンです。
中には洗面道具や寝巻きなどが入っています。
そして…。
ここは下着です。
心の整理をし一日一日を大切に生きようとようやく考えられるようになりました。
自分にそういう時間を旦那さんがくれたんだと気が付いてすごくそれだけでも前向きな気持ちになってますよね。
やっぱり気持ちが変わっていくきっかけとして手紙を書くというのはよさそうでしたね。
そこに書く事は本音であったりとか。
本音だったり悲しい苦しいとかどうしていないのとか何でも怒りもぶつけていいかなと。
そうですよね。
きっと何か吐き出すというのはとっても大切な気がしますよね。
やっぱり2人で来た人生が一つ第1章がそこで終わって次の新しい章に行く訳ですよね。
そこの主役は自分でいい訳だから旦那さんのためというよりも自分をとにかく主役にしてこれから人生生きようってどこかでそう思い返せばそういうふうに強く前向きに生きていけるんじゃないでしょうかね。
そうですよね。
藤田さんは強いなあ。
結婚してもいつか一人になるんだなといういまだにちょっとそういうところがあるんですよ。
主人も割とそういうところがあってそういう2人が一緒にいるんでどこかで覚悟があります。
さて番組で行ったアンケートでも自分なりの方法で気持ちが楽になったという方がいらっしゃいます。
ご紹介します。
もともと習っていた事というのもいいきっかけですよね。
あまりハードルが高いとガックリ来ちゃうんですね。
なのでもともとやっていた事はやりやすいと思いますね。
自分が当事者の場合に家族に対して気を遣いますね。
自分がこんなつらいんだからもっと家族に思い切って甘えちゃうって事はないんですか。
やはり上手に甘えるという事を始めたらいいかなと思います。
これができないからいいかな?というふうに少しお願い上手になったらいいかな。
何か甘えるって言葉はちょっと違うかもしれませんけどちょっとでもね「お願いします」という。
できない事はいっぱいありますから普通でもね。
そういう時は必ずみんながちゃんと手を差し伸べてくれますよね。
あと家族にできる事って他にありますか?例えば離れて暮らしてる場合などは定期的にお電話などをして安否を気遣うじゃないけど「気にしてるよ大丈夫?」というサインを送り続けるというのは大事かと思います。
その時に気を付ける事が一点ございまして。
言っちゃいけない言葉とかあるんですか?はい。
ついつい「頑張ってね」と言ってしまうんですが実は本人はすごく頑張ってるのにうまくできていないのが通常なので「頑張ってると思うんだ。
だからたまには休んでね」という言葉の方がきっと「分かってくれてる」と思われるかもしれませんね。
優しい言葉ですね。
「休んでね」って。
「たまには休んでね。
頑張ってる事は分かってるよ」という…。
これまで配偶者を亡くした女性の場合を取り上げましたがこれからは配偶者を亡くした男性のケースご覧下さい。
神奈川県藤沢市に住む男性を訪ねました。
(取材者)今日はよろしくお願いします。
こちらこそお願い致します。
一軒家に一人で暮らしています。
3年前妻の陽子さんはすい臓ガンで亡くなりました。
57歳でした。
何にも悪い事ないのに…。
おしっこが茶色いのが出た。
そこからだけですもん。
本人は全く分かんなかった。
治る人もいるんだからというのがあるじゃないですか。
どういうふうに考えたって。
ガンが見つかったのは亡くなる8か月前。
すぐに入院して手術を受けました。
その後自宅に一時戻った陽子さんを馬場さんは看病しました。
8月に最初決まってたんだけどそれは「どうしても結婚式はやれ」と言ってた訳本人も。
軽井沢でやるって言ってたけども車で行ってゆっくり走って何とかして…。
…と思いましたけどね。
本当にこれだけはいてほしかった。
毎月22日は陽子さんの月命日。
馬場さんはこの日お墓参りをします。
これまで3年間欠かした事がありません。
(取材者)お墓参りする時何かお話しされるんですか?あんまりはしないけど…。
月命日に馬場さんの家を訪れる人がいます。
お願い致します。
30年以上家族ぐるみのつきあいをしている…はいどうぞ。
ありがとう。
頂きます。
早いもんで。
大したもんだと思います。
何か暗くなってこっちが心配しなくちゃいけない状況は全然ないですから。
今は。
馬場さんは陽子さんを亡くした半年後にある決意をしました。
何でもいいんですもん。
旅行会社に勤めていた馬場さん。
定年後も別の旅行会社の仕事を手伝っています。
他にも大学時代の友人たちとハイキングに出かけるなど外出する機会を増やしています。
家での過ごし方もいろいろと努力しています。
かみさんはね…
(馬場)だけどこの花はね…でも取っちゃう訳にいかないしせっかくのあれだし。
外食はできるだけ控え自分で作るように心がけています。
買い物をする習慣も陽子さんを看病していた時に身に付けました。
料理に関心があった馬場さんは楽しみながら作ろうと本をそろえました。
気に入った料理が見つかると作り方をファイルにまとめています。
馬場さんには特に好きな料理があります。
それは牛肉の佃煮。
陽子さんがよく作ってくれた料理です。
(取材者)思い出の味?
(取材者)忘れられない味ですか?うん。
偶然見つけた陽子さんのレシピどおりに分量を量って作ります。
牛肉を煮込んでいる間にもう一品。
手際もよくなり料理の楽しさを実感しています。
自家製のタレで作るピクルス。
漬け物はほとんど手作りです。
自分でできるとこまでやれば…本格的に作る事で食べる事も楽しみの一つになりました。
この日の献立は豚肉とニンジンを甘辛く炒めごはんに混ぜたもの。
そして思い出の味牛肉の佃煮です。
作った料理を知り合いにも食べてもらいたいとおすそ分けをしています。
向かった先は車で10分ほどの大学の先輩のお宅です。
(取材者)なかなかいい後輩ですね。
陽子さんを亡くして3年。
馬場さんは今日々の暮らしを前向きに考えています。
いや〜馬場さんすごい。
大学の先輩にまでおすそ分け自分の料理を持っていくんだから。
誰かのために作ってあげるという目的もよかったんでしょうか。
あとねきれいにしていらしてスキッとしていらしてああいうふうにしてるだけでも気持ちがね萎えないですよね。
一歩外へ出たらきれいにしてすてきなおじさまって思われてないとダメですよ。
そう感じましたね。
そう見ると馬場さんはとてもおしゃれですしね生き方も。
だからやっぱりそうやって向き合う方がいなくても自分のためにおしゃれをして一生懸命食べてという事も大事ですよね。
大事だと思いますね。
やはり生活がきちんと立て直しができませんと死別…何でこんなになっちゃったのってまた元に戻っちゃいますのでまずは生活をきちっとして多分数年かかるかもしれませんけれども。
男性の場合は例えば洗濯物一つできなかったり料理ができなかった場合にイライラするでしょう。
ゴミはどんどんたまってきて何曜日に出していいか分からないとか。
不安そうですねすごくね。
そういう国井さんのために具体的にどういうふうにすればよろしいんでしょうか?お料理週に1回はする2回はするとか決めて1品得意なものができたら次は3品僕の得意というのを目指しそしてまたは…「何もとにかく僕はできないんだよ」っていう方はお鍋を作る方多いですよ。
何でも入れましてバランスよく食べる。
先ほどのVTR見てて感じたのは社会から孤立しないといいますかね。
その点何かアドバイスありますかね?孤立しないための。
社会のどこかと自分がつながっているという事が大事な事かなと思います。
自分の好きな事難しくない事趣味に挑戦してみようかなとかそんな気持ちを変える事がねちょっと変えてみようかと。
是非そのように考えて頂きたいですね。
本当に死んでしまって「いないいない」って嘆いてばかりいても10年15年はすぐ過ぎちゃいますので。
嘆いて10年過ごすか新しい自分の人生を切り開いていくか随分違いますもんね。
そういう事ですね。
さて今配偶者を亡くした方々が集まって悲しみや戸惑いから立ち直るためのある取り組みが行われています。
ご覧下さい。
配偶者と死別した人たちが集う会を訪ねました。
迎えてくれたのは…自宅が事務局になっています。
活動が始まったのは15年前。
石井さんも17年前に夫を亡くしました。
当事者の一人として運営に携わっています。
1つ目は会報です。
年に5回発行。
ふだん人に話せない事をつづった手紙が掲載されています。
書く人だけでなく同じ悩みを抱えている人が読む事で苦しみや悲しみを共有しています。
2つ目は…メールのリストに登録するとブログのように自分の気持ちをいつでも書き込めます。
これは妻を亡くした男性が書いたメールです。
自分で初めてごはんを炊き出来上がった時の思いを打ち明けています。
メールを通じて声をかけてあげる事もできます。
そして3つ目は配偶者を亡くした者同士が集うイベントを開いています。
この日の催しは朝顔まつりの散策。
いらっしゃいどうぞ。
いかがですか。
60代〜70代の24人が参加。
知らない者同士がイベントを通じて親交を深めていきます。
イベントの一番の目的は交流が深まった会員同士が本音で話し合う事。
同じ境遇だからこそ分かり合える事があります。
私でさえも泣いたんですから。
本当に初め泣いて。
でも今こんな元気になれたからやっぱり時間だけではないけどこの会で…この日参加者24人のうち男性が8人いました。
気持ちを分かち合うだけでなくつながりを持つ事で新しい生き方を見つけようとしています。
やっぱり自分だけじゃないって分かる事がいいですね。
会う事で話す事で解決。
やっと気持ちが違う気持ちになれる。
時間ではなくて。
周りの人に自分の事言ってね。
おっしゃってましたけど本当そうなのかもしれないですね。
これは先ほどものを書く事と同じように周りの人に自分の気持ちを伝えたりする事が大事なんですかね。
そうですね。
同じ仲間っておっしゃってましたけどやはり同じ境遇の人の中だと共感を持って受け止めてもらえますよね。
それが大きいですね。
改めて伺いますけれどもお互いが元気なうちにやっておくといいと思われる事はどんな事がありますか?ご夫婦で役割取り替えっこをお願いしたいなと思います。
例えばご主人が買い物に一緒に行きます。
できれば主役になって奥様から食品選びのポイント「こういう時はこれを選ぶのよ」とかね。
スーパー行く時に男性主体になって買い物をする。
それから奥様の場合は反対にたぶん電球の取り替えとかお願いしてると思うんですね。
それは今度は奥様が主体になってどのお店のどのコーナーに行って何ワットのどれを選ぶかとか。
またパソコンとか触った事がない方もいらっしゃるかと思うんですがちょっと一緒にやってみるというふうに具体的に始めたらいかがかなと思うんですけど。
それからもっと実務的な事なんですけども配偶者を亡くす前にやっておくべき事ってどんな事がありますか?団塊の世代の方ですともしかしたらたくさんいろんな保険に入っていたかもしれないので何に入ってどんなものがあるかきっと分かってない。
お互いに分かってないかもしれないので「どんなものに入ってたね」という保険の整理とかあとはおうちの大事な登記簿などをどこに入れてたとか「実印はここだったよね」って分かってるはずなんだけどもう一度一緒に確認するというものとか。
家の何がどこにあるか理解してるって事が大事なんですね。
あとね亡くなった時に誰に知らせるかってねリストを作っておいてもらわないと。
絶対にあの人には知らせてほしいという人は知らない人でも私たちが出会う前の人とかもいる訳ですから。
学生時代の友達とか。
そういう事も言っておいてもらわないと本当分からない。
いざという時に情報をいつも共有していればいいんでしょうね。
配偶者同士が。
そうですね。
お互い思いやってたなというのはあとで気が付きますから。
あんな事って思った事がこんなにも思いやりだったなって気が付くと思いますね。
私はまだ主人を亡くしておりませんがやっぱり親の時でもまだ私親の死からは立ち直れていません。
もう何十年もたつのに。
だと思うんです。
だから旦那さんの事考えたら本当はそれだけで思っただけで泣いちゃいます実は。
だけど今のうちにしっかり考えておかなきゃいけないなと改めて思いました。
今日は藤田さん宮林さんありがとうございました。
ありがとうございました。
さて今日のお茶は?今日のお茶はスパークリングアイスティーです。
あ〜涼しげな。
強めの紅茶香りや味の強い紅茶でアイスティーを作ってそれを炭酸で割ってそして今日は香りのよいオレンジを。
じゃあ頂きます。
召し上がって下さい。
あ〜いいですね。
今日は国井さんに合わせてノンシュガーです。
でもノンシュガーでも十分オレンジの爽やかさと甘みが少し入っていいですよね。
涼しい。
涼しい?よかった。
「庭の手入れを始めて11年。
もともとは父が丹精込めて手入れをしていた日本庭園でした。
ところが父亡き後庭は雑草が生え荒れ果ててしまいました。
形見と思い手入れを始め6年がかりで元の状態に戻りました。
そのかいあって多くの人に来てもらえるオープンガーデンとなりコンサートを開くなどさまざまなイベントを催しています。
今ではガーデニング仲間も増えこれからはみんなと緑豊かな潤いのある街づくりを目指していきます」という。
これだけ皆さん集まって下さって楽しいでしょうね。
楽しいでしょう。
皆さんも楽しんでいらっしゃる様子ですね。
よみがえってよかった。
「私の団塊スタイル」のコーナーでは皆さんから写真とお便りを募集しています。
趣味や仕事に打ち込んで輝いているあなたの姿を是非紹介したいと思っています。
皆様からのご投稿お待ちしています。
是非お寄せ下さい。
風吹さん今日はいかがでしたか?ちょっと死別というのはなかなか…。
なかなかデリケートな問題だなって。
考えてもいない事がいろいろ起こってくるというのは結構大変ですよね。
だから新しい1幕が終わって2幕目が開いた…。
藤田さんもおっしゃってました。
そういう考え方いいですよね。
ご自身のためには新しい生まれ変わった自分というのを見つける方がきっといいような気がしますけどね。
その前の悲しみや嘆きというのはある面ではやむをえない肥やしみたいなものなのかもしれないな。
2015/03/27(金) 20:00〜20:45
NHKEテレ1大阪
団塊スタイル・選「配偶者の死別と向き合う」[解][字]

高齢者にとって切実な問題、配偶者との死別。さまざまな事例を取り上げながら、夫婦で考えておきたい死別の向き合い方などを考える。2014年8月8日のアンコール放送。

詳細情報
番組内容
高齢者にとって切実な問題、配偶者との死別。実際に死別を経験した人の中には、亡くなった夫に宛てて手紙を書いたり、配偶者を亡くした者同士で話し合ったりすることで心の整理をした人たちがいる。 番組では、こうしたさまざまな事例を取り上げながら、夫婦で考えておきたい死別の向き合い方やその先をどのように過ごせばよいか考える。2014年8月8日のアンコール放送。
出演者
【ゲスト】藤田弓子,【解説】日本グリーフケア協会/自治医科大学教授…宮林幸江,【司会】風吹ジュン,国井雅比古,【語り】秀島史香

ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
サンプリングレート : 48kHz

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