こんばんは。
6時になりました。
ニュースをお伝えします。
きょう午後3時過ぎ、函館市の沖合で4人が乗った作業船が転覆し、海上保安部が捜索したところ、乗組員と見られる1人が、近くの海上で見つかり、現在救助を進めています。
救難隊員が現場で船体をたたいたところ、中からたたき返す反応のような音がしたということで、船の中に乗組員が取り残されていないか、調べを進めています。
きょう午後3時過ぎ、北海道函館市の住吉漁港から、およそ1.5キロ沖合で、作業船が転覆していると、近くにいた人から第1管区海上保安本部に通報がありました。
函館海上保安部によりますと、転覆したのは熊本県上天草市の船会社、パールラインが所有する、第十八明祐丸19トンで、当時、4人が乗っていたということです。
海上保安本部のヘリコプターと、海上保安部の巡視船などが、付近の海域を捜索したところ、午後5時ごろ、船の近くで乗組員と見られる1人を見つけ、現在、救助作業をしているということです。
また、救難隊員が、現場で船体をたたいたところ、中からたたき返す反応のような音がしたということで、船の中に乗組員が取り残されていないか、調べを進めています。
海上保安部によりますと、船はきょう午後1時半ごろ、函館港を出港し、台船をえい航しながら、宮城県の石巻港に向かっていたということです。
アメリカ軍普天間基地の移設計画を巡って、沖縄防衛局が、すべての作業を中止するよう求めた沖縄県の翁長知事の指示に対し、執行停止を申し立てたことについて、翁長知事はきょう、却下か速やかに棄却すべきとする意見書を農林水産省に送ったことを明らかにしました。
アメリカ軍普天間基地の移設計画を巡って、沖縄防衛局は、名護市辺野古沖でのすべての作業を中止するよう求めた、沖縄県の翁長知事からの指示に対し、指示の執行停止を求める申し立てなどを農林水産大臣に行い、農林水産省は、指示の執行停止が必要かどうかを判断するため、沖縄県に意見書の提出を求めていました。
そして翁長知事は、却下か、速やかに棄却すべきだとする意見書を送ったことを明らかにしました。
翁長知事は、沖縄防衛局が、今月30日までとしている期限までに、名護市辺野古沖でのすべての作業を中止しない場合、前の知事が出した埋め立て工事で岩礁を破壊する許可を取り消す姿勢を崩しておらず、農林水産省は、翁長知事の指示の執行停止が必要かどうか、速やかに判断することにしています。
熊本県と鹿児島県でそれぞれ最大手の地方銀行、肥後銀行と鹿児島銀行は、収益力の抜本的な強化を図るため、ことし10月に経営統合することで最終合意しました。
肥後銀行と鹿児島銀行の頭取は、熊本市内で記者会見し、両行が、ことし10月に持ち株会社を設立して、経営統合することで、最終合意したと発表しました。
持ち株会社の名称は、九州フィナンシャルグループで、登記上の本店は鹿児島市に、本社機能は熊本市に置き、社長には、鹿児島銀行の上村基宏頭取が、会長には肥後銀行の甲斐隆博頭取が就任します。
また、社外取締役に、トヨタ自動車の前の社長の渡辺捷昭氏を起用するとしています。
統合でグループの預金量はおよそ7兆6000億円と、九州でトップクラスの規模となり、営業基盤の拡充や、アジアの拠点の新設、それに管理部門の集約などを進め、収益力の抜本的な強化を図るとしています。
会見で両行の頭取は、九州の新たな金融グループとして、最適で最良な総合金融サービスを提供していきたいと述べました。
地域のトップ行どうしの統合は異例で、人口減少などによって、経営環境が厳しさを増しているほかの地方銀行の再編にも影響を与えるものと見られています。
B型肝炎の患者や遺族が国を訴えた集団訴訟で、肝臓がんの発症から20年が経過した患者など、これまで給付金が受け取れなかった人も、救済の対象とすることで、原告団と国が合意し、札幌地方裁判所で、初めての和解が成立しました。
予防接種の注射器の使い回しで、B型肝炎ウイルスに感染したとして、患者や遺族が国を訴えた集団訴訟。
4年前、原告団と国が基本合意して、救済の枠組みが設けられましたが、当時は肝臓がんや肝硬変の発症後20年を経過した人たちへの給付金の支給などは、定められていませんでした。
その後、発症から20年たつ原告が現れたため、札幌地方裁判所の勧告によって協議が進められ、きょう、原告団と国の双方が新たな救済策に合意しました。
それによりますと、死亡したり、肝臓がんや重度の肝硬変を発症したりしてから、20年が経過しても、900万円が給付されるほか、転移以外で肝臓がんが再発した場合は、その日を起算点として給付金を受け取れるなどとなっています。
この合意に基づき、肝臓がんが再発した70代の男性と国との間で、初めて和解が成立しました。
公営住宅の入居者が暴力団員と判明した場合、部屋の明け渡しを求めることができるとした自治体の条例が、憲法に違反するかが争われた裁判で、最高裁判所は、差別とはいえず、公共の福祉の点から必要かつ合理的なものだとして、条例が憲法に違反しないという、初めての判断を示しました。
この裁判は、兵庫県西宮市が、市営住宅の入居者が暴力団員と判明した場合、部屋の明け渡しを求めることができると規定した市の条例に基づいて、入居契約を結んだ男性に明け渡しを求めたものです。
これに対し男性は、暴力団員に一律に明け渡しを求める条例は、差別を禁じた憲法に違反すると主張していました。
この裁判の判決で、最高裁判所第2小法廷の千葉勝美裁判長は、公営住宅以外の住居まで制限するわけでもないうえ、暴力団はみずからの意思で脱退することも可能だ。
条例が理由のない差別とはいえず、公共の福祉の点から、必要かつ合理的なものだとして、西宮市の条例は憲法に違反しないという初めての判断を示し、男性に明け渡しを命じました。
全国の自治体は、国が平成19年に示した公営住宅から暴力団を排除する方針を受けて、同じような条例を制定していて、判決はこうした対策を後押しするものとなりました。
センバツ高校野球、第1試合は、静岡高校と木更津総合高校がベスト8を懸けて対戦しました。
静岡は4回、同点とし、キャプテン、安本。
初戦はノーヒットでしたが、振り抜くことだけを考えたとタイムリー2ベース。
ようやく貢献できたと安本、静岡が勝ち越し、さらにリードを広げます。
木更津総合は3点を追う9回、5番小池。
2アウトからチーム14本目のヒットで2点差。
なお1塁2塁で静岡の2年生エース、村木。
切り抜けた静岡。
50年ぶりの準々決勝進出です。
2015/03/27(金) 18:00〜18:10
NHK総合1・神戸
ニュース[字]
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ニュース/報道 – 定時・総合
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