【ポケモンXY】サンプルパーティ:積み技サイクル【パーティ晒し】
あと1か月で確実に環境が変わることに気付いたので簡易更新
BW2時代から変わらぬ思考停止抜き構築です
※晒しておきながら試行回数少ないのはどうかと思ったのでちょっと対戦してきました(11/26追記)
結果、やはり1700まではこの構築でも大丈夫そうです(まぁ、1700はどんなパーティでも達成できそうですけど…)
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 性格 |
バンギラス | 悪の波動 | 冷凍ビーム | ステルスロック | 吠える | 気合の襷 | 控え目 |
オンバーン | 怒りの前歯 | 泥棒 | 爆音波 | 挑発 | レッドカード | 臆病 |
ハッサム | シザークロス | バレットパンチ | 電光石火 | 剣の舞 | 命の珠 | 意地っ張り |
Wロトム | ハイドロポンプ | ボルトチェンジ | 光の壁 | リフレクター | 光の粘土 | 図太い |
リザードン | フレアドライブ | 逆鱗 | かわら割り | 竜の舞 | リザードナイトX | 陽気 |
マリルリ | アクアジェット | じゃれつく | 馬鹿力 | 腹太鼓 | オボンの実 | 意地っ張り |
基本的にはバンギラスでステロを撒いて、後続のハッサム・マリルリ・リザードンのうち2匹で抜く構築です
以下、簡単な解説
(編集者:飛びイカ)
XY環境がどんなものか、確認の意味を込めて割と今までと変わらぬパーティで組んでみました
要はレート民スタンやショケサイクルと同じ「積んで、殴って、勝つ」ってやつです
今作では新ポケ増加により抜き要員の候補も増えましたが、
その中でも個人的に使ってみたかったのがメガリザードンX
炎/ドラゴンという優秀なタイプ
物理炎ということで今作強化された鬼火が気にならず
特性により疑似的に命の珠を持ったのと同じ効果が得られる、など
XYにおいて使ってみたいポケモンNo.1は新ポケでも何でもない初代御三家でした
今回のパーティではメガリザードンXの抜き性能を軸に、他の面子で積技サイクルを形成し
今作で対策が必要と言われているポケモン達へのマークも忘れないようなパーティに仕上げました
【各ポケモンの解説】
[バンギラス] 性格:控え目(攻撃↓特攻↑)
「悪の波動/冷凍ビーム/ステルスロック/吠える」@気合の襷
実数値:H175-B131(4)-C161(252)-D120-S113(252)
ステロを撒くことで相手の襷や頑丈を潰し、後続の抜きアタッカーを補佐します
特殊バンギにした意味は今作で強化された鬼火による機能停止阻止、および冷ビ採用でガブリアスへの打点確保をするため
また、対Wロトムとの対峙で相手のドロポン外し&悪の波動怯みによって勝率を上げられるのではないかと考えました
素のバンギでは種族値的にロトムを抜かすことはできませんが、
現環境のロトムはファイアローやマリルリ対策として採用される傾向にあり
SではなくBに厚く振ったロトムが数多くいる印象を受けます
S振りバンギの悪の波動は、そんな甘えたロトムにワンチャン以上の働きをしてくれます
Wロトム自体はリザードンで起点に出来るポケモンですが、相手が電磁波を撃ってくる可能性や
リザードンが逆鱗で固定されてしまうリスクを考えると、バンギラスで倒せるのがベストだと思います
[オンバーン] 性格:臆病(攻撃↓素早さ↑)
「爆音波/怒りの前歯/挑発/泥棒」@レッドカード
実数値:H191(244)-A81-B101(4)-C118(4)-D101(4)-S192(252)
オンバーンは初手バンギが厳しい時、具体的には相手の初手がガルーラorカラマネロと予想できた場合に初手に置きます
この2匹のポケモンは、ガルーラなら特性:親子愛からのグロウパンチ・カラマネロなら特性:天邪鬼からの馬鹿力と、
バンギの苦手な格闘技で殴りつつ積めるポケモンであり、初手バンギが起点にされてしまう可能性があります
(それ以外の積みアタッカーは基本的に吠えるを連打することで起点にはされません)
一方オンバーンは竜/飛行というタイプの関係上、相手に攻撃兼積み行動がされず
バンギ読みで初手に出てきたポケモンに有利な立ち回りをすることが出来ます
オンバーンは怒りの前歯&レッドカードによるコンボで相手ポケモンを削ることを目標としています
特性:お見通しで相手の持ち物を知り、情報アドを取ったら怒りの前歯でHPを半分削り
相手の返しの攻撃を受けたらレッドカードで無理やり後続を降臨させ、さらなる情報アドを得て前歯で削ります
今回のパーティには先制技を主体に戦うマリルリとハッサムがおり、相手の後続を知ることはもちろん
先制技圏内に収めるといった立ち回りも重要になってきます
そういった意味でオンバーンは非常に噛み合った先発役として重宝しました
[ハッサム] 性格:意地っ張り(攻撃↑特攻↓)
「シザークロス/バレットパンチ/電光石火/剣の舞」@命の珠
実数値:H157(92)-A198(236)-B120-D100-S108(180)
ハッサムは第5世代でも有名な珠ハッサム型を採用
残念ながら教え技の虫食いは覚えさせることはできず、今作からメガシンカによる高耐久・高火力のポケモンが増えたこと、
先制技を有するポケモンが増えたことで第5世代のような無双状態には持って行き辛いのが現状ですが
それでも尚相当な抜き性能を持っていると思います
5世代に比べてメジャーポケモンの素早さ分布が上の方になった印象があり、
珠ハッサムの調整先である実値S100~113あたりのポケモンは減りましたが
4振りフシギバナの実値S101、4振りWロトムの実値S107は抜いておくと幸せになれるかも
[マリルリ] 性格:意地っ張り(攻撃↑特攻↓)
「アクアジェット/じゃれつく/馬鹿力/腹太鼓」@オボンの実
実数値:H200(196)-A110(236)-B102(12)-D103(20)-S76(44)
※この記事の②の調整案です
マリルリは今作でフェアリーが追加され、アクアジェットと腹太鼓が両立できるようになりました
タイプ:フェアリーが追加されたことで格闘耐性が増え、結果バンギラスから繋ぎやすくなったと思います
また、水・フェアリーは範囲が広く優秀なので、無理に腹太鼓を決めるよりも
平均以上の耐久から水・フェアリーを打ち分けてアクジェで仕留めていく、従来のマリルリの戦い方でも運用可能です
マリルリの枠はWロトムに強いメガギャラドス、ハッサムとの補完が優れたガメノデスも考えましたが
メガギャラドスはリザードンとメガストーンがかぶり、同時選出がし辛くなり
ガメノデスはバンギラスと合わせて格闘に薄くなりすぎてしまうので今回は見送りとなりました
[リザードン] 性格:陽気(特攻↓素早さ↑)
「フレアドライブ/逆鱗/かわら割り/竜の舞」@リザードナイトX
実数値通常:H153-A136(252)-B99(4)-D105-S167(252)
実数値メガ後:H153-A182(252)-B132(4)-D105-S167(252)
リザードンはメガシンカを得た旧作ポケモンの1匹で、メガシンカ後はタイプ:炎・竜、特性:硬い爪に変化します
優秀なタイプ構成と特性、竜の舞による抜き性能、相手はXかYどちらに進化するか分からないなど
中々に止めづらいポケモンとして動かせます
特にXかYの択ゲーはいやらしく、Yの苦手なバンギラスに対して、Xであればかわら割りで倒すことが出来たり
Yの弱点である電気技をXは半減、Xの弱点である地面技をYは無効にしたりと
XY両方に有効となる攻撃・対策は少なく、それを盾に積からの高火力技を押し付けることが出来ます
[Wロトム] 性格:図太い(攻撃↓防御↑)
「ハイドロポンプ/ボルトチェンジ/光の壁/リフレクター」@光の粘土
実数値:H157(252)-B174(252)-C126(4)-D127-S106
Wロトムは補完として入ったポケモンで、対策必須なファイアローへのマークを厳しくできます
また、光の壁・リフレクターを貼ることでリザードン・ハッサム・マリルリの積みを安全に行えるようにし
ボルトチェンジで有利対面を作ることが可能です
(ロトムがボルチェンすることで、とんぼルチェン構築に偽装することも可能か?)
今作ではタイプ:フェアリーの追加によって拘り竜によるゴリ押しが難しくなり
その結果として今まで数値で対処してきたWロトムは、落とされることが少なくなりました
第5世代よりも相対的に強化され、より厄介なポケモンとなったと思います
【積み技サイクルについて】
※積技サイクルについて詳しく知りたい人は検索してみて下さい※
積み技サイクルを構成しているのはマリルリ・リザードン・ハッサムの3匹
マリルリの苦手な草タイプや電気タイプを起点にリザードンが
リザードンが苦手なフェアリーや岩、相手のドラゴンを起点にハッサムが
ハッサムが苦手な炎や積み辛い格闘タイプを起点にマリルリが、それぞれ積み技を行い
積みを行う3ポケモンで相互補完が出来ています
また構築面子を見た場合、Wロトム・マリルリの並びは相手の草タイプを呼び込みがちですが
リザードンはもちろんハッサムも草タイプを起点に積みが行えますので、一貫性が起こりづらいです
さらに、ハッサムではまかないきれない鬼火持ち草、具体的にはパンプジンやオーロットの対しては
鬼火無効のリザードンで展開できるため、この3匹によるサイクルは中々穴がないと言えるでしょう
積み技サイクルの強みはそうした「相手に後手を強いる」ことであり、たとえ相手が個別に対策ポケを用意していたとしても、
選出におけるn択と積み技からの押し付けにより突破が可能なのです
【まとめ】
このパーティはやることが分かりやすく、しかも簡単であり、
相手パーティに刺さっているポケを見抜くことが出来れば、どんどん勝っていける構築です
選出に頭を悩ませるのが億劫な人や、
積んでから一気に畳み掛ける爽快感を味わいたい人におススメのパーティだと思います
残り1か月、普段使っているパーティと違ったコンセプトで回してみるのも面白いのではないでしょうか?
以上
(編集者:飛びイカ)
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