糖質を一切カットするとカラダの中ではある変化が起こります。ケトン体の量が増えるのです。普通の食事をしていたときには、ほとんどなかったケトン体が、糖質を制限することで血中の量は1000~3500μmol/ℓ、尿では3+という数値にまで増えます。
そして、制限を続けていくと約1か月で、血中では1000μmol/ℓ、尿では+-というところに落ち着くのです。
これは何を示すのでしょうか。まず、制限直後は糖質の代わりとしてケトン体を作りましたが、それをエネルギーとして使うシステムが錆びついていたので飽和状態になっていたのです。
ところが、1か月経つとシステムが蘇り、ケトン体が順調に使われるようになったのです。ケトン体を作り、それをエネルギーとして使えるようになった人をケトジェニックと呼びますが、これになるまでには約1か月かかります。
開始1か月は、筋トレを行いましょう。ケトジェニックになるまでの1か月は、まだ本格的な運動ができる状態ではないのです。
ケトン体をエネルギーとしてうまく使えないからです。こんな時に長時間走るようなトレーニングを行えばハンガーノックでぶっ倒れてしまいます。故にあまりにも危険なのです。
だから短時間で行うことができ、糖質が枯渇しないようなトレーニングが必要になります。それが筋力トレーニングです。
最初の1か月は、たった3種類のメニューで大きな筋肉のみを鍛えていきます。筋肉はなにもしないと細くなってしまう宿命にあります。そのため、基礎代謝量が減っていき、1日に消費できるエネルギーも少なくなってしまうのです。
それを筋力トレーニングで回避し、あわよくば筋肉量を増やしてやります。そうすれば、基礎代謝量を増やすことができ、より痩せやすいからだを作ることが可能になってきます。
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