前半戦を振り返る:2月①
2月
新人戦が終わった後、佐川急便とのトレーニングマッチが行われることを知りました。
選手権メンバーにとってはシーズン初戦ともいえる70分。相手は体格も年齢も経験も全てが上の2007年JFL優勝チームです。山本監督の狙いはズバリ「格上の相手にどこまで自分たちを貫けるのか」ということでした。
緊張感も漂う中、選手たちはピッチへ向かいます。86回選手権、東福岡戦のように気持ちを前面に出して戦えるのか。期待は募ります。
ですが0-5で完敗。厳しいようですが、このときは何もできなかったという言葉のほうが適切なのかもしれません。特に心の面で・・・
「早く試合がしたい」。この試合前まで、選手たちの口から聞かれていた言葉です。それは2年生が主体のチームで得て感じてきた手応えを、試合の中で確かなものにしたいという気持ちがあったからかもしれません。だからこそ、何もできなかった自分たちが悔しくて情けない。そんな表情をしてロッカールームに戻ってきました。
2年生として戦った昨年。「3年生のために頑張る」という気持ちで、本当に結束していました。それが野洲の大きな力だったのです。でも、彼らは最上級生となったときに、改めて感じたのは「3年生たちがいない」ということだったのかもしれません。レギュラーはたった2人の3年生。ですが彼らにとっては本当に偉大な存在。「(青木)亮都君やうっちー(内久保君)がいてくれたら・・・」そんな言葉さえ聞かれた試合後でした。
何が足りないのか。チームとしての方向性も個人の思いもみんなバラバラ。そんな風に感じるゲームでした。でも、自分たちで何とかするしかない。そう決意した試合でもあったと思います。
翌日にはまた試合が待っていました。今度はそこで、自分自身にリベンジできるか。気持ちが問われた2月でした。
翌日の名古屋U-18とのゲームの模様と練習の模様は2月②でアップ予定です!
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