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旅客機墜落 副操縦士に「勤務できない」と診断書
3月27日 20時52分

旅客機墜落 副操縦士に「勤務できない」と診断書
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フランス南東部で起きたドイツの旅客機の墜落について、ドイツの検察は、旅客機を故意に墜落させた疑いがある副操縦士の関係先を捜索した結果、病気のため、墜落の当日に勤務はできないとする医師の診断書などが見つかり、副操縦士が会社側に病気を隠して乗務していた疑いがあると発表しました。
フランス南東部で起きた、乗客乗員150人を乗せたドイツの旅客機の墜落について、ドイツの検察当局は27日(日本時間の27日午後9時前)、西部のデュッセルドルフで声明を発表しました。
このなかで検察は、ドイツ人のアンドレアス・ルビッツ副操縦士の関係先などを捜索した結果、病気で医師の治療を受けていたことを示す文書が見つかったことを明らかにしました。検察は、具体的な病名については明かにしていません。
自宅などから見つかった文書には、病気のため墜落当日に勤務はできないとする医師の診断書が含まれているということです。副操縦士は、こうした書類を破り捨てるなどして、会社に提出していなかったということで、検察は、副操縦士が会社側に病気を隠して乗務していた疑いがあるとしています。
また検察は、これまでのところ、遺書や犯行をほのめかすような文書は見つかっておらず、動機につながるような政治的、宗教的な背景を示すものは見つかっていないとしています。

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