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最終更新:2015年3月27日(金) 20時28分

安倍首相 「我が軍」発言の真意を説明

 安倍総理は、先週の国会答弁で自衛隊を「我が軍」と表現したことについて、27日の参議院予算委員会で真意を質されました。

 「3月20日の当委員会で我が党の真山勇一議員の質問に対する答弁の中で、安倍総理は自衛隊のことを『我が軍』と呼んでいましたけれども、その真意をおうかがいしたいと思います」(維新の党 小野次郎議員)
 「この答弁はですね、まさに共同訓練に関する質問があって、これに対する質疑の流れの中でお答えをしたものでありまして、共同訓練の相手国である他国の軍との対比をイメージをいたしまして、自衛隊を我が軍と述べたものでありまして、それ以上でもそれ以下のものでもないわけでございまして」(安倍晋三首相)

 安倍総理は、自衛隊を「我が軍」と表現した真意についてこう述べたうえで、「そもそも自衛隊発足時の昭和29年、当時の防衛庁長官が政府解釈として『自衛隊も軍隊ということができる』と答弁している。国際法的には軍と認識されているというのが政府の答弁だ」と説明しました。

 維新の党の小野議員は「日頃思っていたことが口をついて出ただけなのかと聞いている。自衛隊はあなたの軍隊なのか」と迫りましたが、安倍総理は「違います」と答弁しました。(27日16:21)

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