2015年3月27日20時48分
海洋研究開発機構などの研究チームは27日、活発な噴火が続く小笠原諸島の西之島近くの海底に、地震や津波を観測する機器6台を設置したと発表した。今後、3カ月から数年単位で、火山の活動や海底の地滑りに伴う微弱な津波などを観測する。将来的にはリアルタイムで状況がわかる態勢を目指すという。
また、研究チームの東京大学地震研究所は、西之島から約6キロ離れた海上で2月下旬に撮影した火山活動の動画を公表した。火口から黒い噴煙が噴き、海岸付近から水蒸気が上がる様子などが映っている。
海上保安庁によると、西之島の現在の広さは合計2・46平方キロメートルという。
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