世界一細い家が、幅92センチなのに住みたくなる
ビルとビルのわずかなスキマをみて、ここに建てたいと思った建築家がポーランドにいた。そして、幅92センチの世界一細い家がついに完成!ここでは、その家の様子がわかる画像と、建設した動機などまとめた。
更新日: 2013年03月25日
累宮さん
ビルとビルのわずかなスキマをみて、ここに建てたいと思った建築家がポーランドにいた。そして、幅92センチの世界一細い家がついに完成!ここでは、その家の様子がわかる画像と、建設した動機などまとめた。
更新日: 2013年03月25日
累宮さん
ポーランドの首都ワルシャワに「世界一細い」とされる住宅が、ついに完成した。
なぜ、幅92センチの家を建てた?
「歴史の隙間を埋め、未来との対話を表現したい」として企画された
戦争で被害を免れた建物と、戦後に出来た建物との間に、隙間を埋めるようにして建つこの住宅に、「過去と現代をつなぎ、戦争の悲劇を忘れないでほしい」との想いをこめている。
実は、こうしてインスタレーションアート(現代美術の表現手法)として作られたが、実際に住むこともできる。
この「世界一細い家」、意外と住みやすそう
テトリスのように違和感なくスッキリ収まっている。
リモコン式の上下する階段はフラットに収納される。
世界中の芸術家や知識人が、ここに1回につき数日から数週間にわたって滞在するという。
狭いところでは90センチしかないないため、大人1人が通るのがやっと
窓はないが、太陽光が少しだけ入ってくる穴が開いているらしい。
日本人にとっては、寝て起きるなら、申し分のない広さ。
徹底的にムダを省いた機能的な設計。
トイレの壁にシャワーヘッドがあるという究極のユニットバス構造で、キッチンもついており、料理を楽しむことも可能にした
さらには、冷蔵庫がついており、飲み物を2本分は収容できる
客人を一人くらいは、招くことが可能。
【この家を建てた建築家】
「だが、この家に住むには「宇宙船で暮らせるほどの適応能力」が必要となるだろう」
でも、どうやってこんなとこに建てた?
建設前(左)
建設予想図(右)
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